血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。やっと旅行から帰ってきた怠惰のクソ悪魔です。えっ?何処に行っていたのかって?実は横浜それも主に中華街やらに行っていました。まぁ本当の理由としては横浜お菓子の番餅が久々に食べたくってついでだから観光って感じで行ったんですけどね。失礼。それではそろそろ本編へどうぞ。


第235話 千の秘策

襲い掛かる怪物達を相手に自分達は力を振るっていた。

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!」

 

蓮 「鮮血 宵闇神楽」

 

ピチューーン!ピチューーン!ピチューーン!

 

さと「想気 夢想妙珠」

 

お燐「屍霊 食人怨霊!」

 

妖夢「人符 現世斬!」

 

幽 「冥符 黄泉平坂行路」

 

ピチューーン!ピチューーン!ピチューーン!

 

衣玖「珠符 五爪龍の珠」

 

天子「地符 不譲土譲の剣!」

 

早苗「開海 海が割れる日!」

 

萃香「鬼火 超高密度燐禍術!」

 

ピチューーン!ピチューーン!ピチューーン!

 

自分達の攻防により怪物達は倒され塵に変わるがまだ代わり代わりに怪物達は押し寄せてくる。その中には千へと襲い掛かる者もいた。

 

蓮 「なっ龍神さま!」

 

千 「慌てるでないわい………ふぅ………ふんっ!」

 

片足を前へと出し軽く地へと踏むと向かってきた怪物達は一瞬で塵に変わった。流石はこの世界の頂点と言うだけありこれには唖然した。

 

千 「ふぅ………何とか戻ってはきておるか」

 

早苗「すっ凄い………」

 

萃香「こりゃ負けてられないねぇ!」

 

今の光景を見て士気が上がったのか皆は更に押していく。

 

怪物「グルルルル!」

 

怪物「がぁ!!」

 

亜狛「使えないな………」

 

唸る怪物達は亜狛のために道を作る。それに続き耶狛と黒も来る。

 

耶狛「まぁ所詮はお兄様と同様に劣化してますから

   この程度なのは仕方ありませんわ♪」

 

黒 「ギャハハハハハハちげぇねぇよなそれ♪」

 

亜狛「口だけ達者な愚かな妹にアホにだけは言われ

   たくはない」

 

黒 「あぁん!!」

 

耶狛「ふふっ愚かなのはお兄様ですわ♪」

 

と、3人は喧嘩を始めそうな雰囲気だ。

 

蓮 「やっぱり仲は悪いね」

 

さと「元を見ているために本当に変わってしまった

   んですね………前まではとても仲は良かったの

   に………」

 

霊夢「それは本当よね………けどこのまま潰しあって

   くれるなら………」

 

霧雨「万々歳だな♪」

 

と、霊夢と魔理沙が言ったその時、

 

萃香「ちょっと!喧嘩なんかしてないで相手しろよ

   こっちはその気なんだから!」

 

天子「そうね勝手に自滅とかつまらないわよそれよ

   りもやる気あるの貴方達ないならとっと帰れ

   ば?」

 

妖夢「次に斬られたいのは誰ですか!挑んだ事を後

   悔させてあげます!」

 

全員「何してくれてるの!?」

 

殆どの者はツッコミをしてしまった。この喧嘩屋と高飛車と辻切りの3人は何を言っているのだ。ほっとけば勝手に自滅したかもしれないのにそして案の定で喧嘩真っ最中の3人は此方を向いた。

 

黒 「そうだよなぁてめぇらが相手だったなぁ!」

 

亜狛「喧嘩は止めだおいアホそれに愚妹!今から勝

   負を申し込む一番多く彼奴等を殺せた方が勝

   ちというゲームだがやるか?」

 

耶狛「あらお兄様の黒曜石並の頭にしては考えまし

   たわね………ですが良いでしょうそのゲームに

   参加しましょう」

 

黒 「俺も乗らせてもらうぜぇ!!」

 

そう言うと真っ先に黒が自分達めがけて特攻を仕掛けてきた。

 

萃香「でりゃぁ!!」

 

ドゴンッ!!

 

萃香は地面を叩きつけ岩を出現させ壁を作り防ぐが、

 

亜狛「夜の狩りはこれからだぁ!!」

 

怪物「かぁぁ!!」

 

岩を飛び越え亜狛が2刀を使って萃香へと攻撃を仕掛けそれに続いて止まっていた怪物達も空から萃香に目掛けて出てくる。

 

蓮 「狗神!」

 

狗神「出番だな!」

 

狗神を出現させ亜狛へと突っ込ませ亜狛を弾き飛ばす。

 

狗神「てめぇ!刃を向けるとか良い度胸じゃねぇか

   私と拳でやれ!そんな事すら出来ねぇとか狼

   じゃなくて負け犬だな!」

 

亜狛「笑止‥‥無様な挑発だなしかし口達者な女だな

   良いだろうその挑戦を受けてやるそして後悔

   し嘆け」

 

そう言うと亜狛は刃を地面に刺すと狗神へと殴りかかる。

 

狗神「てめぇらそっちをやれ!こっちは我がやる!

   だから邪魔すんじゃねぇぞ!!」

 

亜狛「良いぞその獣の闘争本能は俺好みだ!」

 

亜狛を止めため狗神は対峙する。

 

蓮 「なら僕たちは別の2人を!」

 

ジャキンッ!

 

向かってくる怪物達を斬りながら言っていると

 

天子「こいつは私がもらうわ!」

 

耶狛「ふふっ礼儀のなってない貴女を教育して差し

   上げましょうか」

 

衣玖「総領娘様手助けを!」

 

天子「こんな雑魚に2人もいらないからそっちを援

   護しなさい!」

 

耶狛「あらあらならその余裕を後悔に変えて差し上

   げますわ!」

 

天子「やってみなさい!気符 無念無想の境地!」

 

赤い稲光を発する天子は耶狛と対峙する。すると萃香が地面を殴って出来た岩の壁を破壊し黒が自分へと斬りかかってくる。

 

黒 「このクソったれ亜狛が!俺の頭を踏み台にし

   てんじゃねぇよ!!」

 

蓮 「っ!」

 

ガキンッ!

 

それを何とか神楽で止めるが何て力だ。手が痺れそうだ。

 

霧雨「おらっ!!」

 

ドゴンッ!!

 

黒 「グアッ!?」

 

押さえつけている黒めがけて魔理沙が箒で突進し吹っ飛ばす。

 

蓮 「ありがとう魔理沙!」

 

霧雨「あぁ!こいつは私の獲物だからな!」

 

黒 「霧雨魔理沙ァァァァ!!!

 

霧雨「来いや!」

 

そうして魔理沙は黒と戦いを始めた。だが司令官達は確かにこうして各々が戦ってはいるが怪物達は未だに進行を続け神社へと向かってくる。。

 

蓮 「斬符 」

 

無数に斬撃波を放ち怪物達を削るが一向に減らずにで困る。自分は攻撃を避けつつ霊夢と背中を合わせる。

 

蓮 「そっちは!」

 

霊夢「やってるけど数が一向に減らないわ」

 

早苗「龍神様!秘策はまだですか!」

 

千 「ふんっ!」

 

怪物「がはっ!!?」

 

千 「すまぬな!まだまだじゃな!もう少し騒がし

   くすれば行けるはすじゃ!」

 

まだ騒がしくする必要があるみたいだ。本当にどんな秘策なんだ。

 

蓮 「騒がしく‥‥ならっ!狗神!」

 

亜狛と戦う狗神を呼ぶと狗神はチラリと此方を見る。

 

狗神「何だ!今こっちは取り込み中だ!」

 

亜狛「余所見をするな!」

 

狗神「安心しろ!我はお前は見てるからよ!でっ何

   だ!小僧!」

 

蓮 「咆哮を上げてそれもこれまでのよりも遥かに

   デカイのを!」

 

狗神「あぁん!?仕方ねぇな!!」

 

そう言うと狗神は亜狛を弾き飛ばすと元の犬型になると、

 

狗神「ワォーーーーーン!!!

 

大きく咆哮をあげる。周りにいる自分も含め相手の亜狛達も耳を塞ぐ程の大反響だ。そんな中で千を見ると、

 

千 「中々響くのぉこれなら………ば!?」

 

千は驚きながら空を見る。空を見てみると深夜に近い時刻なため気づかなかったが先程まで真っ赤な月が輝いていた空は漆黒の暗雲に包まれ稲光を発していた。

 

千 「上手くいったぞ!」

 

と、千が言ったその瞬間、

 

ドガーーーーーン!!

 

暗雲から巨大な落雷が自分達の数m先に落下した。

 

蓮 「うぐっ!!」

 

霊夢「何が起きたの!!」

 

さと「何ですかこれは!」

 

天子「これって衣玖あんたね!」

 

衣玖「違いますよ!!?」

 

と、言っていると雷が落ちた場所に1人の寝巻き姿の男が立っていた。それはこの戦いに参加する筈のない者である怠惰だった。

 

千 「いっいかん!皆の者こっちへ来い死んでしま

   うぞ!」

 

千が言うと自分達はすぐに千の元へと向かおうとすると、

 

怠惰「ギャーギャーギャーギャーうるせぇ

   なぁ!発情期の犬猫かゴラァ!!!

 

叫びをあげると共に無数の落雷が落ちていくのだった。

 




晴明「お久々です♪今日は怠惰さんがいないみたい
   ですので私が後書きをしますね♪」

朱雀「同じく担当の朱雀よん♪」

晴明「それで‥‥何をはなせばいいのか」(;^ω^)

朱雀「そうねぇ‥‥なら私と晴明がどれだけ発展した
   のかを是非と‥‥…」

晴明「してないわよそれと調子に乗ってると本当に
   強制退場させて青龍に後書きをやらせるわよ
   朱雀?」

朱雀「いや~ん止めてそれだけは~!」

晴明「はぁ‥‥ならそうね怠惰さんについて教えてく
   れない?」

朱雀「怠惰?あぁ~まぁ名前は言わないでおいてそ
   うねぇならちょっと昔話で怠惰の2つ名は知
   らないわよね?」

晴明「2つ名?」

朱雀「えぇまぁ異名みたいなものよ私の場合だった
   のなら不死鳥のフェニックスみたいな感じの
   2つ名よ」

晴明「あぁ~確かにちょっと気になるなぁどうせ怠
   惰さんの事だから闇医者とか拷問官とかなん
   でしょ」

朱雀「それで済めばいいものよ」

晴明「‥‥えっ?」

朱雀「彼奴の当時の2つ名は同族殺しっていう異名
   と共に国際指名手配犯だったんだから」

晴明「そっそれって!?」

朱雀「理由は分からないけど彼奴は禁忌の理である
   同族の殺害を行っていたがためにソロモンや
   バアル様がとても恐れた程の男だったんみた
   いしかもこれは本当かどうかは分からないけ
   ど共食いもしていたとか」

晴明「ろっろくな噂がないわねあの悪魔!?」

朱雀「私もあまり詳しくは知らないのよねぇサタン
   様なら何か知ってるかもしれないけれどね」

晴明「なっ夏らしく怖いわねぇそれ」

朱雀「‥…はっ!晴明~怖いから~その~抱き締め
   つつ愛を~♥」

晴明「来るなぁ!変態!」

朱雀「あふんっ♪」

晴明「とっとりあえず今回はここまで」

朱雀「私は何度でも立ち上がるそして晴明と愛し
   合うがために!」

晴明「ではまた次回♪」

朱雀「あぁ~ん蹴らないでちょうだいよ~」

晴明「ではさようなら♪」

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