血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、買った中古ゲームがエンディングを迎えまたやることが無くなった怠惰のクソ悪魔です。また牧場物語にでも走ろうかな。おっと失礼しました。それでは本編へどうぞ。


第170話 摩天楼の宴

ネオンが光りそして摩天楼が建ち並ぶ理久兎が作った理想郷エレホンで皆は理久兎の服装に驚いていた。

 

蓮 「りっ理久兎さんその服………」

 

理 「ん?あぁ良いだろ?」

 

理久兎の服は現代でいうアロハシャツしかも下にシャツなどを着ていないしボタンもしないで全快なため理久兎の肉体が良く見える。そして下は短パンにビーチサンダルと1人だけ明らかに世界観が違っていた。というか夏大好き野郎にしか見えない。

 

霊夢「いや良いだろうって……」

 

霧雨「何か寒そうだな」

 

理 「えっ何処が?」

 

紫 「いや全体的に………」

 

どうやら皆もそう思ってくれるみたいだ。だが中には、

 

チル「格好いいぞ!」

 

ル 「夏って感じなのだー♪」

 

と、誉める声もあった。それには理久兎も微笑んでいた。

 

理 「ハハハありがとうな♪」

 

そう理久兎が言ったその瞬間、突然だった。自分の後ろから火球に矢に弾幕と色々と理久兎へと飛んでいく。

 

理 「うおっ!?」

 

それをギリギリで理久兎は避けた。すぐさま後ろを見ると、

 

永琳「理千♪いや理久兎だったわよね?あの時

   の涙を返してもらうわ♪」

 

輝夜「以下同文♪」

 

妹紅「理久兎さん1回燃えなよ♪」

 

3人はどす黒いオーラを出しながら笑っていた。かつての霊夢の時のようだ。

 

理 「ふっマジでごめん!!」

 

そう言いながら理久兎はトンズラした。

 

妹紅「あっ待て!」

 

永琳「待ちなさい!」

 

輝夜「理久兎さんに能力が通じないのが本当に

   厄介ね!!」

 

そうして3人は理久兎を追いかけていった。これには理久兎の従者達も苦笑いだ。

 

耶狛「アハハハ……今のマスターには女難の相が

   出てそうだよね」

 

亜狛「そうかもね………」

 

黒 「日頃の行いのせいだな」

 

と、理久兎を助ける気は更々無さそうだ。そんな会話をしていると突然、

 

理 「お前ら酷いなぁ」

 

蓮 「えっ!?」

 

突然だった。自分の肩にテーブル置いて理久兎が出てきたのだ。今現在追いかけられている筈なのにだ。

 

早苗「えっどんなトリックを使ったんですか!」

 

咲夜「時間を止めたって訳じゃなさそうだけど」

 

理 「アハハハ♪彼女達なら俺の幻影と追い

   かけっこをしてるよ♪さてとそれじゃ

   軽く設備を紹介するぜ」

 

そう言うと理久兎は前へと出ると笑いながら設備を紹介してくれる。

 

理 「まずは料理だが和、洋、中、エスニック

   更にはイタリアンやアジアンと色々な料

   理をご馳走しよう♪それぞれ厨房で食べ

   たい物を注文してくれ出来立てを提供す

   るからよ♪」

 

霊夢「あんたそんなんだと体を壊すわよ?」

 

理 「あぁ大丈夫そこは策があるから♪それで

   立ち食いも良いし和室があるからそこで

   座りながら食べるもよしソファに座って

   夜景を楽しみながら食べるもよしだ♪」

 

紫 「中々気配りが出来てるわねそれに結構

   ロマンチックね」

 

確かにそうだ。あんな身なりだがそれなりロマンチスト?なのかもしれない。すると、

 

? 「お~い理久兎~酒~♪………おろ?」

 

着物を着た1人の女性が此方へと来た。その女性は凸の所あたりに2本の角が生えていた。それは紛れもない鬼を象徴するものだが何よりも自分はその人を見たことがあった。

 

蓮 「みっ美寿々さん!?

 

萃香「美寿々さま!!?」

 

風雅「ふえっ!!?」

 

文 「ひぇ!!?」

 

はた「嘘っ!!?」

 

ゲン「美寿々さん!!?」

 

まさかの鬼子母神がいた。しかも何故だが天狗達は驚くと同時に青い顔をしていた。すると理久兎は何かを忘れていたのか思い出した火のように、

 

理 「因みに地底の妖怪達もこの宴に参加してる

   からよろしくな♪」

 

紫 「となると……」

 

紫がそう言うと同時に1人の少女が此方へとやって来る。それは地底の管理者こと古明地さとりだ。

 

さと「理久兎さん遅いです………あらもう皆さん

   来たのですね」

 

紫 「あら覚妖怪あなたいたのね♪」

 

さと「えぇいますよ♪」

 

この2人はまた睨み合いながら火花を散らす。これには全員苦笑いしかできない。流石にこれには見飽きたのか理久兎が真ん中に入る。

 

理 「落ち着けって2人共………」

 

だがこれは逆効果となる。

 

紫 「御師匠様はどっちの味方ですか!」

 

さと「そうですよ!はっきりしてください!」

 

理 「えぇ~ーー!?」

 

止めに入ったつもりなのだろうが逆効果で火に油を注いでしまったようだ。しかも2人は理久兎に詰め寄っていた。

 

理 「いやまずやるなら外でやれ!ここでそんな

   喧嘩はみっともないぞ!なぁお前達もそう

   思うよな!」

 

焦りながらも理久兎がこっちに話を振ってきた。仕方なく理久兎を援護することにした。

 

蓮 「まっまぁそうですね………」

 

霊夢「本当ね紫みっともないわよ」

 

美 「さとりもな……」

 

それを聞き2人は少し不貞腐りながらもお互い背中を向ける。まるで子供の喧嘩を見ているようだ。

 

理 「まぁとりあえず料理作るから食べたい

   物を注文してくれや」

 

それを聞き皆は手を挙げながら、

 

霊夢「とりあえず何か日本酒に合う酒の肴!」

 

チル「あたいはお腹が一杯になる物!」

 

レミ「私は何か洋物のオードブル♪」

 

幽 「珍しい料理をお願いするわ♪」

 

ミス「私は鶏肉以外なら!」

 

文 「あっそれは私もお願いします」

 

聖 「えっと精進料理で………」

 

と、皆は思い思いに注文する。大抵の注文すると理久兎は後ろを向いて歩き出す。

 

理 「オッケー」

 

そう言った瞬間、ありえない事に理久兎が6人に増える。

 

霊夢「何あれ!?」

 

レミ「まるでフランの分身ね」

 

フラ「私よりも数が多いよ………」

 

鈴仙「それに波長がどれも同じまるで分裂!?」

 

だが今のを見て思う。あれをあの時の戦いで使われていたらもっと苦戦していたかもしれない。それを考えるとそれなりには手加減をしてくれていたのだろうと実感した。

 

蓮 「本当に限界がないな………理久兎さんは」

 

自分もそんな事しか呟くことしか出来なかった。そうして数分後には6人の理久兎が多くの料理を作り出す。自分はそんな理久兎が作ってくた料理の1つであるテリーヌを頂いていた。

 

蓮 「うん美味しい♪」

 

食べて思ったのはキャベツは勿論だが蓮根や人参と彩りの野菜を味わえそれを鮭の切り身でサッパリと食べれる。そこにレモンベースのソースが加わり更に爽やかな後味だ。

 

霊夢「このほろ苦さが良いわね♪」

 

霊夢はハリギリと言われる山菜の天麩羅を食べていた。他には、

 

聖 「あっあのこれお肉では………」

 

黒 「あぁこれは豆腐をベースにおからと蓮根を

   入れてつなぎは自然薯で作られた特製豆腐

   のハンバーグだポン酢に大根おろしシソの

   葉を乗せて食べるとさっぱり食べれる筈だ

   それにご飯との相性も良い」

 

聖 「てことはがんもどきと同じなんですね」

 

黒 「まぁそうだな」

 

どうやら精進料理しか食べれない聖も満足しているようだ。というかこうして見ると健康を考えて野菜をふんだんに使う料理が多いと感じた。

 

蓮 「まぁおいしいから良いか」

 

霊夢「えっ?何が?」

 

蓮 「ん?何でもないよ♪」

 

そうして自分達はこの宴会を楽しむのだった。だがこれから数分後に自分達は知る。理久兎の本気というものを。

 

 




狗神「そんじゃ今回もありがとうな」

鈴蘭「そういえば姐御…怠惰は?」

神楽「そういえばいませんね?」

狗神「あぁ何でも用事があって今回は出れない
   そうだ………それと次回についてはあっち
   を投稿だとよ何でもあっちを投稿しない
   と話が上手くまとまらないとかで」

鈴蘭「怠惰は忙しいね」

狗神「あぁ本当にな」

神楽「でも隣から怠惰さんの声が………」

鈴蘭「神楽ちゃんそれは言っちゃダメだよ!?」

神楽「えっあっあのすっすみません」

狗神「まぁ彼奴がいないと話も進まないから今回
   はここまでだな」

鈴蘭「だねそれでは読者様また次の投稿で会おう
   ね♪」

神楽「それでは読者様♪」

狗神「またな………」

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