血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、そしてお久々です。怠惰のクソ悪魔です。そして無断に4日近く休んですいませんでした。この空白レベルの4日間なにをしていたのかは後書きで書いてますので気になる方はどうぞ。それでは4日近く空きましたが本編へどうぞ。


第323話 激闘 古代種悪魔

夜となった博麗神社で霊夢を取り戻すための戦いが幕を開けていた。

 

咲夜「どきなさい!」

 

妖夢「近づくな!」

 

さと「右‥次に左っ!」

 

咲夜、妖夢、さとりの3人は向かってくる豹を相手にし自分と理久兎はオセとぶつかり合っていた。

 

蓮 「霊夢の力を返せ!」

 

オセ「嫌なこったっすよ計画が破綻しかけている今

   となってはこれは手土産にするんすから!」

 

何が手土産にするだ人を不幸にして何が楽しいというのだ。これがこいつらのやり方か。

 

オセ「夢符 封魔陣!」

 

オセを中心に結界が現れ一太刀を防がれ弾かれる。こいつ霊夢の技を多用しやがって。

 

オセ「どうすか?なぁどうっすよ巫女の力でやら

   れる気分は!」

 

理 「ほう‥‥なら破ってみようか」

 

自分が弾かれたと同時に理久兎が拳を構えて一気に詰めより、

 

理 「仙術四式鎧砕き!」

 

1発の拳が結界に直撃すると結界にはヒビが入っていきやがて、

 

バリンッ!

 

と、爽快な音と共に消滅した。弾かれた先にある木に足をかけて一気に跳躍してオセに突撃する。

 

オセ「しつこい小僧っすね!」

 

どこからともなく反りのある剣を取り出すと一撃を防がれ弾かれる。

 

オセ「力が弱くなったとはいえこれを使わせるとは

   中々の逸材っすねどうすか?私らの軍門にお

   前ら加わらないっすか?」

 

蓮 「誰が加わるか!」

 

理 「てめぇは竜王か!!」

 

オセ「何時からド(ピー)クエになったすか!?」

 

理久兎は断罪神書から矛を取り出し自分と共にオセへと詰め寄る。

 

オセ「しっかし‥‥そうすっか残念っすね」

 

理久兎と共に攻撃するが素早い剣捌きに弾かれ続かれる。

 

理 「おらぁ!!」

 

力を溜めた突は流されるが理久兎は左手を構える。

 

理 「龍終爪!」

 

爪がまるで龍の爪のようになるとオセへと爪で引き裂きにいくがそれを身軽に避け後退する。

 

オセ「はっはぁ~ん♪あの女狐を持つ女ごとやっち

   まいな!」

 

下がるオセはそう呟くとオセの体から抜け落ちるかのように何体もの豹が現れ霊夢を抱き抱えるさとりに向かって襲いかかる。

 

理 「っー蓮はそっちをやれ!」

 

蓮 「分かりました!」

 

理久兎はさとりの前へと入り豹を蹴散らしていく。その間に自分はオセへと間合いを摘める。

   

蓮 「創符 金色の夢炎!」

 

神楽に霊力を纏わせオセへと刃を向けるが剣で受け止められる。

 

オセ「そんなもん通用する訳‥‥っ!!」

 

神楽に纏う霊力が剣を侵食していくのに気がついたオセは弾いてきた。剣を握るオセの手には自分の気の炎が包み込んでいたがオセは凪ぎ払い焦げた自分の腕を見る。

 

オセ「なんすか今の‥‥」

 

蓮 「受け止められるのを前提に作った技ですよ‥‥

   受け止められた場合はこの気で相手を燃やす

   んですよ!」

 

オセ「成る程‥‥受けを予測する攻撃ねぇ気それもこ

   れは怒りの気の炎?を使った技ねぇやっぱり

   面白いお前本当に私の主に尽くす気ないすか

   ねぇ?今なら紹介するっすよ?」

 

蓮 「だから無いって言ってますよね?それよりも

   いい加減に霊夢の力を返せ!」

 

オセ「そういう弱者の味方をする奴が世の中を損し

   ちまうんっすよ‥‥魔甲!」

 

オセの焼き焦げた腕に気が包まれると自分に向かって斬りかかってきてきた。即座に神楽で受け止め気の炎でオセを燃やそうとするが、

 

蓮 「炎が!」

 

今度はオセを気の炎が包み込むがオセは平然として笑っていた。

 

オセ「そんなちゃちな技はもう通用しないっすよ?

   魔甲ってのは身体強化魔法の1つでね受け能

   力を比較的に上げるんっすよ!」

 

蓮 「っ!」

 

オセを弾き神楽で斬りかかりオセもまた剣で斬りかかり刀と剣が何度もぶつかり火花が散りあう剣劇となる。

 

オセ「良いっすねぇ人間にしちゃ良い剣術っす!」

 

霊夢の姿形で剣を振るう姿は少し違和感があるしなおかつ自分からやりずらい。本物の霊夢はさとりの元にいるのは分かるのだがやはりやりずらいことこの上ない。

 

オセ「そういえば巫女に謝りに来てたっすけど何か

   あったんすか?えぇ♪」

 

蓮 「うるさい!いい加減に霊夢の力を返せって言

   ってるだろ!」

 

オセ「とと‥‥ずいぶんむきになっちゃってまぁ」

 

むきになるだと当たり前だ。自分の大切な人が犠牲になったのだから。むきにならないのが可笑しい。

 

オセ「まぁ私が言えることじゃねぇけどしつこいと

   嫌われるっすよ?ってうぉ!!」」

 

光の速さでオセの顔を何かが横切った。横切った先を見るとそこには理久兎が持っていた矛が刺さっていた。

 

理 「へぇ~嫌われるねぇならお前は嫌われそうだ

   よなっ!」

 

オセ「っ!!」

 

二刀を構えた理久兎がオセへと斬りかかる。それに続き自分も向かっていく。

 

オセ「あの豹共をやっちまったすか?」

 

理 「案外に弱かったぜお前みたいにな!」

 

オセ「そいつは酷ぇっすね!」

 

理 「っ‥‥」

 

蓮 「くっ!」

 

理久兎と自分は剣に弾かれるとオセはニヤリと笑う。

 

オセ「夢想天生!」

 

蓮 「霊夢の最終奥義を!」

 

妖夢「なっ!」

 

咲夜「不味いわ!」

 

夢想転生、霊夢の最終技であり自身への攻撃は全て無効化させ一方的に相手を倒す究極の技をこいつは使ってきやがった。あの技をまともに受けるのは危険すぎる。すぐさま退避を呼び掛けようとするが、

 

理 「蓮‥‥俺ならあの技を破れるが?」

 

蓮 「‥‥はっ!」

 

かつて理久兎との対決の際に霊夢は夢想天生を放ったが理久兎はありえない事に止めたのを思い出す。

 

理 「だから俺が破ったら彼奴と一騎討ちするなり

   して少しだけで良い動きを止めろこの作戦が

   上手くいけば‥‥」

 

蓮 「従います理久兎さんの考えなら!」

 

理 「そうかならその後は流れに身を任せろ!」

 

蓮 「‥‥分かりました!」

 

やれる事はやってやると意気こむと隣に立つ理久兎は懐から木の板を投げると、

 

理 「ルールを制定するこ30秒の間で俺の左手に

   触れられないものはない!」

 

と、言うと同時に投げた木の板が木っ端微塵に壊れると理久兎はオセへと距離を摘めると勢いある頭突きをくらわせ胸ぐらを掴み此方へと投げ飛ばしてきた。

 

オセ「何故っすか!確か無敵な技の筈っすよね!」

 

蓮 「残念ながら理久兎さんには通用しないみたい

   ですよ!」

 

オセ「おのれっす!」

 

投げ飛ばされたオセとぶつかり合う。

 

オセ「いい加減に邪魔っすよ!」

 

蓮 「まだだ!!」

 

チラリと理久兎を見ると理久兎は腕を構えていた。つまりそろそろ頃合いか。

 

蓮 「そらっ!」

 

オセ「ぬっ!!」

 

オセを吹っ飛ばすと同時に理久兎は一瞬でぶっ飛ばしたオセの後頭部をアイアンクローで鷲掴みにする。

 

オセ「がぁ!!」

 

理 「くらっとけ仙術八式脱気!」

 

と、叫ぶとオセを鷲掴みにする理久兎の腕は発光する。そしてオセの体から幾つもの白い玉が抜け出て空を舞う。

 

理 「さとり今だ!空に向かって霊夢を投げろ!」

 

さと「行って霊夢さん!」

 

霊夢「キューーーン!!」

 

そう言いさとりは白い玉が浮かぶ空に向かって狐となった霊夢を投げ飛ばす。

 

オセ「がぁ不味いっす!こらっ!」

 

理 「っこいつ!」

 

理久兎を弾き飛ばし霊夢に向かって飛ぼうとするが通る前へと立ちふさがる。

 

蓮 「行かせませんよ!!」

 

オセ「どけっす!!」

 

ギンッ!!

 

物凄い力で神楽を弾き飛ばされ自分もそれに続き弾き飛ばされた。

 

蓮 「くっ霊夢!」

 

このままでは霊夢がオセにやられる。だがその時だった。

 

? 「秘法 九字刺し」

 

オセ「がぁ何すか!」

 

幾つもの線が現れるとオセの動きを止めた。何が起きたのかと思うと博麗神社の屋根の上に、

 

早苗「私たちをコケにして友達を疑わさせ傷つけさ

   せた分です!」

 

何と早苗がいたのだ。まさか起き上がって救助しに来てくれるとはだが助かった。

 

オセ「役立たずの駒共が!」

 

早苗「そんなっ!」

 

だがオセは早苗が張った弾幕を力でぶち破りそして霊夢へと向かっていくが理久兎が前へと入りオセへと斬りかかるが一瞬でオセは姿をくらませる。

 

蓮 「何処に‥‥」

 

霊夢が向かった空の方に光の早さで向かっていく何かが見える。オセは高速で理久兎を抜けたというのか。神楽を回収して向かおうにも間に合わない。このままでは霊夢より先にオセが‥‥やらせないこれ以上はやらせてはならない。

 

蓮 「1回だけで良いだから頼む成功してくれ!」

 

使えるすらも分からないあの技なら射程内で届く。だが所詮は付け焼き刃の技だ威力が理久兎みたくいかないのが現‥‥いや待てよ

 

蓮 「そうかそういう事だったんだ」

 

何故成功しなかったのか少し分かった気がした。理久兎の気の量は自分の何倍もいく程に放てる。あの技は自身の気の強さで変わる。だが自分にはそれがない。だから無理にあんな大きさにしたからすぐにかき消されたんだ。自分に合った大きさで作らなければならなかったんだ。

 

蓮 「ふぅ‥‥金狐化!」

 

金狐化して一気に地面を蹴りオセの元へと向かうと理久兎が下へと落ちてきていた。

 

蓮 「理久兎さん!」

 

呼び掛けると理久兎は自分に気づくと、

 

理 「行けぇ蓮!!」

 

2本の刀を離し手を重ね足掛け台を作った。そこに足をかけまた一気に跳躍し霊夢を追いかけるオセの方向へと向かった。

 

オセ「この女狐がこの力は私のものっすよ!」

 

霊夢「きゅ!!?」

 

白い玉の方へと飛んでいく霊夢をオセは掴もうとしていた。霊夢には指一本たりともその汚い手で触れさせてなるものか。

 

蓮 「させるか!仙術十五式断刈列斬!」

 

気を集中させこれまでのように構えるのではなく両手剣を持つようなイメージで構え自身の使える気に合わせて大剣を作り出しそして、

 

蓮 「じゃりぇやぁぁ!!」

 

ザシュ!

 

オセ「がぁぁぉ!!」

 

オセの背中を一刀両断すると共に気がオセを突き抜けた。

 

オセ「下等種族がぁ!!」

 

霊夢を掴めずオセは地面へと落ちていく。そして霊夢はオセから出た白い玉に入ると徐々にと小さな狐の姿が大きくなっていき獣から人の形へと変わる。そして白い玉が消えるとそこには、

 

霊夢「‥‥戻った………戻ったわ!」

 

白い狐の代わりにそこには霊夢がいたのだった。




怠惰「では今回はここまでです」

狗神「さぁてお前の今回の事について詳しく聞こ
   うじゃねぇか?」

鈴蘭「逃げないでね♪」

怠惰「………えぇとですね土・日を二徹して月・火
   は反動を受けて風邪で寝込んでました本当
   に申し訳ありませんでした」

神楽「えっと何でまた?」

狗神「まさかゲームだとか娯楽してとかそんな下
   らない事じゃねぇよな?」

怠惰「いやまぁ‥‥溜まりに溜まっていた宿題の消
   化をしてました」

鈴蘭「………バカなの?」

怠惰「はいバカです」

狗神「お前なぁしっかりしろよというかコツコツ
   とだなぁ」

怠惰「まぁそうなんだけど全てが空白で春休みも
   終わりに近くで切羽詰まってやったから小
   説を書く間というか疲弊しきって月曜日と
   火曜日は宿題が終わってかゆうま状態だっ
   たんだよ‥‥痒い(布団で発汗して蒸れて)う
   まい(ポカリが)ってね」

鈴蘭「怠惰すぐに頭を蹴り飛ばしてシュートしよ
   うか?」

狗神「お前がお前でいるうちに楽にしてやる」

神楽「もしくは刀で」

怠惰「止めて!?流石に感染はしてないから!」

狗神「たく‥‥リアルのお前は弛みすぎだろ」

怠惰「まぁ本当にすんませんした今週の日曜日も
   投稿するんでお願いします‥‥えっとそろそ
   ろ時間だし今回はここまでです」

神楽「えっとこんな感じですがまた次回もよろし
   くお願いします」

狗神「そんじゃまた次回な」

鈴蘭「それじゃバイバイ♪」

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