倒れるマミゾウの目の前に自分が良く知る者達の亜狛と耶狛が立っていて2人は此方を見ると亜狛は口を開き、
亜狛「蓮さんどうしてここへ?」
と、聞いてきた。とりあえずありのままの事を話すか。
蓮 「えぇと空を飛んでいたら光弾が見えたもので
して何かと思ってきてみたらという事ですか
ね?」
耶狛「わぉ凄い目が良いんだね」
蓮 「あの耶狛さんさりげなく僕をディスっていま
せんか?」
天然な耶狛のボケがグサリと心に突き刺す。さりげなくディスってるよな。
亜狛「こら耶狛!すいません蓮さん」
思いっきり耶狛の頭を掴み頭を下げさ亜狛も頭を下げる。
蓮 「いえそんな気にしていませんよ」
亜狛「そう言って頂けるとありがたいです」
そんな改まって言われてもそんな気にはしていないんだけどな。それよりも2人も、もしかしたら自分と同じでボール集めなのかな。
蓮 「あっいえ全然気にしてませんよ♪所で2人も
ボール集めですか?」
耶狛「うんそうだよ」
亜狛「えぇ‥‥」
やはりボール集めの真っ最中だったのか。見た感じからしてマミゾウに勝利してボールを回収したといった感じなのかな。すると亜狛は真剣な顔をして、
亜狛「蓮さんはこの異変の事についてもう分かって
いますか?」
と、聞いてきた。何かしらの情報が聞けると思うし、とりあえず知っている限りで話してみるか。
蓮 「この異変の事‥‥それってその玉をばらまいた
黒幕がいるみたいな話ですよね」
耶狛「つまり私達と同じ場所にいるって事だよね」
同じ場所‥‥もしかしたら亜狛と耶狛も自分と同じ理由でボールを回収しているのかな。だとしたら同じ敵を前にしているという考えで良いのかもしれないな。
蓮 「よく分かりませんが僕は華扇さんあっえっと
博麗神社によく来る仙人の方に頼まれていま
してそれでボール集めをしていますが‥‥」
そう言うと亜狛と耶狛は顔を合わせてコソコソと何かを話すと此方を向く。何を話していたのだろうかと思っていると近くの草むらが揺れる音が響く。
蓮 「‥‥‥‥」
不意打ちかと思い神楽の柄に手を置こうとすると草むらから、
華扇「ふぅ私としたことが少し眠りすぎたわ」
ボロボロの姿となった華扇が腕を押さえて出てきたのだ。
蓮 「華扇さん?それに何でそんなボロボロに」
華扇「さっきそこの2人とで弾幕ごっこをしたもの
で‥‥」
マミ「結果はご覧のありさまじゃがな」
つまり華扇とマミゾウとでタッグを組んで亜狛と耶狛とで弾幕ごっこをしたという事か。待てよそうなると華扇が集めていたボールって‥‥
蓮 「つまりボールは」
華扇「えぇ取られたわね」
やっぱり取られているよな。武力行使はしたくはないためまずは頼んでみるか。
蓮 「‥‥すいませんがそれは必要なものなんですが
返しては‥‥いただけませんよね?」
と、言うと亜狛の眉間がピクリと動きこの場の空気が一気に冷ややかに冷たくなる。どうやら返してはくれなそうだな。神楽の柄にゆっくりと手をかける。
亜狛「えぇこっちもこっちでマスターに信頼されて
この仕事をやっているんで」
耶狛「蓮くんその刀に手をかけるって事は私達と抗
争するって意味があるっていう事で良いんだ
よね?」
やっぱり武力行使になるよな。2人には色々と世話になっていたため争いたくはなかったが仕方がないよな。そう思っていると、
華扇「待ちなさい!」
自分と亜狛そして耶狛との間に華扇が割って入り止めきた。
華扇「あなた達そして私達の目的は同じそうわよね
亜狛に耶狛?」
亜狛「えぇ自分達の目的はこのボールをばらまいた
黒幕を引きずり出す事ですがそれが?」
華扇「そう‥‥なら蓮さんは?」
蓮 「僕も亜狛さんと同じです黒幕の正体を突き止
めてこんな事を止めさせるつもりです」
間違ってはいない。自分も亜狛と同じ意見でこのボールをばらまいた黒幕を探しているのだから。
華扇「それならここにいる私達は同じ相手が敵って
事なら手を取り合うべきじゃないかしら?」
最初に思っていた事を華扇が述べてくれて助かる。亜狛と耶狛はまた何かを話し合うと自分の方へと向かって歩いてきて手を差し出してきた。
亜狛「蓮さん共闘といきませんか?」
蓮 「亜狛さん‥‥分かりました」
神楽に添えていた手を離してそのまま亜狛の手を握るり互いに握手を交わす。
華扇「これなら問題はなさそうね」
マミ「お主達と相手した労力を返して欲しいんじゃ
がなぁ」
耶狛「だってそれは2人が先に喧嘩を売ってきたよ
ね?」
聞いていると、どうやら先に喧嘩を吹っ掛けたのは華扇とマミゾウらしい。しかも華扇とマミゾウは目をそらして必死に誤魔化してるな。
蓮 「まぁまぁ‥‥」
亜狛「それよりも華扇仙人さん何か策はあるんです
かね?」
耶狛「おっお兄ちゃん?」
よく分からないが亜狛は含みのあるような言い方で華扇に作戦を聞いてきた。
華扇「コッコホン!なら作戦を話ましょうですがま
ずは蓮さんにこの作戦をするに当たっての黒
幕は何処にいるこか何をしようとしているの
かの説明をさせて頂いてもよろしいでしょう
か?」
えっ待てよ今、何て言った。黒幕がもう何処にいるのか分かっているのか。
蓮 「黒幕ってそれじゃ」
華扇「そこも含めて話たいんですが」
亜狛「構いませんよ」
華扇「すいませんでは‥‥」
そうして華扇とマミゾウは自分に現状で分かっている事を話してくれる。まず集めていたボールは幻想郷には存在するはずのない物であり外から来たという事そしてそれを結びつける結果、黒幕は自分の故郷であり外界にいるという事やボールを集めると幻想郷に住む者達を守る結界に損傷を与え壊そうとしている事だったりとそれらを細かく話してくれる。
蓮 「そういう事ですか」
おおかたは理解できた。しかし何故また結界を壊そうなどと思ったのか。
華扇「えぇそういう事ですねそしてこの作戦は外界
に出て黒幕を此方に誘きだすためにある事を
して欲しいという事です」
亜狛「ある事とは?」
マミ「これじゃよ♪」
そういいマミゾウはボールを1つ取り出して見せてくる。どう見てもこれまで集めていたボールと同じような気がするが、
耶狛「ってそこにあるボールと何が違うの?」
マミ「これは儂の手作りで黒幕が作った物とは全然
違うんじゃよ」
華扇「えぇこれらのボールには外の世界にある謂わ
ばパワースポットなるものがありますそこに
ある石などを埋め込んで作られた可能性があ
るんです‥‥ならそのシステムを利用して幻想
郷の力を封したこのボールを相手の黒幕へと
送り相手を此方に来させるという事です」
マミ「まぁ早い話これは幻想郷への片道切符みたい
なもんじゃ」
つまりあの玉があれば亜狛や紫のような裂け目移動だったりしなくても幻想郷に行くことが出来るのか。しかし思うことがある。
耶狛「へぇ‥‥でも何でまた幻想郷に連れてくるの?
あっちで殺っちゃえば良くない?」
蓮 「やっ殺る!?」
亜狛「殺るっておいおい‥‥」
時々、思う耶狛はそれを素の天然で言っているのか又は天然抜きで言っているのかと。とりあえずそれは置いておいて耶狛みたいに殺るという発想まではないが確かにあっちでボコした方がすぐに片付くんじゃないかとは思うよな。するとマミゾウと華扇はニコニコと楽しそうに、
マミ「外の世界の黒幕は幻想郷に住まう儂達に喧嘩
を売ったんじゃからの♪少しはこらしめない
とのぉ♪」
華扇「えぇ少しは幻想郷の怖さを知ってもらおうと
思いまして♪」
この人達、完璧に殺る気だ。それも幻想入りという名の神隠しで行方不明扱いにさせて妖怪達の食料にでもする気なのか。
蓮 「えっまさか本当に殺す気なんですか!?」
そうだとしたら異変解決者の1人として見過ごす事はできない。だが華扇は首を横に振ると、
華扇「まさか殺しはしませんよただ臨死体験にだい
ぶ近い‥‥ですけどね」
亜狛「いやそれ近いって言うより」
蓮 「最早、臨死体験ところか走馬灯を見て死んで
しまいますよ!?」
やっぱり殺る気じゃないか。臨死体験通り越して本当に三途の川を見る事になるぞ。
マミ「安心せい儂の部下に監視させるからの」
耶狛「う~ん何か泥船に乗った気分だよね」
マミ「おいコラそこの妹それは皮肉か?」
狸に泥船‥‥完璧にカチカチ山だよね。それを聞くとより不安になってくるなぁ。
華扇「まぁまぁそれで作戦なんですがそのボールを
黒幕に渡さなければ話しは進みませんので」
亜狛「わざと負けるなりして渡せって事ですね」
亜狛の発言に華扇は頷きマミゾウはニヤリと笑う。つまり負ける演技いや初めから負ける八百長試合をするという事なのか。すると亜狛と耶狛は前へと数歩出て、
亜狛「分かりましたならその役は自分と耶狛でやり
ましょう耶狛、協力してくれるか?」
耶狛「うん良いよ♪」
と、言う。どうやらその役目を亜狛と耶狛がやってくれるみたいだ。
マミ「なら儂は見届け人としてついて行こうかの」
そうなると3人で行くという事になるのか。そうなると自分の役目ってなんだろうと思っていると華扇は此方を見て、
華扇「分かりましたなら蓮さんは私とここに残って
いただけませんか?」
蓮 「構いませんが何でまた?」
華扇「もしものための実行隊として動くためですよ
それにもう夕暮れですが霊夢は大丈夫なんで
すか?」
蓮 「‥‥‥‥はっ!!!?」
そういえば今、なん時だったんだ。不味い不味い下手したら霊夢がキレる寸前で待たせてる事になるぞ。しかし何でかまだ初夏で暑いはずなのにその言葉を聞いて一気に寒くなった。ってそんな事を考えてる場合でもない。
華扇「霊夢をなだめさせる事が出来るのは貴方だけ
ですからねそれと霊夢達にも話すとしたらそ
ろそろ都合もいい頃合いですので話してもら
ってきても良いですか?」
蓮 「分かりましたならやらせていただきます」
華扇「お願いしますね蓮さん」
蓮 「はいそれでは!」
そう言い自分は一気に直訳し空を飛び、
蓮 「急がないと!?」
そうして急いで博麗神社へと帰るのだった。
怠惰「それでは今回はここまで」
狗神「お前だれだ?」
怠惰「ぐふっ!?」
鈴蘭「本当だ変人がいるよ」
怠惰「ガハッ!?」
神楽「お二方共に失礼ですよ!?」
怠惰「良いさ良いさ‥‥そんな事を言うんだったら
小説の削除ボタンを‥‥」
狗神「お前それは汚ねぇだろ!?」
鈴蘭「しかも凄いメメタイ!?」
神楽「怠惰様もお止めください!」
怠惰「流石に俺も冗談だよそう‥‥半分だけね」
狗神「半分はやる気だったじゃねぇか!?」
鈴蘭「もう‥‥それよりもお帰り怠惰」
狗神「けっ」
神楽「お久しぶりですね」
怠惰「だねリアルでも忙しくてあっちも切りが悪く
てと重なって凄い期間が出来たよねそこは反
省だな」
鈴蘭「しっかりしてよね」
怠惰「まぁやれる限りでな‥‥さてまぁこんなぐだぐ
だですが今回はここまで」
神楽「また明日も投稿しますのでお願いします」
鈴蘭「それじゃ読者様」
狗神「またな」