血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、バイトで体がボロボロな怠惰のクソ悪魔です。そして明日もまたバイトです。体が傷だらけで本当に辛いです。ではでは読者様今回もどうぞ。


第165話 本当の真実

燃え上がる理久兎の棺。そこには獰猛な笑みを浮かべる女性もとい隠者が1人。この場にいる全員がこの時に危険と判断しただろう。

 

霧雨「こいつが隠者………」

 

妖夢「しかも女性!?」

 

見た目を更に詳しく言うなら綺麗な長髪で肌は白くそして狗神と同等レベルの胸の女性だった。

 

紫 「貴女………よくも!」

 

紫はもうブチキレを通り越し口調も荒々しくなっていた。すると、

 

ドゴンッ!!

 

と、屋上の扉が開きそこから何と驚くことに、

 

幽香「そろそろかと思ってきたらこれはどう

   いう事かしら?」

 

風雅「りっ理久兎殿の棺がそれにまさかその

   骨は!」

 

小町「ありゃりゃ……」

 

幽香に天魔の風雅そして小町が出てきた。どうやらこの事に皆は驚いているようだ。

 

隠者「あら♪ごめんなさいね♪」

 

ぼきっ!

 

隠者は楽しそうに近くにあった理久兎?の物らしき頭蓋骨を踏み抜いた。その時だった。皆からとてつもない殺気を感じた。

 

紫 「………貴女はただ殺すだけではダメみたいね

   残酷に命乞いをしても私は貴女を許さない

   わ…ここで死になさい!」

 

幽香「悪いけどもう私も貴女達を手伝う気は毛頭

   ないわ死ぬのが楽と思えるぐらいに潰して

   あげるわ」

 

風雅「以下同文だ!」

 

文 「天魔様に着いていきます!」

 

萃香「理久兎の仇はとらせてもらうよ!」

 

と、皆は殺す気満々だ。だが自分は気になることが多くありそれが複雑に絡み合っていた。だからこそ珍しく冷静になれた。そして、

 

蓮 「聞きたいことがあります」

 

隠者「おや何でしょうか?」

 

隠者は微笑みながら自分を見る。どうやら答えてくれそうだ。

 

霊夢「蓮あんたは何を考えて!」

 

蓮 「霊夢それに皆…少しだけ時間を下さい」

 

皆に頼むと皆は各々武器や構えを解かないが少しは待ってくれそうだ。目の前の隠者の目を見ながら、

 

蓮 「聞きたい事は幾つかありますどれも貴方の

   本当の正体に結び付く質問だと僕は思って

   います」

 

隠者「面白そう続けて♪」

 

蓮 「まず1つ髑髏を操って僕達にアドバイスを

   くれたのは貴方ですよね?」

 

紫 「えっ」

 

皆は隠者を見ると隠者は笑いながら左手を操作する。すると何処からともなく髑髏が出てくると髑髏はカタカタと顎を動かしながら、

 

隠者「えぇそうでございますよ♪正解でござ

   います♪」

 

霧雨「なっ!?」

 

妖夢「すっ凄い………」

 

何と声の高さが急に変わった。これには皆もビックリだ。

 

隠者「因みにどうやって見抜いたのですか?」

 

蓮 「それは分かりやすかったです黒さんの時

   に髑髏からの言葉でビビっていたのを見

   てピンと来ましたそれに黒さんは貴方の

   事を主人と過去に言っていたので」

 

隠者「成る程それで他には?」

 

蓮 「次はアリスさんの記憶の事です」

 

アリ「えっ私!?」

 

自分の事で話されるのに驚いたのかアリスは少し困った顔をした。だが真実を知るために聞く。

 

蓮 「実はこれも黒さんから聞いたんですアリス

   さんの記憶は抜き取られたってつまり抜き

   取るという行為をしたという事はその時に

   アリスさんは貴方の正体の事について知っ

   ていたそのために抜いたって事ですよね?」

 

隠者「………………………」

 

隠者は何も答えない。そして更に続けていく。

 

蓮 「黙秘ですか…それなら次です先程に僕達は

   亜狛さんや耶狛さんとも会いました」

 

幽香「えっ」

 

風雅「あの2人に会ったのか!?」

 

3人は驚いていた。どうやら亜狛と耶狛の事は知られてなかったようだ。

 

蓮 「はい会いましたよそして前に守矢神社で

   亜狛さんと戦った際に呟いたんですよね

   マスターって」

 

霧雨「えっえっ!?」

 

早苗「どっどういう事なんですか!?」

 

周りの皆は驚きながらも隠者を見る。

 

隠者「それで?後何個の質問が残っているの

   かしら?」

 

蓮 「そして残り2つです……次に最初に僕達が

   ここに来る際に来た神社です」

 

聖 「えっとその神社がどうかしたのですか?」

 

蓮 「亜耶狛神社………いえこれは亜狛さんや耶狛

   さんから名前をもじっていた所そして2匹

   の狼の兄妹の神使………それが表す事はあの

   2人は妖怪ではなく神の使い神使という事

   そこの中央に位置する龍の神これは紛れも

   なく貴方を指す………そしてこれが最後です」

 

自分は大きく息を吸いながら隠者を見ると、

 

蓮 「紫さんにちゃんつけした事それは聞いた話

   によると1人しかいなかったそうですその

   1人とは理久兎さんただ1人だったという

   事それらが全てを表すことは」

 

妖夢「あのすみませんが蓮さん分かりませんよ!」

 

霧雨「待てって推理についていけねよ!」

 

推理?そんなものではない。これは事実だ。前に魔理沙が持ってきた1人の古代の神の名前とその内容を思い出しながら、

 

蓮 「つまり理久兎さんは確かに死んだけどまた

   復活したそしてその理久兎さんは今………僕

   達の目の前にいる人物」

 

隠者を見ながら真っ直ぐな目で見ながら、

 

蓮 「そうですよね理久兎さんいやこう呼んだ方

   が良いですか?龍神が最初に想像した神に

   して理の神……深常理久兎之大能神さん」

 

皆は一斉に隠者を見ると隠者は、

 

隠者「くく………アハハハハハハハハハハ見事だ

   葛ノ葉 蓮………」

 

笑い方や声が女の声ではなく夢で聞いた男の声へと変貌する。そして突如としてメイドを黒い竜巻が襲う。そして、

 

ジャキンッ!

 

黒い竜巻は真っ二つに切られ竜巻の中が露になる。そこにはメイドはいなかったが代わりに空紅を手に持つ男性がいた。そうその男性こそこの異変の本当の首謀者その名を、

 

理 「正解だ蓮そう隠者の正体は俺こと深常

   理久兎いや神名を深常理久兎之大能神

   それがこの異変の首謀者の名さ♪」

 

蓮 「やっぱり………」

 

皆は真の顔を露にしたこの首謀者を目にする事となるのだった。




怠惰「それでは読者様今回もありがとうござ
   いました」

狗神「理久兎の野郎生きてやがったのか!」

神楽「でで伝説の妖怪王!!?」

鈴蘭「そんな事よりも私は理久兎が神って
   初めて聞いたけど!?」

怠惰「とりあえずは次回?かその次回ぐらい
   でぶつかり合うよ彼とは♪」

神楽「因みに怠惰さん理久兎ってそのやっぱり
   化け物レベル………」

怠惰「まぁそうだねこの小説だと紫を育てあげ
   しかも紫の胡散臭い性格は彼のせいでな
   ってしまったといっても過言じゃない」

鈴蘭「いやそれ強いっていうか」

狗神「子供に悪影響を与えたやつだな」

怠惰「まぁ合ってるかとりあえずは強いとだけ
   言っておくよ♪」

神楽「折られませんように」

怠惰「心配性だな……まぁ良いかでは読者様今回
   はここまで」

狗神「また次回よろしくな」

鈴蘭「それじゃ読者様♪」

神楽「えっとまた明日にではありがとうござい
   ました♪」

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