血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

418 / 442
こんばんは読者様、そしてお久しぶりです。怠惰のクソ悪魔です。後書きで月曜日に投稿が~何て言って投稿できず申し訳ありませんでした。何とか疲労と眠気に耐え投稿させていただきます。それではどうぞ。


第383話 立ち塞ぐ者達

鈴仙に勝利し自分はとりあえず金狐化を解き気絶した鈴仙を地面に降ろし木を壁にするようにして座らせる。

 

蓮 「ありがとう神楽♪」

 

神楽の分霊である悪鬼達を消す。そして気絶する鈴仙へと近づき、

 

蓮 「鈴仙さん起きて下さい」

 

軽くペチペチと頬を叩く。すると、

 

鈴仙「うぅ~ん‥‥ふぇ?」

 

虚ろな目でこちらを見てくる。そして暫くジーと見ると鈴仙の目はハッキリとしてくる。

 

鈴仙「はっ!?」

 

ハッキリすると後ずさろうとするが木があるため後ずさりは出来ない。それに気づいた鈴仙はある程度の状況を理解したのか大きく息を吐く。

 

鈴仙「はぁ‥‥私の敗けですね」

 

蓮 「えぇですが前よりも遥かに強くなっていまし

   たよ鈴仙さん」

 

鈴仙「ご謙遜を前よりも強くなったのは貴方ですよ

   蓮さんまさか目を瞑って防いでくるとは思い

   もしませんでした」

 

蓮 「まぁその見たら発狂してしまいますしね」

 

それを聞くと鈴仙は少し考えると何を思ったのか、

 

鈴仙「まさか蓮さん私の不思議をご存知で?」

 

蓮 「えっとまぁその一度見かけた事があったもの

   なので」

 

鈴仙「えっこれを見たんですか!?」

 

蓮 「っ!?」

 

そう言いくねくねを出現させるがすぐに視点を外す。こんなの見て発狂して壊れました何て洒落にならない。

 

蓮 「見せないで下さいよ!?」

 

鈴仙「あっえっとすいません」

 

そう言うと鈴仙はくねくねをしまう。それをチラ見で確認ししまうのを確認すると再び鈴仙を見る。

 

蓮 「ふぅ‥‥見たと言っても遠くからだったっての

   とたまたま祖母と出掛けてる最中だったので

   祖母がすぐに見るのを止めてくれたんですよ

   あの時に見た優しい祖母が冷たい眼をして言

   ってきていたので何となく覚えているんです

   よね」

 

鈴仙「なっ成る程‥‥しかし実際に見たことがあると

   は思いもしませんでしたしかし蓮さんのお婆

   様は凄いですねくねくねを見ても恐怖せずに

   冷静な対応をするとは」

 

蓮 「まぁその祖母の話だとくねくねよりも質の悪

   い者を御先祖様が封印してそれを代々から守

   り続けているからあんな程度は別に怖くはな

   いらしいですよ現に見なければ無害に等しい

   らしいので」

 

待てよそれを考えると代々から守ってきた者ってまさか狗神なのかな。現に狗神の証言的に気づいたら自分の家にいたらしいし。

 

鈴仙「まぁそうですね実際は凄い可愛いんですけど

   見てしまうと発狂してしまうんですよねくね

   くねって‥‥しかし蓮さんのお婆様は凄く肝の

   据わった方なんですね何時かお会いしてみた

   いな」

 

蓮 「いえその無理ですよ数年前に亡くなっていま

   すので」

 

鈴仙「はっ!?すっすいません無神経な事を言って

   しまい」

 

蓮 「いえいえ気にしてませんよ♪」

 

婆ちゃんが亡くなった後に霊夢や魔理沙そして目の前の鈴仙も含め色々な出会いがあった。だから別に寂しくもないし悲しくもない。

 

鈴仙「すいません‥‥あっそうだった!」

 

そう言うと鈴仙は懐から玉を取り出し差し出してくる。

 

鈴仙「勝負は蓮さんの勝ちですなのでこれを」

 

蓮 「ありがとうございます」

 

玉を受けとり懐へとしまう。鈴仙は楽しそうに笑いながら手を後ろに組み前に少しだけ屈むと、

 

鈴仙「次は負けませんからね蓮さん♪」

 

今の発言に驚く。自分の知っている鈴仙はこんな風には笑わないし寧ろ恥ずかしがって言葉がどもってしまうのが常だ。やはり今の鈴仙は昔とは違い心身共に大きく成長を遂げていっているみたいだ。

 

蓮 「えぇその時は此方も出せる全力でお相手させ

   ていただきますね鈴仙さん♪」

 

鈴仙「はっはい!」

 

手を差し出すと鈴仙は驚きながらも恥ずかしそうに頬を少しだけ赤くさせ差し出した手を握る。

 

蓮 「さてと鈴仙さんは永琳先生の元へ戻るんです

   よね?」

 

鈴仙「えぇまぁ‥‥あっ」

 

と、呟くと鈴仙の顔が徐々にと真っ青になっていく。

 

鈴仙「そっそうでした!蓮さん私は戻らせていただ

   きますね!」

 

蓮 「えっえぇ」

 

そう言うと鈴仙は大急ぎで竹林を駆けて行った。残った自分は頭を少し掻き、

 

蓮 「少し申し訳ないことをしたかな」

 

と、呟く。あの慌てぶりから後々に怒られるのだろうな。そんな事を思いながらも空を見ると段々と夕日に差し掛かってきている事に気がつく。

 

蓮 「‥‥急がなきゃな」

 

そう呟き空を飛び迷いの竹林を後にするのだった。迷いの竹林から離れ暫く空を進むと、

 

蓮 「あれは?」

 

空で無数の光弾が光輝いているのに気づく。これはもしかしたら玉を持っている者同士で争っているのではないかと思う。それならば勝った方と戦い玉を奪うか。

 

蓮 「‥‥よし!」

 

渇を入れ光弾が輝く方向へと進む。すると、

 

ピチューーン!!

 

と、被弾する音が響き渡ると光弾も消える。どうやら決着はついたみたいだな。音のした方向を頼りにその先へと進む。すると、

 

? 「おっお主らは!」

 

? 「良し今日は狸汁だね♪」

 

? 「おいおい冗談が」

 

? 「これ冗談に聞こえるの?」

 

と、声が聞こえてくる。声からして3人、1人は男そして残りの2人は女。しかしこの3人の声は聞いたことがあるな。そう思いながらもその場へと降りるとそこには、

 

蓮 「えっ‥‥あっ!」

 

マミ「おっお前さんは」

 

? 「ん?」

 

? 「あっ貴方は」

 

そこにはボロボロのマミゾウの姿がありそして手負いのマミゾウの前に2人の者達が立ち塞いだのだった。




怠惰「ではでは今回はここまでそして投稿があまり
   出来ず申し訳ないです」

狗神「確かお前のリアルって実習だとかだよな?」

怠惰「そうなんです7時頃に帰ってきて実習の疲れ
   だとかでバタンキューしてしまって中々投稿
   が出来ずで」

鈴蘭「まぁ事情があるなら仕方がないよねぇ」

神楽「そうですね‥‥」

怠惰「本当に申し訳ないです‥‥では気を取り直して
   次回は最後に出てきた謎の2人との会話から
   スタートかな」

神楽「そのこの最後の2人って」

鈴蘭「だよね1人は狗神の姐御が大好きなあの子だ
   よね」

狗神「うるせぇ!?」

怠惰「まぁまぁそれで何だけど暫くまたこっちはお
   休みしてあっちを投稿するんだよね」

鈴蘭「そうなの?」

怠惰「そうなんです話の都合上であっちを投稿する
   と~って感じなんだよねある意味であっちと
   こっちでの話は繋がりがあるからね」

神楽「成る程」

鈴蘭「でもさ怠惰」

怠惰「何かな?」

鈴蘭「あっちとかこっちとか言われてもこんがらが
   ってきちゃうよね」

怠惰「確かにね‥‥WO(ピー)KING!!みたく犬組と
   猫組みたいな感じでこれから分けようか?」

狗神「おいピー音が仕事してねぇぞ‥‥」

怠惰「まぁまぁそこはね?そうなるとこっちは狐組
   あっちは龍組になるのかねぇ?」

神楽「蓮様が金狐化で狐型の獣人になれるため狐組
   そしてあっちは理久兎様が龍のため龍組とい
   う事ですね?」

怠惰「まぁそういう事だねなので次回は龍組の方を
   投稿していくからよろしくねさて時間も時間
   だから今回はここまでかな」

狗神「あいよまた投稿した時はよろしくな」

神楽「それでは読者様」

鈴蘭「またねぇ~♪」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。