昼下がりの午後。自分は何気ない何時もの平和な時間を過ごしていた。
蓮 「イメージ………イメージ………」
イメージをしつつ神楽を振るう。イメージし戦っていた相手は理久兎だ。
蓮 「ふぅ………しゅ!はぁ!」
シュン!
彼処まで手加減をしつつ戦っていた相手はあまりいない。そのため遣り甲斐がある。次こそは誰の力にも頼らずに勝ちたいと思えた。そんなイメージ対戦をしていると、
霊夢「ねぇ蓮」
蓮 「ん?」
霊夢から声をかけられ自分は止まる。そして霊夢の方を見ると霊夢はお茶とタオルをお盆に乗せて縁側に座ると、
霊夢「休憩にしない?」
蓮 「あっもうこんな時間だったんだ」
神楽を鞘に納刀して縁側に座りタオルで汗を拭う。そしてお茶を飲む。
蓮 「ふぅ……」
霊夢「やっぱり前よりも筋肉が増えたわね?」
蓮 「えっそうかな?」
自分には分からないが少し筋肉は増えたみたいだ。あんまり自覚はしていないのだが。すると霊夢が自分の腹筋辺りを触ってくる。
霊夢「うんやっぱり硬いわね」
蓮 「まぁ……筋肉だから…ねぇ?」
勘違いしているかもしれないため言うがそんなガチガチマッチョではない。言うなると大体何処にでもいる細マッチョだ。
蓮 「ちょっ霊夢くっくすぐったいんだけど」
霊夢「あっごめんなさい………」
そう言うと触るのを止める。そして自分は縁側に置いてある文々新聞を手に持ち記事を見る。するととある記事を目にする。
蓮 「へぇ今バザーをやっているんだ」
霊夢「バザー?」
蓮 「うん…霊夢は知ってるよね?」
霊夢「物を自由に売り買いする楽市楽座みたいな
もんでしょ?」
蓮 「まぁそう…だね?」
これまた古い言葉が出てきたものだ。もう一度確認すると未来水妖バザー開催と大きく書かれており河童達が主催で河川敷辺りで開くという事も確認できた。すると霊夢も自分の肩に顎を置いて見てくる。
霊夢「ふぅ~ん………何かあるかしら?」
蓮 「どうだろう?だけど河童印なら何かしら
の物はあるかもね?」
霊夢「そうね………なら行きましょうか?」
蓮 「そうだね♪」
自分は着物の上部を着直し霊夢はお茶とタオルを片付けると空へと飛び立ったのだった。
少年少女移動中………
2人は河童達が主催のバザーの会場へと降り立つ。そこは色々な妖怪達はたまた時々には人間だったり神だったりが集まっていた。
霊夢「これだけいるとつい退治したくなるわね」
蓮 「霊夢それは流石に止めようよ」
これには流石にツッコミを入れる。こんな所で妖怪退治と言われれば大騒ぎだ。そのため止めて欲しい。
霊夢「まぁ仕方ないかぁそれに♪」
そう言うと霊夢は自分の腕を掴むと霊夢の腕で組んでくる。
霊夢「今日は良いデート日だしね♪」
蓮 「うっうぅ……確かに…ね」
霊夢「ふふっ♪歩きましょうか」
蓮 「そうだね♪」
自分と霊夢はバザーに並ぶ店を巡る事にした。見て回ってみるとやはり色々な者達がいた。
にと「いらっしゃい見てってよ!」
河童「こちらの商品はですね!」
文 「良い記事が書けそうですねぇ♪」
等々、多くの妖怪達に神様もバザーの出展者として頑張っていた。更に客の中には、
聖 「ふぅ…黒さんは…来てないんですね」
一輪「聖…黒さんは神道の者ですよ?」
レミ「咲夜…それにパチェ何か良い道具とかは
あったかしら?」
咲夜「そうですね……」
パチ「あまり無さそうね……」
と、元人間の者もいたり日光が苦手な吸血鬼がいたりと大賑わいだ。
蓮 「凄い数だねぇ」
霊夢「そうね………」
そんな事を呟きながら歩いているとヒソヒソとだが声が聞こえてくる。
人間「なぁあれって?」
人間「あぁ博麗の巫女に寺子屋の教師だな」
人間「ちっイチャイチャしやがってよ」
そんな声が聞こえてくる。やはり隣に霊夢がいると注目の的となってしまう。
霊夢「どうしたの蓮?」
蓮 「んっいいや♪何でもないよ♪」
あまりゴタゴタは起こしたくないために無視して先へと進む。すると、
男性「しっかし博麗の巫女もどうしてあんな優男
を好きになったのかねぇ」
男性「あぁ完璧にガキ臭いしなぁ♪」
と、声を張り上げて言ってきた。自分は別に気にもしていないしそれに言っている事は大抵あっている。そしてボッチとか言われるよりかは全然マシだ。だから気にしていなかったのだが彼らがそんな事を言った直後、自分は一瞬だが嫌な気配を感じ隣を見ると、
霊夢「なん…です……って?」
蓮 「やっヤバイ!?」
軽く霊夢がキレていた。しかも今にも弾幕を飛ばし兼ねない雰囲気だ。
蓮 「霊夢!こっちに行こう!」
霊夢「えっ蓮!」
組んでいる腕を離しすぐに霊夢の手を握りその場からすぐに離れる。そして暫く小走りに走りベンチの前まで来ると手を離す。
霊夢「ちょっと貴方の悪口なのよ!」
蓮 「それは知ってるけど騒ぎにはなって欲しく
ないし………折角ここに来たのなら楽しまな
いとね♪」
霊夢「うっうぅん……言う通りね…ごめん」
蓮 「いいよ謝らなくても♪」
これで何とか騒ぎにはならなくて済みそうだ。
蓮 「そういえば霊夢さ喉乾いた?」
霊夢「えっ?えぇとそうね少しだけ」
辺りを見回して何か飲み物がないかなと探してキョロキョロとしていたその時だった。
男性「おやそこの麗しきお嬢さんどうですお茶
でもしませんか♪」
と、1人の男が近寄ってきた。しかも服装がこの辺の人間の服装ではなくタキシードに胸ポケットにバラとまんま伊達男という感じの男だ。しかし自分がいるのが見えていないのだうか。
霊夢「何よあんた?言っとくけどもう連れがい
るんだけど?」
そう言うと霊夢は自分の腕を引っ張って引き寄せてくる。それを見ると男は、
男性「………何だつまらん女だ話しかけて乗らぬ
とか大和撫子とは本当につまらねぇな」
霊夢「はぁ!?」
いきなり霊夢をディスり始めた。霊夢も怒るがこれには正直な話だが自分の額に血管が浮き出た。
男性「まぁ良い他の女を探………」
そう言い去ろうとした瞬間、
蓮 「すみません♪」
男性「ん?何……」」
ゴンッ!
男性「ぐふっ!!?」
自分はその男性の左頬に向かって右ストレートを放った。そして男性はそのまま空中で一回転して地面に倒れ込む。
霊夢「えっ!?」
蓮 「僕は馬鹿にされるのは構わないだけど
霊夢の悪口を言うなら許さないよ」
霊夢「れっ蓮………」
それを聞いた霊夢は顔を紅らめるがすぐに手を引いて、
蓮 「行こう」
霊夢「えっえぇ」
霊夢の腕を引っ張り自分と霊夢はその場へとすぐに抜けるのだった。そして倒れた男は、
男性「あの小僧が!」
そう言い男性は起き上がる。
男性「この俺を知っての狼藉もしくは知らなく
ても不幸に!」
と、言ったその時だった。その男は見てしまう。1人の角を生やす少女を連れて歩く死んだ魚の目をしてねじり曲がった角を生やすその男性を。
男性「ん?なっ!ななな何故に貴様がここに!」
? 「………お前こそ何でここにいるんだよ?」
悪魔「くっ!こんな奴がいるなんて聞いてねぇぞ
畜生!!」
男性は猛ダッシュで逃げていった。そして残った男は呆れ少女は首を傾げるのだった。
狗神「そんじゃ今回もありがとうな♪」
鈴蘭「ありがとうね♪」
神楽「そういえば怠惰様は?」
狗神「言われてみるといねぇな」
鈴蘭「何か聞いた話によるとバザーに強制連行
されに行ってくるとか言ってたけど?」
狗神「何じゃそりゃ」
神楽「強制連行って何したんでしょうね………」
鈴蘭「う~ん良く分かんないよね」
狗神「たく彼奴ときたらよ」
神楽「まぁ仕方がないですよ狗神さん」
鈴蘭「う~んとりあえず話すことはあっ!そうだ
また明後日に次話を投稿するからよろしく
ね読者様!」
狗神「そんぐらいだよなそんじゃそろそろ終わり
にするぞ」
鈴蘭「てなわけで読者様またね♪」
神楽「それではまた次の投稿まで」
狗神「気長に待てよじゃあな」