血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんはそしてお久々な方はお久しぶりです。怠惰のクソ悪魔です。今回からまた投稿をしていくのでよろしくお願い致します。それでは本編へどうぞ。

※後書きにちょっとしたお知らせ有り


第278話 感情高ぶり祭り

鳥達の囀ずりがする気持ちの良い朝とも言える日曜日。何時ものように普通の休日がまた始まろうとしていた。

 

蓮 「おはよう………」

 

眠い目を擦りながら起き居間へと行くが誰もいないのか凄く静かだ。何時もなら霊夢が既に起きていて朝食を作っていてそれを待つかのように萃香が瓢箪を持ちながら寝ている居間は静寂に包まれている。

 

蓮 「霊夢?」

 

厨房へと行くが誰もいない所か朝食の支度もされていなかった。あれ今日の朝食当番って僕だったけ?いやそんな訳ない筈だが。次に霊夢の寝室へと行くと、

 

蓮 「やっぱりいないなぁ‥‥」

 

やはり霊夢がいない。しかも掛け布団が散らかり敷布団もシワだらけ枕に限っては敷布団よりも離れた位置にある始末だ。

 

蓮 「………」

 

布団を触るが結構冷たい。つまり起きてそのまま何処かへ出掛けたって事だろうか。もしくは誘拐‥‥な訳ないか霊夢に限ってそれはないだろう。

 

蓮 「何処に行ったんだろ?」

 

やれやれと呆れながらもしかしたら外にいるのかと思い縁側へと出ると、

 

蓮 「‥‥何これ?」

 

襖を開けた先にお札が大量に何か紙みたいな物が落ちているのに気がつく。境内に出て確認すると、

 

蓮 「‥‥霊夢のお札?」

 

それは【博麗】と書かれていた。つまりこれは霊夢のお札だ。この散乱具合から自分が寝ている間にここでドンパチあったという事で良いだろう。

 

蓮 「霊夢ったら‥‥」

 

本当に何処に行ったんだ。朝食を作らずにほったらかしにする何かが起きているという解釈で言いとは思うが。とりあえず部屋へと戻り立て掛けてあった神楽を取ると、

 

蓮 「神楽」

 

抜刀し語り掛けると光る刀身から神楽が出てくる。

 

神楽「蓮さんお呼びですか?」

 

蓮 「うん神社で何かあった?」

 

神楽「何かですか‥‥あっさっきピチューーン!って

   音が外でしましたね蓮さんに敵意があるよう

   ではなかったのでそのままにしましたが」

 

蓮 「やっぱり‥‥」

 

やはり予測は当たった何か起きているのもう明白だ。そうと決まれば霊夢を探さなくては。

 

蓮 「ありがとう神楽♪戻っていいよ」

 

神楽「はい‥‥あっ蓮さんお気をつけて下さい外から

   何か不思議な気が漂っていますので」

 

蓮 「それって体に害とかって‥‥」

 

神楽「ないとは思いますがお気をつけ下さい」

 

蓮 「うん分かったありがとう♪」

 

神楽「では」

 

そう言い神楽は消えると抜刀した神楽を鞘に納める。

 

蓮 「目的は決まったかな」

 

とりあえずは霊夢を探さなくては。そして何が起きているのかそれらを調査しなくては。服を寝巻きから何時もの着物に着替え神楽を腰に差し狗神と鈴蘭の式神札があるかを確認し外へと再び出ると、

 

? 「ばぁ!!」

 

蓮 「うわぁ!!!?」

 

突然目の前に顔が出てきてビックリしてしまい腰が抜けて床に尻をつけてしまった。何だ今のは床に勢いよくついた尻を擦りながら起きて周りを見るが誰もいない。

 

蓮 「いてて………何なんだ‥‥あれ?」

 

いったい全体何が何なんだ。自分は疲れていていて幻覚でも見てしまったのか。両目を指で指圧してマッサージする。

 

蓮 「疲れてるのかな‥‥」

 

? 「そうだよ疲れてるんだよ♪」

 

蓮 「そうかなぁ‥‥」

 

? 「そうそう♪だからリセットした方が良いと思

   うよ♪」

 

リセットか。確かに気持ちを切り替えてリセットするのは大切かもしれない。

 

? 「縄を持って首に掛ければ………」

 

蓮 「嫌々!?死なないからね!?」

 

? 「いやいや♪死んどいた方が良いってこれから

   のためにも人生リセットしよ♪」

 

何故そうなるというかリセットってそっちの意味なの。いや待てよさっきから僕は誰と話しているんだ。

 

蓮 「‥‥」

 

後ろをチラリと見るとそこには、

 

こい ( =^ω^)

 

こいしちゃんがニコニコと笑いながら此方を見ていた。何時の間に自分の背後にいたのだ。

 

蓮 「こいしちゃん‥‥何やってんの?」

 

こい「あっバレちゃった♪因みにその質問の答えは

   人生催促ごっこだよ♪」

 

さっきから物騒な事を言っていたのはこいしか。人生リセットの催促とか質が悪いったらありゃしない。

 

蓮 「こいしちゃん人生リセットとか言うの止めて

   くれるかな?」

 

こい「冗談だよ蓮お兄ちゃんったら♪」

 

これ冗談じゃ済まされないよ。下手したら自殺ルート待ったなしの危険なマインドコントロールだよ。

 

蓮 「えっとこいしちゃん何でこいしちゃんはここ

   に?生憎な話で霊夢はいないけど」

 

こい「霊夢お姉ちゃんにも興味あるけど今は蓮お兄

   ちゃんに興味があるかな♪私ね目立ちたいん

   だ♪」

 

蓮 「目立ちたい?」

 

こい「そう♪能力で誰にも注目されなくなっちゃっ

   たから注目されてる蓮お兄ちゃんや霊夢お姉

   ちゃんが羨ましくてね♪だから弾幕ごっこで

   注目されるんだ♪」

 

と、こいしが言うと周りが騒がしい事に気がつく。見てみるといつの間にか色々な妖怪はたまた人間がどこから沸いたのか集まっていた。

 

蓮 「………何処から」

 

こい「盛り上がってきたし蓮お兄ちゃん私は貴方に

   リベンジを申し込むよ♪」

 

蓮 「これは戦わないといけない雰囲気かな」

 

ここで逃げたら霊夢やその辺に怒られそうだ。仕方なく神楽を構える。

 

こい「それじゃ行くよ♪」

 

蓮 「いざ勝負!」

 

そうして博麗神社での弾幕ごっこが幕を開けたのだった。




怠惰「ではでは今回もありがとうね♪」

狗神「あぁそういえば怠惰」

怠惰「なに?」

鈴蘭「私達にクリスマスプレゼントってないの?」

神楽「それサンタさんに言うんじゃ‥‥」

狗神「神楽‥‥世の中には知らなくても良いことはあ
   るんだぞ?」

神楽「えっ」

怠惰「まぁまぁ♪勿論あげるよ♪とりあえずこの異
   変が終わったら渡してあげるよ♪」

狗神「そうか‥‥まぁそれなら良いか」

怠惰「あっそうだ神楽ちゃんこれ読んで♪」

神楽「えっ?えぇ構いませんが‥‥」

鈴蘭「なにその紙?」

怠惰「デビルクロースからの贈り物♪」

神楽「674143974」

狗神「何だこれ?」

怠惰「まぁまぁ♪とりあえず0時に怠惰さんのマイ
   ページって言うのかな?に来てくれればその
   意味がわかるよ♪」

鈴蘭「マイページって青い文字で怠惰のクソ悪魔っ
   て書かれてる?」

怠惰「そうそう上の方にある文字のやつね♪それを
   クリックまたはタッチかなで行けるページに
   怠惰さんが出来る範囲での贈り物があるから
   さ♪それと先に言っとくけど気に入らなかっ
   たらごめんなさい」

神楽「はぁ‥‥?」

狗神「何を送るんだか‥‥」

怠惰「まぁ怠惰さんは伝える事は伝えたけど3人は
   伝えたいことは他にある?」

狗神「いやない」

神楽「私もないですね」

鈴蘭「私もないよ♪」

怠惰「ならOKそれじゃ今回はここまでにします
   かね♪」

狗神「あいよまた次回もよろしくな」

神楽「それでは読者様方」

鈴蘭「またね♪」

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