復活を遂げて数年が経過した紅魔館のバルコニーでは、
玲音「ふぅ………」
自分は煙草を吹かせながら空を眺める。すると、
妖精「キャハハハ♪」
妖精「待て待て♪」
館内をメイド服を着た妖精達が走り回る。煙草を口から離して、
玲音「おぉ~いお前ら仕事を早く終わらせろよ
じゃないとご褒美は抜きだぞ~」
妖精「あっ!」
妖精「そうだったやらなきゃ!」
妖精「ごめんなさい執事長!」
そう言い妖精達はドタドタと走って何処かへ向かっていった。現在はレミリアの発案で館の時空を歪ませ内部が広くなっている。そのせいで自分と咲夜が過労死すると考えたレミリアは妖精をメイドとして迎え入れ仕事をさせている訳だが良くサボるため自分が教育係兼監督をしていた。因みに待遇としてはメイド服の支給に3食付きで同部屋という給料がないため明らかにブラックに近い環境だ。だが妖精達は気にしてはいないみたいだが。
玲音「元気な奴等だなぁ」
煙草を再度口に入れてふかせようとすると、
咲夜「玲音…仕事をしてくれないかしら?」
玲音「ん?」
後ろから咲夜に仕事をしろと言われ自分は後ろを向くと、
玲音「………………はぁ」
煙草の火を消して咲夜の元へと向かい仕方なく仕事を再開する。そうして1時間が経過すると、
玲音「ふぅ」
また煙草を吹かせる。自分は思ったそろそろ館に喫煙所を作るべきだと。いちいち外まで出て煙草を吹かせるのも面倒になってきた。そして、
咲夜「玲音!いい加減にして頂戴!それよりも
館内は禁煙よ!」
咲夜が怒鳴りつつ言ってくる。煙草を消して、
玲音「咲夜……大抵の仕事は任せた俺は基本これ
からサボるからさ♪」
咲夜「はぁちょっと玲音!?」
咲夜の言葉を無視して自分は部屋へと戻るために廊下をあるいていくと、
レミ「あら駄執事じゃない」
レミリアが此方へ歩いてきてた。そして、
レミ「駄執事!咲夜から聞いたけど仕事をサボり
にサボってるみたいじゃないどういうこと
か説明してくれるかしら?」
説明と言われても何を言うかと考えて、
玲音「………俺よりも咲夜の方が仕事に適任だし俺
は用無しだよ♪」
レミ「何を言っているのかしら?言い訳して仕事
をサボってるだけでしょ?」
玲音「違うな………今の咲夜は能力は駆使すること
によって自分よりも遥かに仕事を効率化さ
せれているから館内の仕事はほぼ用無しさ」
レミ「………それ本気で言っているの?」
玲音「あぁそれに妖精メイド達の教育やらもしな
いといけないしな………だから大抵の事は咲
夜に任せたのさ」
それを聞きレミリアはジーと此方を見て、
レミ「………駄執事あんたには少し失望したわ」
玲音「結構なこった…………」
そう言いレミリアの横を通りすぎて部屋へと向かう。そして部屋へと着き中へと入り煙草を吹かせつつ外を見る。そうしていると、
ベリ「仕事したら貴方?」
後ろでベリアルの声がしたため見るとベッドに座ってベリベリが此方を見ていた。
玲音「お前呼んでもいないのに出てくるのは契約
違反だぞ」
ベリ「知ってるわよだけどまだ恐れてるの?」
玲音「…………」
自分の中に潜んでいるベリアルにはお見通しみたいだ。自分は恐れていた。あの時の暴走はベリアルに操られたといえば聞こえは良いが実際は咲夜に嫉妬した事が原因となりそこを漬け込まれたに過ぎない。つまり自分の心がただ弱かった醜くかった。そして今も自分の心を恐れている。最大の敵はベリアルではなく自分の弱く醜い心だ
ベリ「別に良いけど………もうそれに私も悪さを
する気にもなんないし今の貴方をまた暴
走さけてもつまらないし契約したし~」
足をぶらぶらとバタつかせて言ってくる。というか今のベリアルは前よりも全然怖くない。
玲音「そうかよ………」
ベリ「えぇだけど玲音覚えておきなさい悪魔と
言うのは弱さに漬け込むものよ♪契約者
である貴方といえどまたやるわよ?」
玲音「肝には命じておくさ」
と、言っているその時だった。ガチャリと扉が開き妖精メイド達が3人やって来ると同時にベリアルは消える。そして妖精メイドの1人は笑顔で、
妖精「玲音執事長♪ポーカー教えて♪」
玲音「………ふんっ良いぜ♪」
テーブルを出し皆でポーカー楽しむ。楽しむのだが、
玲音「こんな感じで役を………」
咲夜「玲音………」
突然背後で声がしたため向くと咲夜が笑顔で笑いながら、
咲夜「妖精メイド達をサボらせて何をやっている
のかしら?」
それを聞き妖精メイド達を見るといつの間にか皆いなくなっていた。どうやら仕事をほっぽりだして遊びに来たみたいだ。
玲音「おっおぉぉ………」
咲夜「働きなさい玲音!!」
そう言い咲夜はナイフを投擲してくる。どうやらサボり過ぎたためかついに咲夜の堪忍袋がプッツンしたみたいだ。
玲音「っと!やなこった!!」
すぐさま部屋から脱出すると咲夜との鬼ごっこが始まった。
咲夜「仕事をしないさい玲音!」
玲音「嫌だねお前がいるなら俺は用無しだろ!」
咲夜「そんな事は!!」
そうして鬼ごっこをすることを数分後、
咲夜「玲音!!」
玲音「ふぅ………」
何とか咲夜を巻き一息ついているその時だった。
? 「あらあら随分と面白い鬼ごっこをします
のね♪」
聞いたことのない女性の声が響き渡る。自分はキョロキョロと辺りを見渡しながら、
玲音「誰だお前は?」
と、言うと自分の目の前に何か穴みたいなものが現れる。サイドはリボンで装飾され中は無数の目がギョロりと睨むその穴は一言で例えると気持ち悪いの一言だ。だがそこからブロンドカラーの髪色をし長髪で頭にお嬢と同じドアノブみたいな帽子を被りこの辺だと見ないドレスを来た女性が出てきた。
玲音「ここをスカーレット家の館ってのを知っ
て来たってのか侵入者?」
臨戦体制をとるために右手に蒼炎を纏わせ睨むと、
? 「ふふっ♪違うわここの館の当主に会わせ
ていただけないかしら?」
玲音「せめて名前を名乗れそれからだ」
? 「あら私とした事が♪私の名前は八雲 紫
という名のしがない妖怪ですわ」
こいつベリアルと同様レベルで胡散臭い。だがお嬢に会いに来たとは言うが実際は
紫 「大丈夫ですわ♪ただ本当にちょっした
相談をしに来ただけですわ♪」
このままだと良知が開きそうもないのも事実。故に、
玲音「妙な真似したら殺すからな」
紫 「ふふっそのお心使いに感謝しますわ♪」
一応は連れていくことにした。このまま放置されても何をするのか分かったものではない。そうして八雲紫と名乗る妖怪の女性を部屋へと連れていくのだった。
怠惰「ではでは今回もありがとうございました」
狗神「なぁ怠惰」
怠惰「どうしたの?」
狗神「その前書きに書いたさっちゃんって曲それ
10番まであるって言ったよな?」
怠惰「まぁ4番目からは都市伝説で実際には関係
ないって言う噂だけどね」
鈴蘭「狗神の姐御どうしたの?」
神楽「内容が気になるんですか?」
狗神「あぁ1番がさっちゃん?だったかの紹介
2番がバナナが半分しか食べれないって
言う曲そして3番が遠くへ引っ越した…
だったよな?」
怠惰「よく知ってるんじゃんあっ因みに説明は
するけどグロいから想像力豊かな人は見
ない事をお勧めするよ♪」
鈴蘭「見ない人はここまでね♪」
神楽「その怠惰さん続きは……」
怠惰「はいはいそれでまぁその4番からの内容は
4番は着物を置いていっていなくなった話
5番は電車に引かれる事故を起こして上半
身と下半身がグッバイしたお話そして6番
は事故の本当の真実で押されて線路に落ち
たって話になり7番8番からはその落とし
た奴を恨み9番と10番はその落とした奴
をあの世から迎いに行くだったかな?」
神楽「何ですかそれ………」
鈴蘭「可愛そうに」
怠惰「それで上半身と下半身がグッバイしたって
言ったでしょそれ本当なら出欠多量で即死
なのにその日は雪が降り積もる中で寒かっ
たから血管が凍り止血されて上半身だけで
這いずって苦しんで息耐えたとか」
狗神「………同情するなそいつには」
鈴蘭「えっ?どういうこと狗神の姐御?」
狗神「ん!?いや何でもない………」
怠惰「因みに狗神さん俺はお前の本当の真実も
知ってるけど♪」
狗神「言ったら殺す」
怠惰「言わないよそういうのは………おっと尺を
また使いすぎたでは今回はここまで!」
神楽「唐突ですね………えっとまた次回から此方
の投稿なのでお願いしますね」
狗神「そんじゃあな読者様」
鈴蘭「バイバイ♪」