血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、夕方になってきて目が痒くなってきた怠惰のクソ悪魔です。また俺の嫌いな春の季節がやってくるのか。失礼それではそろそろ本編へどうぞ


第309話 旧都おつかい観光

修行を開始してまた翌日となる。

 

蓮 「はぁ‥‥はぁ‥‥」

 

昼食の時間という至福の時間だが体の疲れがなかなか取れない。やはり霊力の消耗が激しいみたいだ。現に追い込みが凄くて体がふらふらしてる。

 

狗神「おい小僧」

 

蓮 「えっどうしたの?」

 

神楽「本当に大丈夫ですか!?」

 

鈴蘭「やっぱり寝る時ぐらいは体を休めたら?」

 

式神達は心配して言ってくれるのはありがたいがそうはいかない。何よりも自分にだってプライドぐらいあるのだから。

 

蓮 「大丈夫だから気にしないで♪」

 

と、空元気な返事をしつつ昼食を取る。理久兎は従者3人プラスしてさとりと何か話し合っていた。そして話し合いを止めると理久兎が近づいてくる。

 

理 「………なぁ蓮に頼みたいことがあるんだが良い

   かな?」

 

蓮 「なっ何ですか?」

 

頼みとは一体なんだと思っていると、

 

理 「後で食料を旧都で買ってきてくれない?それ

   とその間は式神をしまって休みなよ♪」

 

理久兎は一体今度は何を考えてそんな発言をしたんだ。まさか理久兎の事だからまた挑発か。

 

蓮 「また挑発ですか?」

 

黒 「無理するなと主は言っているんだ」

 

耶狛「そうそう休める時に休めないと体を壊しちゃ

   うよ?」

 

と、2人に言われる。今回は挑発ではないのだろうか。

 

神楽「理久兎様の意見には賛成です蓮さんはお休み

   をしてください」

 

鈴蘭「そうそう!」

 

狗神「あぁお前は休めこのままだと倒れるぞ?」

 

蓮 「うっうん‥‥」

 

式神達をここまで心配させてしまうとは自分は3人の使役者としてまだまだ半人前だな。

 

蓮 「ありがとうそうさせてもらうよ」

 

と、言っていると理久兎達の方も何かと会話がされていた。

 

理 「お燐」

 

お燐「今度はあたいですか!?」

 

理 「あぁ亜狛と同行して蓮に旧都を案内してやっ

   てくれ間欠泉センターの予定的に死体の量も

   今日はあまり減らないからな」

 

お燐「分かったよお父さんと行くんだもん大船に乗

   ったつもりでいてよ♪」

 

聞いていると亜狛とお燐が自分と同行してくれる感じなのだろうか。

 

蓮 「えっと亜狛さんとお燐さんで行くで良いんで

   すよね?」

 

亜狛「えぇ♪」

 

お燐「よろしくねお父さんとあたいとで旧都を案内

   するからね蓮さん♪」

 

蓮 「よろしくお願いします」

 

ペコリと頭を下げる。

 

亜狛「そんな頭を下げないでくださいよ♪こうして

   客人を案内するのも自分達の役目ですから」

 

お燐「そうだよ♪とりあえずさっさと昼食を済ませ

   て行こうか♪」

 

蓮 「はい!」

 

そうして昼食を済ませ式神達を戻し準備を整えてエントランスに向かおうと部屋を出ると、

 

さと「楽しそうですね♪」

 

蓮 「あっさとりさん♪」

 

たまたまさとりと廊下で出会う。さとりはクスリと笑うと、

 

さと「体を休めた方が良いですよ貴方がいない間に

   修行のメニューを考えるそうですから」

 

蓮 「えっと‥‥がん」

 

さと「いえ口に出さずとも大丈夫ですよ♪心を読め

   ますので♪頑張って下さいね♪それと死なぬ

   ように♪」

 

そう言いさとりは通りすぎていって行った。修行メニューってまさかキツイ感じなのかなと思った。だがその方がやる気も出てくるものだ。

 

蓮 「よし頑張らないと!」

 

両頬を叩き意気込みを入れてエントランスへと行くと亜狛とお燐が既にいた。

 

蓮 「お待たせいたしました!」

 

亜狛「いいえ此方も今来た所です♪」

 

お燐「えぇ♪それじゃ行きましょうか♪」

 

? 「ちょっと待て!」

 

何処からか声が聞こえると胸ポケットから狗神が飛び出てきた。

 

狗神「わっわれ‥‥いや私もその」

 

亜狛「良いですよ一緒に行きましょうか♪」

 

お燐「………ははん♪」

 

狗神の反応をいち早くお燐が察知したみたいなのかニヤニヤと笑っていた。

 

お燐「とりあえず行きましょうかお父さん♪」

 

亜狛の手を繋ぎ外へと出ていった。

 

狗神「………負けられないな」

 

蓮 「えっえぇと僕達も行こうか」

 

そうして自分達は旧都へと向かう。旧都に着くとワイワイと賑わいを見せていた。そこかしろで鬼を中心に色々な妖怪が酒を飲んでいた。

 

蓮 「そういえばおつかいって言われてましたが

   何を買うんですか?」

 

お燐「あぁえぇ~と‥‥酒とそれから………」

 

亜狛「土蜘蛛の糸だよお燐」

 

お燐「あぁそうだったね」

 

酒と野菜は分かるが何故に土蜘蛛の糸など出てくるのだ。というかそんなもの何に使うのだ。

 

お燐「そういえばお父さんって結婚とか恋愛とかは

   しないの?」

 

狗神「ぶふっ!!?」

 

亜狛「大丈夫ですか!」

 

蓮 「狗神!?」

 

狗神「大丈夫だ問題ない‥‥」

 

亜狛が吹き出すのなら分かるが何故に狗神が吹き出すのだ。

 

亜狛「あっえぇとそうだねぇ‥‥多分無理だと思う」

 

お燐「何でだい?」

 

亜狛「う~んほら俺って不老不死だし好きになって

   もこんな化け物と付き合おうとか思う子はい

   ないと思うよ?耶狛もそうだけどねその点に

   関しては蓮さんの方が‥‥」

 

ヤバい自分に話を振ってきたよ。言えない霊夢と喧嘩別れしてまだ仲直り出来ていないとか。言ったら亜狛達から理久兎に話が流れ小バカにされるが落ちだ。

 

蓮 「あっあははははははははは!!!」

 

狗神「あぁこいつ1ヶ月ぐらい前にその恋人と喧嘩

   別れしたぞ」

 

蓮 「狗神!!?」

 

何て事を言ってくれるんだ。これで地霊殿に帰れば理久兎に小バカにされるネタが出来てしまったよ。

 

亜狛「あぁそういえばマスターが言ってたな」

 

お燐「お母さんも言ってたね」

 

何という事でしょう。その場にいた耶狛に既に広められているんだけど。

 

蓮 「はぁ‥‥ついでに紐を買っていきますか首吊り

   用に‥‥」

 

皆からの励まし言葉にもう心が痛いし疲れた。リスタートしようかな。

 

亜狛「あぁ~と!あんな所にヤマメさんが!」

 

お燐「本当だね狗神さんも蓮さんを連れてきて!」

 

狗神「たく‥‥これだからヘタレは」

 

そうして狗神達に連れられて歩き出しヤマメと言った者の元へと向かう。

 

亜狛「ヤマメさん」

 

黒谷「ん?あれ亜狛さん♪それに死体運搬業者と

   って巫女の付き添い刀?」

 

亜狛「それは言ったらダメです!?」

 

蓮 「いや良いんです事実だったので」

 

本当に速く仲直りしないとと心から思ったし面目なさがでてきた。というか自分が大人げなかったなとつくづくと感じてきていた。

 

黒谷「えっと何かごめん‥‥それとここに来たって事

   はいつも通りで糸かな?」

 

亜狛「えぇ貰えますか?」

 

黒谷「はいはいちょっと待っててね」

 

そう言いヤマメは家へと入っていき数分すると出てきた。

 

黒谷「はいこれ普通のと特別細いのね」

 

亜狛「ありがとうございますこれはお代金です」

 

黒谷「毎度ね♪そんじゃ私は皆と飲みいくから♪」

 

そう言うとヤマメは旧都の人だかりの中へと消えていった。

 

亜狛「糸はよし次は酒ですね」

 

蓮 「え~とお酒ってことは居酒屋ですか?」

 

亜狛「えぇそうなんですが」

 

と、言っているとふらふらと萃香が通りすぎた。

 

蓮 (えっ萃香さん?)

 

亜狛「ん?‥‥あっ!萃香さん」

 

萃香「んにゃ?あれ亜狛にそのペットじゃん♪それ

   から………って蓮!?何でここに!?」

 

この感じからして霊夢とのいざこざは聞いていそうだ。

 

蓮 「えぇと修行で理久兎さんの所にいるんですよ

   後この事は霊夢達には内緒でお願いします」

 

萃香「えっあうん‥‥頼むから仲直りはしておくれよ

   じゃないとここ最近神社の空気が重くて重く

   てそれだと美味しくお酒が飲めないんだよ」

 

蓮 「えっと善処します………」

 

何か僕がいない間に神社の空気が悪くなってきているようだ。これまで聞くと他人にも迷惑をかけているのだな。

 

亜狛「すみません萃香さんお酒の発注をお願いでき

   ませんか?」

 

萃香「おやもうそんな時期になったんだ♪分かった

   こっちから美寿々さまに頼んでおくよ♪」

 

そう言いふらふらと瓢箪をぶら下げつつ去っていった。

 

狗神「でも何でまた小鬼に頼むんだよ?」

 

お燐「簡単だよ美寿々さんを探すよりかは萃香さん

   とか勇儀の姐さんを探して言伝てを頼んだ方

   が早いって事だよ♪主に酒を運んでくれるの

   は美寿々さまだしね♪」

 

確かにそれなら効率が良いのか。

 

亜狛「とりあえずおつかいも終わりましたし帰りま

   しょうか」

 

お燐「お父さん忘れてない?蓮さんとそれから狗神

   さんに案内するの?」

 

亜狛「あっそうだったね♪なら目標はないですがふ

   らふらと歩きながら案内します♪」

 

蓮 「はっはいお願いします♪」

 

そうして自分達は亜狛とお燐に案内されながら観光するのだが、

 

お燐「お父さん良い雰囲気だねぇ蓮さん」

 

蓮 「狗神も楽しそうですしね♪」

 

狗神からしたら亜狛との距離がちょっと近づいたのかもしれないのだった。だがこの時の自分はまだ知らない。この上なくキツイ特訓が用意されていることなどまだ知るよしもなかったのだった




怠惰「そんじゃ今回はここまでね」

鈴蘭「姐御楽しそうだね」

神楽「そうですね」

怠惰「しかし花粉の季節になってきたのか目が痒い
   し鼻水が出てきてて辛い」

鈴蘭「そういえば怠惰って花粉症だったっけ」

怠惰「そうしかも鼻に限っては鼻炎、蓄膿症、花粉
   と下手したら春の季節はこの3つと三股をか
   けそうな勢いなんだよね」

神楽「大変そうですね」

怠惰「もうねぇ‥‥春と冬は大嫌い」

鈴蘭「四季の楽しみを知れないって可哀想」

怠惰「うるせいやい‥‥さてそれじゃそろそろ時間だ
   し今回はここまでにしようか」

神楽「はい♪それではまた次回もお願いします」

鈴蘭「それじゃあね読者様♪」

怠惰「サラダバー♪」
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