血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様ここ最近、何故かシャドバにまたはまりだした怠惰のクソ悪魔です。何故急にはまりだしたのかは分かりませんが………こんな話しもあれなので本編へどうぞ。


第十三章 封印されし高僧
第141話 落ちてきたのはまさかの


暖かい日の光が照らす昼下がりのこと冬も終わり芽吹きの季節の春がやってくる。やってくるのだが………

 

リリ「春ですよ~♪」

 

春を告げる妖精リリーホワイトが弾幕を放ちながら春の来訪を告げるのだが、

 

霊夢「弾幕を撒き散らして神社を荒らすな!」

 

リリ「キャーー!!!?」

 

ピチューーン!!

 

博麗神社で許可なく弾幕を放ったがために霊夢の怒りを買ってリリーは被弾してピチュッた。

 

蓮 「あちゃ……ねぇ霊夢そこは大人になろうよ」

 

霊夢「何処を大人になれって言うのよ?」

 

蓮 「逆に考えるんだ、弾幕を射たせても良いさ

   って」

 

霊夢「ごめんそれは流石に分かんないわ」

 

と、霊夢は幻想郷に来て速3年近く経過して常識が少し壊れかけている蓮にそう呟く。

 

蓮 「………あれ?」

 

そんな会話をしているとふと気がつく。草むらからこちらを見ている1つの目玉に。そしてその目玉は飛び出てきた。出てきたのは大きな傘を持つ珍しいオッドアイの少女で1つ目は傘の絵柄だった。

 

? 「べろべろばぁ~!!」

 

しかも楽しそうに出てきた。

 

? 「ねぇ驚いた?ねぇ驚いた?」

 

そう言ってくるが全然驚いていない。だがちょっと可愛そうなので、

 

蓮 「うっうん驚いたよ………」

 

驚いた。というが少女はムスッとした表情になると、

 

? 「ちょっと!驚いてないわよね!私のお腹

   は満たされてないもん!」

 

よく分からない事を言って怒りだした。

 

霊夢「あんた誰よ?」

 

? 「えっ?私は誰かって?私は多々良小傘

   っていうんだ♪」

 

と、名前を名乗った。

 

霊夢「でっそれが何の用よ?」

 

小傘「それは勿論驚かせに♪」

 

そういった瞬間、霊夢は無数の針を投擲した。

 

小傘「へえっ!?」

   

ピチューーン!!

 

突然の不意打ちに対応できず小傘はピチュり気絶した。

 

蓮 「もう霊夢ったら………あれ?」

 

気絶して目を回す小傘を見ると近くに何か光る物が落ちていた。

 

蓮 「これは………えっ!!?」

 

霊夢「どうした………何それ?」

 

その形状は円盤。だが真ん中の部分は膨らんでいる。そう現代から幻想入りをしていてオカルトに詳しくない蓮でもすぐに分かるものだった。

 

蓮 「UFO!?てかちっちゃ!?」

 

それは片手で持てるぐらいあまりにも小さすぎるUFOだ。このUFOに入れても超ミニミニサイズの小人が入りそうな感じだ。すると霊夢は首を傾げて、

 

霊夢「ねぇそのUFOって何?」

 

蓮 「えっ!?えぇと………」

 

流石は幻想郷生まれ。UFOは分からないようだ。だがそう言われてみると蓮はまったくもって詳しくない。それ以前に幻想入りを果たすまでは妖怪だとか幽霊だとかUFOそれに宇宙人だとかは一切信用していなかったためUFOは何と聞かれても困るだけだ。何て説明をすれば良いかと悩んでいると、

 

早苗「霊夢さん蓮さんいますか?」

 

霧雨「お~い霊夢、蓮いるかぁ~?」

 

と、神社の本殿の方から声が聞こえるとその声は近づいてくる。それは大抵何時も博麗神社に遊びに来る魔理沙そして珍しい事に早苗だった。

 

蓮 「あっ魔理沙それに早苗さん♪」

 

霊夢「そうだ丁度良さそうね」

 

蓮 「えっ?…………あっそうか確かにそうかもね」

 

と、話がまとまると魔理沙と早苗はこちらへと近づきくと蓮は円盤を持って、

 

蓮 「ねぇ2人のどっちかでUFOに詳しい人

   っているかな?」

 

魔理沙と早苗は円盤を見ると魔理沙と早苗は共に驚いきの顔になった。

 

霊夢「まぁ魔理沙は詳しくないでしょ?」

 

霧雨「何を!………って言ってもまぁその通り

   だけどよてかそれ……」

 

と、少し悔しそうに言ったかと思うと帽子を漁りこれと手に持っているUFOと同じ物を出した。

 

早苗「えっ魔理沙さんもですか!」

 

早苗も手にぶら下げている手提げの布鞄からまたUFOが出てくる。

 

蓮 「おっ同じ物が3つも!?」

 

早苗「奇遇な事ってあるんですね」

 

霧雨「あぁ……てかよ私もこれについて蓮なら

   知ってると思ってきたんだが」

 

どうやら魔理沙はそのUFOについて聞きに来たみたいだが自分もUFOに詳しいわけではない。だが、

 

早苗「ふふんっ♪UFOの説明なら任せて下さい」

 

霊夢「えっ早苗は知って………あぁそういえば蓮と

   同じで幻想入りしたんだったわね」

 

早苗は自分と同じで現代から幻想入りを果たした少女だ。そのため蓮と同じ話ができる数少ない情報共有者の1人だ。

 

早苗「えぇ♪UFOそれは現代で言うと未確認飛

   行物体とされていて光体だったり大きかっ

   たりと多種多様の種類で知られていますね」

 

霊夢「飛行物体ってそれ飛ぶの!?」

 

霧雨「マジかよ!?」

 

霊夢と魔理沙は驚いていた。こんな鉄みたいというか鉛みたいな金属が飛ぶとは思わなかったのだろう。

 

早苗「えぇ♪それも目に見えない程の速度で」

 

霧雨「因みにブン屋とどっちが早いんだ?」

 

蓮 「それだったら圧倒的にUFOじゃない?」

 

と、言ったその時だった。突然上空から一人の少女が地上に降りてくる。それは、

 

文 「ちょっとそれは幻想郷最速の称号を持つ

   私として聞き捨てなりませんね!」

 

文だ。しかも手には新聞を持っている事から文々新聞配達の途中だろう。

 

霊夢「あんたはどっから出てきたのよ」

 

文 「情報があるところなら例え火の中、水の中

   森の中、土の中や雲の中はたまたスカート 

   の中にでも行きますよ!」

 

霧雨「理久兎の墓の中は?」

 

文 「それは絶対に行きませんし潜りませんし

   掘り起こしませんよ!あの人には少なか

   らず恩がありますので♪」

 

一応は死者に対しての節度はあるようでホッとしたが流石にスカートの中はアウトだ。

 

早苗「コホンッ!えっと続きを話しますがUFO

   はあくまでも乗り物でそれを操縦するのが

   地球外生命体の異生人またを宇宙人とされ 

   ています」

 

霊夢「てことはこれにもその宇宙人がいたって

   事よね?」

 

早苗「そうなりえますね現にここには3つもある

   ので」

 

聞いているとロマンを感じる。現代でこの年でこんな事をしていると即変人扱いなため気楽にこういった物にロマンを持てるのはとても楽しいと思えた。

 

文 「ふむふむ………うん♪いい記事が書けそう

   ですね♪」

 

霧雨「抜け目がないなぁ」

 

文 「いえいえ♪あっそうそう4方には面白い

   ネタを提供してくれたので話しておきま

   すね♪」

 

手帳やらを胸ポケットにしまい文は話始めた。

 

文 「実はですね雲に紛れて大きな船を見たって

   いう証言があったんですよ♪もしかしたら

   それに関係あるんじゃないですか?」

 

それを聞くと早苗の目は先程よりも輝き始めた。

 

早苗「それマザーシップですか!!」

 

霊夢「まっまマザー?」

 

霧雨「ロザリオ?」

 

蓮 「全然違う!?しかもそれめっちゃ感動する

   シーン!?」

 

突然、某バーチャルリアルティーゲームの話をしだして焦った。

 

蓮 「えっとマザーシップってのは多分UFOが

   子供だとしたらマザーシップはそのUFO

   の親みたいな感じかな?」

 

早苗「蓮さんの例えは合ってますよ♪」

 

霧雨「へぇ今の幻想郷にはそんな物があるのかぁ」

 

霊夢「私は興味ないわね」

 

早苗「因みにマザーシップは親玉という名目から

   UFOで集めたお宝があるかもしれません

   ね♪」

 

それを聞くと霊夢と魔理沙はピクリと反応した。というか言ってはならない禁句をいってしまった。

 

霊夢「お宝………良いわね♪」($∀$)

 

霧雨「お宝♪」(☆ω☆)

 

お金に少しうるさい霊夢と珍しい物大好きな魔理沙にとってはそそる言葉なのだ。

 

文 「とりあえず私は行きますね文々新聞を

   配らなきゃいけないのでそれでは♪」

 

そう言い文はもの凄い速度で消えたため目では追い付けない。だが、

 

霊夢「蓮、1分で支度よ!」

 

霧雨「速く行こうぜ♪」

 

早苗「行きましょう!」

 

と、目を輝かせる3人に勝てる筈もなく、

 

蓮 「はぁ……待ってて準備してくるからさ」

 

そうして蓮も準備を整えてマザーシップなる物があるとされる空へと向かうのだった。




怠惰「はい今回もありがとうございました」

狗神「あぁありがとうな」

神楽「所で怠惰様そのシャドバって何ですか?」

鈴蘭「それって何ゲーム?」

怠惰「カードゲーム♪まぁここ最近はって感じ
   だけどまぁまぁ面白いよ♪」

狗神「ほう………何だこれ?」

神楽「何かいっぱいいますね」

鈴蘭「しかも絵柄が綺麗だけど何か怖いね」

怠惰「まぁ怠惰さんが使うのはヴァンパイア
   だから仕方がないね」

狗神「強い………のか?」

怠惰「う~ん基本的にはこれ使い手によって強い
   弱いが変わるからねぇ一応カードのクラス
   によって性能が違うから怠惰さんのデッキ
   は復讐ヴァンパイアデッキ俗に言うと命の
   賭け引きする戦いが特徴なデッキだね」

鈴蘭「例えばどんな感じ?」

怠惰「う~んセルフカットして自身の体力を削り
   つつ戦うって感じかな?」

狗神「簡単に死にそうだな」

怠惰「うん使い方をしくじると死ぬよ」

神楽「怖いですね………」

怠惰「まぁ慣れだよ慣れ………おっとそろそろ時間
   かなてな訳でゲームの話しになりましたが
   今回はここまでです」

狗神「そんじゃ読者様」

鈴蘭「また次回ね♪」

神楽「それではありがとうございました♪」

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