絶望それは今目の前の光景を見て言えることだろう。この世界の頂点と呼ばれた龍神の千が狂神となった実の息子である理久兎に手貫され地に頭をつけているのだから。
霊夢「嘘でしょ………」
霧雨「おっおい………」
永琳「龍神様!」
自分達の焦り戸惑う姿を見た理久兎は更に嬉々として笑いながら、
理 「良いねぇ♪そうだよそうして絶望してくれな
きゃつまらないよね♪」
千 「がぁ!!」
自身の母親の頭を踏みつける理久兎は狂ってる等とはもう言えない。それは本当の世界の敵対者と言っても過言ではない。
蓮 「理久兎さん!その人は貴方の母親じゃないん
ですか!!」
理 「はぁ?何を言ってるの?所詮今踏みつけてい
るのはもうお母様じゃないよただの負け犬以
下だよ?」
蓮 「っ!」
本当に目の前の人物が理久兎と言えるのか。正直分からなかった。だが分かった。もうこいつは自分達の知る理久兎ではないのだと。
蓮 「理久兎!!!」
霊夢「ちょっ蓮!」
神楽を構え理久兎へと斬り込む。ただ一心にこいつは許せなかった。だが理久兎は避けようとはせずただ笑って、
パチンッ!
指パッチンをすると自分の前にゴーレムが割って入った。
蓮 「どけっ!!」
ザキンッ!
ゴーレムを一刀両断し理久兎を見た瞬間、
カチャ
自分の目の前に女のような口が近くにあった。その先にはグリップに引き金等が付いていて形は現代でいう銃の形となっていた。
理 「天女の讃美歌………受け取ってよ♪」
蓮 「なっ!」
バキュン!!
蓮 「がはっ!」
引き金が引かれたのか女性の顔を模様した口の銃口から弾丸が飛び出す。それは一発の銃弾は体は勿論だ手足にも被弾する。それは所謂散弾銃だった。
蓮 「が……ば…かな」
そして予想外だった。まさか銃を使ってくるとは。
霊夢「蓮!!」
咲夜「蓮さん!」
玲音「坊主!!」
皆の声が聞こえてくる。意識が朦朧としてくる。
理 「さて唯一神に歯向かった報いを受けてもらお
うか」
霊夢「ちょっ!きゃっ!」
霧雨「がぁ!!」
皆の方を見ると先程よりも大量のゴーレムが出現し皆を次々に押さえ込んでいく。そして理久兎が自分の胸を踏みながら今度はポケットから2本の刀の空紅と黒椿を出し宙に浮かせる。
理 「ここでさようならだよ?」
空紅を自分の首もとへそして黒椿を千の首もとで浮かせる。
蓮 「ぐ…理久兎さん……」
千 「や…めぬか……理……久…兎!」
理 「アハハハハハハハそれじゃあね反逆者共!」
そう言い手を振り下ろすと2本の刀は勢い良く自分と千の首に刀の刃が向かってくる。
霊夢「いやぁ蓮!!」
走馬灯が走った思えば霊夢にこれまで何かしてやれたのだろうか。幸せにしてやれたのだろうか。ただだだ考えてしまう。そして自分の密かな思いである限りある生の中でずっといたいという思いも伝えられないのかと思うのが心残りだ。だが自分よりももっと良い男はいる。だからその男と幸せになって欲しいただそう思いながら目を閉じたその時、
? 「理…久兎さん?」
と、微かに声が聞こえた。それは狂変した理久兎に語りかけた声だろうか。
スンッ!
そしてギロチンのように降ってくる刀も当たるギリギリの所で止まるのを確認した。何事かと思い理久兎を見ると、
理 「なっ何だと!」
何かを恐れているような目をしていた。理久兎の視線の先は博麗神社の母屋の縁側。そこにお燐の肩に掴まりながら何とか立っているさとりがいた。
理 「何でだ!何でてめぇがいやがるんだよ!お前
はあの時確かに心臓を抉ってやったのによぉ
何で生きてんだよぉ!!!」
心臓を抉ったと言い張った。どうやら発見した時の服の穴は本当に心臓を抉ったみたいだ。だがさとりは、
さと「理久兎さん………帰りましょう皆の場所に貴方
の家に」
理 「ぐぅ!!うるせぇ!うるせぇ!うるせぇ!!
お前ごときが僕に指図してんじゃねぇよチビ
が!!」
さと「チビは今の貴方もそうでしょ?」
理 「黙れ!!……がぁ!!」
叫んでいた理久兎は突然頭を抑え悶え始めると自分から数歩後ろへと離れる。すると理久兎が操るゴーレムも力が一瞬だが緩んだのか、
霊夢「邪魔よ!!」
玲音「どけや!!」
皆は一気にゴーレム達を弾き飛ばした。
霊夢「蓮!!」
霊夢が自分を担ぎ上げて持っていく。龍神は永琳が担いで博麗神社の方へと運ぶ。
理 「ぐぁ!!頭がぁ!!」
だが今ならチャンスなのかもしれないとも思ったが自分の体は動かない。恐らく先程の銃弾が相当効いたのだろう。
霊夢「あんたは許さない!!」
早苗「理久兎さん!」
一斉に理久兎へと向かうその時だった。
? 「あらあらしょうがないわね」
ピカァ!!
突然の女性の声が聞こえると空から光が降り注ぐ。それに皆は反応しすぐに後ろへと後退する。
霊夢「何なのよ今の!」
霧雨「あれも理久兎の技か?」
玲音「………あぁ違う天使だぁ?」
と、玲音が何かぶつぶつと呟いていると1人の女性がゆっくりと此方へと空から降りてくる。それは純白の翼を持ち金色に光る長髪の女性だった。
? 「あらあら………」
理 「こいつらは僕の玩具だ横取りしてんじゃねぇ
よ!」
? 「しないわよそれよりも理久兎貴方は引きなさ
いそれじゃ無理でしょ?」
理 「僕に指図するつもり!」
? 「いいえ指図ではありませんその状態だと万全
じゃないでしょ?それなら今は引いて遊ぶこ
とをおすすめするわよ?どうせ彼女達は逃げ
れないんだし」
女性のその言葉を聞き理久兎は此方を睨むと、
理 「……覚えてろよ…反逆者共!」
さと「理久兎さん!」
さとりの呼び掛けは虚しく翼を広げ理久兎は大空へと羽ばたいて消えていった。残った女性は此方を見ると、
? 「さてと………貴方達に選ばせてあげましょう♪
オルビスとそこのさとり妖怪だったかしらを
差し出し助かるかそれか私にクリーンナップ
されるかどちらが好みかしらね?」
人差し指を天へと掲げると太陽をも隠すほどの巨大とも言える真っ白の光玉を作り出す。朦朧とする意識で皆を助けれない事にとても悔いる。しかしさとりはともかくオルビスとは一体誰なのだと、
玲音「お前ら気を付けろ!あれは全てを浄化すると
か何とからしいぞ!」
霊夢「あんたさっきから何言ってるのよ!」
霧雨「てかオルビスって誰だよ!」
? 「あらしらをきるのねなら………良いわ嘘つき共
は浄化されなさい♪」
そう言うと女性は巨大な光をこちらへと放った。
永琳「っ!避難を!」
霊夢「もう出来るわけないでしょ!」
霧雨「あぁ………これが絶望か」
皆が絶望する中で自分はただ後悔と無念だけが残った。そして願った。「誰か助けてくれ」とその時だった。
? 「良いぜ助けてやるよ」
と、誰かの声が聞こえたその瞬間、
ドゴーーーーン!
巨大な光球は博麗神社いや博麗神社が建つ山ごと包み込んだのだった。
鈴蘭「GAME OVER NEDだね」
狗神「怠惰の次回作にご期待をしてくれ」
神楽「諦めたらダメです!まだ死んだ訳では!」
鈴蘭「といっても残念な事に浄化されちゃったし」
狗神「なぁ?」
神楽「でも浄化されたら私は死んでますよね?
だって本体はあっちですもん」
2人「………あっ」
神楽「ですよね!つまりまだ!」
狗神「次回の投稿で生きてるなまだ!」
鈴蘭「だね♪それじゃ次回の投稿に賭けて今回は
ここまで!」
狗神「次回どうなったのか月曜日までお楽しみな」
神楽「そっそれでは読者様方」
? 「サラダバー♪」
3人「えっ!!?」