血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、怠惰のクソ悪魔です。それでは本日分の投稿をどうぞ。


第312話 本格的に始まる

まさかまだいるとは思わなかった理久兎がここに来ているとは誰が予測しただろうか。しかも良く見てみると黒もここに来ていた。つまり決死の風呂掃除も終わったのだろうか。

 

亜狛「マスター!」

 

蓮 「理久兎さんがここにいるって事は謹慎は?」

 

理 「あぁついさっき終わったからどんな感じかを

   見に来たのさ‥‥それでどうだ蓮?強さは実感

   出来るか?」

 

と、言われても正直な話で返答に困る質問だ。何せ自分はその実感などはないし本当に強くはなっているのかとも分からないのだから。

 

蓮 「実感は‥‥あまり湧きませんね?」

 

理 「そうか」

 

理久兎は顎に手を当てて自分を見て考えていた。どうしてまたこんな質問をしてきたのだろうか。すると亜狛と耶狛と黒は少しだが寂しそうに、

 

亜狛「とりあえず僕達の役目はここまでですかね」

 

耶狛「う~んそれを聞くと寂しいねぇ」

 

黒 「まぁ後は主に‥‥」

 

と、言ってくる。まさかこの3人の指南とはここで終わりなのか。それを聞くと何だか中途半端だしそれに少しだが自分も寂しいと感じた。自分がこんな事を言える義理だとかはないが相談しようとすると理久兎はキョトンとした顔をして口を開く。

 

理 「何を言ってんだお前等は言ったろ頼むぞって

   お前等も最後まで責任もって見てやれよ♪」

 

その言葉を聞いたであろう亜狛、耶狛、黒の三人は目を点にして驚いていた。理久兎からまさか自分が言いたい事を言ってくれるとは思わなかった。だがそれを聞いて一番驚きそしてホッとしたのは自分なのかもしれない。

 

理 「まぁそれに亜狛と蓮の組手を見ていての感想

   としては蓮にレベルを合わせて戦っていたの

   は分かるが亜狛お前そこし弛んでるだろ?」

 

亜狛「なっ!?」

 

チラリと理久兎は横目で耶狛と黒を見ると2人は素早く目を反らすのを見逃さなかった。それは無論、理久兎もだろう。

 

理 「それに耶狛に黒♪今の発言で目をそらしたの

   はどういう意味かな?」

 

耶狛「ギクッ!?」

 

黒 「ヒューヒュー」

 

耶狛の額に冷や汗が流れ黒は気難しい顔をしつつ風切り音しかしない口笛をして誤魔化していた。

 

蓮 (何でそこまで誤魔化すのかな?)

 

何故そこまでして誤魔化そうとしているのだろうか。だがその答えはすぐに知ることとなる。理久兎はニコリと笑う。

 

理 「蓮の修行成果を見ながら蓮共々で久々に俺が

   お前達に稽古をつけてやるよ♪お燐これを頼

   むぞ♪」

 

そう言いアロハシャツを脱ぎながらお燐とお空の元へと向かっていく。3人を見ると3人は青い顔をしていた。

 

蓮 「何でそんな顔を‥‥?」

 

耶狛「蓮くんは知らないから言えるんだよ!?」

 

黒 「あぁ死んだ方がマシと思うかもな」

 

亜狛「だだだ大丈夫だと思いますよ!流石に蓮さん

   がいるんですから昔みたいな事はないと思い

   ますよ!」

 

一体どんな修行をしたんだ。3人のこの険しい顔といい絶対強くはなるけれどトラウマを植え付けられている気がする。

 

蓮 「いやいや組手ですよそんな怯えな‥‥」

 

3人の目はこう訴えていた。半端ではないと。

 

蓮 「えっと組手はその怖いと思いますが他に何か

   しら楽しいみたいな修行は‥‥」

 

黒 「あると思うか?どれもキツイの一点張りだ」

 

耶狛「キツかったのは蓮くんもしたあの溶岩組手と

   かだよね‥‥私とお兄ちゃんは不老不死それと

   黒君は不死身だから死ぬことはないんだよ」

 

亜狛「けれど痛覚はあるんです‥‥」

 

黒 「あぁ溶岩に落ちたあの熱さは尋常じゃない」

 

それを聞きそして黒の言った「死んだ方がマシ」という言葉を聞き一気にその時の光景が予測できた。ここは暑くすぐに汗をかくのだが今、自分の背中を流れる汗はそんな汗じゃなく恐怖によって発生した冷や汗が背中を濡らし額を流れた。

 

蓮 「嫌な予感が‥‥」

 

耶狛「まっまぁお兄ちゃんの言う通りで蓮君がいる

   から多分大丈夫!」

 

黒 「だよな!そうだよな!」

 

亜狛「えぇ大丈夫です!」

 

この3人はこんな言葉を知っているだろうか。

 

蓮 「あの‥‥すいませんそれ完璧にフラグなんです

   が………」

 

『フラグ』という危険かつ避けれない言葉を。理久兎がお燐とお空との会話を済ませると此方を向き首、肩を回し獰猛な笑顔を浮かべた。

 

蓮 「えっえぇ!!?」

 

自分の直感が危険感知をして囁く。『一方的な戦いとなって無惨にも狩られる』と。あの笑顔はそういう意味が絶対あるに決まっている。それに隣の3人を見ると生まれたての子鹿みたく震えていた。

 

亜狛「まずいこれは本気だ!?」

 

耶狛「あっあの時の地獄特訓よる持病がぁ!?」

 

黒 「ガタガタガタ!!」((( ;゚Д゚)))

 

この3人がここまで怯えるってどんな事をしたんだ理久兎さんは。

 

理 「ルールを制定するこの組手の間のみ俺の力の

   枷を5解除する」

 

と、理久兎が唱えると辺りの空気がより一層に重くなった。すると背中から翼を、尾骨辺りからは鱗が並ぶ尾を、頭には2本の龍角を伸ばす。

 

理 「さぁてめぇらの実力を出してみろ因みに久々

   に力を振るうからな手加減できずに塵にした

   ら‥‥ゴメンな♪」

 

4人「しゃっ洒落にならない!!!?」

 

本当に洒落にならない事を発言し理不尽たる4VS1という変則組手が幕を開けたのだった。




怠惰「ではでは今回はここまでです」

狗神「おい大丈夫か小僧といい亜狛さ‥‥コホン!
   亜狛といい狩られるぞ!?」

怠惰「大丈夫あぁは言ってるけど加減してくれる
   から」

鈴蘭「とか言いつつも晴明ちゃんも苦戦してるん
   だよなぁこれが」

神楽「もっもし黒椿さんや空紅さんが来たら私は
   折られるかもしれません‥‥」((( ;゚Д゚)))

怠惰「大丈夫だよハンデで理久兎は何も持たない
   からさ武器もったら‥‥ねぇ?」

神楽「それならまだ‥‥」

狗神「まぁとりあえずは理久兎をギャフンと言わ
   せるんだぞ小僧」

鈴蘭「相変わらずで理久兎に容赦ないね姐御」

狗神「まぁな」

怠惰「やれやれ‥‥さてそれじゃ時間も時間だし今
   回はここまで!」

神楽「また明日もお願い致しますね」

狗神「そんじゃあな」

鈴蘭「またね♪」
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