血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

432 / 442
こんばんは読者さま怠惰のクソ悪魔です。この数日間、投稿できずで申し訳ありませんでした。実は修学旅行中でして投稿が執筆から投稿までまにならなくて。それではこんな話もあれなので本編へどうぞ。


第397話 ようやくの説得

突然、空へと放り出された自分達は地上へとまっ逆さまに落ちていく。

 

蓮 「うわぁぁぁ!?」

 

菫子「きゃぁぁ!!?」

 

霊夢「っ!!」

 

まずいこのままでは、すぐに飛ぼうとするが、

 

菫子「蓮お兄ちゃん!」

 

霊夢「蓮!」

 

蓮 「うぐっ!?」

 

パニックに陥っている霊夢と菫子が自分の体を強く抱きついてきたため身動きが出来ず集中ができない。それどころか首も絞められているため喋れない。このままじゃ本当に転落死という異変解決者の間で笑われるような死に方になるぞ。

 

蓮 「うぅ!!‥‥っ!?」

 

振り払おうに振り払えないしどうすると思っていると自分達の真下に格子状の何かが見える。あれはネットだ。一体誰がいや今はそんなのどうでもいい。そのネットへと向かって自分達はまっ逆さまに落ち、

 

蓮 「この気は‥‥」

 

そのネットに触れて感じる。これは感じたことのある気で編まれたネットだ。恐らくこれをしたのは理久兎だろうと思っていると自分達は跳び跳ねそして、

 

霊夢「あだっ!」

 

菫子「ぐふっ!?」

 

蓮 「っと!!」

 

霊夢は尻から落ちて尻を強打し菫子は背中からもろに落ちそして自分は空中で一回転して勢いを殺し地面に着地する。勢いを殺したお陰で足への負担も少なくすんだ。

 

蓮 「危なかった‥‥」

 

霊夢「痛たた‥‥」

 

菫子「つつ‥‥」

 

一体どこに落ちたのだろうと思い周りを見るとすぐ隣に見慣れた母屋を見る。ここはまさか幻想郷の博麗神社つまり幻想郷に帰ってこれたのか。

 

蓮 「帰ってきたんだ‥‥」

 

霊夢「あっ本当ね」

 

何て言っていると、

 

理 「お疲れさん」

 

と、理久兎が近づいてきて一声をかけてくれる。やはりネットは理久兎がやってくれたのか。危うく転落死する所だったため助かった。

 

蓮 「理久兎さん‥‥」

 

理 「でだ‥‥どうなった?」

 

月のオカルトボールについて聞くと蓮は何とも言えないような顔をして懐から真っ二つになったボールを見せる。

 

蓮 「その何とか止めれたんですがその‥‥ボールが

   真っ二つになってしまって」

 

申し訳なさそうにしている蓮に自分はニコリと微笑むと、

 

理 「いいや別に良いさ真っ二つになってもしっか

   りと封印すれば何にも被害とかはなかったん

   だろ?」

 

蓮 「まぁただ斬る直前に上へと光が昇っていって

   いたのでどうなのかというのがありまして」

 

と、言うと理久兎は少し考え安心したような顔をして、

 

理 「まぁ問題はないと思うがな」

 

蓮 「だと良いんですが‥‥」

 

理 「まぁ念はいれておけよ?」

 

蓮 「勿論です」

 

理久兎もなりには警戒しているのだろうな。何かあっても良いように準備はしておかなければ。それに理久兎が念をいれておけという言葉には何かしらの意味がありそうだしな。そう思っていると菫子は突然、自分の後ろに隠れる。

 

蓮 「どうしたの菫子?」

 

菫子「さっさっきそいつにボコボコにされて‥‥」

 

理 「それはお前が悪い」( #^ω^)

 

ニコやかに笑ってくれているが眉間にシワを寄せている。これは少しお怒りってかんじだ。

 

菫子「ひっ!?」

 

蓮 「理久兎さん脅さないで下さいよ‥‥」

 

菫子「そそそれにそこの淫乱ピンクとかお婆ちゃん

   臭い狸とかにもボコされて!?」

 

菫子はいちいちとんでもない地雷を踏み抜いていく。そんは事を言えば‥‥

 

華扇「誰が淫乱ピンクですって?」

 

マミ「お婆ちゃん臭いは余計じゃぞ小娘」

 

そうなるに決まっている。これには苦笑いしか出来ない。

 

菫子「ごめんなさい!!」

 

菫子は怯えながらも頭を下げて謝罪した。まぁ理久兎よりかはマシではあるだろうがこの2人も怒らせると怖いからな。何て思っていると、

 

耶狛「何か2人の臭いが似てる気がする?」

 

亜狛「あぁ確かにな」

 

臭いが似ているか。恐らくそれは再従妹だからだと思うけどな。

 

神子「ふむ‥‥どんな関係なんだ?」

 

聖 「まさか二股なんて」

 

蓮 「しませんよ!?」

 

股にかける事なんか絶対にしない。これでも鶴みたいに一途なんだから。とりあえず改めて菫子を謝罪させるか。それからどんな関係なのか明かすか。

 

蓮 「その‥‥菫子が色々と迷惑をかけてしまって本

   当にごめんなさい僕からも謝罪します」

 

菫子「迷惑をかけてごめんなさい!」

 

頭を下げると菫子も自分を見て頭を下げる。

 

理 「まぁ迷惑だったが別になぁそれよりもお前ら

   どんな関係なんだよ」

 

耶狛「うんうん」

 

どうやら迷惑をかけた事に関してはもう怒ってはなさそうだな。それよりも自分と菫子の関係が気になるのか質問してくる。どう返そうかな。

 

蓮 「えっと‥‥何と言えば良いのか菫子は僕の親戚

   というか再従妹って言えばいいんでしょうか

   ね?」

 

理 「‥‥‥‥へっ?」

 

全員「再従妹!?」

 

それを聞いた皆が一斉に驚く。そして自分と菫子の顔を交互に見比べだす。

 

耶狛「通りで臭いが似ていたんだ」

 

亜狛「確かによく見てみると顔持ちは何となく似て

   いる気がする」

 

マミ「特に眼鏡を外すと目の当たりとかが若干なが

   ら似ているような‥‥?」

 

華扇「にしては性格云々は似てはいませんが」

 

聖 「あらあら」

 

神子「面白い繋がりなんだな」

 

蓮 「まぁ‥‥」

 

面白い関係って程ではないとは思うけどな。そんな事を思っていると霊夢が突然、自分の腕の裾を掴む菫子の肩を掴み、

 

霊夢「ちょっと!蓮にくっつきすぎよあんた!」

 

と、強く言ってくる。しかも結構不機嫌な感じだな。一体何が不機嫌にさせんだろう。菫子は驚きながらも、

 

菫子「ちょっえっと蓮お兄ちゃんと貴女ってそう言

   えばどんな関係なのよ!さっきの弾幕ごっこ

   とかだって息が合ってたし」

 

霊夢「えっそれは‥‥」

 

今度は霊夢との関係を聞いてきた。小指を立てて、

 

蓮 「菫子これだよこれ」

 

それを見せると菫子は自分と霊夢の顔を何度も見て驚愕しだす。

 

菫子「嘘あの蓮お兄ちゃんにこれが!?」

 

霊夢「そうよ悪い?」

 

菫子「いや悪いことはないけど行方不明になってい

   る間に彼女を作るとかリア充になったなって

   思って」

 

そんなリア充って訳ではないんだけどな。普通だと思うけどな。行方不明は除いてだが。そんな会話をしていると理久兎は真剣な顔になり、

 

理 「まぁそれはさておきでだ」

 

霊夢「そうね‥‥」

 

皆は菫子を見ると菫子はそれに怯え自分の服の袖をまた掴むそれも強くギュッとだ。

 

理 「こいつをどうするかなんだよな」

 

そう理久兎は言う中、自分は菫子と交わした約束を思い出しながらも彼女を守る事を決意するのだった。

 




怠惰「ではでは今回はここまで」

狗神「しかしリアルは修学旅行か」

怠惰「えぇルームメイトがパリピ的な人なので落ち
   着かなくてね」

神楽「そうなんですか」

怠惰「そう節度はあるんだけどやっぱり執筆する時
   はね誰にも邪魔されず自由でなんというか救
   われてなきゃあダメなんだ独りで静かで豊か
   でね‥‥」

鈴蘭「なに孤独の(ピー)ルメっぽくまとめてるの」

狗神「それよか黒歴史みたく見られたら恥ずかしい
   だけだろ」

怠惰「まぁね仲の良い連中には教えてるけどそうで
   もない奴には教えてはないねだからリアルで
   仲が良い子だと執筆途中の生小説とかを投稿
   する前に見せたりとかしてるよね」

鈴蘭「へぇ」

怠惰「ただ見せてるのはポケモンなんだけどね」

神楽「ってそっちですか!?」

怠惰「もうねぇ怠惰さんのダークライに対してツッ
   コミが追い付かねぇって言われたよエプロン
   つけてお茶出しとかそれ良いのありなの!?
   なんて言われたりね」

狗神「ってここは東方だ!?」

怠惰「おっとそうだったね失礼、失礼コホンえっと
   まぁこんな感じだけど今回はここまでそれと
   今週は投稿が出来たり出来なかったりがある
   かもだけれど許してください来週からまた本
   格的に投稿します失踪は絶対にないのでご案
   心をしてください」

狗神「まぁ遅れるかもだが頼むな」

神楽「それでは読者様」

鈴蘭「また会うまでまったねぇ♪」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。