血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読書様、ついにDBDでバベチリを付けれた怠惰のクソ悪魔です。そしてそれを付けた山岡凛ちゃんが強くて笑いました。やはりこうでなくては‥‥失礼それでは本編へどうぞ。


第262話 傲慢の魔王

怠惰が電話をかけて約3分が経過する。そして異変は起きた。

 

霊夢「まっ眩しい!」

 

蓮 「なっ何ですあの光は!」

 

永琳「ほっ本当に3分で来たのね」

 

幻想郷の空にヒビが入りやがて裂けると目映い光が漏れる。するとその裂け目から純白の六翼を羽ばたかせ1人の少女が降りてくる。

 

天子「こっ子供?」

 

衣玖「いえあんなの子供なんて非じゃ」

 

それは言える。だって光が後光となって見ていて何とも神秘的な光景過ぎるのだ。あんな事を子供が出来るわけがない。何よりも一目見て分かるあの少女はタダ者ではないと言うことを。

 

怠惰「彼奴に流されるなよそれと千ちゃんにさとり

   ちゃんそれからこいしちゃんは合図が出るま

   で隠れててここにいると少し話がややこしく

   なりそうだから」

 

千 「うっうむ!行くぞ」

 

さと「えっえぇ」

 

こい「もっと見たいのになぁ」

 

そう言いながら3人は永遠邸に隠れると純白の六翼を羽ばたかせながら少女は地上に降りる。降りてきてすぐに分かった。この少女はウリエルと同じ天使の特徴に非常に酷似している事に。

 

怠惰「よっ早いじゃないか」

 

? 「えぇバティンに貴方と会うと言ったら猛反対

   して通せんぼされたけどロリに会うためなら

   彼女1人捻るぐらい楽勝ね♪」

 

と、言っているが何故に怠惰は天使と彼処まで話せる。先程のウリエルとは違うのか一体どういう事なのだと悩んでいると、

 

霧雨「なぁこいつってそれよか天使とそこまで話せ

   れるんだよお前の敵だろ」

 

魔理沙がそう言うと怠惰と少女はキョトンとした顔をした。

 

怠惰「あぁ~お前のその翼とか天輪で勘違いされて

   るな」

 

? 「あら‥‥何かしらの事情がある感じかしら?」

 

怠惰「あぁお前の元後輩の大天使長がこいつらに危

   害を加えてな」

 

? 「あぁ~何とな~く察しはついたわ」

 

いやだからどういう事だ。それに後輩ってまさかウリエルが後輩だとしたらこいつやっぱり自分達の敵ではないか。神楽を抜けるように構えようと手を動かしたその時、

 

? 「そこの坊っちゃん粗相を私にするなら死ぬ覚

   はおありよね?」

 

蓮 「っ!?」

 

見破られた。しかもたった一言の死ぬ覚悟と聞いたその時から体が震える。冷や汗が流れ呼吸が辛い。

 

怠惰「おいおい蓮君そんな愚者がやるようなバカな

   事はしなくても大丈夫だよこいつは確かに見

   た目は天使だが実際はこいつ天使は天使でも

   堕天使だから問題なく大丈夫だ」

 

アリ「だっ堕天使って待って‥‥それ」

 

霧雨「堕天使‥‥お前まさか」

 

魔理沙とアリスの顔がどんどん青ざめていく。

 

? 「ふふっ♪私の名前は傲慢‥‥でもその表情から

   して怠惰の元の本名を知ってるみたいね?」

 

怠惰「はっ?嫌々!知ってるわけ‥‥さては千ちゃん

   が言いやがったな?」

 

蓮 「えっえぇとまぁ」

 

龍神に心の中で謝りながら言ったことを話すと怠惰は呆れながら頭を押さえて、

 

怠惰「はぁ‥‥よし決めた帰ったらゲームのデータを

   全てデリートしてアンストしてやる」

 

傲慢「器の小さいしやる事も小さいわね」

 

怠惰「失礼だな砂漠のオアシス並には広いよ!」

 

蓮 「狭いしカラッカラですよそれ!!!?」

 

またツッコミしてしまったやはりツッコミ担当という運命からは逃げれそうにはなさそうだなと心の中で苦笑いしてしまう。

 

傲慢「まぁ知ってるなら私も教えてあげる♪私の本

   当の名はルシファー♪」

 

霧雨「やっぱりか!!!?」

 

アリ「こっこれが伝説の明けの明星と呼ばれたあの

   ルシファー」

 

怠惰が言っていたあの物語のルシファーがまさか幼女と言っても良いこの少女が。だが先程の殺気といい本当にルシファーだと言えるのかもしれない。

 

傲慢「それよりも怠惰!可愛い可愛い幼女は何処に

   いるのかしら?嘘をついていたら貴方ごとこ

   のちっぽけな土地1つ破壊するわよ?」

 

手を掲げると無数の光輝く魔方陣が現れる。そしてそこから無数の武器が顔を出す。

 

早苗「あっあれゲートオブバビロン!?」

 

霧雨「いっ異界召喚魔法‥‥」

 

アリ「お母さんが言ってた伝説そのままよ」

 

怠惰「おいおいそれはは使うなよF(ピー)Oに怒られる

   からそれと取引をしたい」

 

と、怠惰が言うと傲慢はため息を吐き腕を下ろすと無数の武器は消え魔法陣も消える。

 

傲慢「でっその取引って?」

 

怠惰「お前の羽4枚よこせ♪」

 

傲慢「ふふっ♪断るわ♪

 

空気がピリピリしだし風が吹いていないのにも関わらず竹林が揺れる。怠惰と傲慢のせいなのは間違いはない。

 

怠惰「どうしても‥‥か?」

 

傲慢「えぇどうしても………よ♪」

 

怠惰「そうか出てきて良いよ」

 

と、怠惰が言うとさとりとこいしそして龍神が出てくる。そして傲慢の前に来ると頭を下げて、

 

千 「頼む!どうか羽を恵んでほしいのじゃ!」

 

さと「お願いします!どうしても救いたい大切な人

   がいるんです!」

 

こい「お願いだから羽をちょうだい!」

 

と、3人は言う。

 

霊夢「ねぇあれは流石に」

 

蓮 「うっうん」

 

どうやら霊夢の勘も危険と察知したみたいだ。だが少し手を動かしただけでもあの気迫と殺気で体が震えるぐらい怖いのにどうすれば絶対に先程の雰囲気からして譲ってくれる訳がないだろう等と思っていると、

 

傲慢「良いわ~♪10枚でも20枚でも上げちゃう

   わよ~♪」( ≧∀≦)ノ

 

全員「………はっ!!?」

 

怠惰「はぁ………」

 

とんでもないキャラ崩壊っぷりに自分達は驚きの声をあげてしまうのだった。




狗神「そんじゃ今回もありがとうな」

鈴蘭「またキャラの濃いのが出てきたね」

神楽「濃すぎて喉かわきそうですね」

鈴蘭「でも聞いた話だとこのルシファーとか他の
   6人ってね怠惰のリアル友達がモデルらし
   いよ‥‥これ真面目な話で」

狗神「マジで言ってんのかそれ?」

鈴蘭「うんみたいだよ?まぁ多少は盛ってるかも
   だけど大元は‥‥みたいだよ?」

神楽「怠惰さんのリアル友達ってどんな人達なん
   ですか」

鈴蘭「えぇとロリコン2人にお姉さん系好きクズ野
   郎それから死にゲー大好き野郎に絹ごし豆腐
   メンタル君とかミリオタ君とか」

狗神「ある意味で凄い奴しかいねぇ」

神楽「何か晴明さんの式神達よりも濃いですね」

鈴蘭「濃すぎてある意味で問題児しかいない」

狗神「こいつらの上司になった奴は不憫だな」

鈴蘭「そうだねぇ‥‥私だったら絶対になりたくな
   いかな」

神楽「私もです」

狗神「同感ださてとりあえず今回はここまでにす
   るぞ」

鈴蘭「うん♪また月曜日に投稿するからよろしく
   ね読書様」

神楽「それではありがとうございました♪」

鈴蘭「またね♪」

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