血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、モンハンの考え装備が厨ニ病全快だと感じた怠惰のクソ悪魔です。ただスキルは皆えげつないものばかりですけどね………それでは今回もどうぞ。


第152話 見つけしはボロ神社

蓮達は各々で異変の調査を行っていた。

 

霧雨「にしても本当に手口が凄いよなぁ」

 

蓮 「うん」

 

霊夢「そうね」

 

自分、霊夢、魔理沙の3人で探していた。今現時点で分かる事は今回の異変は一筋縄ではいかないという事。西行妖を華麗に盗みそして幻想郷に異常気象を引き起こせる程の力を持つ奴だ。そのため霊夢の顔も今回は真剣だ。

 

蓮 「霊夢…どう?」

 

霊夢「私の勘が正しければ恐らく……」

 

霊夢は小さな小山の頂上を指差す。どうやら彼処が怪しいみたいだ。

 

霧雨「あんな所か?」

 

霊夢「えぇ私の勘だと………ね?」

 

蓮 「とりあえず行ってみよう」

 

そうして3人は霊夢が指差した小山のへと向かうのだった。そして蓮いや霊夢も魔理沙も気がついた。

 

蓮 「ねぇ霊夢に魔理沙………」

 

霧雨「蓮お前が云いたいことは分かるぜ」

 

霊夢「私も分かるわ」

 

その山の頂上にあった物それは、

 

3人「こんな所に神社なんてあったっけ?」

 

3人の目の前にはボロボロとなってしまった鳥居そこには亜耶狛神社と書かれていた。そしてもう誰も管理していないのか神社の木々は腐り荒廃していた。

 

霊夢「………気は乗らないけど紫に聞くしか

   ないか」

 

蓮 「それが良いかもね」

 

霊夢は大きく息を吸う。そして、

 

霊夢「年を誤魔化している紫!!」

 

蓮 「霊夢!?」

 

霧雨「お前は勇者だな」

 

と、言っているとスキマが開かれる。するとそこから眉間にシワを寄せ苦笑いをしている紫と眉間にシワがよった藍が出てきた。

 

藍「誰だ紫様の悪口を言った愚か者は?」

 

紫 「誰かしら?」

 

霊夢「私は言ってないわよ?」

 

犯人の霊夢は知らないふりをした。だがまず自分と魔理沙は言っていないため、

 

霧雨「同じく言ってないぜ!?」

 

蓮 「僕は絶対に言ってませんよ!?」

 

と、言うと紫はニコニコと笑って、

 

紫 「ふふっ霊夢♪この異変が終わったら覚えて

   なさい♪」

 

霊夢「げえっ!?」

 

こうなるのは当たり前である。それを見ている自分と魔理沙も苦笑いしか出来ない。

 

紫 「それで?私達を呼んだのはどういった訳

   なのかしら?」

 

霊夢「まぁ良いわ………それで呼んだ訳はこの

   神社…紫は知ってるかしら?」

 

紫に聞いてみると紫は首を傾げた。

 

紫 「えっこんな所に神社なんて無かった筈

   よね藍?」

 

藍 「はい無かった筈です」

 

やはり紫や藍も知らないようだ。どうやら霊夢の勘通りここは異変に関係がありそうだ。

 

蓮 「ねぇまずはここを調査してみる?」

 

霊夢「はなからそのつもりよ…」

 

霧雨「そんじゃ調査しますか」

 

紫 「なら私達はこの事を伝えてくるわ」

 

藍 「調査は任せたぞ」

 

そう言うと紫と藍はまたスキマへと入っていった。どうやら何時もは協力をあまりしようとしない紫が協力するという事。それは紫も少し焦っているという事だろう。

 

霊夢「さっさと調査するわよ」

 

蓮 「うん」

 

そうして3人はその神社を調査するのだった。まず見た感じあるのはボロボロの鳥居は勿論だがその右にはクナイを噛んでいる狼そして左には錫杖を噛んでいる狼の像が背中を向け合って配置されていた。

 

霧雨「何かギミックがあるのか?」

 

霊夢「もしトラップだったとしたら後が面倒よ

   まずは本殿を見ましょう」

 

蓮 「その意見には賛成かな」

 

3人は一度その像は放っておいて荒廃している神社の扉を開け本殿を覗く。そして、

 

霧雨「うわっ!?」

 

魔理沙は扉の先にある物に驚く。それは大きな龍の石像だった。

 

蓮 「魔理沙これは石像だよ」

 

霊夢「何を驚いてるのよ?」

 

魔理沙は顔を赤くして帽子の唾をつまみ顔を隠す。少し恥ずかしそうだ。

 

霧雨「うっうるせぇやいとりあえずその龍の石像

   には何かないのかよ?」

 

霊夢「何かって………」

 

と、霊夢は探すが自分はあることに気がついた。それは龍の手の部分に文字が刻まれていた。

 

蓮 「ねぇこれって?」

 

霧雨「ん?………これはルーン文字だな」

 

霊夢「ルーン文字?」

 

霧雨「あぁ魔道語の1つでな結構複雑なんだよ

   読めるけど……え~と」

 

どうやら魔理沙は読めるようだ。そして文字を読み始めた。

 

霧雨「ある時、神に使える2匹の狼兄妹の神使が

   いただがある時に些細な事で大喧嘩2匹は

   互いに目を合わせようとはしませんこれに

   は神使の主人は悩み呟きました誰か仲直り

   をさせてくれる者はいないものかと呟きま

   したって感じだな?」

 

霊夢「どういう事よ?」

 

と、2人が悩んでいるとスキマが開かれそこから紫がまた現れると今度は先程、神社に集まっていたメンバーを連れてきた。

 

紫 「連れてきたわよ」

 

萃香「ここが例の………」

 

レミ「おんぼろすぎるわね」

 

文 「本当ですねぇ」

 

と、皆はこの神社を見て各々呟く。

 

早苗「でもその龍の石像といいこの狼の石像

   といい凄い迫力ですね」

 

今の早苗の言葉。それを聞き蓮はもしやと思った。

 

蓮 「もしかしたら2匹の狼ってあの石像!」

 

霊夢「あぁ!」

 

霧雨「でも動くのかよ?」

 

と、魔理沙が言う。すると今の言葉を聞いたのか咲夜が石像を2つ見ると、

 

咲夜「これ下が円盤になってるわね」

 

にと「てことは動くって事だよね?」

 

聖 「今はそんな仕掛けもあるのですね………」

 

やはり2匹の石像は動くようだ。

 

蓮 「えっとその2つの石像がお互いに目と目が

   合わさるように動かしてみてはくれません

   か?」

 

鈴仙「合わせる………こうかしら?」

 

アリ「ちょっと重いわねこれ!?」

 

妖夢「おっ重い!」

 

幽 「妖夢♪頑張って♪」

 

何人かが協力して石像を石像を動かし目と目が合わさるように調節させたその時だった。

 

キラーーン!!

 

2体の石像の目が煌めき輝き出した。

 

霊夢「何が起こるの!?」

 

霧雨「これこそ冒険ってやつだぜ!」

 

と、2人が言っていると本殿の目の前に稲光が走ると鳥居にまるで空間をねじ曲げたかのような裂け目が現れた。

 

藍 「紫様これは………」

 

紫 「これは異世界に繋がるゲートって所ね」

 

これには皆は目を奪われる。そして紫はある提案をした。

 

紫 「恐らくここから先は未開の地よだからもし

   のためにここに2人程残して通信役と調査

   を含めて残したいんだけど…良いかしら?」

 

それを聞き皆は考える。すると、

 

にと「なら私は残るよ危ないのは御免だし何より

   この石像について調査したいから」

 

藍 「紫様が出るというのでしたら私が残り通信

   およびに結界の管理をします」

 

どうやら2人が残ってくれるらしい。それなら大丈夫そうだ。

 

紫 「分かったわなら各自準備を整えて入りま

   しょう」

 

そうして各自は準備を整え中に入るのだった。一方その頃、とある異界では、

 

? 「楽しみだ………さぁ始めようそして俺を

   楽しませろよ♪」

 

1人の男がただ笑顔にそう呟くのだった。




狗神「そんじゃ今回もありがとうな」

怠惰「ありがとうございました」

鈴蘭「ありがとうね♪」

神楽「今日は怠惰さんも復活したのですね」

怠惰「まぁ………ね♪」

狗神「なぁ怠惰あの神社って昔から幻想郷に
   あったのか?」

怠惰「さぁどうだろうね♪それはあっちの
   小説で語られると思うよ♪」

神楽「もやもやしますねぇ」

狗神「だな」

鈴蘭「う~んまぁ語られるならそれを楽しみに
   しておくよ♪」

狗神「まぁそれが一番だな」

神楽「だね♪………えっとそろそろ時間なので
   今回はここまでです」

怠惰「また次回もよろしくね」

狗神「そんじゃ読者様」

鈴蘭「まったねぇ♪」

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