雲山に案内され蓮達は屋敷?というよりかは、
霊夢「げっあれは仏像………」
小さな仏像に霊夢は呟いた。
霧雨「するとここは仏教か」
どうやらここの人達は仏教徒みたいだ。そのためかあちら此方に時々法典が置いてある。
蓮 「あぁそうか確か神道と仏教って仲が悪いん
だっけ」
早苗「そうみたいなんですよねぇしかも何時の
間にか神仏習合の信仰になっていて神奈
子様や諏訪子様も少々、頭を悩ませたと
かその結果が七福神みたいに神と仏が合
わさったグループが誕生したんですよね」
蓮 「へぇ………」
こうしてよくよく考えてみると日本は宗教に対しては結構フリーダンスだと思った。すると、
? 「あれ雲山その人達は?」
と、白い短パンでセーラー服を着こんだ少女が出てくる。如何にも船のクルーですといった格好だ。
蓮 「あっお邪魔してます蓮です」
? 「あぁ~さっき一輪が言ってた客人だねよう
こそ聖輦船へ♪私はここの船の船長を務め
ている村紗水蜜よろしく♪」
というかこの人が船長みたいだ。船長なら舵取りやら指揮をしなくて良いのかと思った。
早苗「あれ舵とかは取らないんですか?」
しかもそれを早苗がわざわざ言ってくれた。すると村沙は後頭部に手を当てて笑いながら、
水密「アハハ…いやねこの聖輦船さ……自動操縦
なんだよね」
ズコッ!
蓮、霊夢、魔理沙、早苗はズッこける。それなら何故、船長を名乗るのだというか仕事がないだろと思った。たが、
霧雨「おっおいおい」
霊夢「それなら船長いらなくない!?」
早苗「確かに!」
言ってしまった。言わないように我慢していたのに霊夢や早苗は言ってしまった。
水蜜「それ言わないで!?結構気にはしているん
だからさ!」
少し涙目になっていて可愛そうに思えた。しかも雲山は村沙の肩をポンポンと優しく叩き励ましていた。
一輪「おいおい客室にいないと思ったら早く
来て………って何しているんだ?」
水蜜「えっあぁごめんね」
一輪「まったく………」
そんなこんなで蓮達は居間へと来ると畳の床に腰かける。そしてテーブルにお茶を雲山が置いてくれる。
蓮 「ありがとうございます」
雲山 ( ^ω^ )
やはり雲山とは何かと気が合いそうな気がした。すると、
一輪「6…7……よし揃ったな」
水蜜「後は星とナズの手に掛かってるね」
と、2人は話しているのを聞き逃さなかった。
蓮 「あの所でそのUFOを集めて何をするんです
か?」
それを聞くと2人は顔を見合わせる。そして蓮の質問は周りにも聞こえていたのか霊夢、魔理沙、早苗の視線は2人に注がれる。
一輪「あっえぇとはぁ………これ君達はUFOだと
か言ってるけど実際はそんなんじゃなくて
私達の親友の封印を解くための鍵なんだよ」
早苗「鍵……ですか?」
水蜜「そう本当だったらすぐ地底から抜け出して
仲間の用事が済んだら速くに魔界へと向か
う筈だったんだけど誰かにその鍵を隠され
て仕方なく探し回っていたって感じだなん
だよね」
霧雨「何か面倒なことしてんなぁ」
雲山 (_ _)
雲山は頷く。つまりこの人いや妖怪達の目的はその封印されている友人を助けることのようだ。
蓮 「そういえば寅とナズって言いましたけど
お仲間ですか?」
水蜜「えぇ♪それも超強力な仲間………」
? 「お~い帰ったぞ」
と、声が聞こえる。どうやらそのお仲間さんがきたようだ。
一輪「噂をすればか」
一輪の呟きから1分も立たないで居間の障子が開くと2人の少女がやって来る。1人は丸い耳を持ちミミズのような尻尾を揺らす結構小さめの少女。そしてもう片方の少女は三叉の矛を持ち虎柄の腰巻きをしている金色髪の少女だ。
? 「あれお客様ですか?」
と、言うと水蜜が説明し出した。
水蜜「え~とまず小さいのがナズーリンって
言ってもう1人の大きいのが寅丸 星っ
ていうんだよ」
と、軽く水蜜が説明してくれる。
ナズ「あぁご紹介に預かった通り私はナズーリン
それで隣にいるのがご主人の」
寅丸「アハハどうも寅丸 星です」
彼女達も挨拶をしてくれる。
蓮 「あっえっと葛ノ葉 蓮です一応はお客として
来ました」
早苗「東風谷早苗です」
霧雨「霧雨魔理沙だ♪」
霊夢「博麗霊夢………」
名乗ってくれたため自分達も名乗り返す。
ナズ「それで何でまた客なんて呼んだのさ?」
一輪「あぁ……その人達が残りの鍵を見つけてくれ
たんだよ」
寅丸「本当ですか!」
そう言うと星は頭を下げて、
寅丸「ありがとうございます」
蓮 「あっいえ偶然でしたので………」
水蜜「それでまぁ魔界にツアー感覚で案内して
あげようって事になってね」
ナズ「成る程な…なら速く行こう船長……客人
を暇させるわけにはいかないしそれに
聖を早く迎えに行きたいしな」
ナズーリンのその言葉で村紗は軽く敬礼して、
水蜜「合点♪なら巡回モードから魔界に目的地
変更してくるね」
水蜜はそう言い居間から出ていった。
ナズ「まぁあれだ是非、色々と見てくれ客人と
なればもてなすから」
寅丸「えぇ♪」
蓮 「ありがとうございます」
そうしてメンバーは揃い蓮達は魔界へと向かう事となったのだった。
怠惰「では今回もありがとうございました」
狗神「おい怠惰……何かやつれたな?」
神楽「言われてみると………」
鈴蘭「う~ん確かに」
怠惰「えぇ…あっちの再編集だとかあっちこっち
の話を書いたり更には教習所の勉強だった
りと忙しくてね………多分来週の1週間だけ
お休みをとるかもしれない」
狗神「そんなにか!?」
神楽「多分ですがあっちの再編集が難航している
といった感じでしょうか?」
怠惰「えぇまぁ…そうですね当時の怠惰さんが
あまりにも愚かだったのでこうして現在
の私が苦労してます」
鈴蘭「本末転倒だね」
怠惰「なので恐らく来週の月曜日から1週間程
お休みをすると思っていて下さい急で申
し訳ありません」
狗神「まぁすまないがそう思っていてくれ」
神楽「すみません」
鈴蘭「ごめんね……」
怠惰「ではまぁそろそろ時間だからここでおし
まいです」
鈴蘭「それじゃ今回もありがとう♪」
神楽「ではまた次回」
狗神「そんじゃあな♪」