血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。ここに来てスランプにまたなっている怠惰のクソ悪魔です。書きの進みやテンポが悪く悩みとなっておる始末です。失礼。それでは今回も本編へどうぞ。


第233話 ミスはつきもの

紫と藍を部屋へと寝かしつけ部屋を出ると、

 

霊夢「あっ蓮そこに紫達はいる?」

 

と、霊夢が縁側を歩いくる。しかもお粥か何かを作ったのか土鍋を持ってやって来た。

 

蓮 「うん目の前の部屋で寝かせたよ多分まだ食べ

   れないと思うけど………」

 

霊夢「はぁ!?もう作った意味ないじゃないったく

   もう………」

 

蓮 「まぁまぁ………珍しい事に疲れてたみたいなん

   だから良いじゃないかな」

 

霊夢「はぁ………仕方ないか置いておけば後で食うで

   しょう」

 

そう言い霊夢は部屋へと入り土鍋を置くと部屋を出てくる。

 

霊夢「これで良しっと………」

 

蓮 「霊夢って意外にもお人好しだよね基本妖怪に

   はキツいのに」

 

霊夢「かっ勘違いしないでよね!今は敵が強大だか

   ら手を取り合ってるだけよ!」

 

まさかのツンデレだがそこもまた可愛い所だ。

 

蓮 「ハハハッ♪そういう事にしておくよ♪」

 

霊夢「もう………」

 

と、言っていると千がニヤニヤした顔で近づいてくる。

 

千 「お~お~お熱いのぉ」

 

霊夢「ううううるさいわっ!」

 

蓮 「えっあ‥‥アハハハ………」

 

千 「まぁ良い集まってくれぬか皆の報告が聞きた

   いからの♪」

 

霊夢と顔を合わせ頷き合い千の後に続き庭へと行くと皆は集まっていた。そして千は自分達の目の前にくると、

 

千 「………揃ったの良しこれより報告会を行うぞま

   ず東に南そして北の者達の代表者は前へと出

   てくれぬか」

 

そう言われ自分達は顔を合わせあうとさとりが前へと出る。それに続き聖そして永琳が前へと出る。

 

千 「各々の報告を聞こうまず東組じゃ!」

 

聖 「私ですね報告としてはアリスさんの救出は完

   了しお空さんも救出は出来ましたそして魔法

   の森も一応は取り戻せましたしかし肝心の黒

   さんは耶狛さんの乱入で逃げられてしまいま

   した………」

 

千 「うむ‥‥次は南組!」

 

永琳「報告します南も同じく奪還に成功し操られて

   いた風見幽香そしてメディスンは救出を果た

   せましたが耶狛には逃げられてしまったわ‥‥

   以上よ」

 

千 「では最後に北組の報告を頼む」

 

さと「私達も妖怪の山の奪還に成功し天狗達それか

   らその他の者達も救出は出来ましたしかしで

   すが亜狛さんを捕獲しようとしましたが耶狛

   さんと黒さんに妨害され逃げられてしまいま

   した以上が報告です」

 

と、皆は報告を終える。結果としては人質というか捕虜は救出は出来たが肝心の従者達には逃げられてしまったみたいだが結果としては上々であろう。

 

千 「ふむ成る程の………よく分かった報告を感謝す

   るぞ………捕虜達の救出は出来たのは良かった

   それはワシも思うじゃがあやつらを1人とて

   捕まえられなかったのは痛い所じゃな本当な

   らば1人でも捕まえれれば敵の本拠地も分か

   ったんじゃがな……後…約1週間じゃ」

 

千の言った1週間とは理久兎達の元の人格が完全に消えるまでの期間だろう。それまでに救わなければいけないのは事実故に時間が惜しい。だが相手の本拠地に襲撃しようにも場所が分からぬため襲撃することもできないのも事実だ。

 

千 「………仕方ない今日はひとまず皆は自由行動と

   するぞまた明日集合しようかの」

 

霧雨「おいおい良いのかよ!?」

 

お燐「いいのそれ!?」

 

千 「うむバカ息子達拠点を知っておるのは恐らく

   この中であるとしたら紫とその従者だけじゃ

   ろうが今はまだ寝ておるため聞けぬしそれに

   こうして考え過ぎていても良い案などは思い

   付かぬものじゃ故に時には休むことも大切で

   あると何時も怠惰が言うのでな」

 

天子「龍神様は本当に彼奴と仲良いわね」

 

千 「もう何億年という仲じゃからな♪」

 

だが龍神の言う通り今休める時に休んでおかなければ後の戦いに疲れが出るかもとも思った。

 

蓮 「なら折角ですし今日は休みましょうか」

 

霊夢「まぁ良いか………」

 

霧雨「咲夜やレミリアもいないしな」

 

永琳「なら今日は解散しましょうか」

 

そう言い皆は各々空へと飛びいなくなる。そして残ったのは自分と霊夢勿論だが千を含め魔理沙、アリス、妖夢、幽々子、早苗、萃香、天子、衣玖、さとり、お燐だけがこの場に残る。勿論だが諏訪子と神奈子はまだ母屋で療養中だ。

 

千 「そなたらはいかなくても良いのか?」

 

幽 「えぇ♪友人の看病をしたいですし♪」

 

さと「私も自分のペットの看病というのもあります

   が帰るのに一苦労なものなので」

 

天子「私達も同じねまた天界に昇るとか面倒し」

 

早苗「私もまだ諏訪子様や神奈子様も本調子ではな

   いので」

 

霧雨「私やアリスは帰りたくても障気が濃すぎてま

   だ帰れねぇしな」

 

萃香「私にとって癒しの場だからねぇここ♪」

 

理由は様々だがこれだけ残るみたいだ。

 

霊夢「部屋は足りるかしらねぇ」

 

蓮 「足りるんじゃないかなぁ多分」

 

と、言っていると空から怠惰がふわりと降りてくる。

 

怠惰「いや~やっと見っけたよ帰るのにも一苦労だ

   ねぇ」

 

千 「お帰りじゃ怠惰よ♪」

 

怠惰「おう………って人数減ったね」

 

千 「うむやることも分からぬ故に今日は返してし

   まったんじゃよ」

 

怠惰「えっ?」

 

怠惰は目を点にして驚いていた。そして口を開くと、

 

怠惰「この人数でどうにかなるかなぁ」

 

千 「何?」

 

霊夢「どういう事よ?」

 

何がどうなると言うのだろうか。怠惰は頭をかきながら、

 

怠惰「理久兎達の従者ってこう撤退するときにイラ

   ついてたりしてなかった?」

 

天子「私の所はそうでもなかったわよ?」

 

霧雨「彼奴はイラつてたな言われてみると」

 

霊夢「私達の所もそうね」

 

怠惰「そう………まぁあくまでも予測だが彼奴ら絶対

   にタダでは終わらないと思うんだよねぇ自分

   の経験上だとそう言う奴に限って仕返しとか

   してくるからさぁ」

 

蓮 「それってつまり襲撃されるかもしれないと」

 

怠惰がニコリと笑う。もしかしたら自分達はやらかしたのかもしれない。

 

千 「じゃが何処を襲うかなど分かると言うのか?

   怠惰よ」

 

怠惰「まぁ十中八九で襲われるのはここだよね彼奴

   らが逃がしたくないと思う八雲紫もいるし千

   ちゃんが認めた奴意外の奴には幻覚が見える

   ようにする術を博麗神社にかけてはいるけれ

   ど嗅いとかまでは消えないからねぇそれにさ

   亜狛と耶狛って元は狼みたいだしバレちゃう

   かもね♪」

 

今になって嫌な予感がしてきた。

 

怠惰「それじゃ頑張ってねぇ~」

 

蓮 「ちょっちょっと!?」

 

怠惰は博麗神社の母屋の一室に入っていった。残った自分達はただ唖然しやらかしてしまったと軽く後悔をするのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで!」

狗神「なぁ彼奴等は大丈夫か?」

怠惰「さぁ~どうだろうね♪」

鈴蘭「怠惰は協力は~」

怠惰「する気はないよ?だって面倒だし♪」

神楽「因みに怠惰さん経験談と言いましたがあった
   のですか?」

怠惰「あぁ~まぁちょっとねそうだねぇ例で言うな
   ら朱雀が丁度いいかな」

鈴蘭「えっ?あの変態レズ痴女が?」

怠惰「そうそうまぁあの子が色々あって俺の所に
   強襲を仕掛けてきてさ」

神楽「それでどうなったのですか?」

怠惰「まぁそのまま返り討ちにして朱雀の涙が欲
   しかったのもそうだし身元バレしたくなか
   った時だったから拉致してして実験の被検
   体にしたんだよね」

狗神「嘘だろそれ」

怠惰「いやマジでそれでまぁ~涙を採取はし続けて
   いたんだけど朱雀の存在事態を忘れて何十年
   ぐらいか放置しちゃってさそれでまぁ色々と
   あってその後になって気づいて放置し続けた
   事を謝って解放したんだけど」

鈴蘭「まさか‥‥」

怠惰「うんその後から暫くしつこく苛めてくれとス
   トーカーされてね‥‥あれは唯一の俺のミスだ
   った………まさかあんな事になるなんて誰が予
   測したか」(・´_`・)

神楽「ほっ本末転倒ですね」

怠惰「そうそういう事なんだよやった事は必ずと言
   っても良いぐらいに帰ってくるから気をつけ
   てね読者様方」

狗神「ってお前の昔話が長くてもう尺がないぞ」

怠惰「あっ不味いなそれでは今回はここまで!」

神楽「色々と不味いお話でしたがありがとうござい
   ました」

狗神「そんじゃあな」

鈴蘭「またね♪」

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