うっすらと移動する景色が目に映る。自分の足は地面に当たりずるずると引きずられている。右を見ると怠惰が自分の肩を組ながら移動していた。
蓮 「怠惰…さん……?」
怠惰「起きたかもう少しで着くぞ」
何が着くというのだろうか。そうして林から抜けると博麗神社が目に映る。外に霊夢や魔理沙に早苗といった皆がいた。
怠惰「お~い帰ったぞぉ~」
霊夢「あんた今まで何処………って!蓮それにあんた
左腕が!」
霧雨「おっおい左腕大丈夫かよ!見事に切断されち
まってよ………」
顔をあげて怠惰の左腕を見ると袖に血がついていてそこから先にあるべき腕がなかった。そして怠惰は何故かニヤリと笑うと、
怠惰「はははっ未来に賭けてきた♪」
と、何処かで聞いたことのある発言を言う。
早苗「何処の四皇ですか!?」
怠惰「違うよ………それとこいつ重いんだけど誰でも
良いから持ってくんない?」
霊夢と魔理沙が自分へと駆け寄り肩を持って支えてくれる。怠惰は残った右腕でポケットをまさぐり、
怠惰「あったあった………よっと!」
ズビュ!
赤色の液体が入った注射器を無くなった左腕に射す。すると、
怠惰「がぁぁ!あがぁぁぁぁぁ!!!」
グジュグジャグジャズジャ………
あり得ない光景を目にする。無くなった腕が徐々にと再生し元の形へと戻った。そして生えた左手をグーパーして、
怠惰「……ふぅ実験は成功…俺でも使えるけどやっぱ
り痛みはとんでもないか」
霧雨「ばっ化け物………」
霊夢「あんた狂ってるわよ」
怠惰「慣れだよ慣れ♪それに………」
と、言っていると千が此方へと駆け寄ってくる。
千 「怠惰よ遅かったのぉ大丈夫か?」
怠惰「あぁ大丈夫だよ♪それよりも………眠い」
そう言いフラフラと博麗神社の母屋へと行くと、
怠惰「少し眠らせて2撤してマジで眠いんだよ後そ
っちは仕上がってるからそっちも休ませてや
ってくれ」
そう言い怠惰は部屋へと入っていった。
霊夢「あんたここまでボロボロになってていうか何
やらせたのよ!」
千 「………怠惰の特訓じゃがまたの名を命懸けの試
練とも言うべきかのそやつに毒薬を注入し怠
惰の持つ解毒薬を奪うというまさに命懸けの
試練じゃよ」
霧雨「おいそんな事をさせれば幾らなんでも!」
霊夢「それ…あんたが提案した特訓かしら……?」
千 「そうじゃ………文句はあるか?」
と、千は言う。自分は霊夢達を見ると目が敵対心を抱くような目をしていた。
霊夢「充分狂ってるわあんたも!」
霧雨「…………」
早苗「すみませんが少し幻滅しました」
そう言い自分を連れて母屋へと向かっていく。後ろを振り向くと千は少し悲しそうな目をしていたそれが頭から離れなかった。そうして自分は皆に寝かしつけられたのだった。そしてまた自分は真っ白な世界にいた。
蓮 「また夢の世界?」
晴明「えぇ」
蓮 「晴明さん」
また定番のように晴明がいた。そしてニコリと微笑み、
晴明「貴方も金狐化が使えるようになったのですね
おめでとうございます♪」
蓮 「いえ………多分怠惰さんがあんな特訓をしてく
れなかったら使えなかったと思いますし………
それに気になるんです何で龍神様いえ千さん
は怠惰さんを庇うのかなって不思議なんです
よね」
あの特訓を考案したのは怠惰なのは明白なのだが何故、千が庇ったのか不思議だった。晴明は顎に手を当てて、
晴明「夢ならもしかしたら介入出来ますかね気は引
けますが私も気になりますね蓮もし嫌ならば
止めますが………」
蓮 「いえ共犯になります晴明さん」
晴明「そうですかなら行きますよ!」
そう言うと周りの景色が変わる。真っ赤な血の色のような空に荒廃した街に赤い頭巾や黒い頭巾を被った怪しい教団更には貧困に嘆く子供と見ていて壮絶な世界だ。
蓮 「晴明さんこれって龍神様の夢ですか?」
晴明「えぇその筈ですが………」
ドゴーーーン!!
爆発音が響く。音のした方を向くとそこには真っ白な城から煙が上がっていた。自分と晴明はお互いに頷き城へと行くとそこでは無数の天使達を相手にする者が5人いた。頭に角が生え翼を羽ばたかせる者達。角に限っては怠惰と似ていた。恐らくこの者達は悪魔だ。
晴明「………これは戦争?」
蓮 「晴明さん中に行ってみませんか!」
晴明「えぇ!」
晴明と共に穴が開いている所から中へと入り奥へと進む。そして大きな扉を開き見るとそこには、
蓮 「あれって龍神様に………怠惰さん!?」
晴明「まさか龍神様と戦って………でも今の光景を見
てるととても………」
その通りだこの光景からはまったく今の状態になった等ととても想像もできない。それに怠惰が着ている服は軍服つまりこの時代は戦争の時代。そして魔理沙との話での神魔大戦を思い出す。怠惰は第一次には出ていないと言っていた。つまり目の前の戦いは第二次神魔大戦という事だろう。
晴明「ですがあの龍神を圧倒してる!?」
蓮 「怠惰さんって一体何者………」
と、言っていると突然変異目の前は真っ白になり元の場所へと戻る。
晴明「どうやら夢の主が目覚めててしまったみたい
ですね……それと蓮…分かってくださいねあの
状態金狐化になるには限界に到達しそれを破
らなければならないそこは分かりますね?」
蓮 「はい今なら何となく怠惰さんがやった意図が
分かった気がします………」
晴明「なら良かったさぁもうじき時間ですお行きな
さい蓮♪」
蓮 「ありがとうございます晴明さん♪」
そう言うと目の前は暗くなる。そして目を開けると博麗神社の天井が写った。布団の横を見ると霊夢が自分の体を枕にして寝ていた。
蓮 「霊夢………」
霊夢「んんん………蓮?起きたの!」
蓮 「ん!?うん!」
何故にそこまで驚くのだろうか。だが不思議な事に体が軽いし痛みも不思議な事に消えていた。だがそれよりもやることがある。
蓮 「霊夢‥‥龍神様や怠惰さんの事って嫌い?」
霊夢「………嫌いよあんただってあんなボロボロにな
ってしかも後少しで命がなくなったかもしれ
ないのよ嫌いになるに決まっているわよ!」
蓮 「だけどね………それは僕がやりたいって言って
やったんだよそれに龍神様があの特訓を考案
したんじゃない考案したのは怠惰さんだよ」
霊夢「じゃあ何で彼奴………庇ったのよ?」
蓮 「………多分なにかしらの恩があるんじゃないか
な怠惰さんに」
夢での事は今回は話さないようにしたいと思った。話したとなると恐らく皆は混乱するだろうと思ったためだ。
蓮 「とりあえず龍神様の所に行こう♪」
霊夢「でも………彼奴に言っちゃったわよ狂ってるっ
て!」
蓮 「なら謝る気持ちを持っていこうよ♪」
霊夢「………知らないわよどうなっても」
蓮 「うん♪」
そうして部屋を出て自分と霊夢は龍神の元へと行くのだった。
怠惰「ではでは今回もありがとうございました」
狗神「なぁお前は本当に規格外だろ?」
怠惰「何を今さら♪」
鈴蘭「毒とかはないんだよね?」
怠惰「ないよ♪だってあれは元々はドMの要望の元
に作ってそこから先は拷問アイテムとして使
ったなんちゃって激痛薬だもん♪」
神楽「というか怠惰さんその左腕とかって」
怠惰「あぁ細胞活性化させて再生させただけだよ♪
まぁ細胞を使うから寿命も少し縮ませるけど
ね♪」
狗神「お前寿命を縮めて大丈夫なのかよ!?」
怠惰「平気平気♪それに関しては秘策はあるからさ
多分あっちの小説が消える前から見てくださ
る読者様なら分かるはず時には千ちゃんに燃
やされ灰になり時には斬首されゆっくりにな
っても復活を遂げてるんだから♪」
鈴蘭「怖っ!?」
狗神「お前本当に生物かよ………」
神楽 ( ; ゜Д゜)
怠惰「さぁどうだろうねそこは空想でもふくらませ
てよ答えを教えるのは単純だからね♪それで
は今回はここまで!」
鈴蘭「また次回もよろしくね!」
神楽「それでは読者様方♪」
狗神「またな♪」