弁々そして八橋を倒し改めて逆さまに建つ建物を眺める。本当にどうやったらあんな城が建つんだろうか。
鈴蘭「不思議な城だね」
蓮 「だね‥‥あっごめんね鈴蘭へんに待たせちゃっ
てそれとありがとうね」
鈴蘭「ううんそれよりも色々とまた調整ありだね」
さっきのスペルは少し失敗気味だったし次は成功させたいのは鈴蘭も同じみたいだ。
蓮 「うん♪」
鈴蘭「次こそは成功させようねそれじゃまた呼ん
でね♪」
そう言い鈴蘭は札へと戻りこの場からいなくなる。1人だけとなり静かになった。城を見て恐らく行方不明となった神楽と何か関係があると直感が囁く。
蓮 「中に入るか」
とりあえず中に入ろうとしたその時、
? 「ちょっと待った!!」
また誰かの待ったが入る今度は誰なんだと思っていると先程倒した弁々と八橋がまた現れる。
蓮 「まだ何か御用ですか?」
弁々「えぇ貴方あの中に入るの?」
蓮 「えぇ僕の刀が恐らくあの城にいるので」
八橋「刀?それって金色に光る刀だったり?」
えっまさか神楽を知っているのか。
蓮 「えっと恐らく僕の刀って‥‥まさか知っている
のですか!?」
弁々「えぇここ最近になっていきなり暴れまわる妖
怪達をたった一斬で斬ってたものあんな凛々
しくて格好いい付喪神はあんまりいないわよ
♪」
八橋「うんうん♪同じ付喪神としても高嶺の華って
感じだよね♪」
付喪神の中だとそんな事になっているんだ。というかそれって何時の話なんだ。
蓮 「因みに妖怪をって言ってましたけどそれって
何時の話ですか?」
弁々「えぇと昨日?」
八橋「うん」
つまりこの2人の話が確かなら神楽は自分で動いているって事か。
蓮 「そうですか‥‥それよりも何故ここに神楽がい
るって分かるんですか?」
弁々「それは神楽さんがこの城に力があるって聞い
てねその力を使えば弱者である私達付喪神達
の逆襲が出来るって紹介されて」
八橋「それで城まで来れば力をくれるって聞いて私
達はここに来たって感じよ」
蓮 「ぎゃっ逆襲!?」
何かまさか自分に愛想をつかして消えたって事なのか。だとしたら十中八九で自分が悪いじゃないか。だが分からないのはどうしてあの神楽が逆襲だなんて事を考えたのかが謎でしかない。
蓮 「因みに神楽が逆襲を考えた理由って」
弁々「そこまでは分からないわ」
八橋「うん」
蓮 「そうですか‥‥」
その辺は神楽自身に聞くしかないか。
蓮 「分かりました色々と話してくださりありがと
うございます」
弁々「良いのよさて敗者は敗者らしく去りましょう
か八橋」
八橋「そうだね弁々姉さん」
そう言い2人は地上へと向かっていった。改めて城を眺める。
蓮 「神楽‥‥」
神楽には色々と聞きたいことができた。もし色々な者達に被害をもたらす害悪になると言うならその時はそれなりの覚悟を持つ必要があるな。
蓮 「ふぅ‥‥最悪な事態になりませんように」
そう願い込めて城へと突入する。恐らく異変の大本は必ず天守閣にいるだろうから天守閣に向かって行くが、
ゴンッ!
何か不思議な力で阻まれる。どうやら透明な結界が張られているみたいだ。
蓮 「ズルはよろしくないって事か」
仕方がいないが城の下というかこの城は逆さまになっているため上の方へと向かう。
蓮 「‥‥ここは行けるな」
ここは壁がなく通り抜けが出来る通路を見つける。何か誘導されている気がしてならないがこればっかりは仕方ない。この先に罠があったりして突破するしかない。
蓮 「いきますか!」
そうして自分は中へと入る。城の外装がまっ逆さまなように内装もまたまっ逆さまになっており本来の天井が床にまた逆に畳だとかの床が天井になっていた。
蓮 「不思議な城だな」
紅魔館は目が疲れ酔っぱらうみたいな感じだがこれは方向感覚を狂わされ気持ち悪くなりそうだ。
蓮 「こんな所でへばったらダメだ」
両頬を叩き活を入れて更に奥へと進む。階段を下り下にある天守閣を目指すのだが先へと進む自分の前に神霊達がタチフサガル。
蓮 「そう簡単には行かせてはくれないか」
この城に蔓延る神霊達は自分に目掛けて弾幕を展開してくる。
蓮 「邪魔をするなぁ!!」
木刀を振るい蔓延る神霊達を次々に倒していき先へと進んでいく。そうして更に6階層近く下へと降りる広い空間に出る。
蓮 「‥‥天守閣まで後少しって感じかな?」
と、呟いたその時だった。
? 「ククアハハハハハハハハハ♪」
突然、笑い声がこだます。何だと思っていると奥から1人の女性が出てくる。頭に行く小さな角を生やし悪そうな顔をしそして身長も少し小さい少女。やっぱりそうだ小傘が言っていた特徴と全部一致する。こいつがこの異変の首謀者か。
? 「何の変哲もない木の棒だけで人間がここまで
来れるとはいやはや凄い反骨精神だ♪」
蓮 「御託は良いんですよ貴女ですよね?僕の刀を
勝手に小傘さんから持ち出したのって」
? 「刀?あぁそうさ持ち出したのはこの鬼人正邪
様が持ち出したさ」
鬼人正邪‥‥こいつの名前は多分この先も忘れないだろう。
蓮 「なら返してもらっても良いですか?そうしな
いと貴女を切り刻めないので」
正邪「怖い怖い‥‥まぁ返す気なんてないけどな♪」
凄いイラッとくるゲスい笑顔で挑発してくる。
蓮 ( ^ω^ #)
殴りたいあのゲスい笑顔。
正邪「といっても私が返す返さないよりお前の元に
帰るのか帰らないのかを決めるのは私じゃな
いのさ♪」
蓮 「どういう意味ですそれ?」
正邪「こういう意味さ先生お願いします♪」
と、凄くベタかつ古めかしい時代劇風に言ったその時だった。真横の障子が音をたてて崩れそこから何かが自分へと詰め寄る。
蓮 「っ!!?」
ゴンッ!!
すぐさま木刀を振るい防ぎ驚く。何故なら木刀とぶつかり合ったのは自分の愛刀の神楽だったからだ。そして振るう者を見て驚愕する。
蓮 「えっ!?」
それは整った顔立ちという面影は残ってはいたがそれ以外は似て非なるものだった。美しく長かった長い黒髪は金髪のウェーブがかかり着物に似た服は自分が通っていた東深見高校の女子制服をだらしなく着込み上にはカーディガンを羽織っていたその子は見間違える事はない者だった。
神楽「キャハハハハ♪蓮さんお久さぁ~♪」
それは自分の愛刀である神楽だったのだ。
怠惰「ではでは今回はここまで」
狗神「あぁ‥‥というかお前ゴッソリしてるな」
怠惰「まぁやることが忙しくて忙しくて」
鈴蘭「ありゃりゃ‥‥」
怠惰「本当に参っちゃうよ‥‥しかもまた不眠症が
出てきてさぁ何とか寝れても1時間後には
起床で辛いんだよね」
鈴蘭「一時間睡眠はきついなぁ」
狗神「そうか?我からしたら気にならんな」
怠惰「はじめだけだよそんな強がりはさ‥‥それが
年を重ねていくとキツイんだよこれが」
鈴蘭「怠惰ったら年寄りみたいなことを‥‥」
怠惰「アハハ‥‥さてではそろそろ時間だし今回は
ここまでにしようか」
鈴蘭「うんまた次回もよろしくね」
狗神「そんじゃまたな」