血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、そして先に言います本当にすみませんでした。前回はもろに投稿する話をミスってしました。本来はこちらを先に投稿する筈でした本当にすみませんでした。後にこれは1話繰り上げで修正しますのでお願いします。では本来昨日投稿するはずだった話をどうぞ。
(追記 5月28日に場所を修正)


第十六章 飛鳥の王の復活
第184話 願いを叶える桃色仙人


休日の日曜日の朝からもうじき正午へと変わろうとする時間帯の博麗神社で自分は霊夢と共に掃除に勤しんでいた。

 

霊夢「ふぅあと少しで今日の分も終わりそうね」

 

蓮 「そうだね♪」

 

もう少しで今日の分の掃除も終わり午後は何時ものようにゆっくり出来る。だが気になっていた事があった。

 

蓮 「ねぇ霊夢これってさ何?」

 

霊夢「えっ何が?」

 

蓮 「だから本殿に置いてある木箱」

 

本殿に置いてある木箱が何なのだろうきになった。つい先日までなかった筈なのにいつの間にか置いてあれば疑問に思ってしまう。

 

霊夢「あぁあれねあれは何処ぞの河童が私に預

   けて来たのよ恐らくにとりの部下だとは

   思うけど」

 

蓮 「へぇ………」

 

箱の蓋の文字を見ると河童の腕と達筆で書かれていた。

 

蓮 「でそんなのが何で本殿に置いてあるの?」

 

霊夢「えっ?それは勿論御神体になるから♪」

 

流石は霊夢だけあってそういった事は少しがめつい。無理もない。ここ最近は神道から仏教に替える人間が増えているのかここに参拝に来る人間がやって来ない。そういった事が原因になるのか霊夢も危機感はあるみたいだ。

 

霊夢「はぁお賽銭入らないかなぁ今なら妖怪

   避けの御札を送るのに」

 

蓮 「いや…えぇと……どうなんだろ?」

 

絶対に来るとは言い切れないため言葉に困る。霊夢はため息を吐きながら、

 

霊夢「もう掃除とか結界の維持も止めて普通の女の

   子になろうかなぁ」

 

蓮 「何を弱気になってるの霊夢ったらそうだ一回

   休憩してお茶を飲もうよお茶入れてくるから

   さ♪」

 

霊夢「そうねならそうしましょうか」

 

そう言い霊夢は縁側へと座ると母屋へと入りお茶を入れ霊夢の元へと持っていく。

 

蓮 「はいこれ」

 

霊夢「ありがとう」

 

お茶を飲みながらリラックスしていると空から定番の客が箒に跨がりやって来る。

 

霧雨「よぉおしどり夫婦♪」

 

霊夢「まだ夫婦じゃないんだけど?」

 

霧雨「そんじゃ未来のおしどり夫婦♪」

 

蓮 「まったく止めてよ魔理沙こっちも恥ずかしい

   んだからさ」

 

ニコニコと笑いながら魔理沙は手を合わせすまんすまんとジェスチャーしてくる。

 

霊夢「それで今日は何しに来たのよ?」

 

霧雨「あぁそれ何だけどよさっき山でさ」

 

魔理沙が何かを言い掛けると自分は本殿の方に人の影が映るのに気が付いた。

 

蓮 「れっ霊夢参拝者!」

 

霊夢「そう…えっ何ですって!?」

 

お茶を置き本殿へと向かう。自分と魔理沙は顔を見合わせると、

 

霧雨「本当かどうかは分からないが行こうぜ」

 

蓮 「うん」

 

自分達も追いかけると眼にする。本殿の前にいる特徴的な服を着て右腕に包帯を巻き付けた桃色髪の女性がいた。しかも包帯で巻かれた腕を御神体?である河童の腕の前へと手を伸ばしていたが、

 

霊夢「ちょっと何してるのよ?」

 

霊夢がその腕をつかむ。だが自分は偶然だったが見てしまった。

 

蓮 「えっ…………」

 

もしかしたら幻影なのかもしれない。または目がおかしかったのかもそれないがその女性の腕がグニャリとねじ曲がったのを。

 

霊夢「ん………?」

 

? 「はっ………」

 

それに気がついたのか霊夢を手を離し手をグーパーして確認する。そして女性はいそいそと手を隠す。そして、

 

? 「え~とその~おほん失礼しましたその木箱に

   入っている物が気になったもので」

 

霊夢「………だからって御神体に触れないで頂戴」

 

霧雨「インチキ臭いなぁ………確かお前山に住んで

   る説教好きな仙人だよな?」

 

どうやら仙人みたいだ。すると目の前の仙人はムッとした顔をする。

 

? 「説教好きとは何ですか説教は好きでやって

   いる訳ではありませんそれと申し遅れまし

   たが私は仙人で名は茨木華扇と申します」

 

礼儀正しく名前を言ってくれる。名前は茨木華扇と言うらしい。

 

霊夢「ふぅ~んまぁどうでも良いけど御神体に興

   味があったからって触る普通?しかも仙人

   って聞いた話だと欲と戦うんでしょう?そ

   れが何故に触ろうとするのよ?」

 

華扇「興味があったので♪見せていただいてもよ

   ろしいですか?」

 

華扇はそう言うが霊夢は見せたくないのか胸に抱えている。これだと何時までたっても見せようとはしないため口を開き、

 

蓮 「霊夢…‥見せるだけならタダ何だし見せて

   あげたら?」

 

霊夢「………そうね」

 

そう言い霊夢は仕方ないという表情をしながら蓋を開け見せてくれる。それには自分と華扇は絶句してしまう。何故なら、

 

蓮 「ねぇこれマジックハンドだよね?」

 

華扇「ミイラとかでもないですね………」

 

外界で子供のおもちゃとして見られるマジックハンドそのものだったからだ。

 

霧雨「河童の腕は伸び縮みするからなw」

 

華扇「だからって草を生やさないでください」

 

華扇はため息を吐くと霊夢の方を向き、

 

華扇「はぁ大体貴方達はのんびりし過ぎですもう

   少しシャキッとしてください」

 

それは言う通りかもしれない。正論過ぎてもう少し頷く所だった。すると華扇は自分を見ると、

 

華扇「…………そういえば貴方以前に何処かでお会い

   しましたっけ?」

 

蓮 「えっ?いや初めてですが………」

 

顎に手を置き華扇は考える。どうやら知り合いにでも似ているみたいだ。

 

華扇「そうですか………まぁ良いでしょうこの腕だと

   かを見て俗欲な世界に興味が湧いたわまたお

   邪魔します♪山の下で暮らす今の人間それか

   ら妖怪達に言いたい事が山程あるし」

 

霊夢「ちょっと何を勝手に!?」

 

霊夢の肩を抑え自分はただニコリと笑って、

 

蓮 「お客さんでしたら歓迎しますよ♪」

 

華扇「ふふっ本当に昔の友人にそっくりね♪」

 

霊夢「はぁ……もう良いわ勝ってにしなさいよ」

 

こうして博麗神社に時々だが桃色髪の仙人が訪れるようになったのだった。




怠惰「ではではやっていきますが………本当にすみ
   ませんでした!」

狗神「お前本当に救いようがないよな」

鈴蘭「うんとりあえず怠惰♪清水の舞台から飛び
   降りる?」

神楽「あのそれ死んでしまうんじゃ………」

鈴蘭「神楽ちゃんは素直だなぁ♪遠回しにそう
   言っているんだよ?」

神楽「うわぁ………」

怠惰「マジで本当にすんません……」

狗神「お前昔から投稿ミス激しいよな」

怠惰「いや~何時も1~2話でストックしてい
   るんだけど珍しく第数ミスしたねそれに
   何時もは寝過ごしだとかのミスだよ!」

狗神「それも直せやそれと開き直るな!!」

鈴蘭「でもまさか華扇ちゃんも出てきたんだね
   怠惰を怒ってて出れなかったよ」

怠惰「まぁいずれまた会えるから」

鈴蘭「う~んその時は芋粥をご馳走しよう♪」

怠惰「因みに!華仙の言っていた知り合いは第零
   章を見れば分かりますとだけ伝えておきま
   す!」

狗神「宣伝してんじゃねぇよ!」

怠惰「痛い痛い!蹴らないでって!」

神楽「あっあのそろそろ……」

鈴蘭「怠惰に向かってライダーキックを宣言!
   姐御もやるよダブルで!」

狗神「ようは飛び蹴りだな!よしやろう!」

怠惰「マジで止めろぉ死にたくなぁい!」

神楽「えっと読者様今回はありがとうございまし
   たまた月曜日もお願い致します」 

狗神「くたばれ!!」

鈴蘭「ダブルライダーキック!」

怠惰「そげぶっ!!」Σ)>Д<)

神楽「また次回さっさようなら………」

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