血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、モンストをやって今思うと覇者の塔地上層って遊び?と思ってしまった怠惰のクソ悪魔です。メンバーが強いそれもあるとは思いますが一番は爆絶やら超絶のやり過ぎかなとも思いました。結構負けるんですよ?おっと失礼しました。ではまぁ今回も本編へどうぞ。


第146話 魔界脱出劇

1匹の獰猛な魔獣。キマイラが睨む。それに蓮やここにいるメンバーの大半は分かる。

 

キマ「グルルルルルル!!」

 

蓮 「因みに魔理沙…これ戦ったら……」

 

霧雨「あぁ~間違いなく首を掻き斬られて悲しみ

   の向こうへが聞こえてくるぜ♪」

 

魔理沙は笑って言う。だが目は笑ってなく軽く泳いでいて今にも逃げたいようだ。すると、

 

早苗「蛙符 手管の蝦蟇(てくだのがま)!!」

 

その言葉を放つと小さな蛙がキマイラへと投げ込まれる。そしてそれは光輝くと、

 

バァーーーーーーーーン!!ピチューーン!

 

大爆発をお越しキマイラの回りを真っ白に染め上げる。そして光がやむとキマイラは目を回しながらダウンしていた。後ろを見てみると、

 

早苗「ふぅ~どうしたんです?」

 

やりきった顔で早苗が爽やかに言うと魔理沙は顔を真っ青にさせて、

 

霧雨「お前は本当にバカか!?」

 

早苗「えっ何でそこまで怒られるんですか!?」

 

と、言っていると聖も少し焦りながら、

 

聖 「皆さん速く聖輦船へ!」

 

蓮 「何か分からないけど魔理沙、聖輦船で続き

   を話して!」

 

霊夢「とりあえず行くわよ!」

 

そうして皆は聖輦船へと飛んで乗り込むと聖輦船は動きだし回れ右をして自分達が来た位置を戻り始めた。

 

蓮 「所でさっき何で早苗にバカって言った

   の?」

 

早苗「そうですよ何でバカなんですか?」

 

それを聞くと魔理沙は本当に真剣な表情で話した。

 

霧雨「キマイラ………そいつの魔界危険度ランクは

   Sランクの魔獣として魔界では知られてる」

 

霊夢「Sランクねぇ…ランクってどれくらいあるの

   よ?」

 

霧雨「そのランクは全部でSSS~Fまである

   魔界の魔獣ランク中だと危険生物に分類

   として認識をされている」

 

どうやら結構な危険部類のようだが早苗が一発KOした時点で本当に強いのかと思ってしまう。

 

蓮 「でもそんな強そうな気がしないんだけど?」

 

霧雨「いやあれは子供だよ」

 

早苗「こっ子供あの大きさで?」

 

霧雨「あぁとりあえず話を戻すがキマイラはその

   狂暴性や強さは随一何だが更に少々厄介で

   ある事で有名でよ」

 

魔理沙が言ったその瞬間だった。

 

? 「ガァーーーーーーー!!!」

 

と、獣の叫びが聞こえ後方を見てみるとそこには先程のキマイラよりも更に2周り大きなキマイラの群団が此方へと向かってきていた。

 

蓮 「ねぇその厄介な事ってまさか………」

 

霧雨「あぁそう言うことだ彼奴等は基本的に群れで

   行動するんだよ…‥しかも単体でも石化の毒や

   炎を吐いて厄介なのによ群れで行動するから

   なおさら質が悪いんだ…‥しかも群れの仲間が

   攻撃を受けると群れで仕返しに来るんだぜ」

 

早苗「まっまさかこんな事になるとは………」

 

霊夢「あんた本当余計な事をしたわね!」

 

早苗「ごめんなさぁ~い!!」。゚(゚´Д`゚)゚。

   

そんな会話をしているが大きな白い羽を羽ばたかせて此方へと徐々にと迫ってくる。ライオンの口から緑色の唾液を滴ながら、

 

一輪「ムラサ船長、速度はこれで限界!?」

 

水蜜「これが限界だよ!!」

 

ナズ「入り口までまだあるし………」

 

寅丸「くっここは少しでも弾幕を撃って時間を稼ぎ 

   ましょう!」

 

聖 「仕方ありませんね………皆さんを必ず帰し

   ます!」

 

そう言うと5人は弾幕を放ち始めた。蓮達もそれをただ眺めるわけにはいかない。協力して生きて幻想郷に帰るのは一番だが何よりもこんな厄介事を持ち込んだのは自分達だ。

 

霊夢「私たちもやるわよ特に早苗!」

 

早苗「分かってますよ!!」

 

霧雨「生きて帰れることを願っておきますかね」

 

蓮 「全て叩き切る!」

 

そうして蓮達も弾幕を放ち始めるのだった。

 

村紗「転覆 撃沈アンカー!」

 

鎖に繋がれた巨大な錨が現れる。村紗はそれをキマイラ達の方へと投げ飛ばす。それと同時に弾幕も出現する。

 

ゴンッ!! ピチューーン!

 

キマ「ギャガァ!!」

 

錨に激突して地面へと落ちていくキマイラまたは派生で現れた弾幕でキマイラは落ちていくがまだ向かってくる。

 

一輪「行くよ!雲山!」

 

雲山   ( `皿´)

 

一輪の言葉と共に雲山は超巨大化する。

 

一輪「連打 キングクラーケン殴り!」

 

その言葉と共に雲で出来た無数の拳がキマイラ達へと襲いかかる。

 

ドゴンッ! ゴンッ!! ドゴンッ!

 

キマ「ガァーーーーーーー!!!」

 

ぶん殴られてキマイラの数匹は落ちていくがそれでも数は全然減らず一向に襲いかかってくる。

 

ナズ「ご主人!」

 

寅丸「分かってますとも!」

 

2人もスペルを解き放った。

 

ナズ「捜符 ゴールドディデクター!」

 

寅丸「光符 正義の威光!」

 

金色に光る無数の小粒弾幕そして幾つも放たれる中型のレーザー弾幕がキマイラ達に降りかかる。

 

ピチューーン!ピチューーン!

 

キマ「ギャオス!!」

 

キマ「グガァ!!」

 

撃ち落としすが小粒やレーザーを避けてなおキマイラは向かってくる。

 

聖 「大魔法 魔神復誦」

 

聖は文字が浮かび上がる巻物を広げると少し飛翔し密度の高い大弾幕と中型のレーザーを放つ。流石にこれは密度が高いのか、

 

キマ「ぐがわぁ!!」

 

キマ「ぎじゅー!!」

 

突破してきたキマイラ達は沈んでいく。そこに更に蓮、霊夢、魔理沙、早苗が弾幕を放ちそしてスペルを唱えて追い討ちを仕掛けた。

 

蓮 「斬符 抜刀一閃!」

 

神楽に霊力を乗せて何発もの斬撃波としてキマイラ達へと放たる。

 

キマ「グググガガ!!」

 

翼を斬られキマイラは落ちていった。だがまだまだ数は無数だ。

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

4つの大きな光弾がキマイラへと向かっていき炸裂する。

 

キマ「ガズグ!!」

 

光弾に直撃したキマイラ達は地面へと真っ逆さまに落ちていくが全然数が減らない。

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!」

 

早苗「蛇符 神代大蛇!」 

 

魔理沙とマスタースパークと早苗の神代大蛇が発動し巨大なレーザー弾幕と巨大な蛇が出現しキマイラ達に向かっていく。

 

キマ「ギイャーーーーー!!!」

 

キマ「グガァーー!」

 

だがそれでも数は減らない。それどころから、

 

蓮 「なっ何か増えてない!?」

 

早苗「あわわわ!!」

 

霊夢「減らしてる筈なのに増えてる一方ね……」

 

霧雨「ほっ他の群れのキマイラが集まってきて

   やがる………」

 

更に最悪な事に他の群れのキマイラまで来ているようだ。何匹か撃ち落としている筈なのに逆に増えていく始末だ。

 

霧雨「どっどうす………」

 

と、魔理沙が言ったその瞬間だった。突然背後から気配を感じ蓮達は振り向く。

 

キマ「がぁ~ーーー!!」

 

何といつの間にかキマイラが聖輦船に登っていたのだ。そして咆哮を掲げながら魔理沙へと襲いかかる。

 

霧雨「うわぁーーーー!」

 

蓮 「魔理沙!!」

 

霊夢「っ!」

 

蓮と霊夢は助けようと思い前へと出ようとする。だが、

 

聖 「エア巻物……超人 聖 白蓮!」

 

その言葉が発せられたかと思うと蓮達は目を疑う光景となった。

 

ドゴンッ! ガスッ! ドン!

 

キマ「ギフル!!」

 

蓮 「うっそ!?」

 

霊夢 (;゚Д゚)

 

何と聖が蹴り殴りそして占めに見事な回し蹴りコンボを決めキマイラを追い出した。だが驚くのはあの巨体をあんな華奢な体でダメージを与えたことだ。

 

聖 「大丈夫ですか!」

 

霧雨「あっあぁ助かったぜ………」

 

何とか助けられるがこの時、蓮や霊夢に魔理沙そして聖の弾幕が消えたためキマイラの群れは他のメンバーの弾幕を突破してきたのだ。

 

一輪「不味い!!」

 

寅丸「っ!!」

 

早苗「ちょっとこれは無いですって!!」

 

群れのキマイラの一匹が聖輦船へと辿り着こうとしたその瞬間だった。

 

ザシュ!!

 

突然だった。キマイラの胴体を何かが串刺しにしたのだ。それも無数の何かが、

 

蓮 「これ………」

 

何とそれは皆の影だった。そしてキマイラは力尽きたのか地面へと落ちていく。すると今度は聖輦船を大きな影が覆った。

 

霊夢「なっ何よあれ………!」

 

早苗「あれってまさか!」

 

蓮 「魔理沙あれって………」

 

霧雨「どどどドラゴン!?」

 

それは長い1本角を持ち真っ黒の鱗、甲殻を煌めかせそして6枚の翼を羽ばたかせる黒竜だった。

 

黒竜「グガァーーーーー!!!」

 

そして黒竜は全ての生物を戦慄させるかのような堂々たる咆哮を掲げるのだった。




怠惰「いや~懐かしいなぁキマイラ」

狗神「何で懐かしいんだよ?」

怠惰「ん?あぁまぁ昔にちょっとね♪」

神楽「昔にって何が………?」

鈴蘭「怪しい………」(¬_¬)

怠惰「何を言ってるのやら♪今も昔も対して
   変わらないでしょ?」

狗神「えっあぁうん?」

神楽「話を誤魔化されたような?」

鈴蘭「ん?うぅ~ん?」
 
怠惰「まぁ悩みに悩みなよ♪てな訳で今回は
   ここまで」

神楽「えっと次回もよろしくおねがいしますね」

狗神「そんじゃ読者様………」

鈴蘭「まったねぇ~♪」

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