血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、面接で何を言えば良いんだよと考えている怠惰のクソ悪魔です。ニュースとか本とか聞かれたら終わりだよちくしょうめ!失礼それではそろそろ本編へどうぞ。


第373話 VS 華扇

いきなり華扇が殴りかかってくる。すぐさま回避をして避け華扇の一撃は空を切る。

 

蓮 「止めて下さいって華扇さん!」

 

華扇「それを渡すのなら考えます」

 

蓮 「ですからそれは!」

 

華扇「ならば問答無用!腹をくくりなさい蓮!」

 

手を掲げると空から大きな影が此方へと向かってくる。すぐさま神楽を抜刀し斬るがその大きな影は軌道を変え一太刀を避けた。そして大きな影の正体が明らかになる。それは大きなワシだ。

 

蓮 「動物ですか」

 

華扇「えぇ弾幕ごっこは何を使っても構わないもの

   不満かしら?」

 

蓮 「いいえ‥‥寧ろそのぐらいないと此方も燃えま

   せんので」

 

致し方がないがやるからには徹底的にやるだけだ。

 

華扇「行きなさい竿打!」

 

竿打「キュァァァァ!!」

 

その一声で大鷲は爪をたてて襲いかかってくる。神楽を構え大きく踏み込み大鷲の竿打を狙って斬り上げる。しかしそれをひらりと回避される。

 

蓮 「当たらないか!」

 

回避した竿打は何度も襲いかかってくる。回避と撃退は簡単なのだが正直しつこくてウザい。

 

蓮 「このっ!」

 

斬撃波を放とうとしたその瞬間、足に違和感を覚える。見てみると自分の右足に何か包帯のような物が巻き付いていた。

 

華扇「はぁ!!」

 

蓮 「なっ!?」

 

何とそれは華扇の包帯で巻かれた右腕から伸びていたのだ。思いっきり引っ張られ投げ飛ばされる。

 

蓮 「このっ!」

 

受け身を取りながら神楽を振るい斬撃波を華扇に目掛けて放つがとつぜん何処からともなく現れた虎が大きな爪で華扇を守るかのように爪を振るい斬撃波をかきけした。

 

華扇「ふふっありがとう鼓祖」

 

また華扇のペットか。しかし本当に何処からこの子達は現れるんだ。

 

蓮 「その子達って何処から現れるんですか」

 

華扇「そうね私が呼べば‥‥ね?」

 

鼓祖と呼んだ虎の頭を撫でて楽しそうに述べる。動物を操る能力か。自分の式を操る能力と似ているな。そして鼓祖は茂みに入り消えていくと華扇は左腕に竿打を乗せる。

 

華扇「もう一度いきなさい!」

 

竿打「キュァァァァァ!!」

 

左腕を振るい竿打は飛び上がり再び襲いかかってくる。だが同じ手は二度と受けるか。

 

蓮 「式符 狗神の呪怨」

 

スペルを唱えながら神楽を構えて狗神(犬型)を召喚する。

 

狗神「ワォーーーーン!!」

 

咆哮と共に無数の怨念弾を放つ。それに危機感を持ったのか竿打は回避しながら旋回しつつ華扇の元へと逃げていく。そして怨念弾は華扇にも向かっていく。

 

華扇「追尾ですか怨念というだけありますね」

 

追尾する怨念を前に華扇も空を飛び避ける。だがそれは最初だけだった。何と華扇は怨念弾の隙間を通り此方へと距離をつめてきたのだ。

 

蓮 「解除!」

 

すぐさまスペルを解除し神楽で斬り上げる。だがその一撃を右腕で押さえつけた。

 

蓮 (何だこの感じ‥‥)

 

華扇「そんな攻撃は効きませんよ?」

 

斬った感触があまりにも変である。圧倒的な力で押さえつけられているのは分かるが普通なら肉を斬っているという感じがあるのに対して華扇の場合はそんな感じではなく破れる事のないクッションで押さえつけられているという不思議な感じなのだ。

 

華扇「ボサッとしていて良いんですか!」

 

神楽を押さえた状態で自分の顔目掛けて蹴りを放って来る。

 

蓮 「神楽!」

 

と、神楽の名を呼ぶと押さえられている刀身から神楽の腕が現れ自分の顔に当たるギリギリで華扇の蹴りを受け止める。

 

華扇「止めてきますか!」

 

蓮 「悪夢のコンビネーション!」

 

と、唱えた瞬間、懐から狗神(人型)と鈴蘭が飛び出す。しかも何故か駅員の制服を着ていたがそこは考えないようにしよう。

 

鈴蘭「あいさ」

 

狗神「また出番かよ!」

 

華扇「なっ」

 

すぐさま華扇は神楽を離し後ろへと回避するがそこに空かさずに2人は妖気を纏い狗神が殴りかかり鈴蘭が飛び蹴りを放つ。

 

華扇「なんの!」

 

右手の包帯を器用に操り狗神と鈴蘭の攻撃を防がれる。だが悪夢のコンビネーションは2人だけではない。刀身から伸びていた鬼のような腕はそのまま巨大な鬼となり華扇へと殴りかかった。悪夢のコンビネーションは狗神、鈴蘭、神楽そして自分で構成されるコンビネーション技なのだ。

 

華扇「黄帝!」

 

と、華扇が叫ぶと共に空から太く長い何かが現れ神楽の一撃を押さえた。それは本当なら感動する筈なのだが理久兎やその母親の龍神のせいで見慣れてしまった龍だ。

 

蓮 「龍まで使役できるんですか!?」

 

華扇「この子は卵の時から一緒なので♪」

 

だがまだ自分の攻撃が残っている。神楽を構え一気に距離を詰める。だが突然、

 

華扇「万歳楽!」

 

そう叫んだ直後、下から突然、魚のようなヒレを持つ生物がボールを頭に乗せて現れる。すぐさま回避して見てみるとそれはアザラシだ。

 

蓮 「いきなりジャンルが変わった!?」

 

日本というか中国的な生物かと思いきやいきなりアザラシが出てくればそう言いたくもなってしまう。

 

華扇「それよりも大丈夫ですかこんなに長く式達

   を使って?」

 

確かにこのままでは霊力切れになってしまう。仕方がなく3体を戻すと華扇も動物達を帰す。

 

華扇「さてこれで振り出しに戻ったわね」

 

蓮 「良いんですか?数ならなら圧倒的にそっちが

   有利だったじゃないですかね」

 

華扇「本当はね?ただこれの巻き添えをうけてほし

   くはないから逃がしたのよ」

 

そう言うと華扇は右手の包帯に包まれた腕が変質しまるでミイラのような干からびた腕を出現させる。

 

華扇「貴方がオカルトを使うならこちらもオカルト

   を使わせて貰いましょうか猿の手よ!」

 

干からびた腕はボキリという音を出し巨大化して自分に襲いかかる。すぐさま神楽を振るい弾き返すが猿の手と呼ばれた腕はしつこく迫ってくる。

 

蓮 「邪魔だ!!」

 

何度も弾き返すが猿の手はしつこく迫ってくる。これは本体の華扇を倒した方が先決だと。猿の手をまた弾き一気に華扇へと距離を詰める。

 

華扇「まぁそうきますよね‥‥ならば加減なく潰しま

   しょうか」

 

猿の手が消えると華扇は右手を構え、

 

華扇「包符 義腕プロテウス!」

 

スペルを唱え右手の包帯を放ってくる。回避しようとするが包帯は何と追尾して自分の腕に巻き付く。

 

華扇「そぉ~れっ!!」

 

蓮 「ってうぉ!!?」

 

持ち上げられブンブンと振り回される。そして一気に上空へと打ち上げられると華扇は再び猿の手を取り出す。

 

華扇「*猿の手よ!敵を握り潰せ!*」

 

と、叫ぶと猿の手は妖気を纏い巨大化して此方へと向かってくる。どうやら本当に握り潰しに来たみたいだ。

 

蓮 「ならば僕も切り札を切る金狐化!」

 

霊力を解放し金狐へと変化する。そして回転し猿の手を避けるが猿の手はやはりしつこく追っかけてくる。たがそれは考えての事だ。猿の手が自分に追い付くのが先かそれとも華扇を斬るのが先かのどちらかだ。

 

華扇「特効を仕掛けてくる気ですか!」

 

蓮 「でやぁぁぁ!!」

 

空気を蹴り更に速度を上げながら神楽を鞘に納めそして構え神楽の刀身が届く範囲にまでくると抜刀し斬りつけようとしたその瞬間、

 

華扇「‥‥ふぅ参りました」

 

蓮 「なっ!?」

 

ギリギリで当たる寸前で振るのを止めるとその場に静寂が残るのだった。




怠惰「ではでは今回はここまでね」

狗神「あぁ所で猿の手って何だ?」

神楽「それ私も気になります」

鈴蘭「どういうアイテムなの?」

怠惰「分かりやすく言うとド(ピー)ゴンボールから出て
   くる龍って願いを3つ叶えてくれるのは分か
   るよね?」

鈴蘭「うん漫画で読んだからね」

怠惰「まぁ猿の手はいわばそれと一緒なのさ」

狗神「つまり願いを3つ叶えてくれるって事か」

怠惰「その通り但しここから重大だ」

鈴蘭「重大?」

怠惰「そう所謂ところ代償を必要する呪術の一種
   みたいなものでねその代償は非常に重たい
   ものなのさ」

狗神「‥‥‥‥どんなものなんだ」

怠惰「例で例えるならあぁ会社に遅刻しそうだ!
   遅刻を許してくれないかな~何て事を言え
   ば突然ホームから人が飛び出て人身事故が
   起こる結果は正当な遅延になるから遅刻
   を許されるよみたいな感じかな♪」

鈴蘭「えぐっ!?」

怠惰「中にな金がほしいって望んだ結果、願いを
   言った人物は事故を起こして死亡その代わ
   りに賠償金として金が家族に届いたなんて
   のもあるよ」

神楽「うわぁ」

怠惰「つまりは楽して願いを叶える分で代償ある
   よって意味さそれだったら頑張って自力で
   願いを叶えた方が良いだろ?」

狗神「確かにな」

怠惰「おっと長話をしすぎたねそれじゃ今回はこ
   こまで」

神楽「また次回もよろしくお願い致します」

鈴蘭「それじゃまた次回!」

狗神「そんじゃあな」
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