血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、ようやく明日に本免の試験に行く怠惰のクソ悪魔です。受かると良いなぁ。てか受からないと朝が辛いんだよなぁ………おっと失礼。それでは本編へどうぞ。


第161話 関係の謎

不思議な世界での弾幕ごっこ。この闘技場では魔道を極めんとせし者達による弾幕ごっこが勃発していた。そんな光景を自分達は観戦席で眺めていた。

 

霊夢「こら!魔理沙!もっとしっかり避けな

   さい!!」

 

霊夢は弾幕を当たる寸前で何とか避ける魔理沙を応援する。だがそれでも激しい攻防は繰り広げられる。

 

早苗「あの3人があそこまで苦戦するって………」

 

文 「しかし上手く無駄のない動きで避けま

   すね?」

 

紫 「えぇ動きが素人ではない今の弾幕ごっこ

   の動き方も一味違うまるで数多くの戦場

   を繰り広げた猛者の動きって所ね」

 

蓮 「一体…隠者達の集団は何者なんだ」

 

と、言っているとふわふわと髑髏が浮遊しながらやってきた。

 

髑髏「おやおやお困りなようで?何かしらの

   質問なら受け答えるぜぇ?」

 

カタカタと顎を動かしながら髑髏は話す。それを聞いたのかまず紫が口を動かす。

 

紫 「なら聞くわ皆を騙しましてや嘘の材料

   として御師匠様を使った………死ぬ覚悟

   はおありでしょうね?」

 

髑髏「おいおい失敬だなぁ俺は事実しか言って

   ねぇぜ?」

 

紫 「貴方は隠者の部下よね?ならこう伝えて

   くれないかしら?この異変が終わったら

   覚悟をしなさいと」

 

髑髏「ひぇ~おっそろしいなぁ紫ちゃんはまぁ

   昔からか」

 

と、髑髏は紫にちょん付けをしていた。だが昔からという言葉に自分は引っ掛かる。何よりも紫を昔から知っているような口振りだ。

 

蓮 「すみません髑髏さん聞きたいんですが

   貴方は何で紫さんを知った口調で話す

   のですか?」

 

髑髏「へっ!?」

 

突然の発言で驚いたのかそれとも確信に迫ったためなのか珍しく髑髏は驚き動揺していた。

 

紫 「私を古くから知ってる妖怪………」

 

髑髏「ささ…さぁて何の事でしょうかねぇ?」

 

霊夢「怪しさが満点ね」

 

自分も含めて皆はジト目で髑髏を睨む。

 

髑髏「いっ嫌だなぁそんな目で見ないで下

   せぇよ」

 

紫 「耶狛…いえこの話し方的には違うわね

   ダメね思いつかないわ」

 

それを聞くと髑髏は安心したのか、

 

髑髏「ふぅ………」

 

と、安堵の息を吐く。吐くのだが、

 

紫 「ただそうなると思い当たるのは御師匠様

   だけね」

 

霊夢「えっ?理久兎さんの事?」

 

紫 「えぇそうよ私の事を昔から知っているのは

   は私を育てた御師匠様ただ1人ぐらいよ」

 

それを聞きもしやと思いジーと見ると、

 

髑髏「嫌だなぁ変なことを言わないで下せぇよ」

 

文 「う~ん理久兎さんはここまでチャラくは

   ないですしね」

 

萃香「まぁ第一に死んでるしね」

 

そうこの異変は嘘偽りがないのなら理久兎の復活。それならばここには理久兎はいない筈だ。

 

髑髏「まぁそう言うこっちゃね…おっとそろ

   そろ彼方もガチみたいですねぇ」

 

髑髏が言うと皆は一斉に試合場を見る。そして気がつく。黒という男が真っ黒の気を纏わせていることに。

 

鈴仙「波長が変わった?」

 

咲夜「何か大きくなってますね………」

 

と、言っていると黒に変化が訪れる。徐々にと大きくなっていきやがては人の形から外れ6枚の翼を生やし大きな尻尾を生やし角を伸ばす。その姿は一言で言うなら竜だ。だが自分や霊夢そして早苗だけは竜と判断をしなかった。何故ならばその竜は魔界で単騎でキマイラ達に戦いを挑んだ竜だったからだ。

 

霊夢「蓮あれ!」

 

早苗「あれは!?」

 

蓮 「かっ影の暴虐!?」

 

そうその姿は紛れもない魔界に現れそして図鑑で確認したSSS級の危険生物こと影の暴虐だったのだ。

 

霊夢「あいつが何でこんな所に!」

 

紫 「霊夢その影の暴虐っていったいなんなの

   かしら?」

 

霊夢「影の暴虐………私もあまり知らないけど

   魔界では魔王と言われ魔神である神綺

   と互角に死闘を繰り広げた奴よ」

 

レミ「へぇそんな奴がいたのねぇ」

 

だが自分は疑問に思う。何故こんな危険な奴が隠者の従者なのかと。だがそう思っている間にも魔理沙達は竜形態となった黒と激戦を繰り広げる。

 

早苗「髑髏さん!何でそんな危険生物がここ

   に!理久兎さんとはどんな関係だと言

   うのですか!」

 

髑髏「どんな関係ねぇ………さぁ?聞いてみれ

   ば良いんじゃないのか?俺もベラベラ

   真実を簡単に喋るのはどうかと思うか

   らなぁ♪」

 

つまり教える気はないという事だろう。そうしている間にも弾幕ごっこは続いていきそして、

 

ピチューーン!!

 

と、被弾する音が聞こえる。皆は試合会場を見るとそこには、

 

霧雨「勝ったぜぇ!!」

 

服がボロボロになりながらも魔理沙は叫ぶ。どうやら勝ったみたいだ。

 

髑髏「やれやれだぜ…とりあえずよもう結界

   は解いたから速く行ってやんな」

 

そう言われ皆は恐る恐る壁がないかを探ると空を切った。つまり本当に結界は消えたようだ。皆は観客席から試合会場へと出る。

 

蓮 「みんな大丈夫!」

 

霧雨「おう♪何とか勝ったぜ♪」

 

アリ「もうボロボロよ………」

 

と、この光景に歓喜している中で1人違う行動を取っている聖に目をやる。聖は座り込み弾幕ごっこでボロボロとなった黒の頭を膝に載せ膝枕していた。

 

蓮 「聖さん何をして?」

 

聖 「ようやく………会えましたね黒さん♪」

 

と、微笑みながらそう呟く。黒は疲れきった表情で、

 

黒 「……聖 白蓮か…」

 

と、黒も聖の名を言うのだった。




怠惰「はいそれでは今回もありがとうございま
   した」

狗神「どんどんと物語が進んでいって訳が分か
   らなくなりそうだな」

神楽「最後の聖さんがしたあの行動に黒さんと
   の関係………どういう事なんでしょうか?」

鈴蘭「それに理久兎との関係が良く分からない
   しね………」

怠惰「まぁその辺の事も徐々にと語られていく
   でしょう」

狗神「だと良いんだがな」 

神楽「そうですね………」

鈴蘭「だね」

怠惰「まぁ…‥皆様も怠惰さんの文才には期待は
   しないでねって所で少し早いけど今回は
   ここまで!」

神楽「また次回もよろしくお願いいたします」

鈴蘭「それでは読書様!」

狗神「またな♪」

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