血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。また月曜日が始まり鬱となっている怠惰のクソ悪魔です。ゲームする時間が娯楽する時間がもっと欲しい‥‥失礼それでは本編へどうぞ。


第263話 キャラ崩壊の魔王

突然のゆるゆるな言動に皆で一斉に言葉がハモってしまった。

 

傲慢「もお~ちょっと怠惰!こんなに可愛いロリ達

   がいるなら早めに言いなさいよ!というか隠

   さずに出しておきなさいよ!」(`ε´ )

 

怠惰「いやだってお前のそのキャラ崩壊で昔どれだ

   け話がこじれたと思ってるのかな?」

 

傲慢「ふふんっ♪知らんな」

 

怠惰「こいつ」(#^ω^)

 

怠惰の眉間にシワがよる。すると霊夢が自分の耳元に、

 

霊夢「なっ何よ急に」

 

蓮 「わっ分からないよ」

 

紫 「警戒はしておいた方がいいわね」

 

天子「そうなんだけど顔が緩くなって怖いんだけど

   彼奴」

 

天子の言う通り傲慢の顔はもうゆるゆるなのだ。一体何がどうしてこうなっているというのだ。

 

千 「ほっ本当にくれるのか!」

 

傲慢「えぇ他ならぬ少女いやロリ達の思いそれを聞

   き入れるのは当然よ♪それがロリババアでも

   それはそれでの個性だから♪」

 

聞いてて思う。この堕天使は駄天使だった。先程の気迫やらはどっかに消えてるし。自分はそろりと怠惰に近づき、

 

蓮 「えっえっとルシファーさんって」

 

怠惰「彼奴は傲慢って呼んでやってくれ」

 

蓮 「あっえっと傲慢さんってその」

 

怠惰「あぁ予測通り彼奴は重度のロリコンだ」

 

蓮 「やっぱり‥‥」

 

言動からしてそうだろうとは思った。怠惰は呆れながら更に話を続ける。

 

怠惰「ロリコンってこう犯罪臭が漂うわけだろ」

 

蓮 「えぇ確かに」

 

怠惰「だけどな彼奴見た目も幼女体型だからよまっ

   たく犯罪臭がしないんだよな‥‥公園で少女と

   遊んでてもお巡りさんも気にも止めねぇよ」

 

蓮 「えっと年齢って」

 

怠惰「………俺よりは年u」

 

ザシュ!!

 

突然、怠惰の頭にナイフがささり血が吹き出て怠惰はぶっ倒れた。

 

蓮 「たっ怠惰さん!!?」

 

傲慢「怠惰は知ってるからしら?ここは年という概

   念はないのよ♪良いわね?」

 

蓮 「アッハイ………」

 

怠惰「………」

 

千 「へっ返事がないぞ」

 

こい「ただの死体のようだ♪」

 

嫌‥‥嫌々嫌々嫌々嫌々嫌々。ここで怠惰が死んだら誰が理久兎の薬を誰が作るというのだ。それに聞いた話だとこれがオリジナル肉体ならもう蘇らない筈だ。

 

怠惰「誰が死んでるだゴラッ!おいゴラッ!これ

   生の肉体だからな!クローンとかホルムン

   クルスとかじゃないからな!」

 

さと「生きてましたね顔は血まみれですが」

 

さとりの言う通り本当に血まみれでお化け屋敷にでも行けば受けそうな顔なのは確かだ。

 

傲慢「はいはい‥‥とりあえず幾つ羽がほしいの?」

 

怠惰「ちっ‥‥最低4枚‥‥くれるなら10枚」

 

傲慢「10枚は多いわねぇ‥‥」

 

怠惰 (´∀`)

 

怠惰が不思議な顔をする。すると龍神は何かを察したのか、

 

千 「のっのうお願いじゃそなたは寛大なのじゃろ

   う?」

 

傲慢「えっ!うふん♪良いわ!10枚上げちゃう!」

 

もうダメだこれ。怠惰も色々と可笑しい奴だったと認識はしていたがもう1人もこれだ。となると他の5人のメンバーも駄目な者達で構成されているのかと疑問に思う。

 

怠惰「よし決まったなほら後ろ向け」

 

傲慢「‥‥ふふっ♪」

 

怠惰「何笑ってん‥‥」

 

傲慢「わっ私に変な事するんでしょエロ同人みたい

   に!!」

 

蓮 「凄く懐かしいネタだなぁ」

 

昔に同級生がそんなネタをしていたなと思っていると眉間にシワを寄せ怠惰は笑う。

 

怠惰「はっはっはっ♪おりゃぁぁぁぁ!」

 

ザシュ!!

 

傲慢「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そして一気に傲慢の翼から羽を10枚むしりとると傲慢は羽をさすりながら地面を転がりのたうち回る。

 

傲慢「あんたバカでしょ!ねぇバカでしょ!昔に言

   ったわよね!私含めて天使達この特有の翼は

   神経が多く通っていて凄く敏感だって!覚え

   ててやってるわよね!」

 

怠惰「知るか!!?んなもん忘れたわ!!てめぇの

   カルテを持参してこいや!!」

 

傲慢「言ってくるわねぇ!!!」

 

見てて思う。ボケに転じていたあの怠惰がまさかのツッコミにまわっている事に驚いてしまう。というか見てて凄く危険な雰囲気だ。まるで理久兎がかつて起こした異変の最後の宴で龍神に張り合った時と凄く酷似している。

 

傲慢「あんたごとこの世界を壊してあげましょうか

   怠惰!」

 

怠惰「やってみろその前にてめぇの翼を全部引っこ

   抜いて地に落としてやるよ」

 

傲慢は何処からともなく出した鍵の剣を構えると巨大な魔方陣が幾つも展開されそこから巨大な竜の頭が無数に出現する。一方で怠惰は大鎌を地面に刺し込むと無数の怨念が怠惰の背後に集まる。あれは先程に見たGAMEOVERの構えだ。

 

蓮 「まっまずい!」

 

紫 「止めなさい貴方達!」

 

霊夢「彼奴等本当のバカでしょ!!?」

 

自分達はすぐに止めにかかろうとするが足が動かないことに気づく。これはあまりの恐怖に体が勝手に身震いをしていた。

 

鈴仙「うっ動けない!」

 

天子「これが魔王‥‥」

 

霧雨「アハ‥‥アハハハハハハハハ世界が滅びるぜ」

 

妖夢「終末が来る‥‥」

 

早苗「魔理沙さん妖夢さんも正気を保ってください

   よ!」

 

等と言いながら早苗は魔理沙と妖夢の体を揺らすがその間にも2人の魔王と呼ばれた者は禁断の言葉を唱える。

 

傲慢「GAMEOVER【傲‥‥】」

 

怠惰「GAMEOVER【怠‥‥】」

 

あの時の理久兎と龍神と同じような光景そのものだ。しかも幻想郷が世界が終わろうとしていた。だがそれに抗うかのように龍神が一瞬で近づき双方の首もとに爪と尾を当てる。

 

千 「止めてくれ世界を壊すのもう止めて!」

 

龍神は泣きながらそう叫ぶと双方は苦い顔をする。

 

傲慢「………やりすぎちゃったわね」

 

怠惰「………みたいだな」

 

そう言い双方は構えをやめると龍神はその場にへたりこむ。そして同時に傲慢が放とうとしていた竜は呆れているのか首を左右に振って消え怠惰の怨念も鳴りを潜めて消える。

 

千 「ヒッグ!グスッ!もう充分であろう‥‥じゃ

   からもう止めてくれ‥‥」

 

傲慢「ごっごめんなさいね大人げなかったわ」

 

怠惰「わっ悪かった帰ったらハー(ピー)ンダッツを奢っ

   てやるから‥‥なっ?なっ?だから泣き止んで

   くれよ頼むよ千ちゃん~」

 

傲慢「私のコレクションゲームも幾つかあげるから

   ねっ?」

 

見てて分かった。他の5人はどうかは分からないがこの2人の悪魔の弱点を見てしまった気がする。

 

千 「ヒッグ‥‥約束………だからね?」

 

傲慢「えぇ約束してあげるわ♪」

 

怠惰「あっあぁだからほらキャラを戻してよその‥‥

   皆唖然してるから」

 

千 「はっ!?」

 

龍神はこちらを向くと顔がみるみると真っ赤になる。そして恥ずかしいのか顔をうつむかせる。

 

怠惰「さてと‥‥千ちゃんはあぁ~」

 

千  (|||´Д`)

 

怠惰「うんちょっと無理そうだからこの2人を3日

   でどうよ?」

 

傲慢「えぇ良いわよ交渉成立ね♪」

 

そう言うと怠惰は未だに唖然しているさとりとこいしの耳元に何かを囁くとさとりはキョトンとしこいしは楽しそうに笑う。

 

怠惰「そんじゃ頼むぜあっもしこの2人に何かあっ

   たのなら」

 

傲慢「しないわよ♪さぁ行きましょう」

 

さと「えっと暫く理久兎さんをお願いします」

 

こい「ちょっと行ってくるね♪」

 

そう言うと2人は傲慢に抱え込まれると空に裂かれている狭間に入っていった。

 

怠惰「さてと永琳先生部屋1つ借りますよ」

 

永琳「えっえぇ‥‥」

 

怠惰「千ちゃんおいで」

 

千 「うっうむ!!」

 

そう言い怠惰と千は部屋に入っていった。

 

蓮 「なんだったの今の‥‥」

 

霧雨「わっ分からねぇよ」

 

霊夢「いっ色々と可笑しすぎるわ」

 

紫 「幻想郷が滅びずには済んだ‥‥わね」

 

あまりの突然すぎる出来事が連発したため自分達は空いた口が塞がらずその場に少し棒のように立つことしか出来なかったのだった。




狗神「そんじゃ今回もありがとうな」

鈴蘭「うんやっぱり色々と可笑しすぎてダメだね
   これ」

神楽「この人達の気まぐれで世界が壊されたらた
   まったものではありませんね」

鈴蘭「う~んでもこの光景を見てて思うんだけど
   理久兎ってさ怠惰に似てない?」

狗神「はぁ?おいおい似てる訳ねぇだろクズの代
   名詞だぞ怠惰ってのは」

神楽「そこまではどうかと思いますがあまり似て
   はいないような」

鈴蘭「う~ん何処か雰囲気が似てると思ったんだ
   けどなぁ」

狗神「気のせいだってさてととりあえず今回はこ
   こまでにするぞ」

鈴蘭「それじゃまた次回もよろしくね♪」

神楽「それではありがとうございました♪」

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