血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。モンストのガチャで大爆死した怠惰のクソ悪魔です。40連で回しても星4しか出ず出目が腐ってると思ってしまいました。属性ガチャを回せばよかった。失礼。それでは今回もどうぞ。


第227話 北組

禍々しい光が弾け消える。すると近くには、

 

鈴仙「あれって………」

 

永琳「………メディスンね」

 

メデ (@ー@)

 

メディスンが目を回しながら倒れていた。どうやら石に変えられていたのはメディスンだったみたいだ。

 

耶狛「やってくれたわねぇ!」

 

妹紅「うわぁ!!」

 

輝夜「うぐっ!」

 

耶狛に振りほどかれ吹っ飛ばされるがすぐに受け身をとる。

 

耶狛「折角アクセントの1つとして着けてたのにな

   ………お前達を代わりのアクセサリーにしよう

   かしらねぇ?」

 

永琳「今から本気かしら?」

 

耶狛「えぇ大分おつむにきたもので………もう遊びは

   ここまでよ」

 

薙刀を振るいまた狐火から多くの狼達を作り出す。

 

耶狛「死んでしまいなさいな!」

 

そう言い耶狛が放ったその瞬間だった。

 

? 「ツインスパーク!」

 

2つの巨大なレーザーが耶狛へも襲いかかった。

 

耶狛「っ!植物よ守りなさい!」

 

そう言い薙刀を地面にさし咲き誇る無数のひまわりを操り壁のように編んで分厚い壁を作りあげてレーザー弾幕を防ぐ。そして光が止むと少しだが服に土埃を付けた耶狛が姿を現した。

 

耶狛「………あらもう目覚めたの早いわね幽香さん」

 

幽香「えぇ………お陰さまで」

 

レーザーが放たれた方向を見るとそこには傘を構えた幽香がいた。どうやら洗脳は溶けたみたいだ。だが平然と立っていて驚いてしまう。

 

妹紅「なっなんちゅう精神力だよ」

 

輝夜「あんたですらも立ち上がるのに苦労してたの

   にねぇ」

 

耶狛「………そう皆さんはどうやら抗うのがお好きな

   ようで………ならここで全員を地獄より深き場

   である奈落の底へと落としてあげま……」

 

耶狛は突然言葉を止め黙り始めた。そして数秒たつと、

 

耶狛「あら仕方ないわね王よバカ2人には此方から

   お伝えしておきますわね」

 

と、独り言を言ったかと思うと此方を見てくる。

 

耶狛「ごめんなさいねどうやら引き際みたいね」

 

妹紅「なっふざけるな!」

 

輝夜「それに王ってまさか理久兎さん!」

 

耶狛「ふふっ♪えぇそうよどうやら緊急事態みたい

   なのよね感じからしてだから引くわ」

 

耶狛は無数の狐火を大量に出現させたかと思うと、

 

耶狛「それじゃあね♪あっ後もうこの南の大地はい

   らないから貴女達に返してあげるわそれと私

   は結構に根に持つからお忘れなきように♪」

 

と、言い狐火を大発火させ凄まじい爆発が起きた。

 

ドゴーーン!!

 

天子「うっ!」

 

衣玖「まさかこんな使い方をするとは!」

 

永琳「姫様!無事ですか!」

 

輝夜「えぇ!」

 

幽香「くぅ!」

 

そうして爆発と爆煙が消えるともう耶狛は消えていた。

 

鈴仙「‥‥波長はなしもういなくなったみたいです」

 

妹紅「クソっ!!耶狛を………救えなかった!」

 

友人を救えなかった事に妹紅は悔い地面に膝を付けた。

 

輝夜「妹紅‥‥今は起きたことを龍神に知らせるわよ

   そこの妖怪もついてきてくれるわよね?」

   

幽香「色々と聞きたい事があるからついていくわ」

 

どうやら幽香もついてきてはくれるみたいだ。

 

永琳「話はまとまったわね………妹紅そこで落ち込ん

   でても仕方がないわ次に行きましょう」

 

妹紅「………あぁ」

 

天子「ならさっさと行くわよまた怪物達が出てきて

   も可笑しくはないんだから」

 

衣玖「この子はどうしますか?」

 

衣玖は倒れて気絶しているメディスンについて聞くと、

 

永琳「私がおぶってくわ恐らく彼女も呪われている

   とは思うから」

 

そう言い永琳はメディスンをおぶる。

 

天子「それじゃそこのもんぺは先頭に行って頂戴私

   と衣玖がしんがりをするから」

 

妹紅「分かった」

 

そうして永琳達一行は南の奪還に成功したのだった。そうして最後の視点である蓮達へと移る。現在妖怪の山へと登る山中では、

 

蓮 「でぁ!!」

 

霊夢「はぁ!」

 

ジャキンッ!ピチューーん!

 

怪物「ぎぃやーー!!」

 

怪物「あっがぁ」

 

霊夢と協力し向かってくる怪物を討伐する。そして自分達以外でも、

 

お燐「どいた!どいた!」

 

さと「とと………7時の方角から増援が来ますよ!」

 

お燐の荷車に乗りながらさとりは弾幕を放ちつつ情報を送る。

 

玲音「ちっ!切りがねぇな!」

 

咲夜「本当ね!」

 

早苗「これだと日が暮れそうですね」

 

玲音、咲夜、早苗も弾幕や斬撃で応戦する。だが一向に怪物が減る気配がない。

 

蓮 「っ!霊夢どうする?」

 

霊夢「えっ?えぇと仕方ないとりあえず逃げながら

   応戦するわよ!」

 

蓮 「了解!!皆さん!目的地へと逃げつつ応戦を

   しましょう!この数は流石に日が暮れてしま

   いますので!」

 

全員「了解!」

 

皆の返事を聞き応戦をしながら山の山頂へと登っていく。そこでも数々の怪物達に襲われる。

 

怪物「ぐぉぉぉ………」

 

怪物「がぁぁぁぁ…………」

 

玲音「どけやぁ!!」

 

咲夜「ルナダイアル!」

 

ジャキンッ!

 

大群を玲音の炎の斬撃と咲夜のナイフが見事に命中し次々と倒していく。だがまだまだ出てくる。

 

早苗「奇跡よ!」

 

さと「想起 うるおぼえの金閣寺」

 

お燐「いくよ!!」

 

早苗の奇跡?によって無数の星形の弾幕が落ち怪物の頭へと直撃していお燐はゾンビフェアリー達を操り攻撃させさとりは記憶から読み取った弾幕を使い相手を殲滅していく。

 

蓮 「これなら何とか………」

 

霊夢「蓮それはフラグよ?」

 

蓮 「あっ」

 

ヤバいフラグを建ててしまった。そしてそのフラグは見事に回収された。

 

怪物「ギャーーーーー!!!」

 

空から一際大きな蝙蝠の怪物が飛来してきた。それも無数の子蝙蝠を連れて、

 

霊夢「………ほら」

 

蓮 「ごっごめん………」

 

と、霊夢に謝った直後、

 

怪物「ギャーーーーー!!!」

 

蝙蝠の怪物達は耳が痛くなる金繰り声をあげた。

 

さと「うぐっ!!この怪物からは殺すという声しか

   聞こっ!!!」」

 

お燐「耳がぁ!!?」 

 

咲夜「これは超音波!?」

 

早苗「あぁ!!」

 

玲音「鼓膜がいてぇ!!」

 

霊夢「どうするのよこれ!!」

 

蓮 「何!?聞こえないよ!?」

 

もう五月蝿すぎて何を言ってるのかがまったく分からない。何せあまりの五月蝿さに耳を押さえることしか出来ないのだから。すると子蝙蝠達が自分達目掛けて襲いかかってきた。

 

玲音「まずい!ぐぅ!!」

 

咲夜「時間よ止ま………うがぁ!」

 

霊夢「頭が!!」

 

全員がスタンをしていて動けない。もうこれはヤバいと思ったその時だった。

 

? 「義腕 プロテウス!」

 

向かってくる蝙蝠達そして超音波を出す巨大蝙蝠は突然白い布ような物に包まれ投げ飛ばされた。

 

蓮 「今のって?」

 

? 「だらしないですよこの程度の敵で」

 

霊夢「仙人じゃない!」

 

見てみるとそこには大きな鷹の足に掴まる華扇の姿があった。

 

蓮 「華扇さん!」

 

霊夢「丁度良いわあんたも手伝ってよ!」

 

華扇「手伝うと言うとあの妖怪ですらない出来損な

   いを倒すという手伝いかしら?」

 

霊夢「えぇそれを操ってる亜狛をこれからぶん殴り

   に行くんだけど………」

 

と、霊夢が言うと華扇の眉間がピクリと動いた。

 

華扇「そう………良いわそれなら先に進みなさい」

 

霊夢「どういう………」

 

怪物「ギャーーーーー!!!」

 

また金繰り声の超音波が遠くで聞こえる。先程の蝙蝠がまた此方へとやってきた。

 

華扇「行きなさいこいつら倒しておくから速く!」

 

蓮 「っ!皆さん!ここは任せていきましょう!」

 

玲音「了解だここは淫ピに任せて俺達は進むぞ!」

 

華扇「そこ!誰が淫ピだぁ!!」

 

玲音「うぇ!?逃げろ!!」

 

咲夜「はぁ…やれやれ……」

 

さと「しかも心から言ってるんですねあれ………」

 

華扇にここは任せ自分達は先へと進む。すると今度は、

 

牛男「もぉぉぉぉ!!」

 

馬男「ブルブルブル!!」

 

牛と馬の男性型の巨大な怪物が自分達目掛けてタックルしてくる。

 

霊夢「今度は変態共ね!!」

 

玲音「蒼炎の守り!」

 

蓮 「陰陽結界術!」

 

すぐさま自分が霊力の壁を張り玲音が蒼炎で壁を覆う。そして、

 

ゴンッ!!

 

と、鈍い音が響くと壁腰で牛面と馬面を近距離で見てしまう。

 

さと「………この怪物も私達を殺す気みたいですね穢

   らわしい」

 

霊夢「こんな変態動物に殺されるとか絶対に嫌よ!

   正直死んでも死にきれないわよ!蓮それから

   駄執事!絶対に解くんじゃないわよ!」

 

咲夜「それは同意見ですあの肉体見ててゾッとしま

   すね………」

 

お燐「えっとあたいもちょっと‥‥うん引いたね」

 

早苗「そのごめんなさい!」

 

と、女性人からの悲しい一言一言が馬と牛の怪物に矢のように刺さっていく。

 

馬男 ( ̄□|||!!!(ガ ガーン)

 

牛男 (゚д゚lll)(ガーン)

 

それを聞いた怪物2体はショックのあまり数歩後退り足をつけ両手を地面につけた。相当なショックだったみたいだ。そして自分と玲音は同時に、

 

蓮 「えっメンタル弱っ!?」

 

玲音「こいつら豆腐メンタルじゃねぇか!?」

 

と、しょうもないツッコミをしてしまった。すると怪物はゆっくりと立ち上がる。

 

牛男「うもぉぉぉぉ!!!!」

 

馬男「ひひひぃぃぃぃ!!!」

 

何とこの2体泣き叫びながら此方へと向かって巨大な木槌を振るって突進して結界へと殴りかかってくる。

 

さと「えっリア充(ピー)ねって!?それに………っ!そっ

   そんな下品な事を良くも考えられますね!!

   さっ最低です!」

 

蓮 「これ健全な小説ですよ!?」

 

とか何とか言っていると徐々にと結界に亀裂が走っていく。まだ結界でのトーチカが機能はしているが強烈な一撃をそう易々と耐えれる気がしない。

 

蓮 「ちょっ霊夢!何か考え!」

 

霊夢「えっ!?えぇと」

 

玲音「おぉい咲夜!時を!時を止めろ!」

 

咲夜「えっえぇ!」

 

咲夜が急いで時を止めようとしたその直後だった。

 

? 「おう化物共ここはうちの縄張りだべ!」

 

と、声が聞こえ向くとそこには大きな鉈を肩に背負った女性がいたのだった。




怠惰「はいではでは今回もありがとうございます」

狗神「なぁ最後の鉈女は誰だよ?」

怠惰「もうちょい先の章からの特別ゲスト♪」

神楽「えっとやっぱり妖怪の山にいるって事はただ
   者ではない‥‥ですよね?」

怠惰「うんまぁ妖怪であるのは事実だね元は人間と
   いう説もあるけどね♪あっそれとあのキャラ
   をいち速く知りたい方は東方天空璋で検索し
   てピクシブ百科のボスキャラ2で見てね♪」

鈴蘭「ネタバレ防止のためとはいえだけど答えを言
   っちゃったよ!?」

怠惰「まぁまぁ♪それで実はもう1つありましてあ
   の変態的ムキムキゴリマッチョ動物だけれど
   モデルがあるんだよ?」

狗神「あれにモデルがいるってどうなんだよ‥‥」

怠惰「いやねゲーム整理してたらあっちょっと懐か
   しいなぁ的なゲームを見つけてねそれで少し
   似せて出してみましたもう馬男と牛男とかで
   分かる方はいるとは思うけれどね」

鈴蘭「それってさ午頭鬼と馬頭鬼だよね?」

怠惰「いや多分だけどそのゲームのキャラその鬼達
   をモデルに作られたと思うけど怠惰さんはま
   たそのキャラをモデルにしたからね~詳しく
   はナムカプをプレイするなりしてみて下さい
   って感じかなぁ検索ならナムカプ逢魔で検索
   ね♪」

鈴蘭「何か頭がついていかないやぁ」

神楽「怠惰さんそろそろ!」

怠惰「おっともう時間かそれじゃ今回はここまでと
   なります」

狗神「長話で悪かったな」

鈴蘭「それじゃあね読者様♪」

神楽「それではありがとうございました♪」

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