蓮達は亜耶狛神社と書かれている鳥居に出来た裂け目を抜ける。その先は薄暗い場所だった。
蓮 「ここは………?」
霊夢「また可笑しな世界に来たものね」
レミ「あらこれなら傘をささなくても済みそう
ね♪」
レミリアの発言で咲夜は傘をたたみ手に持つ。すると、
紫 「あら?」
霊夢「どうしたのよ紫?」
紫 「能力が使えない………?」
手をかざしてはいるが紫の定番であるスキマが出てこないようなのだ。
霊夢「私は普通に飛べるけど?」
蓮 「僕も式神は召喚できそうですけど?」
霧雨「う~ん魔法も使えるな♪」
文 「風は起こせますし………」
萃香「私も霧にはなれるよ?」
鈴仙「波長も見えますけどね?」
この時に思った。嫌な予感がするとそしてそれは当たった。
アリ「なっ裂け目が!」
アリスの発言でみなは後ろを振り向く。何と自分達が通ってきた裂け目は消えていのだ。つまり帰れなくなったという事だ。
霊夢「紫の能力を真っ先に潰してきたわね…」
紫 「………とりあえず彼処の光指す方へ行きま
しょう」
蓮 「そう…ですね……」
今は考える前に皆は数Km先の光指す方へと歩くのだった。
少年、少女達移動中……
そして蓮達は仄暗い所を抜けるとその先に写る光景は驚くべき光景だった。
蓮 「うっそ…これ……現代!?」
そこに写った光景は蓮がいた外界の世界そこのネオンの光で彩られていてよく見てみると自分達が踏んでいる地面はコンクリートだ。こうして見ると東京の繁華街にととても酷似していた。だが所々に和の装飾がされていてビルの屋上には和の建築物等があったりととても不思議な世界だった。
文 「大スクープですね!!」
カシャ!カシャ!
文は手に持つカメラでこの光景を撮る。そしてこんな光景を皆は見たことがないのか、
萃香「現代って面白いね♪」
聖 「今の世はこんなに進化しているのですね」
妖夢「凄い……」(;゚Д゚)
幽 「折角だから何か食べたいわね♪」
鈴仙「その度胸は本当に凄いわね」
レミ「私的にはパチェ達にお土産を買いたい
わね♪」
咲夜「そうですねお嬢様♪」
玲音「なら他のメンバーにも買ってくか」
もう皆は言いたい事を言う。だが霊夢達はというと、
霊夢「何か魔界に似てるわね」
霧雨「あぁ本当にパンデモニウムに来たみたい
だぜ」
アリ「でも懐かしいわ♪」
どうやら魔界の主要都市に似ているためそんなにはしゃいではいなかった。だが蓮はある事に気がつく。それは自分達の頭上に真っ白で何百Kmといわんばかりの真っ白に光輝く球体が浮かんでいる。それがこの世界の光源なのだろうと思った。すると、
妖夢「あれは!!」
妖夢が叫びある所を指差す。そこの方向を見ると、
紫 「西行妖………」
幽 「あら………」
蓮 「あんな所に!」
何百Km先にとんでもなく大きくまるで塔みたいな高いビルに西行妖が幾つものしめ縄に絞められて生えていたのだ。だがそのビルを覆うかのように青く透明な壁が見える。恐らく結界だろう。
霊夢「てことはやっぱり犯人はこの世界にいる
わね」
幽 「なら徹底的にお仕置きしないとね♪」
紫 「そうね………」
蓮 「…………」
今、考えても何故そんな事をしたのか何故こんな世界に連れてきたのか今回の異変は異質。それでいて紫ですらも分かっていない。そのため首謀者の考えている子とがまったく分からない。
霊夢「蓮…大丈夫?」
蓮 「えっあっまた黙り混んでた?」
霊夢「えっえぇ」
蓮 「アハハハごめんね♪」
どうやらまた黙り混んで考えていたみたいだ。自分の悪い癖だ。そんな時だった。
? 「おやおやおやおやお客さん達かい?」
と、陽気な声が聞こえ出す。皆は一斉に声のした方向を向くとそこにあったのは、
蓮 「骸骨?」
そう骸骨もっと言うと頭蓋骨だ。だが突然その頭骸骨は空中を浮遊しだした。そして口をカタカタと動かすと、
骸骨「おいおいそんな見せ物みたく見るんじゃ
ねぇよ?」
妖夢「しゃしゃしゃ喋った!?」
レミ「あら面白いわね♪」
聖 「今の悪霊は喋るのですね?」
鈴仙「悪霊にしては波長がおかしい気が………」
妖夢はガクガク震えていたが皆はもうこんな反応だ。すると霊夢はお札を構える。
霊夢「あんた妖怪よね?」
骸骨「おいおいそんな物騒な物はしまおうぜ?
あくまでも俺の役目はルール説明と案内
をするまぁお助けキャラって感じ~?…
まぁ良いやようこそ理想郷エレホンヘ」
蓮 「何か凄くチャラいな………」
もう感じ的にチャラすぎる。この骸骨の生前が気になってしまう。
骸骨「まぁとりあえずルール?ちっくな事を
教えてやるぜお前らはあの結界の先に
行きたいんだよな?」
霧雨「そうだぜ♪」
骸骨「おっと良い返事をありがとよ♪軽く教え
てやるよ簡単に言うとよあの結界を解除
するにはそれを起動させてる祭壇を停止
させなきゃいけねぇだよ?」
蓮 「祭壇?」
骸骨「そう話は簡単さ♪そこにいるまぁ守護者?
的な奴を倒して鍵を手に入れて結界を起動
させている祭壇を止めれば良い簡単だろ?」
蓮 「それであの結界が解けるですよね?」
骸骨「
蓮 「いっいやぁ………」
嬉しくなるような言い方で照れてしまう。この骸骨は言葉上手でついつい聞きいってしまいたくなるようなリズムで話す。話し方が本当に上手い。
萃香「でもそれだったら壊しても?」
骸骨「おおっとそう言うと思ったぜ言っておくが
その祭壇はよ壊せないぜ?それが例え酒呑
童子様であろうとなぁ♪試しても良いぜ?」
萃香「………止めておくよそこまで言うなら」
だがどうやら壊せないという自身はあるみたいだ。すると、
骸骨「あぁ因みに八雲紫お前さんさっき能力を
使って対して反応がなかったよな?」
紫 「えぇ」
骸骨「まぁちょっと制限を掛けた主に掛けた制限
はよ祭壇を細工することが出来ないとかこ
こから別の世界へのワープを使うことを禁
じそれと結界の先にお前の能力を使わせな
いようしておいたぜだからあの結界から先
へと異世界へのワープは出来ないがそれ以
外なら自由にワープが出来るようにしてお
いたぜ感謝しろよ♪」
紫 「えぇ本当に最悪なルールをありがとう♪」
紫は軽く手を前に伸ばすとその先にスキマが出来上がる。それを確認するとスキマを閉じた。
骸骨「まぁ言う事はそんぐらいだお前らの活躍
を楽しみにしてるぜぇ♪キャハハハハ♪」
骸骨は笑いながら光輝き、
バァーーン!!
骸骨は木っ端微塵に弾けとんだ。
霊夢「悪趣味ねまぁ良いわとりあえず各自であの
柱を目指すわよ」
蓮 「うん!」
紫 「そうね……」
霧雨「だな」
そうしてメンバーは各々で散会し各自、柱の停止を急ぐのだった。
怠惰「ぐぅ………ぐぅ………」
狗神「おいおいこいつ寝ちまってるぞ」
神楽「狗神さん怠惰さんも疲れが出ていると
思うので今は寝かせてあげてください」
鈴蘭「まぁたまにはこういうのもあるのかな」
狗神「たく仕方ねぇな」
神楽「読者様申し訳ございませんが今回は
ここまでです」
鈴蘭「投稿が遅くなっちゃってごめんね」
狗神「はぁ…そんじゃまた次回な読者様」
神楽「それでは♪」