日が沈み雲に覆われた空。標高が高いためか冬のせいなのな雪が降り積もる妖怪の山の頂上。そこに建つ神社、守矢神社では宴会が開かれていた。
霧雨「お~い酒追加なぁ♪」
早苗「はぁ~い!!」
と、魔理沙が酒を追加するとそれに便乗して、
萃香「じゃんじゃん持ってきてよ♪」
勇儀「おうじゃんじゃん持ってきてくれ♪」
美 「しかしこうして萃香と飲めるなんて久々
だねぇ♪ほらお前らも飲め♪」
文 「かっ勘弁ぶぶ!!!!」
椛 「ひぇーーーー!!」
水橋「御愁傷様……」
黒谷「ありゃ二日酔いじゃ済まないかも……」
キス ( ‐__‐)人
ある席では久々の再会を祝し酒を飲む者もいれば飲まされる者もいてまたそれを眺める者もいれば、
お空「ぷはぁ♪」
お燐「さとり様お酒、大丈夫ですか?」
さと「だっ大丈夫です………」
こい「お姉ちゃん無理しないでね♪」
と、またある者達も酒を楽しんでいた。そう地底の妖怪達も今回の宴会にお呼ばれされているのだ。そしてせっせと働く早苗はというと、
早苗「まさか宴会ってここまで準備やらそう
いった事をするとは…とほほ……」
顔中が傷だらけとなりボロボロになっている早苗は宴会の酒樽を運びながら嘆いていた。流石に可愛そうになってしまい手伝ってあげようと思って席から立ち上がり、
蓮 「あぁ~早苗さん手伝いましょうか?」
早苗「えっ!本当ですか!」
その言葉を聞いて早苗は嬉しそうだ。すると、
霊夢「蓮、触らぬ神に祟りなしよ?」
早苗「ちょっとそれどういう意味ですか!!?」
霊夢「まんまよ…あんたらのせいでこっちは灼熱
地獄とか行ったのよ?」
早苗「んぐ…それはそうですけど……」
と、反省しろと言いたいのは分かるがやはりちょっと可愛そうだ。
蓮 「でも霊夢やっぱり手伝うよ……」
霊夢「はぁ………本当にお人好しよね好きにして」
蓮 「ありがとう♪それじゃ早苗さん手伝います
ね♪」
早苗「蓮さん……本当にありがとうございます」
そうして蓮は早苗の仕事も少しずつ手伝うのだった。手伝いの内容は単純にすぐなくなってしまう酒樽を運ぶ仕事だった。
早苗「いや…助かりますよ……」
蓮 「所で神奈子さんや諏訪子さんはどうしたん
ですか?」
早苗「お2人なら屋根の上で飲むとか」
蓮 「神様らしいといえば神様らしいのかな」
そうして蓮と早苗は酒を持っていく。
蓮 「うわぁこれは酷い………」
文 「もう飲めましぇん……」
椛 「うっぷ……」
何杯飲まされたのか酒に強い天狗2人は目を回しながら倒れていた。
美 「だらしないねぇ」
萃香「流石、美須々様こりゃ負けてられないねぇ
勇儀♪」
勇儀「あぁそうだな!」
この鬼3人の肝臓は底無しかと思ってしまう。この3人が飲んだ酒の量はざっと4斗樽、中身2斗(36L)の酒樽をかれこれ30程空にしているのだ。底無しと思っても仕方ない。
蓮 「萃香さん持ってきましたよ」
萃香「ありがとう蓮♪さぁ皆も飲もうよ♪」
そうしてまた萃香達は飲み比べを始めた。そんな光景を見ている一方で別の光景を見ると、
霧雨「そんでよ私らで異変解決に乗り出したん
だぜ?」
早苗「ほうほう……」
と、仕事が一段落した早苗は幻想郷の事について魔理沙から学んでいるようだ。すると、
さと「ひっく……私って魅力ないんですかね……」
と、声が聞こえてくる。見てみるとさとりが酔いつぶれそうになっていた。
お燐「さとり様、大丈夫ですよ魅力はあります
から!あの人がただ鈍いだけですから!」
お空「そうですよさとり様、元気だしてください
よ?」
さと「ひぐ…うぅうえ~~ん………」
こい「お姉ちゃん泣き上戸になっちゃったよ」
と、こちらはこちらでカオスになっているようだ。だが少し話が聞きたいために近づく。
蓮 「こんばんわ……えっと大丈夫ですか?」
こい「蓮くんこんばんわ♪後、お姉ちゃんが
お酒弱いのは何時ものことだから♪」
蓮 「泣き上戸って相当なストレスとかあるっ
て事ですよね?」
お燐「えぇまぁ…いつもあたい達の事とか考えて
くれてのストレスもあるとは思うんだけど
一番はり……えっと…さとり様の憧れの人が
留守なのが一番のストレスなのかな?」
前にお燐が言っていた神の事を思い出す。
蓮 「それって前に言っていた神様ですか?」
お燐「そうそうその神様、少し野暮用で今は地底
にはいないんだけど居ないのが寂しいのか
さとり様の精神がそれで少しだけど参って
るんだよねぇ」
と、言われているさとりはというと、
さと「すぅ……すぅ……」
寝息をたてて突っ伏して寝ていた。本当に酒には弱いらしい。
お空「お父さんとお母さん帰ってこないかなぁ」
お燐「後、数日で帰ってくると思うけどねぇ?」
蓮 「その2人って本当の父親と母親なんです
か?」
同居人の神も気になるが2人の言っている父親と母親も気になり聞いてみると、
お燐「いいや違うよ私は元は猫でお空は地獄烏
なんだけどそんな種類関係なく娘として
見てくれる義理の父と母って感じかな?」
お空「因みにお父さんとお母さんは元は狼なん
だよ♪」
血は繋がってなくしかも動物の種類からしても違うのに2人を自分達の娘達として育てたようだ。そこは感服するがお空に少しだけでいいから常識を教えあげてほしいと思った。
霊夢「蓮、一緒に飲みましょうよ~」
と、ほろ酔い気分の霊夢が近づいてくる。さっきの事もあるため付き合わないと後が怖い。
蓮 「あっお燐さんお空さんこいしちゃんまた
後で♪」
こい「うん♪バイバイ♪」
お燐「そんじゃあね♪」
お空「うにゅ♪」
そうして蓮は霊夢の元へと向かいまた宴会で皆の光景を眺めるのだった。
狗神「そんじゃ今回もありがとうg……」
怠惰「ただいま~」
鈴蘭「あっ!怠惰!!」
神楽「怠惰さん!?」
怠惰「ん?何でそんな驚いてるの?」
狗神「てめぇ何回休んだんだゴラ!」
怠惰「いやいや!これまで後書きでそんなに休ん
でないから有給休暇の意味を込めて休んだ
んだよ!?」
鈴蘭「それとそれは何?」
怠惰「ん?あぁこれ皆にお土産あっちの後書き
担当の子に持たされてね♪はいこれ♪」
狗神「なぁお前、本当に高天ヶ原に行ったんだ
よな?」
怠惰「うんそうだけど?」
神楽「何ですかこの千ちゃん焼きって?」
怠惰「龍神の絵をパッケージに描いた高天ヶ原
新作お土産だよ?何でも高天ヶ原をPR
しようという考えで作られたっぽいよ?」
鈴蘭「味は結構おいしいね……」
神楽「形はこの千ちゃんの形で人形焼きのお菓
子なんですね」
狗神「素朴な生地にあんこの甘味があって旨い
な……」
怠惰「もう俺はあっちで食べ飽きたよおっとそろ
そろ時間だねそれじゃ読者様今回もありが
とうございました♪それとあっちの小説の
後書きで怠惰さんが居なかった間に何があ
ったのかが分かる筈だよ♪」
狗神「あぁそういえば言い忘れたが投票について
だが今日の23時59分までだそこから集
計するから0時以降は集計しないから気を
つけてくれよ」
鈴蘭「それじゃ読者様♪」
神楽「また投稿したときにお会いしましょう♪
それでは♪」
怠惰「またね♪」