血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。dbdで新たなキラーの告知を見てこれサムライ?と思った怠惰のクソ悪魔です。もしサムライ系なのであればパークはオブセキャラに対してのパークになるのかなぁと予測していたりしています。さてさて話もここまでにして本編へどうぞ。


第232話 囚われた者達の話

紫はこれまで何があったのかを語り出し教えてくれる。今から数週間前に理久兎が家に来て宿泊しその2日後に1人の女性が襲撃し紫そして藍と共に捕虜となって数週間にも渡る地下での牢獄生活と地獄の日々を淡々と語っていく。

 

紫 「1日1食しかも夕飯のみそして鎖に繋がれ夜

   になれば拷問されたりと散々だったわ………」

 

藍 「本当に地獄のような日々でしたね」

 

蓮 「かっ過酷すぎて………」

 

霊夢「あんた達がそこまでやられるなんてねぇ………

   逃げれなかったの?」

 

紫 「えぇ生憎逃がす気はなかったのか鎖には能力

   封じの呪文が刻まれているのか能力すらまと

   もに使えまずじまいだったわ」

 

霧雨「なぁその女ってよ白を基調とした服で長髪で

   金髪だったか?」

 

魔理沙のその特徴は神社を襲撃してきた女性の特徴と同じだった。そして紫は意外な顔をした。

 

紫 「えぇそのまんまよ………お知り合い?」

 

霊夢「えぇそいつには個人的な恨み辛みが混もって

   いるもので♪」

 

主に自分達を殺そうとし神社を壊そうとした恨みだろう。怒るのは当たり前なのだが。

 

紫 「そう………」

 

永琳「ねぇならどうやって逃げてきたのかしら?能

   力も使えなかったのよね?」

 

永琳の言うと通りだ。能力封じがあるのならどうやって逃げてきたのだろう。すると紫は悲しそうな顔をした。

 

紫 「‥‥正直悪運というのもあるけれど御師匠様が

   助けてくれたのよ姿や性格はガラリと変わっ

   て別人に変わっていたけれど」

 

蓮 「えっ!!?」

 

霊夢「彼奴が!?」

 

永琳「今の理千はもうまともな思考じゃないのにど

   うして………」

 

今の理久兎はもうかつてのような和解や話し合いといった平和的ではなくなり慈悲深くもない。最早狂気に飲み込まれた理久兎ならざる者と言っても過言ではない。なら何故に理久兎は紫や藍を助けたのだろう。

 

紫 「………私にも分からないけど御師匠様は別れ際

   にこう言ったわ「次会う時こそ俺を殺せよ」

   って………」

 

霧雨「今の彼奴がか!?」

 

霊夢「本当に信じられないわよその話は」

 

一時の気まぐれだったのか。それか輝夜の話によれば記憶を無くしたとも言ってたため記憶が少しだけ戻ったのか。それともまた別の要因があったのかは分からない。だがしかし紫を助けたというのは事実なのだろう。すると怠惰と千が此方へと歩いてくる。

 

怠惰「よっお疲れさん………」

 

蓮 「皆さんはどうですか?」

 

怠惰「あぁ呪いとかはないけど妖力をこれっぽちも

   感じないからなぁ恐らく急激な妖力消費によ

   る気絶だろうしそれと栄養失調が原因なのも

   あるから暫くは安静にしつつブドウ糖それか

   らビタミン等の点滴を行いでもすれば元気に

   なるとは思うよ?後は様子見だけどね永琳先

   生それらの注射薬剤の用意は出来ますか?」

 

永琳「えぇあるわよ持ってくるわね」

 

そう言い永琳は薬剤を取りに行く。

 

蓮 「ただこれだけの人数となると今の所は紅魔館

   にお世話になりますかね?」

 

玲音「あぁ任せておけ♪」

 

怠惰「とりあえず目が覚め次第に暖かい食事を与え

   てやってくれよ?死なせたいなら良いけど」

 

咲夜「やるわよというかやらないとわざわざ連れて

   来た意味ないでしょ?」

 

と、言っていると永琳が鈴仙を連れて走ってやってくる。

 

永琳「これだけあれば足りるかしら?」

 

そう言うと鈴仙は背中に背負っている篭に入っている薬剤を見せる。

 

怠惰「………人数が人数だからなぁとりあえず使って

   みて足りるか足りないかの確認かなとりあえ

   ずは紅魔館に連れてってくれないか?」

 

紫 「良いわ………貴方達も行くでしょ?」

 

咲夜「えぇ」

 

パチ「そうね」

 

玲音「あぁてな訳で坊主今日は帰るぜ?」

 

蓮 「えぇ構いませんよそれでは♪」

 

そう言うと紫のスキマから玲音、咲夜、パチュリー、怠惰は通っていきスキマは閉じられた。

 

千 「これであっちは大丈夫であろうしかしそなた

   達顔色が悪いの………」

 

紫 「えぇ………」

 

藍 「まともな食事を与えられなかったもので‥‥」

 

千 「何か料理を作ってやってくれぬか?」

 

霊夢「仕方ないわね………」

 

そう言い霊夢は厨房へと向かっていった。

 

紫 「迷惑かけた…わ……ね………」

 

藍 「かっ体が‥‥」

 

蓮 「あっちょ紫さん藍さん!?」

 

倒れそうな紫と藍を支える。顔をみるとスヤスヤと眠っていた。

 

幽 「あらあら…………無理するからよ紫……」

 

千 「飯ができるまではそっと寝かせてやろうさて

   とお主達のその様子からみても理久兎の従者

   達の捕獲は出来ずというのは分かったとなる

   ともう手掛かりとなるのはこやつ達しかおら

   ぬからの」

 

千は眠る紫と藍を見つつそう呟く。

 

蓮 「どういう事ですか?」

 

千 「こやつは逃げてきたと言ったじゃろそれに理

   久兎が散り散りとなっておる従者を集めた事

   それらを踏まえてじゃ恐らくこの娘達が逃げ

   た事に気付き緊急で召集をしたのじゃろう推

   測としては幾つかあるのじゃろうが考えられ

   るのはあやつらの住みかを知っておるからそ

   して特に紫の能力は危険故に潰しておきたい

   と考えたからじゃろうそして最後にじゃが例

   の天使が言った事じゃ理久兎の恋人であるさ

   とりを狙い義娘の紫を狙い地下に幽閉と考え

   ると理久兎に会わせたくはないという事が考

   えられる故にに理久兎の背後の女は理久兎の

   記憶が戻ることを恐れておるという事じゃろ

   うな」

 

蓮 「なっ成る程………」

 

輝夜「そういえば耶狛がずっと理久兎の事を王とか

   言っていたのよね」

 

千 「考えたくはないが理久兎の背後にいる女は天

   使なんじゃったな恐らくじゃがかつて出来な

   かった計画である全能計画をまた行うつもり

   じゃろうな」

 

蓮 「全能計画?」

 

その計画は一体何なのだ。聞いている限りでも恐ろしそうな計画っぽいが。

 

千 「うむ………かつてこの世界が誕生する前におっ

   た全能神と呼ばれる者がおったそやつの命に

   従い数多くの天使が従ったまさしく王と呼ぶ

   に相応しい神がおったんじゃがそやつは悪魔

   達によって殺されてしまったんじゃよ故に天

   使達は新たなる王を探しておるんじゃそして

   神を見つけ称え新たなる世界を創生するそれ

   らを含めて全能計画と呼ばれるものじゃ」

 

蓮 「つまりそれに理久兎さんが?」

 

千 「うむあやつそしてワシはその王の血を特に濃

   く引いておるからの故に狙われたのじゃろう

   じゃがもっと恐ろしいのはその創造する世界

   じゃその世界は天使や全能神以外の者は家畜

   と変わらぬ奴隷とされる世界になるってしま

   うのじゃぞ?それこそがあやつらの求める絶

   対正義たる世界じゃ」

 

蓮 「なっ…………」

 

そんな世界誰が幸せなのだろうか。行き過ぎた正義はここまで歪ませるのか。

 

千 「故に止めなくてはならぬのじゃ」

 

永琳「龍神様………」

 

千 「おっとすまぬなこんな話をしてしまって………

   速くその娘達を連れていってくれ」

 

蓮 「えっえぇ」

 

そうして自分は紫を部屋へと運ぶのだった。

 




狗神「今回はここまでだぜ」

神楽「怠惰さんは往診との事でお休みです♪」

鈴蘭「何か帰りは迷子になってそうだよね♪」

神楽「あっそういえば怠惰さまは結構方向音痴らし
   いですよ?何でも若い頃に中古ゲームショッ
   プに向かったところ迷子になったとか」

鈴蘭「それって地元だよね?」

狗神「ダセェ………」

神楽「それでどの道を通っても100円ショップに
   辿り着いてしまったとか」

鈴蘭「ある意味で才能!?」

狗神「可笑しいだろ!?他人にはあまり言えないが
   呪われてるだろ」

神楽「そうですよね………」

鈴蘭「何かあんまりこんな事を言ってると怠惰に拉
   致されそうだから今回はここまで!」

神楽「それでは読者様方また次回もお願いします」

狗神「そんじゃあな♪」
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