血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様ついにこちらも本編が200話に到達したことに喜びを覚えた怠惰のクソ悪魔です。恐らく300話はまた越えるかなぁ………おっと失礼。それでは本編へどうぞ。


第200話 裁定の執行者

自分と霊夢が急ぎ人里へと向かうとそこでは、

 

人間「これは俺のだ!!」

 

人間「違う!こいつは俺のだ!!」

 

人間「ひっひぃ!」

 

人間「てめぇ良くも俺を散々と!」

 

里の住人達が殴り蹴りと大乱闘が起きていた。中には包丁までもを持って斬りかかる者の姿も見えた。

 

霊夢「何よこれ」

 

蓮 「酷い………」

 

もう目の前に映る光景は自分の知っている里とは大違いとなっていた。今ここを別の名前で例えるのなら地獄その言葉が似合う程の場所へと変わっていた。

 

霊夢「神楽の時よりも酷くない?」

 

蓮 「うっう~ん」

 

神楽の時は夜だった事もあり不気味という感じはあったが現在は昼間なため全然怖くはない。それよりも醜いと感じてしまった。そうして見ていると気がつく。

 

蓮 「ねぇあれ!」

 

人里の中央に大きな真っ黒の水晶のような物が建っているのを。しかもその水晶からは不気味なオーラが流れてくるのも感じた。

 

霊夢「恐らくあれにやられたのね」

 

蓮 「誰がこんな事を………」

 

と、言っているその時だった。

 

? 「ギャハハハハハハ良いねぇ!祭りはこうこな

   くっちゃなぁ!!」

 

下品な笑い声が聞こえてくる。その方向を見ると民家の屋根の上に上裸にズボンを履いている男が長い蛇舌をダラリと垂らしながら楽しそうにこの光景を見ていた。

 

霊夢「あんたかしらこの異変を起こしたのは」

 

霊夢がそう言うとその男が此方を向く。その男の目は一言で言うとしたら殺人鬼のような鋭い目をしていた。明らかに関わったらダメな感じだ。

 

? 「………んだてめぇら?俺の楽しみを壊すって言

   うのかよ?」

 

蓮 「やっぱり……お前がやったのか!」

 

? 「ククアハハハハ♪あぁそうさ俺様がやったさ

   だから何だよ?言っておくがこれは天の裁定

   の途中だ邪魔するな天罰をくらわせてやろう

   か?アハハハハハハハ♪」

 

霊夢「気をつけて蓮こいつタダ者の雰囲気じゃない

   わよ」

 

そんなのは分かってる。そうでなければこんな大それた事はしないだろう。すると男はケタケタと笑うと、

 

? 「まぁけど俺様が直々に相手するのも良いぜだ

   けどよそれじゃ少し興冷めだよなぁそれによ

   ダサいからよだからこいつらがまず余興だ」

 

パチンッ!

 

指パッチンをしたその直後、いつの間に展開したのか上空から無数の弾丸型の弾幕と赤と青の弾幕が雨のように降り注ぐ。

 

蓮 「霊夢下がって!」

 

神楽を抜刀し降り注ぐ弾幕を幾つも切り裂き自身と霊夢を守る。すると弾幕を放った者達が屋根に降り立つ。それはまさかの意外な2人だった。

 

蓮 「慧音先生に鈴仙さん!?」

 

まさかの慧音と鈴仙だったのだ。だが何時もと明らかに様子が違った。それは目に光が宿ってなく淀んでいた。明らかに目の前の男に操られているようだ。

 

霊夢「あんた何したのよ!」

 

? 「何をしたのかってか簡単さ丁度人間共を裁定

   しようとしたらよ人間しかいねぇ筈の人里に

   妖怪兎と半人半妖のこいつらがいたしそれに

   実力もまぁまぁ有りそうだから俺様の下僕に

   したのさなぁ感謝してるよなぁ幸せだよなぁ

   どうなんだよ?」

 

鈴仙「………はい感謝しています」

 

慧音「幸せです………」

 

つまり操られているというのは確定した。まさかこの2人が操られるとは思わなかった。

 

? 「んじゃ俺は観戦してるからさ存分にやれよ小

   娘共お前らのキャットファイトを見せてくれ

   よ♪」

 

鈴仙「………分かりました」

 

慧音「分かった………」

 

慧音と鈴仙は自分達の方へと向き構える。戦闘の回避は出来なさそうだ。

 

蓮 「霊夢行ける?」

 

霊夢「無論ねさっさと片付けるわよ!」

 

蓮 「まぁ殺さない程度にね」

 

そうして自分達は鈴仙&慧音へと挑むのだった。そして場所は代わり紅魔館のエントランスでは、

 

玲音「お前ら大丈夫か!」

 

咲夜「何とか………」

 

パチ「とんだ客人共ね」

 

レミ「おい‥‥獣ここが吸血鬼の館と知って来たのか

   しら?」

 

玲音を含めて紅魔館の住人達総出で1人の乱入者を筆頭とした化物の集団から奇襲を受け対峙していた。その乱入者の見た目は一言で言うなら人狼とでも言えばいいのかそんな見た目に2本の刀を逆手で構えていた。

 

? 「………無論…俺の役目はお前らの裁定だ」

 

玲音「裁定!裁定って!お前のやってる事はただの

   破壊だ!」

 

? 「違うな‥‥残念だが下等な人間や妖怪辺りには

   分からぬだろうな………話が過ぎたここにいる

   者全て住ねそれが結論だ」

 

玲音「ざけるなぁ!」

 

紅魔館の住人達総出による撃滅が始まったのだった。また視点は代わり蓮達がいた永遠亭の先の迷いの竹林の中では、

 

妹紅「死ね輝夜!!」

 

輝夜「そんなんじゃ死なないわよ妹紅」

 

妹紅と輝夜との永遠とも言える死闘が行われているその時だった。

 

? 「野蛮ね………」

 

冷たく全てを凍りつかせるような一言を聞き妹紅と輝夜は殺し合いを止める。いや熱が一瞬で冷めた。

 

妹紅「何だ今の声」

 

輝夜「………貴女かしら?」

 

2人は見る。奥の小道から出てくる者をそれは着物を着た見ているだけで見続けてしまいそうな程の美しい女性だった。

 

? 「月の元姫に元貴族の娘………もう少し美という

   のがあるとは思ったけど残念ね実際は野蛮の

   一言ね」

 

妹紅「何だと!お前にとやかく言われる筋合いはな

   い!」

 

輝夜「それに何で貴女は私達の事を」

 

自分達の素性について何故そこまで知っているのかに2人は恐怖を覚えるがその女性は右手を平行に伸ばすと何処からともなく薙刀が現れ握り切っ先を此方へと構えて、

 

? 「美しくないものはこの世から消えてしまえば

   良い」

 

輝夜「蓬莱人に戦いを挑むなんて無謀ね」

 

妹紅「だがそれでもてめぇは燃やす!」

 

輝夜と妹紅という好敵手とも言える2人がこの時たった1人の狂った者と戦うために手を組んだのだった。そうしてまた場所は代わり妖怪の山の頂上に付近にある守矢神社では、

 

早苗「諏訪子様!神奈子様!私を人里へ行かせて下

   さい!」

 

早苗は煙が上がる人里を見て神奈子と諏訪子に人里へと行く許可をもらおうと頭を下げていた。

 

八坂「……早苗…分かった無理はしないでね」

 

洩矢「危険と思ったらすぐに逃げるんだよ」

 

早苗「はい!」

 

そう言い早苗は人里へと飛んでいった。だがその瞬間に2神は気づいた。今自分達のいる神社に何か不吉な者がいることを。

 

八坂「姿を見せな」

 

? 「へぇ~凄いね僕の存在に気がついたんだ」

 

洩矢「早苗は気づいてはいなかったみたいだけどね

   ここは私達の神社であり領地それならなおさ

   ら分かるよ」

 

2神は出てきた者の存在を知る。その姿は子供それも結構チビだ。恐らく諏訪子と良い勝負ぐらいの身長だろう。そして出てきた少年は顔を歪ませる程に口元を釣り上げて笑う。

 

? 「アハハとりあえず君らの実力を見せてよどれ

   だけ強いのか気になるしさ♪」

 

それと同時に神奈子と諏訪子は感じてしまった。この少年は自分達よりも格上の力を持つ存在であると同時に昔に感じた事のある気質であることに。

 

八坂「気を付けな諏訪子」

 

洩矢「分かってるよ!」

 

? 「アハハハハ絶望を見せてよそれが僕にとって

   唯一の快楽だからさぁ!」

 

守矢の2神は危険と思える目の前の少年と対峙するのだった。




鈴蘭「何あの上裸キモい!?」

狗神「なぁ彼奴下手したら鷺麿よりゴミだろあれ」

神楽「人質にしてなおかつ戦わせるって外道です
   よね………正直反吐が出そうです刀なのでそ
   のような事は出来ないですが」

鈴蘭「本当にあの怪物達なんなの!ちょっと!
   怠惰君は!」

狗神「彼奴ならいねぇぞ」

神楽「ですが何故でしょうか上裸の男と何処かで
   会ったことのあるような」

鈴蘭「えっ知り合い?」

狗神「いや我は知らぬぞ」

神楽「う~ん他人ですが他人に思えないような」

狗神「………今はただ様子見だよな」

鈴蘭「本当に怠惰君!カムバック!!」

神楽「とりあえずはそろそろ後書きを終えない
   事には」

狗神「だな………そんじゃ読者様今回はここまでだ」

鈴蘭「また次回の月曜日もよろしくね………」

神楽「それでは読者様さようなら………」
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