血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。ドルフロでG41をゲットし友人の顔が、
。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
こんな顔になったのを間近で見た怠惰のクソ悪魔です。イラスト、ボイス、性能どれをとっても強いから仕方ない。失礼それでは本編へどうぞ。


第270話 理久兎と怠惰の試合

理久兎達や他の者達と話をしたりして1、2時間程経過する。とりあえず自分は皆に合わせて酒を飲もうかと考えコップに酒を注ぐと、

 

霊夢「蓮あんたは飲まないで!」

 

蓮 「えっ何で?」

 

霧雨「お前は飲むな!お前が酒を飲むと色々とやら

   かすからな!」

 

酷い。そこまで酷いのか自分が酔っ払た状態は。

 

蓮 「あんまり分からないけどそんなに酷いの?」

 

妖夢「えぇ普段の貴方から考えられないぐらいの奇

   行的な行動ですね」

 

そんなに酷いのか。自分が酔っ払っている状態とは。

 

早苗「そうなんですか?」

 

霊夢「いやあんたも‥‥そういえばあんた酔っ払って

   蓮に酒を飲ませたわよね」

 

霧雨「言われてみると前回ぐらいの異変解決の宴会

   お前のせいだよな?」

 

早苗「あの何かごめんなさい!」

 

蓮 「いやまぁ謝らなくても」

 

とりあえず酒を飲むのは止めておこう。飲むとしたら自分の手足を枷とかで動きを抑制してから飲もうかと考えた。

 

蓮 「それに悪いのは僕の酒癖が悪いのに飲もうと

   した訳だしごめんね」

 

霧雨「まぁでも若干1名程飲んでくれたら積極的に

   なってくれて嬉しいとか思ってる物好きもい

   るっぽいしなぁ♪」

 

楽しそうにチラリと霊夢を見ると霊夢は顔を真っ赤にさせて、

 

霊夢「なっななななななな何をバババババカな事を

   いっ言ってるのよ魔理沙!!?」

 

蓮 「本当に何したんだろ僕は」

 

霊夢のあの慌てぶりを見ると本当に何かしらの事をしてるいとは思う。だがどこまで行ってはいけない境界線を越えたのだろう。そんな事を思っていると、

 

千 「怠惰よ来てくれぬか!」

 

怠惰「何だよ千ちゃん‥‥」

 

と、龍神が大声で怠惰を呼ぶものだから自分も含めて皆は一斉に注目する。

 

蓮 「何するんだろう」

 

霊夢「………」

 

何をするのだと思い理久兎達をじっと見つめると、

 

千 「怠惰よそなたに頼みたいんじゃが理久兎と試

   合をしてはくれぬか?」

 

怠惰「はっ?」

 

理 「試合って‥‥」

 

千 「そなたらの試合はかつて高天ヶ原でやったが

   決着がつかなったであろう故に決着をつける

   と言う意味でやらぬか?丁度良い気晴らしに

   もなるじゃろうしの♪」

 

と、試合の話をしていた。まさか理久兎と怠惰が戦うのか。そうなれば被害が尋常じゃない気がする。だが危ないと思う反面で凄く興味がある。

 

霧雨「世界最強と疑われる龍神と互角に戦う理の神

   の理久兎そして魔王と言われ恐れられたあの

   ベルフェゴールとの試合とか生きてるなかで

   もう見れないぐらいのレアだぜ!?」

 

霊夢「私はあんまり興味はないけどね」

 

妖夢「ですがあの男の実力はまだ未知数な所もある

   のも事実ですなので是非とも見たいです」

 

早苗「私もです」

 

蓮 「僕もかな‥‥」

 

だが怠惰の性格は博麗神社でしばらく過ごしたが分かった事と言えば面倒くさがりでド(ピー)クエで言えば遊び人と大差変わらない。そんな男がやるのかと思っていると、

 

怠惰「………良いよ♪酒を飲むのも飽きてきたし」

 

と、言った。少しの間しか一緒にはいなかったが凄く珍しいと思った。

 

千 「うむ♪理久兎はどうじゃ?」

 

理 「………」

 

さと「理久兎さん無理にしなくても」

 

理 「いいや‥やる‥お前とは決着をつけたいしな」

 

さと「分かりました」

 

ちょこんと理久兎の膝の上に座っいたさとりは立ちあがると理久兎も立ち上がる。これは凄い戦いが見れそうだ。

 

千 「うむならば表に出ようぞ」

 

理 「その前に美寿々達の許可を」

 

と、言っていると美寿々が待ってましたと言わんばかりに楽しそうに近づいてくる。

 

美 「喧嘩かい理久兎♪良いぜ場所を開けてやるよ

   存分に暴れてきな♪」

 

そう言うと2階の出窓から美寿々は豪快に飛び降りた。見てて格好いいなと思いつつ霊夢達と共に理久兎へと近づく。

 

蓮 「理久兎さん戦うんですか?」

 

霊夢「あいつと?」

 

理 「あぁ彼奴とは決着をつけないとなと思ってい

   たからな♪」

 

と、理久兎が言っている反面で怠惰達の声が聞こえてくる。

 

天子「良い!あんたに限って負けとかないとは思う

   けど負けないでちょうだいよ!」

 

怠惰「無茶言うなぁこの嬢ちゃんは」

 

衣玖「ふふっ頑張って下さいね怠惰さん♪」

 

怠惰「へいへい‥‥」

 

と、声援を送っている声が聞こえる。やはり怠惰が言うほど天子は嫌ってなさそうな感じだ。そして襖が開かれ美寿々が出てきた。

 

美 「良いぜ理久兎♪」

 

さと「理久兎さん頑張ってください」

 

蓮 「応援しますね♪」

 

理 「あぁ行ってくるそれと応援頼むな♪」

 

そう言い理久兎と怠惰は窓から外に出ていった。そして自分達は窓から外の試合を眺める。

 

千 「こほんっ!マイテス‥‥ならマイテス声は届い

   てはおるの‥‥よし!これより理久兎VS怠惰

   の試合を始める!なおこの戦いはかつて高天

   ヶ原で行われ互いに0勝0敗1引きとなって

   おる故に決着をつける試合となる!」

 

聞いてると龍神はノリノリに楽しそうに実況をしていく。こういうのが好きなのだろうか。そして歓声や色々な声が上がる。だが驚くべき事はあの怠惰を相手に互角しかも引き分けで終わらせたことが凄いと思った。

 

霧雨「おいおい本当に彼奴あの魔王と互角に」

 

衣玖「いえ聞いた話によると怠惰さんだいぶふざけ

   て戦っていたみたいですよ?」

 

霊夢「あの理久兎を相手にふざけながらって‥‥」

 

やはり実力が計り知れない。過去の世界で生きた魔王達はここまで恐ろしく強いのか。

 

千 「なおここで壊れた物件等の修繕費はワシが持

   つ故に双方好きなだけ暴れてくれ!そして双

   方の試合時間は合図をだしてから10分まで

   とするからのよろしく頼むぞ!」

 

10分か。試合の見せ物としては丁度良い時間だが何故に10分なのだろう。

 

千 「さてこれにて説明は以上じゃそれでは双方共

   に準備をせい!」

 

その言葉で理久兎と怠惰は各々準備を初め理久兎は定番ともいえる本を浮かせ構え怠惰は何処からともなく大鎌を出現させ手に持つ。

 

千 「両者とも準備は良いな!」

 

と、龍神が言うとお互いに返事をし首をたてに振る。そして

 

千 「そうか‥‥なら初めじゃ!」

 

その言葉を合図に戦いが始ま‥‥らなかった。

 

蓮 「あれ?」

 

霊夢「彼奴ら動かないわよ?」

 

理久兎も怠惰もお互いが睨めっこ状態で動く気配がない。お互いが相手の動きをうかがっているそんな感じだ。何ているのだと思っていると次の瞬間、目を見張る光景が出てきた。それは怠惰は確かに理久兎の目の前にいるそれなのにも関わらず理久兎の背後に怠惰が大鎌を構えていた。

 

さと「後ろです理久兎さん!」

 

さとりの一言が聞こえたのか理久兎は本当に当たるギリギリの所で浮かぶ本を盾にして防いだ。

 

蓮 「なっ何が」

 

霊夢「おいつけない」

 

目の前に写る光景は最早、嘘だと言いたくなるような怠惰の猛攻撃が繰り広げられている。ウリエルの時よりも少し早いような気がした。

 

天子「そこよ!やっちゃいなさい!!」

 

さと「理久兎さん頑張ってください!」

 

理久兎を応援する者が殆どだが中には怠惰を応援しているような声も聞こえる。

 

蓮 「………霊夢これどっちが勝つかな」

 

霊夢「分からないわよ」

 

霧雨「私の予想だと怠惰だな♪」

 

早苗「何でですか?」

 

霧雨「お前も見てただろあの戦いを………彼奴はいや

   彼奴を含めた7人は全員イカれを通り越した

   奴等だからだよそんな絶対者と戦ったとした

   ら恐らく理久兎でも………」

 

言いたいことは分かる。自分も正直な話で魔理沙と同じ意見なのだ。だがそれでも理久兎に勝って欲しい。これはただ単に怠惰が嫌いと言う訳ではなく理久兎の友としてそう願っているのだ。そう思っていると、

 

バキューーン!!

 

突然の発泡音が聞こえる。何事と思っていると理久兎の手には凶変していた際に自分の体に弾丸を撃ち込んだ銃が握られていた。

 

蓮 「あっあれ‥‥」

 

霊夢「彼奴あれを持ってたの!?」

 

正直な話であの銃は苦手だ。もう自分の中ではトラウマになりかけている。

 

霊夢「蓮?」

 

蓮 「えっ?あぁうん大丈夫………」

 

妖夢「震えてますよ手?」

 

蓮 「えっ!?」

 

本当だ。顔は平常を保っていたつもりだが体が反応してしまっていたみたいだ。

 

霊夢「あれが怖いの?」

 

蓮 「まぁうん‥‥体に無数の穴を開けられたからね」

 

と、言っていると歓声が上がる。ふと見ると理久兎と怠惰が戦っている場所が黒い霧に包まれているのだ。だがただ霧がかかるのは良いのだが何故かあの霧は見ていて不快に感じる。

 

霧雨「おいおい中が見えねぇぞ」

 

天子「邪魔ねあの霧」

 

霊夢「何あの霧‥‥嫌な感じがする」

 

蓮 「やっぱり霊夢も?」

 

霊夢「えぇ」

 

恐らくあれは怠惰が出したのだろうが何が起こっているのだ。そして暫く見ていると、

 

理 「おりゃぁ!!!」

 

理久兎の叫びが聞こえると霧が一瞬で晴れる。そこには黒椿を手に持った理久兎が息を荒げながら立っていた。やはりあの霧は理久兎ですらも息を荒げる程の何かがあったのは事実だ。そして理久兎と怠惰がぶつかり合おうとしたその瞬間、

 

千 「そこまで試合終了じゃ!」

 

その一言が大きく響き理久兎と怠惰はお互いに攻撃が当たるギリギリで止めそして構えをやめた。

 

蓮 「これって互角?」

 

霊夢「よね?」

 

霧雨「すげぇなあい………」

 

と、魔理沙が言いかけたその瞬間、試合会場に立つ怠惰は龍神から何故かビニール袋を受け取ったかと思うと、

 

怠惰「オロロロロロロロロロロロ!!」

 

嘔吐しだした。衛生的に汚いと思うと同時に自分達は呆れた。そして龍神は空へと翼を羽ばたかせ飛ぶと、

 

千 「試合はこれにて終了じゃなお結果は双方共に

   2戦中0勝0負2引きの結果となった」

 

と、結果を言うと観客の者達から一斉に歓声や喝采が聞こえる。

 

霧雨「流石は魔王!中々の戦いだったぜ最後は不潔

   だが………」

 

蓮 「それは言っちゃダメだよ魔理沙‥‥」

 

霊夢「まぁでも事実だしね」

 

そうだよそうだけど言って良いことと言っても怠惰も言っているから同じかなとも思った。そして出窓からさとりが飛び出しり理久兎の元へと向かうと抱きついた。

 

霊夢「良いなぁ

 

蓮 「ん?何か言っ」

 

霊夢「何でもないわよバカ!」

 

蓮 「何故に!?」

 

何故に罵声を受けたのだ。それを聞いていた魔理沙や妖夢それに早苗は笑うのを堪えている。自分が今何かしたと言うのかすると、

 

怠惰「おっす失礼するぜ」

 

天子「おかえりよく頑張っ‥‥」

 

怠惰が出窓から中へと入ってきた。そして遠くの机に座ると酒を飲み始める。

 

天子「ちょっと!人の話を聞きなさいよ!」

 

衣玖「あらあら」

 

天子と衣玖は怠惰の後を付いていき近くに座る。

 

蓮 「後であの中で何があったのか聞こうかな」

 

と、思っていると今度はさとりを抱き抱えながら理久兎が入ってくる。そしてそのまま座り酒を飲み始めた。そして少しだが試合を始めるよりも理久兎がすっきりしている事に気づく。何があったのかただただ疑問に思い知りたくなったのだった。




狗神「そんじゃ久々にありがとうな」

神楽「久々ですね本当に」

鈴蘭「ねぇ~」

狗神「全く彼奴が全然投稿しねぇからな」

鈴蘭「まぁそんな時もあるよ姐御」

神楽「しかし怠惰さんゲロるんですね」

狗神「汚ぇ野郎だよな」

鈴蘭「前の高天ヶ原の時ってオリジナルかな?それ
   ともクローンだったのかな」

狗神「分からねぇ」

神楽「いえるのはどちらにせよ反則級ですよね」

狗神「まぁな」

鈴蘭「怖いなぁ何時か怠惰のクローン2体プラスで
   オリジナルで怠惰ABCが現れたみたいな事
   になったらと思うと‥‥」((( ;゚Д゚)))

狗神「止めろ気持ち悪いったらありゃしねぇ!?」

神楽「失礼ですが同感ですね‥‥」

狗神「ってもう時間になってきてるななら読者様
   今回はここまでだ!」

鈴蘭「明日もよろしくね」

神楽「それではまた次回お願い致します」

狗神「そんじゃあな」

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