血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、久々のバイトをして爆睡してしまっていた怠惰のクソ悪魔です。ですが日給で7000円貰えたので良かったです。さてこんな話しもあれですので本編へどうぞ。


第368話 永遠亭へおつかい

嫉妬が帰ってから数日が経過し自分達はまた何気もない1日を過ごす。

 

蓮 「ふぅ………っ!」

 

嫉妬から教わった呼吸法、それを取り入れた抜刀術で練習用のかかし6体に向かって一閃し鞘に戻すと共に斬ったかかしは同時に地面へ落ちる。

 

蓮 「‥‥」

 

前より抜刀する際に入っていた無駄な所で入っていた力は全て一点に集中する事が出来るようになったため以前よりも鋭い一撃かつ重い一撃となっていて使っている自分が驚いてしまう。

 

蓮 「ふぅ‥‥」

 

呼吸を整え、目を瞑りその場に空想の敵がいる事を考える。その空想の敵は刀を持ち構えると自分に向かって斬りかかってくる。それに合わせ神楽を構えそして一気に抜刀し相手の攻撃を弾き飛ばし即座に二撃目で胴体を斬ると空想の敵は消える。そして目を開け神楽を再び鞘に戻す。

 

蓮 「もう少しイメージトレーニングは強い敵を考

   えないとダメだよな」

 

これまで、神奈子や諏訪子に天魔や華扇そして理久兎やその従者達も休憩だったり空き時間によく話していたが自分自身がイメージを持つのは大切である。イメージを持つことで思い描くイメージに近づける。というのを言われていたためこうして時々だがしているのだ。

 

蓮 「ふぅ~‥‥っっ!」

 

体を大きく伸ばしていると、

 

? 「蓮‥‥」

 

蓮 「ん?」

 

声がした方向を向くと霊夢が立っていた。

 

蓮 「霊夢どうかしたの?」

 

霊夢「えぇ蓮にお使いを頼みたかったんだけど良

   いかしら?」

 

蓮 「お使い?」

 

霊夢「えぇ竹林のヤブ医者達から鎮痛剤?だったか

   かしらそれを買ってき欲しかったのよね」

 

蓮 「あれもう切らしたの?」

 

霊夢「えぇ今日、私が飲んだら切れちゃって」

 

鎮痛剤を切らしてしまったか。あるとないだったら有った方が良い品なんだよな。そういえば今日は霊夢が食事当番だったしここは僕がお使いに行った方が良いか。

 

蓮 「分かった買ってくるね」

 

霊夢「お願いね♪あっお金は居間に置いておくから

   持っていって♪」

 

蓮 「分かったよ♪」

 

そう言い霊夢は母屋へと帰っていった。神楽を腰に指し一度、母屋の自分の部屋へと向かいある程度の支度を整え霊夢に言われた通りに居間のテーブルにお金がありそれを懐へとしまい外へと出て空を飛び薬を買いに向かう。

 

蓮 「う~ん鈴仙さんでもいてくれたらすぐに買え

   るんだけどなぁ」

 

よく人里で薬を売り歩いているためいてくれると助かるのは事実なんだがと呟きなが人里の空から辺りを見渡すが残念ながら鈴仙はいなさそうだ。

 

蓮 「‥‥仕方ない永遠亭に向かってみるか」

 

そうして迷いの竹林へと向かう。普段と同じように竹の密集地かつ歩きで向かえば永遠亭が何処にあるのか関係者ぐらいしか分からないため大変なのだ。‥‥自分は飛んでいるから全然関係はないが。

 

蓮 「えぇとあったあった」

 

永遠亭が見えたため降り地上へと足をつけると、

 

? 「待ちなさいてゐ!!」

 

? 「嫌なこった♪」

 

と、叫ぶ声が聞こえてくる。見てみると鈴仙はまたてゐと鬼ごっこをしていた。今度はどんな悪戯をされたのやら。

 

 

鈴仙「れっ蓮さん!てゐを捕まえてください!」

 

てゐ「おっやるか人間!」

 

やれやれと思いながら苦笑いを浮かべ呼吸を整える。

 

蓮 「‥‥っ!」

 

タイミングを合わせ走ってくるてゐの背後へと空かさず回り込みホールドする。

 

てゐ「だぁ!!?」

 

鈴仙「はぁ‥はぁ‥すっ凄い動きですね」

 

蓮 「えぇまぁ‥‥」

 

息を切らし膝に手を置いて鈴仙は言ってくる。

 

てゐ「離せぇ!このロリコンの変態!痴漢で訴えて

   やるからなぁ!」

 

蓮 「誰が変態のロリコンですか!?僕はこれでも

   彼女一筋なんですよ!」

 

正直な話で今の話を霊夢に聞かれてたら恥ずかしさのあまりに死にそうになるし、てゐの一言でも誤解されて殺されそうだ。

 

蓮 「それよりも何をしたんですか?」

 

鈴仙「えっえぇ実は‥‥」

 

と、言っていると鈴仙達が走ってきた方向から1人の男性が歩いてくる。その男性は普通の優しそうな感じなのだが何故か土まみれになっていた。

 

鈴仙「あっえっと大丈夫でしたか?」

 

? 「えぇ何とか‥‥それとそんなに怒らなくても構

   いませんよ気にしませんから」

 

どうやら見た感じと聞いている内容から悪戯に引っ掛かったのはこの男性のようだ。

 

てゐ「なっなら良いでしょだからっ!」

 

蓮 「うわっ!?」

 

鈴仙「あっこら!」

 

突然、力を入れられてゐを振りほどいてしまう。そして、てゐはニタニタと笑って竹の中へと消えていった。

 

鈴仙「もうてゐったら!」

 

? 「えっとウドンゲさんその人は‥‥?」

 

鈴仙「あっそうでしたねこの人はこの前に話にあっ

   た博麗神社の剣士の葛ノ葉蓮さんですそして

   蓮さんこの人は雪竹さんです」

 

雪竹って言うんだ。とりあえず挨拶をしないとと

 

蓮 「どうも葛ノ葉蓮です」

 

雪竹「ご親切にどうも私は雪竹と名乗っている者で

   す以後お見知りおきを」

 

意外にも上品そうな感じの人だな。

 

鈴仙「所で蓮さん今日はどうしたんですか?」

 

蓮 「えっと薬を買いに来ました鎮痛剤それから他

   にも必要そうな物を買いたいなと」

 

鈴仙「そうなんですか♪何時もありがとうございま

   すね♪それじゃ案内を」

 

雪竹「あれでも鈴仙さん確か永琳先生からやるよう

   に言われていた仕事があったような気がする

   のですが」

 

それを聞くと鈴仙は何かを思い出したのか口を開ける。

 

鈴仙「あぁそうだった!でっでも‥‥」

 

雪竹「私が案内しますよなのでそちらを優先して

   下さい」

 

鈴仙「たっ助かります!」

 

そう言い鈴仙は急いでこの場を去っていった。

 

雪竹「お待たせしました蓮さん此方へどうぞ♪」

 

蓮 「よろしくお願い致します」

 

そうして雪竹の案内され永遠亭へと入るのだった。




怠惰「ではでは今回はここまでね」

狗神「あぁていうか久々だな」

鈴蘭「ねぇ」

怠惰「暫くは天界で夜通しゲームしてたからね」

神楽「天界って彼処ですよね?」

鈴蘭「あの不良天人が住んでる場所だねそこに知り
   合いでもいるの?」

怠惰「だからその不良天人とその従者の竜宮の使い
   の子と夜通しモ(ピー)ハンとかスマホゲームとか
   をしてきたんだよ」

狗神「あのガキはそんな事するのか!?」

怠惰「うんあの子は毎日が暇だから刺激を常に求め
   ているんだよね‥‥性格は温室育ちの我が儘娘
   だけどあれでも可愛い気はあるんだよね」

神楽「いっ意外ですね」

怠惰「だってこの小説を投稿を開始した際なんて千
   ちゃんまぁ龍神に暫くの休暇をあげたら天子
   ちゃんと衣玖さんとで千葉県にある夢の国の
   ネズミーランドとかに行ってきたしね」

鈴蘭「自由すぎるしアウト!?」

狗神「おいバカ夢の国からの使者が来るだろ!」

怠惰「ハハッ」

神楽「しっ侵食されてますよ!?」

怠惰「まぁこんな冗談はさておき天子は可愛い気は
   あるからあんまり嫌いにならないでやってよ
   ね♪」

神楽「そこは人それぞれですかね?」

怠惰「まぁ確かにねって時間も時間だし今回はここ
   までね」

狗神「あいよそんじゃ読者様」

鈴蘭「またね♪」

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