血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。アポカリプスにフルボッコにされた怠惰のクソ悪魔です。メンバーがいない何じゃありゃ!おっと失礼。それと今回は狗神視点のお話ですのでよろしくお願いします。では本編にどうぞ。


第182話 その頃、狗神は。

蓮と霊夢がスニーキングを開始している時間帯。観察対象の狗神は神楽と鈴蘭と共に空を飛んでいた。

 

狗神「なぁお前らまで来る必要あるか?」

 

鈴蘭「何言ってんの!姐御の恋を応援するのも

   私達の役目だよ!ねぇ神楽ちゃん!」

 

神楽「そっそうなんですか?」

 

鈴蘭「そうだよ!だから狗神ちゃん当たって砕け

   てね!」

 

励ましの言葉なのだろうが敢えて言おう。励ましになっていないし砕けたらダメだろ。

 

狗神「砕けたら意味がないだろ」

 

鈴蘭「まぁまぁそう怒んないでよ♪因みに狗神

   の姐御が好きな子って亜狛だよね?」

 

狗神「いっいやその……まぁ…………」

 

知られていることに恥ずかしくなる。これまで振る舞いが粗暴すぎたのか男と間違われていた自分だったが唯一自分を女と分かってくれた亜狛が気になるのが最初だった。次第にこの思いが甘い物となったのはここ最近の話だ。

 

鈴蘭「亜狛君はねぇ凄く優しくて妹思いの良い

   お兄さんだったね会った時の印象として

   はだけど♪」

 

狗神「そうなのか?」

 

鈴蘭「うん♪それに身分が下の人達とも対等に

   接してたし聞いた噂だと農民の方々に酒

   等を渡したりその身分の子供達とも遊ん

   でもいたらしいよ?」

 

神楽「良い……その…妖怪?ですね♪」

 

鈴蘭の言っている話は恐らく自分が生存していた頃の平安時代辺りの事だろう。だがその時の事を思い出すだけで嫌になる。忌々しい記憶が首の傷がうずく。

 

狗神「……………」

 

鈴蘭「狗神の姐御?」

 

神楽「どうかしたのですか狗神様?」

 

狗神「嫌なんでないさっさと行くぞじゃないと

   置いてくぞ!」

 

こんな記憶は速く忘れてしまおうと思いながらもスピードを上げて飛行する。

 

鈴蘭「姐御まってよ!」

 

神楽「待って下さぁ~い!」

 

そんなこんなで自分達は昨日のバザー会場へと向かったのだった。そうして数分後無事にバザーへと到着する。見て思ったのはバザーは2日目の筈なのに人や妖怪が絶え間なく行き来していて賑わっていた。

 

狗神「2日目でも多いものだな」

 

鈴蘭「姐御酷いよぉ」

 

神楽「追い付いた………」

 

自分以外の2人も追い付いたみたいだ。それを確認すると、

 

狗神「なら行くぞ………それとそのサポート頼むな」

 

自分だと何も切り出せない。そう思ったため2人に頼むと、

 

鈴蘭「OK♪」

 

神楽「微力ながらもお手伝いしますね♪」

 

狗神「あぁ………」

 

自分達は賑わう妖怪や人を通り抜けながら目的地へと向かう。そして何事もなく目的地へと辿り着いた。そこは昨日と同じように賑わっていて食事を取る者も多い。そして働くホールの中にお目当てとも言える亜狛が働いているのも確認できた。

 

狗神「ゴクリッ…………」

 

鈴蘭「ほら勇気だして行くよ♪」

 

神楽「行きましょう狗神さん♪」

 

狗神「ここまで来たならやってやる」

 

店の敷地を跨ぐとホールの内の1人。亜狛の妹の耶狛が気がつき此方へとやって来た。

 

耶狛「いらっしゃいませぇ♪あれ珍しい組み合わ

   せだね♪オーナーの蓮くんにストライキで

   も起こしたの?」

 

狗神「そんな訳ないだろ……」

 

鈴蘭「休暇だよたまにはね♪それで3人だけど席

   は空いてるかな?」

 

耶狛「う~んとね‥‥うん空いてるね♪彼方の席に

   座ってよ♪」

 

そう言われ自分達は席につく。テーブルに置いてあるメニューを見ると色とりどりの料理の写真が並べられ料理名及びに食材名もキッチリと書かれていた。

 

神楽「私は決まってますが皆様は?」

 

鈴蘭「私も決めたよ♪」 

 

狗神「えぇとどれにすれば良いんだ?」

 

2人は決めたみたいだが自分は何にすれば良いのか全然分からない。すると、

 

亜狛「此方サービスの水とお手拭きです♪」

 

まさかのお目当てが登場してきた。それを見てしまい自分は、

 

狗神「あっあわあ………あわ」

 

突然で驚きすぎて声がでなくなってしまった。

 

鈴蘭「うわぁ……カッチカチだなぁ姐御

 

神楽「狗神様落ち着いて!深呼吸です!」

 

そう言われ深呼吸をして落ち着けようと思い、

 

狗神「ひっひっふぅ…ひっひっふぅー…」

 

鈴蘭「ああ姐御!それは違う呼吸!!?今出した

   らダメな者が出ちゃう呼吸だから!」

 

亜狛「えぇとお腹に子供でもいるのですか?」

 

狗神「いっ嫌違うそっそのアハアハハハ………」

 

駄目だ思考が回らないし胸が苦しい。その時に鈴蘭からのバックアップが入った。

 

鈴蘭「えぇと夏の生春巻を1皿お願いします」

 

亜狛「えっ?あぁ注文ですか♪」

 

そう言いペンでスラスラと注文表に書いていく。その瞬間、

 

鈴蘭「神楽ちゃんは?」

 

神楽「あっはい!えっと丁子油ってありますか

   その………私それか砥石などしか食べれな

   いもので………」

 

亜狛「えっ!?えぇとそこはマスターに聞いて

   みますね♪」

 

笑顔が眩しすぎて意識が朦朧としてきた。霊夢もこんな気持ちだったのだなと今改めて自覚した。そして処刑宣告と言わんばかりに、

 

亜狛「それでその貴女は何に致しますか?」

 

自分に質問してきた。

 

狗神「ひゃっ!?えぇえぇと………」

 

鈴蘭「いっ狗神ちゃんはオススメの品がなにか

   ないかって言ってたけど亜狛君オススメ

   何かある?」

 

亜狛「そうですねオススメなら此方の冷やし中

   華がオススメですかね?今日も暑い日差

   しが照らすのでリフレッシュも兼ねてオ

   ススメですよ」

 

鈴蘭「ならそれだよね?」

 

狗神「あっあぁ!」

 

亜狛「分かりました♪そういえばお飲み物は

   何かいりますでしょうか?」

 

今度は飲み物について質問してきた。というか飲み物も考えてないぞ。

 

神楽「あっ私以外の2人は恐らく冷たいお茶が

   良いと思いますよ?」

 

鈴蘭「だね♪私も姐御も冷たい緑茶で♪」

 

亜狛「畏まりました♪」

 

注文を書くと亜狛はペコリと頭を下げて厨房へと向かっていった。

 

亜狛「ふぅ………」

 

ようやく安心できると思っていると、

 

鈴蘭「姐御本当に堅すぎるよ!もっとこうリラッ

   クスしてくれないとこっちが持たないよ」

 

神楽「正直…腹式呼吸をした時は笑いそうになっ

   ちゃいましたプッ………」

 

狗神「神楽てめぇ笑うんじゃねぇよ………」

 

恥ずかしい所を見られて今の自分の顔は恐らく真っ赤になっているだろう。観察を兼ねてきたのにこれではまとまりがつかない。

 

鈴蘭「まぁ………うん笑顔だよ姐御♪笑顔♪」

 

狗神「うぅん………笑顔が出来ないんだよなぁ」

 

あの頃ならまだ出来たかもしれないがもう笑顔のやり方などは忘れてしまった。

 

狗神「こっこんな感じか?」

 

精一杯の笑顔をすると2人は青い顔をした。

 

神楽「狗神様そっそのこっ怖いです」

 

鈴蘭「ごめん今の無しで………」

 

狗神「おいコラ………」

 

言っておいてそれか。やって損したじゃないか。そんなこんなで会話をしていると、

 

亜狛「お待たせしました生春巻に冷やし中華それ

   から特別メニューの砥石と丁子油に飲み物

   のアイスの緑茶です♪」

 

料理名を言いながらメニューを置いていくと鈴蘭は何を思ったのか、

 

鈴蘭「ねぇ亜狛君質問良い?」

 

亜狛「どうかしましたか?」

 

鈴蘭「亜狛君って好きな女性のタイプって何か

   ある?」

 

亜狛「えっ!?」

 

急にそんな事を言えば驚き困るだろう。だがそれを知りたいと自分は思った。すると、

 

亜狛「う~んこれまで考えた事がないですねぇ

   ただ強いて言えば常識側の子ですかね?

   マスターや妹が非常識なもので………」

 

鈴蘭「見た目とかは?」

 

亜狛「えぇ……あんまり気にしませんね?」

 

鈴蘭「目で見てすぐ分かる傷跡を持ってたり

   心や顔が醜くても?」

 

亜狛「えぇ♪自分が愛した女性ならですかね♪

   ただマスターや妹それに友達や親友達を

   蔑ろにする奴ならば容赦はしません恐ら

   く私は問答無用で殺りますね♪」

 

と、亜狛が楽しそうに物騒な事を言っていると、

 

耶狛「お兄ちゃんこっち手伝って!!」

 

亜狛「あっごめん!それではごゆっくり♪」

 

そう言い去っていった。すると鈴蘭は此方を見て、

 

鈴蘭「良かったね姐御♪」

 

狗神「要らぬ世話を………」

 

神楽「まぁまぁ♪ですが近づける1歩になった

   じゃないですか♪」

 

2人にここまでしてもらい申し訳なく思った。そのために、

 

狗神「………ありがとな

 

と、小さな声でお礼を言うと、

 

鈴蘭「なぁ~に~聞こえんな~♪」

 

神楽「鈴蘭さんその位にしてあげて下さい狗神

   様も必死なんですから」

 

狗神「うるせぇ!さっさと食うぞ!」

 

自分達は出された料理を食べるのだった。味の感想としては食べたことの無い不思議な味だった。そうして食べ終えて暫く神楽と鈴蘭とで話をしていると、

 

亜狛「失礼しますお皿の回収と会計書ですご確認

   下さいね♪」

 

鈴蘭「はいはい♪」

 

神楽「ありがとうございます」

 

狗神「あぁ…………」

 

自分達が食べた食器を片付けると一礼してまた厨房へと戻っていった。

 

鈴蘭「ねぇ姐御♪」

 

狗神「すまないがもう無理だ………」

 

何か提案してくれるのはありがたいがもう腹も心も一杯だ。

 

鈴蘭「そっか………なら帰ろっか♪あんまり蓮君

   を待たせるのも悪いし」

 

狗神「だな神楽は良いか?」

 

神楽「はい問題はありませんよ♪」

 

狗神「そうかなら行くか」

 

自分達は席から立つと鈴蘭は注文書と呼ばれた紙切れを持つと自分達は入り口へと戻ると、

 

亜狛「ありがとうございます♪会計書を拝見しま

   すね♪」

 

鈴蘭「はいはい♪」

 

そう言い鈴蘭は会計書を渡すと亜狛は確認して、

 

亜狛「では会計の値段として4300円頂き

   ますね♪」

 

鈴蘭「それじゃこれで♪」

 

亜狛「丁度ですねそれではありがとうございま

   した♪」

 

自分は羨ましいと思った。自然にも好きな異性と話せる鈴蘭が。忘れてしまった笑顔を簡単に出来る亜狛が。すると、

 

亜狛「あっそれとすみませんその自己紹介をして

   いませんでしたよね私は深常亜狛と言いま

   す………それでえ~と貴女のお名前って」

 

狗神「我か我はh……いや狗神だ」

 

亜狛「狗神さんですか♪またお会いできるのなら

   お会いしてくださいね♪」

 

狗神「っ!………かっ考えておく」

 

これ以上は本当に心に余裕がないため足早に敷地から出た。

 

鈴蘭「良かったね姐御♪」

 

神楽「そうですね♪」

 

狗神「うるせぇ」

 

そんな事を話していると目の前からお盆を片手で持って耶狛が歩いてきた。

 

耶狛「あっ♪ありがとうね料理どうだった?」

 

鈴蘭「美味しかったよ♪」

 

耶狛「そう♪マスターに伝えておくね♪」

 

こうして見るとやはり兄妹というだけあって所々で似ている所がある。だが性格に関しては亜狛は真面目だが耶狛は陽気な感じがした。

 

耶狛「あっそうそうえ~と確か狗神ちゃんに神楽

   ちゃんに鈴蘭ちゃんだったよね?」

 

神楽「えっとそうですね」

 

鈴蘭「うんそうだよ♪」

 

狗神「何だよ?」

 

何か伝えたいことがあるのかと思っていると耶狛は無邪気な笑顔で、

 

耶狛「お兄ちゃんと仲良くしてあげてね♪友達

   っていう友達が黒君とか旧都の一部の妖

   怪とかペットぐらいしかいないからさ」

 

これを上手く変換するとつまり妹公認で仲良くしろって事だ。この言葉を聞き自分は嬉しくなった。

 

狗神「あっあぁ此方こそ頼むな」

 

耶狛「うん♪そういえば足早だったけど急いで

   ないの?」

 

神楽「あっそうでしたね」

 

狗神「だな行くか」

 

鈴蘭「そうだね♪それじゃバイバイ耶狛ちゃん」

 

耶狛「うんバイバイ♪」

 

そうして自分達は空へと飛び博麗神社へと帰るのだった。




怠惰「ではでは今回もありがとうございました」

晴明「怠惰さん大丈夫ですか?何か疲れている
   ような気がしますが?」

怠惰「何か鬱憤晴らし出来るものが欲しいです」

? 「あらなら私を苛めても良いのよ?」

晴明「あっこら朱雀!」

怠惰「断るお前を苛めてもつまらん」

朱雀「あぁん!お預けね!そう……これは所謂
   放置プr………」

怠惰「アファジア!」

朱雀「んん!!」

怠惰「マジで止めろここはR15エリアだ!」

晴明「アハハ………そういえば怠惰さん」

怠惰「ん?何さ?」

晴明「怠惰さんってR18の作品って作る気は
   あるんですか?」

怠惰「えっ?………う~ん考えた事もなかったな」

晴明「作者の中には書いている方もいたので書く
   のかなって思ってはいましたけど」

怠惰「まぁ要望あったら書くかもだけどあんまり
   ねぇ?怠惰さん下手だから」

晴明「まぁそうですよね」

怠惰「傷つくなぁまぁ良いやそれじゃそろそろ
   時間だし今回はここまで」

晴明「また次回もお願いしますね」

怠惰「では読者様♪」

晴明「さようなら♪」

朱雀「んん~♪」
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