血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、先程にモンストでラグナロクを倒しキャラをゲットをしそしてそいつから手に入ったオーブでFFコラボキャラであるライトニングを引き当てた怠惰のクソ悪魔です。どっちも欲しかったから本当に嬉しい。ではでは外伝篇をどうぞ。


第14話 悲しき悪徳

咲夜が来てから速くも4年が経過した。そんなある日の事。

 

玲音「さてと朝食……」

 

朝食を作ろうと玲音は厨房へと向かうのだが、

 

咲夜「あら玲音おはよう♪」

 

玲音「おう…おはよう……ってもう飯を作った

   のか?」

 

咲夜「えぇ♪」

 

もう朝食が出来ていた。ここだけの話だが咲夜は時間を止めれるため1人で全ての作業を終わらせれてしまうのだ。おかげで自分の出る幕がない。

 

咲夜「ねぇ味見お願いできる?」

 

玲音「ん?あぁ………」

 

咲夜から味見を頼まれ味見をする。味も完璧なレベルだった。

 

玲音「うん良いんじゃないか?」

 

咲夜「そう良かったわ♪なら運ぶわね」

 

玲音「あぁならフランの所には俺が行くから

   お嬢とかを起こしてくれ」

 

咲夜「えぇ」

 

そうして咲夜は一瞬で消えた。そして自分は料理を盛り付けてフランドールのいる地下室へと向かうのだが、

 

? 「あらあら……仕事を取られちゃったわね~

 

そこにはニタリと君の悪い笑顔で微笑むがいた。無視して通ろうとすると、

 

? 「相変わらず無価値ね……玲音

 

玲音「っ!黙れ!」

 

顔面に向かって蹴りをするが空をきったかのようにすり抜けてしまう。

 

? 「私は殺せない貴方がいる限りずっとね

 

玲音「いい加減に消えろ!」

 

? 「まぁ良いわ…だけどもう貴方は……

 

玲音「消えろ!!」

 

強く叫ぶと笑いながら消えていった。

 

玲音「はぁ…はぁ……ふぅ~はぁ……」

 

改めて深呼吸をしてフランのいる地下室へと向かう。

 

玲音「フラン……食事を持った来たぞ…」

 

扉を開けて食事を置く。すると、

 

フラ「玲音お兄ちゃん見て見て♪」

 

熊のぬいぐるみを持ったフランが楽しそうに近寄ってきた。今日は落ち着いてはいるみたいだ。

 

玲音「可愛いな♪」

 

フラ「うん♪」

 

フランの頭を撫でる。こうして見てみると時々だが昔の自分との面影を重ねてしまう。暗く閉められたこの部屋の中にいた自分と。

 

玲音「さてと俺は行くから」

 

フラ「う…うんバイバイ玲音お兄ちゃん……」

 

そうして地下室から出てまた上へと上がる。すると、

 

? 「可愛いわねあの子♪

 

玲音「またか……消えろと言ったよな?」

 

? 「えぇ言ったわだけどもうつまらないのよね

   ずっと貴方を見てきたけど刺激がないわ

 

玲音「なに?」

 

これまで付きまとってきたこいつから突然の言葉が出た。その時だった。

 

咲夜「玲音ここにいたのね遅いわよ」

 

と、いいながら咲夜が近寄ってきた。

 

? 「そうだあの子をズタボロにしてボロ頭巾

   みたいにしたら楽しそうね♪

 

玲音「っやめろ!!」

 

咲夜「れっ玲音!?」

 

玲音「はっ!」

 

忘れていた。こいつは咲夜は勿論だが自分以外には見えないそして声も聞こえないことをすると奴は咲夜の背後へと移動すると、

 

? 「この綺麗な顔を焦がしたくなっちゃうわ

 

玲音「なっ………」

 

咲夜「玲音どうしたのさっきから?」

 

咲夜は分からないかもしれない。が咲夜の頬を手で撫でていた。すぐに咲夜の手を引っ張りこちらへと寄せる。

 

咲夜「きゃっ!?」

 

玲音「いい加減にしろ消えろ!」

 

? 「まぁ良いわ…それと玲音もう時間切れよ

   くふふふ……

 

不気味に笑いながら消えていった。そして玲音は咲夜を離すと、

 

玲音「………すまない飯はお前らだけで食ってくれ」

 

咲夜「えっ玲音!」

 

こんなにも彼奴が反抗してきたのは初めてだった。もう自分でも訳が分からなくなってきていた。そんな自分を咲夜は何処か悲しそうな目で見送るのだった。

 

玲音「ちっ…あぁーー!!」

 

ゴンッ!

 

廊下の壁を殴る。もどかしさイラつきそれが折り混じり合う。それはまるで自分がいてはいけない。自分は役立たず。自分は無価値と頭で言葉が反響する。

 

玲音「俺は……無価値じゃ…」

 

? 「いいえ貴方は無価値よ私だけが貴方を知

   ってるもの♪冷酷で残忍で血も涙もまた

   は人を止めた貴方を受け止めれるのは私

   だけよ玲音♪

 

またが出てくる。こんなにも出てくるのは初めてだった。

 

玲音「黙れ!うっ……」

 

? 「もう私に身を委ねれば良いのよもう何も

   感じなくなるわ

 

悪徳へと導こうがためにの言葉が頭の中で反響して頭が痛くなってくる。すると、

 

レミ「あっいたいた!駄執事あんた朝食に参加しな

   いってどういう……」

 

玲音「おっお嬢!来る…ぐぅ!ぐわぁぁ!!」

 

レミ「えっ!?」

 

その時だった。玲音中心にの蒼炎が館を侵食していく。そしてようやくレミリアにも見えた。玲音の背後でねじれ曲がる角を生やし自分や小悪魔よりも大きな翼を生やすがニタリと笑いながら玲音の肩に手を置いていたのを。

 

? 「さぁ殺して殺して燃やしましょう!それ

   こそが貴方の生きる本当の意味よ玲音

 

レミ「ちょっと!あんたいったい!」

 

と、レミリアが言うと同時に無意識だった。自分はレミリアに向かって青い火玉を放出していた。

 

レミ「きゃっ!!」

 

それをレミリアはギリギリで回避した。

 

玲音「なっ…何だ…これ………ぐぅわぁー!!」

 

頭痛という苦しさのあまり自分は更に蒼炎を放出する。そして、

 

ドゴーーン!!

 

廊下は崩れていき下へと落ちていく。

 

レミ「くっ!」

 

レミリアは翼を羽ばたかせ空を飛ぶ。そして落ちた先はエントランスだった。

 

レミ「やってくれたわね!」

 

少し焦げたのか煤を拭いながらレミリアは自分とこいつを見てくる。更にこの騒ぎを聞き付けたのか、

 

咲夜「何の騒…お嬢様!それに玲音!」

 

パチ「これは一体………」

 

美鈴「玲音さん!?それと………」

 

コア「あっあの特徴は私と同じ魔族!?」

 

と、言うなか後ろでニタリと笑うは笑うの止める。

 

? 「私と同じですって?言葉に気を付けなさい

   低級魔族の分際いで……

 

小悪魔の言葉に反応したのか少しキレていた。だがパチュリーはそれを聞き、

 

パチ「なら小悪魔と同じ悪魔なら名前を名乗りな

   さい貴女は誰!」

 

パチュリーの言葉を聞き目の前の悪魔はニタリと微笑みながら、

 

? 「そうねなら名乗ってあげる私の名前は元

   ソロモン72柱の悪魔にして第68悪魔

   に属する者そして司るのは悪徳に無価値

   名はベリアルそれが名前よ…ふふっ………

   あはははははは!

 

炎の悪魔はベリアルと名乗ったのだった。




怠惰「はいはい今回もありがとうございました」

狗神「ついに出たか」

神楽「私の悪意と同等レベルで怖いんですが……」
 
怠惰「まぁ……キ(ピー)ガイなのは確かだね」

鈴蘭「ソロモンって確か朱雀がまだフェニックス
   だった時に所属していた組織だよね?」

怠惰「あぁ~そう…なんじゃない?因みに教えて
   あげるけど」

狗神「何だよ?」

怠惰「この小説内のソロモンの悪魔達って約7割
   がキ(ピー)ガイだよ?」

鈴蘭「そう…なの……?」

怠惰「まぁ強いし頭脳も良いしで本当に現代で言
   うと東大生みたいな感じ分かりやすく言う
   と悪魔の超エリート集団かな?」

神楽「えぇ!?」

怠惰「しかもなるには試験もあるし面接もある
   それでいて72人での固定だから誰かが
   欠けないと再募集しないっていうね………」

鈴蘭「凄いねそれ………」

怠惰「まぁなれば出世コースまたを勝ち組だよ
   だけどなるのに苦労はするけどね」

狗神「だがその72の悪魔の集団はまだ存在する
   のか?」

怠惰「いや?その集団は解体されたからもうない
   よ?総まとめ役のカス……‥いやソロモンに
   向かって一部で反乱が起きて組織は解体さ
   れてなくなったよ」

鈴蘭「何が起こったのでしょう………」

怠惰「ハハハさて何だろうね?おっとそろそろ
   時間だねそれでは読者様!今回はここま
   で!」

鈴蘭「また次回もよろしくね♪」
 
狗神「そんじゃあな読者様」

神楽「それではまた明日に♪さようなら♪」

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