血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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どうも読者様。ついにモンスト雄々さんの運極が完成した怠惰のクソ悪魔です。長かったなぁ………最適キャラがいないため作るのに苦労しました。さてさてこんな話はおいておいてそれでは本編へどうぞ。


第230話 逃走

同時刻亜狛との激闘に助太刀するかのように妖夢が割って入って入ってきた辺り、

 

蓮 「これって無限湧きかな?」

 

霊夢「しつこいわね」

 

斬っても弾幕を当ててもこの獣型の怪物達は何度も下から湧いて出てくる。さっきまであった勢いも段々と衰えてきていた。

 

早苗「このままだとこっちがジリ貧ですよ」

 

さと「それは言えますね………」

 

お燐「流石のあたいもちょっと疲れたよ………」

 

と、言うがそんなのはお構いなしに獣型の怪物達は自分達へと向かって襲いかかってくる。

 

蓮 「ちっ!」

 

神楽を構えて応戦しようとしたその時だった。

 

? 「死になさいこの世ならざる怪物達」

 

と、声が聞こえると向かってきた怪物達は突然変異白目を向き泡を吹いて倒れていった。やがて目の前にいる怪物達全ては塵となって消えた。

 

霊夢「なっ………」

 

蓮 「今のって!?」

 

早苗「まさか…覇王(ピー)……」

 

蓮 「それは違います!?」

 

さと「しかし今のは」

 

だが本当に早苗の言った通りの覇(ピー)色みたいにバタバタと倒れたのは事実だ。するとふわふわと浮きながら此方へと1人の女性が近づいてきた。それは冥界の管理人である西行寺幽々子だった。

 

幽 「ふふふっ♪こんにちは♪」

 

霊夢「あんた………って事はこれやったのって!?」

 

幽 「は~い私よ♪」

 

どうやら幽々子が全て倒してくれたみたいだ。だがまた怪物達は湧いてくる。

 

幽 「しつこいわねぇ………消えなさい」

 

と、自分達も凍りつくような一言を呟くと先ほどと同じように怪物達はまた白目を向き泡を吹いて倒れ塵となって消えた。

 

早苗「凄い本当に覇王(ピー)はあったんだ」

 

蓮 「じっ事実だった………」

 

お燐「蓮さんあんたまでボケに回ったらツッコミが

   いなくなるからね!?」

 

幽 「それにこれは覇(ピー)色じゃなくて能力よ?」

 

幽々子はこれが能力と言い切った。こんなとんでも能力があったらたまったもんじゃない。ある意味で理久兎や紫と同様にチート能力者だ。

 

霊夢「て言うかあんたが何でここにいるのよ?」

 

幽 「う~ん唯一の親友に頼まれて♪それに私だけ

   じゃないのよ?」

 

幽々子が指差す方向を向くとそこには二刀を構えた妖夢もいた。どうやら冥界組総出(2人)で来てくれたみたいだ。すると足元の陣が急激な光を放つと消えてなくなった。

 

蓮 「これは?」

 

幽 「ふふっどうやらやったみたいね妖夢達の助太

   刀をするわよ♪」

 

蓮 「良く分かりませんが助太刀させてはいただき

   ます!」

 

そうして自分達は玲音達の元へと向かうのだった。そして視点は代わり数分前の玲音達へと変わる。

 

亜狛「ほう冥界の剣士か」

 

咲夜「助かったけど貴女はどうしてここへ?」

 

咲夜が聞くと妖夢は口を開き、

 

妖夢「幽々子様の命そして紫様のからの頼みです」

 

玲音「ほうそいつは助かる」

 

と、言っていると紫という言葉に反応したのか亜狛が此方を見て鼻で笑う。

 

亜狛「今さらになって妖怪の賢者が動いたかだがも

   う既に時遅しという事が分からんのか?」

 

妖夢「………それをさせないよう捕らえていたのはど

   この誰でしょうね?」

 

亜狛「何?」

 

玲音「それどういう事だ………」

 

と、言っているその時だった。足元で光る陣が急激な光を出すと消えてなくなった。

 

亜狛「っ!」

 

亜狛は刀の刀身を見て悔しそうな顔をした。

 

亜狛「貴様!どうやって鏡の中の石を壊した!」

 

どうやら鏡の中にある石が破壊されたようだ。つまり怪物達が湧くことはもう無さそうだ。

 

妖夢「この山に来た助太刀する者は私や幽々子様だ

   けではないという事です」

 

亜狛「どいつもこいつも仲間だの助太刀者等と………

   弱き者共がぁ!」

 

と、亜狛が言っていると蓮や霊夢等の他の者達が駆けつけてきた。

 

蓮 「大丈夫ですか玲音さん咲夜さん!」

 

玲音「あぁ俺はな」

 

咲夜「私も無事よ」

 

お燐「お父さんもう止めよう!こんな事をしても皆

   が悲しむだけだよ!」

 

亜狛「うるせぇよ………どら猫が!!」

 

と、亜狛が言うと後ろへと体を反らし、

 

亜狛「ワォォーーーーーーーーーーーーン!!」

 

雄叫びをあげた。そして獲物を見るかのような目で此方を睨む。

 

亜狛「貴様らに命など必要ないこの場で住ねそして

   永久に眠ると良い………っ!」

 

亜狛の体が膨らんでいく。徐々に徐々にと大きく大きくなっていく。尾は伸びより大きくそして手足の指は無くなり狗の四肢へと変わる。そしてそれに合わせ手に持っていた刀も巨大化し二刀の柄を口に咥えた。今の亜狛を一言で表すのなら大狼その言葉が似合う姿へと変わった。

 

亜狛「俗物がぁぁぁ!!」

 

蓮 「来ますよ!」

 

自分達はすぐに構え何時でも戦えれる構えを取ると亜狛は自分達目掛けて刀を振ったその瞬間、

 

? 「そこまでよ」

 

ガギンッ!

 

自分達の前に1人の女性が薙刀構えて割って入った。それは亜狛と同様に凶変した耶狛だった。

 

霊夢「なっ!何であんたがここに!」

 

蓮 「ありえないだって貴女を倒すのに輝夜さんや

   妹紅さんが行ってるのに!」

 

咲夜「輝夜ってことは南の支配者!」

 

さと「やっ耶狛さん!」

 

お燐「お母さん!」

 

と、自分達が名前を言うと耶狛は薄気味悪い笑顔でこちらを見る。だが何故に自分達を庇ってくれたのだろうか。今の耶狛は自分達の敵の筈なのに。

 

耶狛「あらあら泥まみれの者達じゃないお久々♪」

 

妖夢「耶狛さんってあれが!?」

 

早苗「あっあんな姿にそれよりも大人になった感じ

   しかしませんね………」

 

玲音「おい!てめぇ何で俺らを!」

 

耶狛「気まぐれよ気♥ま♥ぐ♥れ♪」

 

亜狛「愚妹が!裏切る気か!!」

 

抑えている亜狛が耶狛もろとも弾こうと押しているが対する耶狛もビクともせずに押さえつけていると、

 

? 「おいおい亜狛さんよ~少しは落ち着いたらど

   うだよ?」

 

と、ケラケラと笑いながらパンク系の上裸の男が出てきた。

 

亜狛「貴様もか黒!」

 

玲音「なっこいつもいやがったのか!」

 

まさかの黒も出てきた。ということは魔理沙達は黒を捕獲できなかったみたいだ。

 

耶狛「頭に血が昇りすぎよお兄様‥‥わざわざ王から

   の命を持ってきたのですよ?内容はただちに

   帰還せよとのことよ?」

 

亜狛「何?」

 

黒 「悪いが事実みたいだぜ?」

 

それを聞いた亜狛は悔しそうに歯噛みをすると元の人狼の形へと戻ると刀を鞘へと納める。

 

亜狛「………気が変わった貴様らは後々追い詰めそし

   て皆殺しにしてやる覚悟をしておけ弱者共」

 

耶狛「ふふっ♪それではさようなら♪」

 

黒 「あばよ♪」

 

玲音「なっ!待ちやがれ!!」

 

玲音がガンブレードで斬りかかろうとするが耶狛が岩柱を壁のように出現させる。それを玲音がガンブレードで斬り開くが亜狛と耶狛そして黒の姿は何処にもなかった。

 

玲音「ちっ!!」

 

ガンブレードを振るうと腰に差す。そして自分達の方を向くと、

 

玲音「………捕虜の救出するぞ」

 

咲夜「玲音………」

 

蓮 「………そうですね皆さんとりあえず捕まってい

   る者達を助けましょう!」

 

霊夢「そうね………」

 

そうして自分達は天狗の住処の1件1件を訪問するのだった。




怠惰「はいはい今回はここまでで~す」

狗神「なぁ怠惰お前その手に持ってるのって」

怠惰「スマホだよ?」

鈴蘭「えっ?待って待ってここは夢の世界だから
   良いけどさ幻想郷ってスマホ出来るの?」

怠惰「出来るよ俺はね♪」

神楽「えっどういう」

怠惰「俺の電気というかそれを応用した電磁波を
   使って繋げているんだよだから正直な話で
   電波の悪いトンネル内でも電波棒は4つ立
   つからどんな場所でもゲームが可能なのさ
   つっても大抵はだけどね」

鈴蘭「ふぅ~ん怠惰ってさ今なんのゲームやって
   るの?」

怠惰「今はモンストが忙しくてねるろうに剣心の
   コラボで雄々様が来ると知ってちょこちょ
   ことやってたんだよね」

神楽「それってどんなキャラですか?」

怠惰「こんなキャラ」

狗神「ミイラ男かよ!?」

神楽「あれでもこの人が持ってる刀‥‥理久兎さん
   の空紅に似てますね」

怠惰「良いところに気づくね♪あっちを昔から見て
   下さる方々は分かると思うけど実は理久兎君
   の空紅はこの雄々様の無限刃がモデルだった
   りするんだよ♪だから炎もそうだし技も………
   ねぇ?」

狗神「………なぁお前が好きな悪役ってまさか」

怠惰「断トツで雄々様だね実際はアニメとか実写は
   見たことないんだけど漫画はスピンオフ以外
   は見たんだよねぇ祖母がファンで単行本全巻
   揃えてたかそれでまぁやっぱり一番の印象に
   残る悪役だったよねそれから後それと余談だ
   けど作者様のお気に入りキャラらしいよ」

鈴蘭「へぇ~」

怠惰「まぁ詳しく知りたい方は是非とも買って見て
   くれとしか言えないよね♪」

神楽「って怠惰さんもう時間が」

怠惰「あっヤバいそれじゃ長くなったけど今回はこ
   こまで!」

狗神「また次回もよろしくな」

鈴蘭「それじゃあね読者様」

神楽「ではさようなら♪」

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