青娥と名乗った女性は不敵な笑みで此方を見てくる。見て分かる感じはこの女性が異変の黒幕みたいだ。
霊夢「あんたが黒幕かしら?」
青娥「まぁそうなるわねぇ恐らくだけど♪」
理 「そんな事よりも青娥…邪魔はしないで欲し
いんだが?」
青娥「まぁまぁ理久兎さん♪それに私がここに
来たって事は分かりますよね?」
そう言うと青娥はニコリと微笑むと理久兎もニヤリと笑った。自分達からしてみたら嫌な予感しかしない。
霧雨「お前らは何が目的だ」
理 「何って古き友人達と再会するためさ?」
青娥「神子様達を蘇らせることですよ♪」
蓮 「それが理久兎さんの友人………?」
神子という人物が理久兎の友達なのだろう。
霊夢「ていうかそんな事よりもこの異常な神霊
を止めなさいよ!」
青娥「それは無理ね私も意図的に起こした訳で
はありませんし♪」
理 「以下同文♪」
この2人の胡散臭さは自棄に似てる。そのせいか胡散臭さが二倍になってる。
青娥「それにあのお方……‥豊聡耳様が蘇るのなら
この神霊の数も仕方無いことよそれに元々
はもっと早くに出来た筈だったけれど悪の
大魔王が蘇えってわざとこの上に寺を建て
たものだから起こすのにも一苦労でしたの
よ?」
蓮 「寺?………それって聖さんだよね?」
理 「あぁその聖さ………だけど悪じゃないしある
意味で聖人君主だぞ?」
悪の大魔王とは聖みたいだ。しかも理久兎がさりげなくフォローしてた。
青娥「神子様の復活を止め続ければ悪の大魔王
そのものよ」
理 「まぁそう言うけど神子ちゃんが復活した
ら話してみなよ♪」
青娥「う~ん理久兎さんがそこまで言うのでし
たら」
聞いていると本当に理久兎の人脈は広いし信頼が厚い。
霊夢「とりあえずこの異変を起こしたってのは
間違いないわけでしょ!なら弾幕ごっこ
でとっちめてやるわ!」
そう言うと霊夢はお札とお払い棒を構えると早苗と妖夢も構える。
早苗「服を汚した罪は大きいですよ!」
妖夢「幽々子様の友人とはいえ度が過ぎです
よ理久兎さん!」
やはり根に持っているようだ。
霧雨「何があったんだ?」
蓮 「まぁ言葉通り理久兎さんに弄られてもう
カンカン何だよね」
霧雨「あぁ~そういう事かまぁ私も面白そうだか
ら相手するけどな♪」
魔理沙とミニ八卦炉を構え自分も神楽を構えると、
理 「そういえば青娥来ているんだよな?あの
2人はさ♪」
青娥「えぇ♪」
そう言うと理久兎と青娥のいる奥から2人の女性が出てくる。1人は足が幽霊となっている女性そしてもう1人は銀髪の髪を後ろでまとめている女性だ。
理 「おはよう2人共それとお久々だね屠自子に
布都♪」
銀髪「…………もしや理久兎か久しいな♪」
幽霊「お前生きていたのか!?」
見た感じこの2人も理久兎の友人達みたいだ。だが理久兎は、
理 「それよりも青娥聞きたいんだが屠自子の
足だが………」
青娥「えっと…ミスっちゃったテヘ☆」
可愛くポーズをしているみたいたなのだが残念な事に自分はときめかなかった。それに周りの皆も青い顔をする。
幽霊「おいゴラ!失敗したって何だ!!」
どうやらこの怒っている幽霊がその失敗してしまったという屠自古みたいだ。
理 「まぁまぁ♪そこはまた後で話せばね?」
銀髪「本当じゃぞ本当に屠自古は短期じゃな」
蘇我「なんだと布都!この底辺頭が!」
布都「何をぉこの足無しが表に出ろ!」
蘇我「良いぜやってやんよ!!」
そしてこの銀髪の子が布都と言うみたいだ。見ていると屠自古は短期で布都は純粋みたいだ。だがこんな話を聞いていてイライラとしたのか、
霊夢「霊符 夢想妙珠」
霊夢がスペルを唱えて4人に放ったその瞬間だった。
ピチューーン!
? 「ぐげっ!」
理久兎達の前に何かが立ちふさがり理久兎達を守る。そして煙が上がるとそこには、
芳香「痛いなぁ」
芳香がいた。これを見た霊夢と魔理沙は目を点にして、
霊夢「何でそいつがさっき倒した筈よ!」
霧雨「あぁ間違いなくマスタースパークで消し炭
にした筈だぜ!」
倒した相手がいとも簡単に出てきて驚いている感じだ。
青娥「残念ながら死体はもう死にませんので♪
芳香蹴散らしてしまいましょ」
芳香「ま~か~せろ~!」
理 「本当は1人でやりたかったけど仕方ない
お前らもやる?運動がてらにね♪」
布都「面白そうじゃ♪やらせてもらおう♪」
蘇我「同じく」
これで丁度5VS5となった。正直な話だが理久兎とやっても勝てる気がしない。
霊夢「良いわまとめて相手してあげるわ!」
霧雨「丁度良い!理久兎さんよ~お前には昔に
何度も世話になったからお返しするぜ」
妖夢「覚悟をしてくださいね!」
早苗「やって見せましょう見ていてくださいね
神奈子様に諏訪子様!」
蓮 「皆が望むなら!」
そう言い自分達は理久兎達の方へと駆ける。
理 「さぁてと布都に屠自古!俺や青娥を少し
見ておけよこれが今の戦い方だ!」
布都「うむ分かった!」
蘇我「まぁ見させては貰うさ」
理 「OKならやるぞ青娥!」
青娥「えぇ行きなさい芳香!」
芳香「い~くぞ~!」
そうして自分達異変解決組VS異変首謀者組による弾幕ごっこ大戦が幕を開けたのだった。
怠惰「ではでは今回もありがとうございます」
神楽「ありがとうございます♪」
怠惰「………で2人共どうかした?」
狗神「いや芳香の奴いまさらだがゾンビになった
んだなと………良い気味だが」
鈴蘭「若返りし頃の芳香ちゃんは頑張り屋だった
からゾンビになっても頑張り屋なのかなぁ」
神楽「そういえば狗神様は晴明さんや鈴蘭さんに
芳香さんの3人に封印されたんでしたっけ」
狗神「あぁ不愉快な話だがな」
鈴蘭「でもあれは狗神の姐御が悪いんだよ?」
狗神「まぁそれはうん…………」
神楽「それにあの時はやんちゃでしたが今はもう
1人の恋する乙女に………」
狗神「神楽それ以上いうならお前の本体折るぞ」
神楽「あぁ!冗談です!」
鈴蘭「う~んでもそんな簡単には折れなさそう」
怠惰「まぁそりゃね?歴史にすら名を残さなかっ
た凄い鍛冶士が作ったもんな刀だしね」
神楽「アハハ………刃こぼれしたら私多分精神的に
ダメージが行きすぎて死ぬかもしれません
ね冗談なしに」
怠惰「まぁ修繕が下手したら効かないからね」
鈴蘭「それ聞くと怖いなぁ………って怠惰もう
時間が!」
怠惰「またか!あぁ~コホンッ!ではでは読者様
今回はここまで!」
鈴蘭「また次回もよろしくねぇ~♪」
神楽「ふふっでは読者様方♪」
狗神「またな♪」