血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、ポケモンが中々書けない怠惰のクソ悪魔です。クリスマスまでには書きたい‥‥失礼それではそろそろ本編へどうぞ。


第399話 菫子との宴会

異変が終わり定番となっている宴会が始まる。その席には人間もいるにはいるがどちらかと言えば妖怪系が多い博麗神社の宴会には、

 

菫子「こんなどんちゃん騒ぎなのね」

 

蓮 「慣れると面白いものだよ?」

 

レミリア達は何時ものように姉妹喧嘩や従者喧嘩を起こし幽々子は爆食いし妖夢はそれを苦笑いしながら見守り、萃香は瓢箪の酒をらっぱ飲みしながら無邪気に笑いと何時もと何ら変わらない宴会だ。だが菫子からしたら初めての事もあり少し驚いているみたいだな。

 

蓮 「様子からして驚いているみたいだね?」

 

菫子「えぇ何か凄いというか何というか‥‥」

 

蓮 「まぁでも普通に近づいたら即死するかもしれ

   ないから気を付けてね」

 

菫子「何その死にゲーム!?」

 

嫌だって現にこの面子達を相手に弾幕ごっこつまる所のごっこ遊びだったが何度死にかけた事か。異変解決者って案外にも大変なんだよな。

 

菫子「‥‥‥‥そんな環境で蓮お兄ちゃんは頑張ってき

   たんだ」

 

蓮 「まぁねでも慣れると楽しいもんだよ?」

 

ここに来てから自分もなりに変わったとは自覚している。主に早起きが習慣になったとか寺子屋で教師のバイトしたりとかもうそれは沢山の事があった。だがそれが楽しくて仕方ない。それに、

 

霊夢「ちょっと2人して何そこで辛気くさくしてい

   るのよぉ」

 

こうして一緒にいたいと思える人とも出会えたから。

 

菫子「えっ霊夢っちまさか酔ってる?」

 

霊夢「‥‥‥‥酔ってないわよ‥‥それよか霊夢っちって

   何よ」

 

菫子「いや~何か呼びやすくて」

 

あだ名か。そういえば菫子って友達とかいるのかな。

 

蓮 「そういえば菫子に聞きたいんだけど友達って

   いる?」

 

それを聞いた瞬間に菫子はドヤ顔をする。これはまさかいるのか。

 

菫子「ふふんっ0人よ♪」

 

蓮 「oh‥‥‥‥」

 

ボッチだったよ。何というか虚しい高校生活をしているんだな。

 

霊夢「あんたボッチなのね」

 

菫子「ボッチじゃないわよ!自分から関わらないよ

   うにしているだけに過ぎないわよ友達なんて

   群れたがる奴らが相手を自分と同じレベルま

   で引きずり落とす悪魔の行為じゃないのよ」

 

凄いひねくれた事を述べたな。それを俗にボッチと言うんだよ。

 

菫子「現に蓮お兄ちゃんはボッチだったけど剣道は

   凄かったし学力もあったから私の行っている

   高校にだって行けたし」

 

霊夢「な~るほど悪いお手本がいたのね」

 

蓮 「ちょっと!?変な事を言わないでくれるかな

   確かにボッチだったけれど僕の場合は皆から

   避けられていただけだし!それに外界にいた

   頃にだって友達は‥‥」

 

いや彼奴とは絶交したんだったな。だからもう友達ではない‥‥よな。

 

霊夢「どうしたのよ?」

 

蓮 「いや何でもないよ」

 

あのバカ野郎ヤンキーは今もあっちで生きているのだろうか。彼奴の事だからトラックに弾かれても生きてそうだけれど。

 

霊夢「まぁでも友達とまでいかなかても誰かと話す

   なりバカするのも良いものよ?現に‥‥」

 

霧雨「お~いお前達は楽しんでいるか~♪」

 

と、魔理沙が楽しそうに話しかけてきた。

 

霊夢「こうしてバカしていると悪友が突っかかって

   くるしね」

 

霧雨「酷いぜ私の初めてを奪ったくせに!?」

 

蓮 「ぶふぅぅぅ!!!!?」

 

霊夢「ぶっ!!?」

 

菫子「えぇまさかの百合展開なの!?霊夢っちて蓮

   お兄ちゃん以外それも女性にってまさかバイ

   なの!?」

 

霊夢「なわけあるか!?」

 

しかしこの魔女は言ってはならないような事を言いやがったぞ。何とんでもない事を言いだしているんだ。

 

霊夢「あっあんた意味を分かって言っているの?」

 

霧雨「勿論だぜいや~あれは忘れられないよな初め

   て博麗神社で泊まってお前と隣で理久兎の事

   とか話していたのをよ♪」

 

霊夢「ってそれただのお泊まり会的なやつじゃない

   のよもう!」

 

どうやらお泊まり会の事を言っているみたいだ。本当に言っている事が紛らわしいといったらありゃしない。

 

霧雨「おいおい何だと思ったんだよ♪」

 

この腹立たしい顔だよ。まったく魔理沙は、

 

霊夢「蓮こいつを微塵切りにしてからトイレに沈め

   ましょう!」

 

蓮 「よし分かった」

 

霧雨「って分かるなよ!?それとシレッと恐ろしい

   事を言うなよ冗談だぜ冗談!」

 

こっちは案外にやる気だったんだけどな。すると、

 

菫子「プッアハハハハハ♪」

 

菫子は楽しそうに笑い出す。そしてしばらくして涙を拭いながら、

 

菫子「霊夢っちの言う通りもしかしたら良いのかも

   ね‥‥友達とまでいかずとも少しは話すくらい

   でも♪」

 

そう言ってくれるなら心配はないな。ボッチと聞いた時は少なからずで心配だったんだ。

 

霧雨「所でさっきから何の話をしてんだよ?」

 

霊夢「それ今更よ‥‥」

 

霧雨「やれやれ‥‥やっぱりお前も蓮と同じで酒は飲

   まないんだな」

 

因みに自分と菫子は酒に見えるかもしれないが水だ。理由は自分の場合は言わずもがなで何をしでかすか分からないからそして菫子は、

 

菫子「言っておくけど私は未成年なんで」

 

ただ単に未成年だからだ。酒は20歳せめても18歳を越えたらの話だ。

 

霧雨「何か昔の蓮と同じような事を言うよなぁ」

 

蓮 「外来人は普通そうだからね?」

 

菫子「あれ?そういえば蓮お兄ちゃんは何で私と同

   じ水を飲んでる?」

 

蓮 「うぇっえぇと‥‥」

 

霊夢 (///ー/// )

 

酒を飲んだ後は記憶がなくて分からないんだよな。霊夢は顔を真っ赤にさせて目を反らすし。

 

霧雨「あぁ~こいつが酒を飲むと心の奥底にいる淫

   獣が目を醒ますからなぁ」

 

蓮 「誰が淫獣だ!?」

 

霧雨「言っておくがお前が酒を飲むと面倒にも程が

   あるんだからな!なぁ霊夢!」

 

霊夢「うっうん‥‥でもあのくらいの積極性ある方が‥‥」

 

えっ最後、何て言ったの。凄い小声で聞こえにくいんだけど。

 

霧雨「おいおい‥‥そうだお前に蓮と霊夢の馴れ初め

   話を根掘り葉掘り教えてやるよ」

 

菫子「えっ凄い気になる!」

 

霧雨「それはなぁ♪」

 

とんでもない事を言い出したぞ。それはさせてなるものか。

 

霊夢「いい加減にしなさいよ魔理沙!!」

 

蓮 「魔理沙!!」

 

そんな楽しいながらも菫子と過ごす最後であろう夜を過ごすのだった。




怠惰「てな訳で今回はここまで」

神楽「相変わらずですね」

鈴蘭「怠惰の小説って魔理沙と霊夢ってどっちが
   ツッコミでボケなの?」

怠惰「あぁ~どっちだろうねMMD動画とかにな
   ると基本はボケかツッコミ‥‥最悪はとんで
   もない感じになっていたりするけどこの小
   説だとどうなのかなぁ‥‥時にボケるし時に
   ツッコミをいれるしって感じだね」

狗神「ほう」

怠惰「昔に述べたとは思うけど怠惰さんは基本的
   には性格や異変の進行だとかは原作の設定
   を出来る限りで重視しますが面白いまたは
   東方のファンを不快にさせないなみたいな
   二次創作だとかはバンバン使ってますつま
   る所の原作と二次創作の良いところ取りし
   ていると思ってください」

神楽「でもそれ端から見たら中途半端とか言われ
   そうですね」

怠惰「それは言わないお約束で‥‥さて時間も時間
   だし今回はここまで」

狗神「あいよ次回もよろしくな」

鈴蘭「それじゃ読者様」

神楽「ありがとうございました」

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