血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、寒い時期となり布団から出れない怠惰のクソ悪魔です。そのせいで爆睡をかましてました。寝たら死ぬとはまさしくこの事かもしれない。てなわけでまぁ本編へどうぞ。


第135話 無意識なる者

地上に大穴を開け蓮、霊夢、魔理沙は今回の異変の本当の黒幕がいるであろう守矢神社へと向かって飛んでいた。

 

霊夢「もうすぐね……」

 

霧雨「本当、面倒かけさせやがって」

 

霊夢と魔理沙はとりあえずはシバく事しか考えていないが蓮だけはただ不安でしかないことがあった。

 

蓮 「………あれ壊して本当に大丈夫なのかな」

 

魔理沙がファイナルスパークで破壊した穴の心配をしていた。常識外れというのはもう慣れたのだが久々にそれが不安になっていた。

 

霊夢「ねぇ蓮どうしたのさっきから浮かない顔

   して?」

 

蓮 「………もう僕は疲れたよパ(ピー)ラッシュ」

 

霧雨「蓮!ツッコミ担当のお前がツッコミを放棄

   しちゃダメだぜ!」

 

誰のせいでツッコミを放棄したくなったのかを考えて貰いたい。特に私は知らないと思っている巫女と魔法使いに言いたい。

 

霊夢「まったくもう着くわよ」

 

霧雨「よっしゃ殴り込みだ♪」

 

蓮 「はぁ………」

 

そうして蓮達は守矢神社へと降り立った。すると、

 

早苗「あれ?皆さんお揃いでどうかしたので

   すか?」

 

早苗が出てきた。何でか分からないが顔を見るのは久々な気がする。

 

霊夢「ねぇあんたらの主神達は何処にいるの?」

 

早苗「えっ?神奈子様と諏訪子様ですか…………

   ちょっとそれは教えられないんですが…」

 

霊夢「そう………なら当ててあげましょうか♪その

   2神は現在地底にいるとか♪」

 

早苗「えっ!?何で分かるんですか!?」

 

と、凄くバ………純粋丸出しの答え方をした。

 

早苗「まさか霊夢さん達も地底のエネルギーを

   狙っているんですか?」

 

霊夢「エネルギー?」

 

霧雨「そんなもんがあるのか?よ

 

蓮 「エネルギー……核融合…そうかそれでお空

   さんが改造されたのか!」

 

つまり守矢神社の者達の狙いはエネルギーの確保だ。そして効率良く簡単にエネルギーを得るには自分の中だと2つの方法がある。1つは火力発電だがそれは燃やすための燃料もいたりと結構手間隙がかかりなおかつ環境に悪い。だが最後の2つ目はそれが一切掛からない。何故なら核融合による発電つまり原子力発電なのだから。それは煙による環境の悪化もない。燃料もそんなに掛からない。しかもそのエネルギーがお空1人で作れるのならそれは後の廃棄などもしなくても良い。故に最高のエネルギーなのだ。

 

霧雨「そういう事か…裁判官因みに判決は?」

 

と、魔理沙に聞かれ蓮が出した答えは、

 

蓮 「ギルティ!!」

 

つまり断罪。恐らく幻想郷をより良くしようとしたのだろうが返って幻想郷が危険な事になったのだ。故に判決は断罪だ。

 

早苗「えっ?ちょっとそれってどういう……と」

 

と、早苗が言おうとした瞬間、霊夢はスペルを唱えた。

 

霊夢「霊符 陰陽鬼神玉!!」

 

早苗「キャーーー!!?」

 

ピチューーン!!

 

なんと無慈悲なのだろうか。不意討ちの陰陽鬼神玉で吹っ飛ばされピチュッたかと思うと地面に強く激突して動かなくなった。

 

霊夢「さてと後はここの神達だけな訳だけど」

 

霧雨「まったく何時になったら帰ってくるん

   だかねぇ」

 

蓮 「えっと…早苗さん大丈夫ですか?」

 

早苗 (@▽@+)

 

目を回しながら早苗は気絶していた。しかも少し傷が出来ていた。恐らく吹っ飛ばされた衝撃で軽く怪我をしたのだろう。

 

蓮 「とっとりあえず……」

 

早苗を早苗をおんぶして運び賽銭箱に寝かしつけた。するとそれを見ていた霊夢は細い目で見てくる。

 

蓮 「どっどうかしたの霊夢?」

 

霊夢「べっつに~」

 

と、何でか不貞腐れてそう言うのだ。そしたらそれを見ていた魔理沙は自分の耳元に近づくと、

 

霧雨「なぁ~に♪ただのヤキモチだぜ♪」

 

蓮 「え?」

 

霊夢「魔理沙♪そろそろあんたも妖怪の仲間

   として退治してあげましょうか?」

 

霧雨「遠慮しとくぜ♪」

 

と、本当にヤキモチしていたのか少々狂暴的だ。それ以前に何処にヤキモチする要素があったのかが分からない。

 

蓮 「えぇと…何処にヤキモチしたの?」

 

霊夢「えっそれは…その……」

 

と、霊夢は何て言えば良いのか分からないのか悶えているその時だった。

 

? 「予想♪私もあの巫女みたいにおんぶだとか

   お姫様だっこして欲しいとか♪」

 

霊夢「っ!?」

 

蓮 「えっ?そんな事だったの?」

 

霊夢「いやその……ごめん…本当はそう」

 

? 「ビンゴ♪」

 

どうやらビンゴらしい。だが気づいた。

 

蓮 「ん?……あれ君は誰?」

 

霊夢「えっ?っていつの間に!?」

 

霧雨「まっまったく気づかなかった!?」

 

自分達の近くに可愛らしい幼女がいたのだ。大きな帽子を被りニコニコとその少女は笑うがその子は人間ではないと確定させる物があった。それは少女の胸元にある閉じた目の球体だ。

 

? 「無意識だから仕方ないよね♪」

 

霊夢「えっ?そっそうね無意識なら…って!んな

   訳あるか!?」

 

霧雨「てかお前は誰だよ?」

 

? 「も~まぁ良いや私はこいし♪古明地こいし

   って言うんだ♪」

 

その少女はこいしと名乗ったが古明地という苗字はついさっき聞いたことがあった。

 

蓮 「えっと古明地って言ったけどもしかてなん

   だけどさとりさんと何か関係があったりす

   るのかな?」

 

こい「あれ?お姉ちゃんの知り合い?」

 

霧雨「はっ!?おおおおお姉ちゃん!?」

 

霊夢「彼奴、妹がいたの!?」

 

どうやらさとりの妹らしい。それで納得がいった。こいしの胸元にあるその目がついている球体は覚妖怪だと表す特徴的な物だ。

 

こい「所でここの主神を知らない?特にそこの

   巫女さん♪」

 

霊夢「はっ?知らないわよ私達が知りたいわ」

 

こい「ふぅ~んならどうせ戻ってくるだろうし

   少し遊ぼうよ♪特に私は君と遊んでみた

   いな♪」

 

そう言うとこいしは自分に指を指してきた。

 

蓮 「えっ僕?」

 

こい「うん♪お兄ちゃん達がちょくちょくと君

   の事を話してたからたから気になってい

   たんだよねだから遊ぼうよ♪」

 

お兄ちゃんとは誰かは分からないが自分が指名された。一応、霊夢や魔理沙の方を向くと、

 

霊夢「まぁ良いんじゃない遊んであげれば?

   私達も丁度良い暇潰しになるし……」

 

霧雨「あぁ所詮は子供の遊びだしな♪」

 

どうやら反論はないようだ。

 

蓮 「……なら何するのかな?」

 

こい「勿論これだよ♪」

 

そう言うとこいしは上空へと上がると、

 

こい「いくよ♪」

 

無数の弾幕を放ってきた。しかも密度がとんでもいぐらいの弾幕を。

 

蓮 「うわっ!!」

 

霊夢「危ないわね!?」

 

霧雨「おっと!!」

 

霊夢と魔理沙はすぐに気絶している早苗がいるもとに逃げ蓮は上空へと飛んで避ける。どうやら遊びは弾幕ごっこのようだ。

 

こい「さてと遊ぼっか♪」

 

蓮 「この子…相当強い……」

 

こい「あっそうだ♪少し賭けをしよ♪貴方が

   勝ったら何でも1つ言うことを聞いて

   あげるよ♪」

 

蓮 「それで僕が負けたら?」

 

 

一応負けた時の事を考えて聞いてみると、

 

こい「私の言うことを1つ聞いてよ♪」

 

そう言われ蓮は考える。勝てばいざと言うときの命令権を獲得できるが負ければ命令権はあっちのものだ。リスクもあるが報酬も良いと思えた。

 

蓮 「………いいよ約束だよ?」

 

こい「それはそっちもね♪」

 

こうして蓮とこいしによる弾幕ごっこがな開始されたのだった。




神楽「それでは今回もありがとうございます」

鈴蘭「しかしまた変なのが出たねぇ」

狗神「あの女の妹か?」

鈴蘭「うん」

神楽「やけにテンションも高いですよね」

狗神「我てきには何でか心に闇を抱えてそう
   何だよな」

神楽「う~ん私には少し分かりませんね」

鈴蘭「まぁでも分かるのは東方って基本的に
   妹キャラって皆強いって言うのはセオ
   リーだよね」

狗神「まぁどうなるかだな……おっとそろそろ
   時間だなそれじゃ読者様今回もありが
   とうな」

鈴蘭「次回はEX戦だよ♪それじゃ読者様」

神楽「また明日もお願い致しますそれでは♪」

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