血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、期末テストが始まりましたが別に心配することはないので投稿する怠惰のクソ悪魔です。上位成績を取れるとはいってませんが。まぁ赤点はないでしょう。ではまぁ本編へどうぞ。


第134話 終わりはまだない

お空との弾幕ごっこが終わり蓮は式神達を戻す。そして負けたお空はボロボロとなって羽をパタパタと動かして空を飛んでいた。

 

蓮 「何とか勝った………」

 

霊夢「はぁ~やっと終わった……」

 

霧雨「マジで疲れたぜ」

 

と、3人は各々の感想を答えているとお燐が此方へとやって来た。

 

お燐「お空これで懲りた?」

 

お空「うにゅ……もうしないよ~………」

 

どうやらお空は懲りたようだ。声のトーンも先程とはうってかわってとても低くなっている。

 

お燐「まったく…さとり様にも迷惑をかけたん

   だから謝りに行くんだよ?」

 

お空「それは行くよ?」

 

反省して謝る気もあるようだ。そんな時だった。

 

さと「そうなら今ここで謝りなさいお空」

 

蓮 「さとりさん?」

 

何とそのさとりが自分達の後ろにいたのだ。それも目を細めて、

 

お燐「ほらお空………」

 

お空「さとり様なんか分からないけどご免なさい」

 

ペコリとお辞儀をして謝る。それをジーと見ているさとりは、

 

さと「貴女は素直で正直者だけどもう少し周りを

   見なさいじゃないと耶…こほんっ!貴女の

   お義母さんも泣いてしまいますよ?」

 

お空「うにゅ………」

 

先程から言っているお空の母親に会ってみたいものだと思った。どういう躾をしたらこうなるのか聞いてみたい。

 

霊夢「でもまぁこれでこの異変も終わりねぇ」

 

霧雨「そうだな♪」

 

これで異変が終わったと思った。だがまだ終わっていない。

 

蓮 「霊夢、魔理沙それは否だよ……」

 

霊夢「どういう事よ?」

 

蓮 「どうしてお空さんがこんな力を身に付ける

   事となったのかそしてそれを行った神の存

   在が気にならない?」

 

そう何故にお空がこんな驚異的な力を身に付ける事となったのかが疑問に残るのだ。そしてお燐がいった神と名乗った存在。どんな目的でその神はお空にこんな危険な力を身に付けさせたのかが分かってないのだ。

 

霊夢「と、なると真の黒幕はその神って事?」

 

霧雨「はぁはた迷惑な奴等だな」

 

蓮 「う~ん……そうだ」

 

蓮は陰陽玉を手に持つと近くに寄せて、

 

蓮 「誰か聞こえますか?」

 

藍 「ん?蓮かどうかしたのか?」

 

藍が応答してくれた。そして蓮は藍に、

 

蓮 「藍さんとりあえずは元凶は倒しましたよ」

 

藍 「良くやったな蓮♪」

 

蓮 「いえいえ所でこの間欠泉異変どうやら地

   上の神の誰かが裏で糸を引いてるみたい

   なんですよ……」

 

藍 「何?……分かった紫様にも伝えてくる!」

 

そう言うと藍からの通信が途絶えた。そして辺りを見るとお燐、お空が不思議そうに見ていた。

 

お空「それ何?」

 

蓮 「え~と通信機かな?」

 

お燐「へぇ………」

 

と、言っていると霊夢の陰陽玉に通信がかかった。

 

霊夢「あっ今度は私ねはいはいこちら霊夢」

 

紫 「お疲れ様、貴方達…藍から聞いたわそこ

   の話になるけど犯人に目星はついている

   かしら?」

 

霊夢「いいえ聞いてる話だとどうやら地上の神

   がこれを起こした黒幕だと」

 

それを聞いた時、突如声のトーンが変わり、

 

文 「あぁ~それなら1つ掴んだ情報があるん

   ですよ♪」

 

文が紫の変わりに話始めた。

 

霊夢「何よ?」

 

文 「ここ最近、越してきた山の神達もとい守矢

   の神達がコソコソと何かしているらしいく

   て少し探ってた途中なんですよ♪」

 

言われてみるとそうだ。神と言えば去年から越してきた守矢の神達がいる。そして聞いていると古くから幻想郷のルールとして地底とは関わることは禁じている筈だがそれは古くから住んでいる者達だけしか知らない。となると犯人は確定したようなものだ。

 

霧雨「はぁ~………」

 

蓮 「あの人達か……」

 

霊夢「また守矢か……」

 

これには3人揃って頭を抑えた。そして霊夢が口に出したように蓮も魔理沙も心の中で霊夢が呟いた事を言ってしまっていた。そうまた守矢かと。

 

霊夢「まったく…ねぇこの上って何処に出たっけ?」

 

さと「この上は恐らく妖怪の山の平地だったかと

   思いますが………?」

 

霊夢「そうそれなら魔理沙この上に向かって

   ファイナルスパーク!」

 

霧雨「おい!私はポ(ピー)モンじゃないぜ!………

   だがそっちの方が近道かもな!」

 

蓮 「えっちょっと!?」

 

そう言うと魔理沙は上へと向かって八卦炉を向けた。

 

さと「貴方達そんなことは!」

 

蓮 「本当に止めようよ!」

 

蓮と共にさとりがそう叫ぶが魔理沙のスペルが唱えられた。

 

霧雨「ファイナルスパーク!!」

 

スペルが唱えられ上へと向けられた八卦炉から超特大級の極太レーザーがはなたれた。

 

ドガーーーーーン!!!

 

そして案の定上、天井に大きな穴が開き地上の空が見えだした。

 

霧雨「よっしゃ♪」

 

霊夢「これで近道の完成ね♪」

 

2人がそう言う中、自分も含めてさとり、お燐は口が塞がらなかった。

 

お燐「かっ母さんより常識外れ……」

 

さと「いえ…あの人と同等ぐらいね……」

 

蓮 「2人共なにしてんの!!!?」

 

このツッコミに対して霊夢と魔理沙は、

 

霧雨「やっちゃったぜ」( ∀≦)☆

 

蓮 「やっちゃったぜじゃないよ!!!?」

 

霊夢「蓮はこんな言葉は知ってるかしら軍事目的

   の致し方がない犠牲コラテラルダメージっ

   て言葉だけど?」

 

蓮 「何処のアーミー!!?」

 

こんな事になってくるとツッコミが追い付かなくなってくる。

 

お空「私はほら壊してないよ♪」

 

お燐「お空は張り合わなくていいから!?」

 

さと「本当に頭が痛くなってきた………」

 

さとりに限っては頭痛に悩まされそうになっていた。

 

霊夢「まぁ良いじゃないさてとさっさと守矢

   神社に行くわよ!」

 

霧雨「だな♪」

 

蓮 「はぁ僕も頭が痛くなりそう」

 

霊夢と魔理沙はすぐに上へと上がるかと思ったが霊夢はさとりへと近づき、

 

霊夢「それとこの異変終わったら宴会やるから

   あんたら参加しなさいよ!」

 

さと「えっ?」

 

お空「楽しそうだね♪」

 

お燐「飲んで食べての会だよね?」

 

霊夢「そうね♪それじゃ私達は行くわね♪」

 

そうして霊夢は上へと上がる。それに続き魔理沙も上へと上がる。

 

さと「貴方も苦労してますね」

 

蓮 「アハハ……そちらも苦労してそうですね」

 

さと「えぇ………所で行かないのですか?」

 

蓮 「あっすいませんそれでは!」

 

そうして蓮も上へと上昇した。そして残ったさとり、お燐、お空は穴が開いた上空を見て、

 

さと「本当にあの人と同じぐらい例えるなら嵐

   ですね」

 

お空「ハチャメチャな所は母さん似てるよね」

 

お燐「苦労してる所は父さんと同じかな」

 

と、そんな事を呟くのだった。

 




狗神「2日程開けたが今回もありがとうな」

鈴蘭「あっ手紙がまた来てるよ♪」

神楽「手紙ですか………多分怠惰様ですよね?」

鈴蘭「うんだね……え~と内容は……」

明日はこっちお休みであっちを1話投稿する。理由はあっちしか読んでいない読者様方にアンケートの実施を説明するためです以上。 怠惰より
 
鈴蘭「だって」

狗神「はぁまぁそれもそうかすまんが明後日に
   なるがよろしくな読者様」

神楽「それではもう時間なのでそろそろ終わります
   ね♪」

鈴蘭「それじゃ読者様!」

狗神「また明後日な♪それじゃあな♪」

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