血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。さっきまで病院に行ってきた怠惰のクソ悪魔です。なおただ単に再診でいっただけなので問題はないんですけどね。ではではまた今週もお願いします。


第186話 冥界に着く

自分達は空を飛び冥界へと通ずる空の穴の目の前へと来ていた。かつて春雪異変の際に開いた大穴だが今も閉じられることなく空いている。

 

霊夢「さっさと犯人(幽々子)をフルボッコにしに行くわよ」

 

霧雨「おうよ!」

 

蓮 「いやまぁ言った身だからあまりこう言うのも

   あれだけどまだ完全に黒と決まった訳ではな

   いよ2人共」

 

申し訳なく言うと霊夢と魔理沙は笑いながら、

 

霊夢「そうかしらね♪」

 

霧雨「冤罪?知らんな♪」

 

何この2人。幽々子さんに恨みでもあるのだろうか。それに先程に霊夢はフルボッコとは言ったが逆に自分達がフルボッコになりそうそうで怖い。

 

霊夢「つべこべ言ってないでいくわよ!」

 

霧雨「そうだぜ蓮♪」

 

蓮 「仕方ないか………」

 

自分達は冥界へと繋がる大穴へと入るのだった。そして大穴へと入り暫くすると長い長い階段が目に映る。ここを登れば幽々子さんがいる白玉桜まで一直線だ。

 

霊夢「本当に長い階段よね」

 

霧雨「お前の神社の階段と大差変わらんだろ」

 

蓮 「それは言えるかもね」

 

空を飛んでいるからそんなに苦労には感じないが空が飛べないと登るのが本当に辛い。しかしたまに足腰の鍛練で自分は往復してはいるが。

 

霊夢「歩いたら何時頃につくのかしらね」

 

霧雨「さぁな」

 

そんな会話をしながら空を飛んでいると自分達の目の前に1人の少女が立ち塞がる。白髪のおかっぱ髪で腰後ろに2本の刀を座す少女こと魂魄妖夢だ。

 

妖夢「侵入者かと思って来てみたら蓮さん達で

   したか」

 

霊夢「あら冥界の辻斬りさんじゃない」

 

霧雨「よぉ♪みょんみょん侍♪」

 

妖夢「誰が辻斬りでみょんみょん侍ですか私は魂魄

   妖夢という名前があるんですよ!それに私は

   幽霊かどうかかを確認するために斬ってるだ

   けであって辻斬りではありません!」

 

すみませんそれ完璧に辻斬りです。本当にありがとうございました。

 

蓮 「妖夢さん完璧に辻斬りですそれ………」

 

妖夢「みょん!?蓮さんまで!?」

 

ついでにみょんみょん侍も大当たりである。妖夢本人は自覚はしていないみたいだが。

 

妖夢「っ!とりあえず何しにここへ?」

 

霊夢「あんたの主人を退…ムグッ!!」

 

すぐに霊夢の口を押さえて黙らせる。変に刺激をすれば妖夢が襲いかかってくる。自分は霊夢の代わりに事情を説明する。

 

蓮 「えっと幽々子さんに会いにきました」

 

妖夢「幽々子様にですか?」

 

蓮 「えぇ折り入ってお話があったもので」

 

妖夢「そうですかなら案内します此方へどうぞ」

 

そう言い妖夢は後ろを向くと案内をしだした。そして霊夢の口を離すと、

 

霊夢「ちょっと蓮!」

 

蓮 「ごめんって…だけどここで労力を使うべ

   きじゃないでしょ?」

 

霊夢「………一理あるわね」

 

霧雨「だな………」

 

分かってはくれたみたいだ。すると、

 

妖夢「皆さん早く此方へ」

 

蓮 「あっすみません!行こう」

 

霊夢「そうね」

 

霧雨「だな………」

 

そうして妖夢に案内されながら自分達は幽々子がいる白玉桜へと向かう。そして白玉桜へと着くと縁側に座り庭を眺めながらお茶を飲む幽々子の姿があった。

 

妖夢「幽々子様お客人を連れてきました」

 

幽 「あら♪皆様何用かしら?」

 

霊夢「えぇ聞きたいんだけどあんた地上に幽霊だと

   か流してるわよね?止めてもらって良いかし

   ら?」

 

素直にそして率直に言うとそれに妖夢が食って掛かる。

 

妖夢「勘違いしているみたいですが幽々子様がそん

   な事をしていると!確かにかつては異変を起

   こしたので疑われても仕方はありませんが今

   回はというか今回も違いますよ!」

 

蓮 「………つまり幽々子さんは白ってことか」

 

霧雨「となると犯人は誰なんだかな」

 

と、言っていると幽々子がお茶を縁側に置き微笑みながら、

 

幽 「そうね確かに私は白だけど今回の霊は所謂神

   霊と呼ばれるもの欲だとかが形となった物‥‥

   そしてそれは人里の南にある墓へと向かって

   いるわねぇ?」

 

その言葉を聞き考える。確か人里の南には聖達が建てた寺がありしかもそこに墓地もある。つまり言ってる事が一致している。

 

蓮 「………霊夢に魔理沙!恐らく犯人がいるのは命

   蓮寺の墓地だよ!」

 

霊夢「っ!そっちか!」

 

霧雨「そうと決まれば早く行くぜ!」

 

と、行っていると妖夢が幽々子の元へと行くと、

 

妖夢「幽々子様その神霊達を少し減らしてきます」

 

幽 「えぇお願いするわ♪」

 

妖夢は一礼して此方へと来ると、

 

妖夢「私もお供しても構いませんか?」

   

蓮 「えっ妖夢さんがですか?」

 

妖夢「えぇ大量発生した神霊を減らすのと次に主人

   である幽々子様を犯人にしたてあげた奴を叩

   き斬りたいので」

 

主思いなのは分かるが言っている事の後半が物騒でしょうがない。

 

蓮 「えっと霊夢や魔理沙はどう?」

 

2人に大丈夫かと聞くと霊夢は呆れながら魔理沙は笑いながら、

 

霊夢「別に良いわよ1人2人増えても変わらないし

   ね………」

 

霧雨「あぁ♪文殊の知恵とか言うしな♪」

 

賛成のようだ。それも無論自分も参加することには賛成だ。

 

蓮 「それじゃ妖夢さんよろしくお願いします」

 

妖夢「はい♪任せてください♪」

 

霊夢「話が決まったのなら行くわよ墓地に」

 

蓮 「了解♪」

 

そうして自分達は冥界を抜けて命蓮寺へと向かうのだった。




怠惰「ではまぁ今回も何時ものようにありがとう
   ございました♪」

鈴蘭「ありがとね♪」

狗神「あぁ」

神楽「そういえば怠惰様」

怠惰「どうかした?」

神楽「怠惰さんって本編に登場したことってある
   のですか?」

狗神「言われてみるとお前確かに後書きでしか
   見たことねぇよな」

鈴蘭「うん通称引きこもりだよね?」

怠惰「まぁ………ねぇ?だけど少しは出たことが
   あるよ」

狗神「そうなのか?」

怠惰「うん因みに理久兎君とも試合形式だけど
   戦った事はあるよ♪」

神楽「あの理久兎さんとですか!?」

怠惰「まぁ‥‥ちょっと知り合いにあぁでもねぇ~
   こうでもねぇ~って感じで言われしぶしぶ
   試合したんだよねぇ滅茶苦茶面倒くさかっ
   たけど」

鈴蘭「何それ?」

怠惰「いっその事でバックから投稿してもう~ん
   まぁ良いかおっとそろそろ時間だねではで
   は読者様今回もありがとうございました♪」

狗神「こいつの本当の実力は何なんだかな………」

鈴蘭「えっとではでは読者様!」

神楽「また明日♪ありがとうございました♪」

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