力の不条理を味わった。友を恋人を仲間を救えなかった。その事をただ悔いた。全てが終わったとだが違った。
蓮 「うっここは………」
ボロボロの体は変わらないが自分は背もたれと腕を置ける診察椅子に座っていた。そして周りを見ると霊夢や魔理沙が目を瞑って寝ていた。
蓮 「えっ………」
更に周りを見て思ったのはここは病院いや診療所だと思った。理由は薬品の棚に病床などがあったからだ。その時だった。
? 「ようこそ
蓮 「ん!?」
前を見ると1人の男性がニコニコと笑いながら椅子に座って此方を見ていた。だが自分は言わなければならい事がある。
蓮 「それ別作品!?しかも東方とまったく関係な
いやつです!ていうさか鼻高のあの人以外は
認めませんよっつつ!」
痛みを忘れてついツッコミをしてしまった。だがこれはツッコミをしなければならない。何故ならこれらは東方でありペ
? 「アハハハハハ♪元気だね君は流石は晴明の子
孫だけあるね♪そのツッコミ良いセンスだよ
特にメメタイ所とか♪」
蓮 「余計なお世話ですよ!って痛たた!」
自分でも不思議に思えるぐらいだ。痛い筈なのに意識も朦朧としていた筈なのに何故こうも喋れるのだろう。だが思った。何故目の前の男は自分の先祖である晴明を知っていたのかと。
? 「まぁ良いやそれと俺の名前は怠惰のクソ悪魔
まぁ長いから気安く怠惰とでも呼んでくれ」
蓮 「………それじゃ怠惰さん質問ですが何故に晴明
さんを知っているのですか?それとここは何
処なんですか?」
怠惰「あぁ~晴明ちゃんはまぁ昔からここに来てく
れてる客人かな?それとここは何処かという
質問はまぁ後で分かるからパスするね」
これで後々になって夢と現実に精神と物質の狭間の世界とか言われたら最早パクリも良い所だ。
怠惰「まぁでも治療したばっかりなのにこうも元気
なのには本当に驚くよ♪」
蓮 「えっ!?」
服の中を見てみると幾重にも包帯が巻かれていた
怠惰「体内に入った弾丸は全部取り除きそして失っ
た血液はさくっと輸血をしておいたから貧血
の心配もないよ」
蓮 「すっ凄い………」
怠惰「それと君は無茶しすぎだよ?千ちゃんも含め
て重症だったからね?」
蓮 「いやまぁ………散弾を零距離から受けてしまっ
たもので………」
それを言うと怠惰はありえないといった顔をした。
怠惰「お前バカだろ普通死ぬぞそれ?だけれど良く
生きてたねぇ?君本当に人間?いや晴明が半
人半妖だったから薄くだけれど妖怪の血が流
れているからかな?う~ん解剖して良い?」
蓮 「ダメですよ!?」
怠惰「いやほら右腕だけで良いから切断したら格好
いい義手を装着してやるから」
蓮 「えっ」
ちょっと美味しい話だと思ったし格好良さそうだなとも思えた。だが我に変えり考えると廚二病が末期になっているんだなと思い少しショックだ。
蓮 「えと遠慮しておきます………」
怠惰「えぇ~はぁ仕方ないか」
と、言っていると隣で寝ている霊夢と魔理沙は目を擦り出す。そしてうっすらと目を開けた。
霊夢「うぅんここは?」
霧雨「………何処だよここ?」
蓮 「霊夢それに魔理沙」
霊夢「ん?蓮………れっ蓮!!あんた体は!」
霊夢が心配していってくれているみたいだが自分はピンピンしている。
蓮 「大丈夫だよ?この人が助けてくれたんだよ」
霊夢「………誰よあんた?」
霧雨「ていうかここ何処だよ?」
質問される怠惰は足と手を組む。そして、
怠惰「こんにちは患者方そしてようこそ怠惰の実験
診療所へ」
霧雨「実験診療所?」
怠惰「そうここでは日夜色々な事が行われている場
所さ♪」
2人は疑問に思うような目をする。するとその時だった。
? 「おっ何だこの壁!」
? 「チルノちゃん危ないよ!」
と、外からチルノと大妖精の声が聞こえてくる。そして、
ドゴンッ!!
チル「おっ!何だここ!」
ダイ「えっなにこれ?」
まさかの壁を突き破ってきた。そしてその瞬間、
ゴゴゴ………ドゴンッ!!
軋む音を立てながら四方と天井の壁は開いた箱形状態となりながら崩れる。周りを見てみると博麗神社の母屋の縁側前だった。ビビったのかチルノと大妖精はそそくさと逃げていった。
怠惰「さっき蓮君は何処と言ったなあれに答えよう
ここは博麗神社そして周りの壁やらその辺り
は格好つけるためのハリボテさ」
同じ体制を維持しながら渋く言って来るが全然渋くも感じられないし先程の格好良さも全然感じられなくなった。
蓮 「………全然ベル
霧雨「お前!私の不思議と思ったこの感情を返しや
がれ!」
霊夢「あんたバカじゃないの?」
怠惰「うるさいなぁ建設費用がないの!コスト削減
でこれしか出来ないの!金に余裕がないの!
主に娯楽に使いすぎて!」
蓮 「それ本末転倒!?」
もうツッコミが止まらない。というかツッコミしないとイライラしてくる。
霊夢「ていうか他の面子は何処よ?」
怠惰「あぁ皆博麗神社に寝かせてあるよついでだっ
たから診察して怪我の手当てもしたから皆寝
かせてあるよ」
霊夢「嘘!」
霊夢は駆け込んでいく。自分と魔理沙も着いていき部屋を見てみると確かに皆は気持ち良さそうに眠っていた。1人を除いては、
霧雨「なぁおい龍神の口とか腕についてのはなっ何
だよ」
怠惰「あぁそれはね酸素マスクそれから点滴だよ千
ちゃんの場合は蓮君よりも重症でね胃に穴を
開けられただけじゃなくて肋骨は折られてる
肺も少し傷つけられていたから集中治療をし
てるよまぁでもさよくもまぁここまで出来る
よね………」
霊夢「そう………」
理久兎にやられた傷が相当深いみたいだ。というか胃に穴だとかを肺を少し傷つけられたとか結構グロい。
怠惰「さてと君らも今はまだ寝ていた方が良いよ休
める時に休んでおかないと後が痛いよ?」
蓮 「怠惰さん因みにですが理久兎さんの襲撃から
何日が経過しました?」
何日が経過したのかを質問すると怠惰はポケットから何とスマホを取り出す。
怠惰「約1日って所かな?」
蓮 「そうですか‥‥霊夢に魔理沙は寝て良いよ」
霊夢「ちょっと重症のあんたが寝ないとダメでしょ
うが!人の心配よりもあんたを心配しなさい
よ!」
霧雨「そうだぜ!」
蓮 「でも………」
と、言ったその瞬間、
プスッ…プスッ…プスッ…
蓮 「っ!」
霊夢「なっなに頭が」
霧雨「ふ………ふらふらするぜ」
怠惰「お前らは患者ださっさと寝てろじゃないと
治るものも治らんよ」
怠惰の手には注射器が3つ握られていた。どうやらあれを打たれたみたいだ。
怠惰「安心しなよただの眠剤だ‥‥ただ眠くなるだけ
だからさ」
霊夢「あんた覚えておきなさい…よ……」
霧雨「すやぁ………」
蓮 「眠い………」
重いまぶたを閉じ自分達はまた強制的に眠らされるのだった。
怠惰「てな訳で戻って参りましたぁ」
狗神「おせぇよ!ゴラ!」
鈴蘭「姐御!?」
スンッ!
狗神「ととと!!すり抜けた!?」
怠惰「ハッハッハッ無駄だ今の俺は精神思念体だ
本体は幻想郷だからな当たらぬよ!」
神楽「あの本当に治療も全部!?」
怠惰「勿論俺がやったよていか聞いてくれよもう
1人の後書き担当の子が「付いてこい!」
って言って連れられて幻想郷まで行かされ
る羽目になったからね?家でグウタラして
たいのにさぁ!」
狗神「それって龍神か?」
怠惰「イエスだ………移動のせいでこっちにも出れ
なかったしで最悪だよもう」
神楽「ですが怠惰さんがいなければ龍神様は」
怠惰「まぁ………ねぇ?」
狗神「何か裏あるだろ?」
怠惰「さぁどうだろうね♪おっとそろそろ時間か
では今回はここまで!それから次回からは
あっちをまた少し投稿するからよろしく!
それと後書きは今よりも少し前の感覚での
会話になってますのでご了承を!」
神楽「あの状態になった理久兎さん達の真相が
分かるんですよね?」
怠惰「恐らくね♪ではでは読者様それではまた
次回!」
鈴蘭「またね♪」
狗神「じゃあな」