血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、本免が受かり晴れて初心者ドライバーとなった怠惰のクソ悪魔です。因みに運転は下手クソを越えてます。事故らないことを願おう。それでは今回もどうぞ。


第162話 新たな刺客

弾幕ごっこが終わり静かとなる闘技場で聖は黒の名前を。黒は聖の名前を言い合う。

 

霧雨「なぁそいつは知り合いなのか?」

 

アリ「さっきから思い出したとか言って笑って

   たけど………」

 

と、魔理沙とアリスは疑問に思ったのか聞くと聖は微笑みながらゆっくりと首を縦に振り、

 

聖 「はい♪この人は黒………それは私がかつて

   付けた名前です♪」

 

全員「へっ………えぇーーーーーーー!!?」

 

これにはビックリだ。まさか黒の名付け人だとは誰が思っただろう。

 

黒 「ぁぁ……あの時は…お前の顔をしっかりと

   認識出来なかったが綺麗な顔なんだな」

 

聖 「ふふっそういう黒さんこそ男前ですよ」

 

黒 「そうか………」

 

と、そんな会話が繰り広げられる。すると、

 

紫 「ねぇ貴方は御師匠様とはどんな関係

   なのかしら?」

 

紫が理久兎との接点を聞いてくる。それに対し黒は、

 

黒 「………昔に俺を拾ってくれてそして救って

   くれた………だから俺はあのお方について

   行くと決めた………」

 

つまり過去に理久兎さんに助けてもらっているらしい。だがそれつまり理久兎は過去に魔界に行っているという解釈になる。

 

蓮 「理久兎さんは魔界に?」

 

黒 「あぁ……その時はアリスお前もいたぞ」

 

アリ「えっ?私!?」

 

どうやらその時にアリスもいたみたいだ。だがこの反応からするに一切覚えていないみたいだが、

 

黒 「そういえば記憶を抜き取られていたの

   だったな………先に行けそうすればその

   真実を知ると共に返してくれるだろう」

 

アリ「記憶を抜き取られたですって………」

 

聞いているとアリスの記憶は抜き取られていたようだ。だが真実とはどういう事なのだろう。すると黒はポケットから鍵を取り出すと、

 

黒 「持っていけ………これが最後の鍵だ」

 

黒から鍵を受け取ろうと自分は手を差し出したその瞬間だった。

 

ピュッ!

 

蓮 「なっ!?」

 

突然、鍵は宙を舞い空へと飛んでいく。そして鍵が飛ぶ方向を見るとそこにいたのは、

 

? 「黒さんお疲れ様です」

 

? 「おつかれ黒君♪」

 

と、2人の男女がいた。1人は忍の装束を着ている隠者の従者である忍者。そしてもう1人は霊夢や早苗と同じ巫女服を着ていて狐の面を被っている者で隠者の従者の1人である巫女だった。そして先程の鍵は忍者の手に握られていた。

 

蓮 「お前らは!」

 

これには皆は驚く中で黒は2人を見ながら、

 

黒 「………お前らが出るのか?」

 

忍者「えぇ頼んでみたら………」

 

巫女「良いんじゃないかな…だって♪」

 

と、巫女は楽しそうに答える。

 

霊夢「つまり端から渡す気はないって事か

   しら!」

 

自分も含めて皆はそれぞれ構える。すると、

 

忍者「私や妹も皆様の戦いを見ていたらつい野生

   の血が騒いでしまいましてね」

 

巫女「だから相手して欲しいなぁ♪あっ勿論だけ

   ど私達のゲームに勝てたら鍵は返すよ?」

 

つまりまた戦えという事だ。

 

霧雨「因みに戦わないって言ったらどうなる

   ってんだ?」

 

忍者「いえここは仕方ないので強制参加して

   貰いますよ」

 

巫女「ボスからは逃げれないよ♪ていう訳で

   髑髏ちゃん」

 

と、巫女が言うと髑髏は回転しながらふわふわと巫女の隣に来ると、

 

髑髏「良いぜぇ…で?誰と戦いたいんだ?」

 

巫女「う~ん…」

 

と、巫女は悩んでいると忍者は巫女の肩に手を置くと、

 

忍者「なぁ相手を選ぶのは俺に譲ってくれな

   いか?

 

巫女「えっ?………良いよお兄ちゃんに譲る♪」

 

それを聞くと忍者は自分達を見ると、

 

忍者「なら咲夜さんとレミリアさんですよね?

   あの夜の続きを致しませんか?」

 

忍者の言葉にレミリアは小さな胸を張りドヤ顔をする。

 

レミ「良いセンスね貴方♪」

 

玲音「なぁ咲夜お前ら彼奴と何かあったのか?」

 

咲夜「異変の時に彼にボコボコにされたのよね

   お嬢様と私とで挑んだけど」

 

と、過去の永夜異変の事を振り返っているが話は進んでいく。

 

忍者「異論はある?」

 

巫女「ないね♪なら暗転と移動をお願いね」

 

髑髏「オーケー!なら行くぜほい暗転!」

 

そう言うとまた目の前が真っ暗となる。もう3回目となれば自分達も慣れたものだ。そして暗転し周りを見ると、

 

霊夢「えっ何これ?」

 

鈴仙「椅子があって外は建物?」

 

紫 「これって………」

 

蓮 「さっ早苗さんこれ………」

 

早苗「えぇこれ電車の中です!」

 

そうそれは電車の中にいたのだ。だがここで皆は気がつく。

 

聖 「あれ黒さんがいない?」

 

萃香「それだけじゃない吸血鬼やあの2人も

   いない」

 

そう先程までいた黒やレミリアに咲夜そして玲音が消え忍者と巫女もいなかった。すると、

 

髑髏「よっ♪」

 

文 「あっまた出ましたね!」

 

髑髏が荷物置きから出てきた。それと同時に声が響き渡る。

 

音声「発車します」

 

少し揺れて電車が動き出した。

 

幽 「それで?消えた子達は何処に?」

 

髑髏「まぁ焦るなよ行くぜ目からビーム!」

 

妖夢「へっ!?」

 

そう叫ぶと髑髏の穴の空いた目からビームが出る。そしてそのビームは広がり扇形になると映像が写りだす。写し出された映像には電車の上でレミリアと咲夜と玲音が忍者と巫女をお互いに見合う映像だった。

 

文 「えっ映写機の機能があるとは………」

 

髑髏「まぁな♪さてとここでお前らにリアル

   タイムの映像を見せてやるよ♪ゆっく

   りと寛いでなよ♪」

 

そう言われ皆はそれぞれに寛ぐと同時にレミリア達の弾幕ごっこが開始されたのだった。

   

 

 




狗神「忍者か………」

鈴蘭「狗神さんボーとしてどうしたの?」

狗神「いや何でもない」

神楽「怠惰さんまさかこれも………」

怠惰「はいその通りです彼方を投稿した際に良け
   れば見てください」

鈴蘭「あっちて何時投稿するの?」

怠惰「う~ん多分次回かその次かで少し休んで
   あっちを投稿かな?」

狗神「そうか」

怠惰「うん♪それとあっちではまぁこの異変の
   舞台裏が見れるとだけ言っておこう」

神楽「つまり黒幕が分かるって事ですか?」

怠惰「まぁそういうこっちゃね…‥さてとまぁ
   とりあえずそろそろ時間だから今回は
   ここまで!」

鈴蘭「読者様また明日ね♪」

狗神「じゃあな」

神楽「それでは♪」

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