血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんにちは読者様、新しい部活に入るために
部活移動届けを書いていた怠惰のクソ悪魔です
次の部活は何やろうかな……
おっとこんなリアルなクソ話しは止めて今回も
よろしくお願いいたします。


第17話 謎の勢力

宴会は続いて皆は酒を飲み続ける。だが明らかに同い年ぐらいの霊夢と魔理沙が酒を飲み続ける飲んでいるが蓮はそこにはあえて突っ込むのをやめた。

 

蓮 「そういえば魔理沙」

 

霧雨「ふぇ?」

 

霧雨「玲音さんに話があるんじゃなかったの?」

 

近くで意気揚々と霊夢と酒を飲んでいる魔理沙はその事を思い出すと、

 

霧雨「あぁ~そういえばそうだったな……なぁおい

   吸血鬼……」

 

魔理沙はわざわざ椅子を持ってきてそれに座って酒を飲んでいるレミリアに声をかけると、

 

レミ「何よ?」

 

霧雨「お前んとこの執事は何処だ?」

 

レミリアは紅魔館唯一の執事を指差した。

 

レミ「あそこよ……」

 

それを聞いた魔理沙は酒を飲んでゲラゲラ笑っている玲音を見るが……

 

霧雨「いやいや彼奴じゃなくてほら眼鏡かけてて細

   目の変態執事がいるだろ?」

 

レミ「はぁ?そんないないわよ?」

 

と、言っていると盃を片手に持った霊夢が近づいてきた。

 

霊夢「なんの話してんのよ?」

 

蓮 「霊夢…何の話かって言うと魔理沙のほら異変

   の時にボロボロだったじゃん」

 

霊夢「あぁ~あれね‥‥それで今になって弁償を求め

   てる訳ね」

 

霧雨「そうなんだけどよ~」

 

レミ「咲夜、駄執事以外で執事なんている?」

 

レミリアは隣で立っているメイドの十六夜咲夜に問うが……

 

咲夜「いえ居たとしてもまず必ず御嬢様に挨拶をさ

   せますしそれよりも玲音だけで手一杯ですの

   で雇う余裕はありませんし‥‥パチュリー様は

   何か知っていますか?」

 

パチ「いいえ…その前に咲夜が知らないとなると私

   も知らないわね………ただ不可思議な事は起き

   ていたわ」

 

霧雨「何があったんだ?」

 

パチ「図書館から結構な数の本が消えたのよ」

 

霧雨「おいおいあの本の量で分かるのかよ?」

 

と、言うとレミリアは顔をニヤつかせながら、

 

レミ「パチェにとって彼処は庭みたいなものよしか

   もいつも彼処にいるのよ?無くなったらすぐ

   に分かるわ」

 

霧雨「いったい全体どうなってんだ?」

 

何でか分からないが魔理沙が話した謎の執事の話、そしてパチュリーの本が消えた話。謎が深まるばかりだ。すると先程から散歩に出ていたフランと美鈴が戻ってくる。

 

美鈴「御嬢様どうかしたんですか?」

 

フラ「どうしたのお姉さま?」

 

レミ「ねぇ美鈴、貴女この異変中に駄執事意外で執

   事服を着ている男を見なかったかしら?」

 

美鈴「いえ‥‥その前に私は博麗の巫女の一撃を受け

   て気絶してたんで……」(;^ω^)

 

美鈴は苦笑いでそう言うとレミリアはやれやれといった表情をとり肝心の霊夢は、

 

霊夢「あぁ~そういえばあんたを吹っ飛ばしたわね

   軽く忘れてたわ」

 

美鈴「酷くないですか!?」

 

無慈悲な霊夢の言葉に美鈴のツッコミが入る。そんな中フランが口を開いた。

 

フラ「ねぇお姉さま……」

 

レミ「何フラン?」

 

フラ「玲音お兄ちゃん以外の執事は知らないけど

   怪しい人ならフランの部屋に来たよ?」

 

それを聞いたその場の全員は驚いた。特に姉のレミリアなんかはそれを聞いて心配になったのか……

 

レミ「フランその人に何かされなかったの?」

 

フランはその返答に満面の笑みで、

 

フラ「ううん♪その逆でその人フランと遊んでくれ

   たんだよ♪ただね……」

 

レミ「ただ?」

 

フラ「私、最初は嬉しかったのそれなのにもう1人

   のフランが邪魔して楽しく遊べなかったんだ

   よねぇ」

 

その言葉を聞いた紅魔館メンバー以外はどういうことかと疑問に思った。

 

霊夢「もう1人のフラン?」

 

レミ「えぇフランはね精神が情緒不安定なのよその

   原因がフランの心の奥で根付いてしまってい

   る「狂気」と呼ばれるものだけど今のフラン

   からはそれをまったく感じない」

 

蓮 「そうだったんだそれでその後どうなったの?

   フランちゃん……」

 

フラ「それでね気づいたらもう1人のフランがいな

   くてその怪しい人がね「君との遊び楽しかっ

   たよ♪」ってそれとね……」

 

蓮 「ん?」

 

フラ「その怪しい人にフランにお姉さまが異変を起

   こした理由も聞いたんだ……」

 

レミ「何ですって!?」

 

それを聞いたレミリアはフランに内緒にしていた異変を起こした本来の理由を知られていたことに驚くしかなかった。

 

フラ「そしたらフラン居ても立ってもいられなくて

   それでお姉様の所へ行ったんだ……」

 

蓮 「その人の服装って?」

 

フラ「え~と全身を黒いコートで隠してそれで顔も

   フードで隠れてたかな?」

 

それを聞いた霊夢と魔理沙は驚きの表情を見せていた。

 

霊夢「魔理沙……それって……」

 

霧雨「もしかしなくても……いやでももう10年とか

   前の話だぜ!」

 

蓮 「2人はその人を知ってるの?」

 

蓮は霊夢と魔理沙の会話を聞いて尋ねると2人は何とも言えない表情をしながら、

 

霊夢「えぇ昔にね‥‥私と魔理沙が幼かった頃その黒

   フードと1度だけ出会ったわ……」

 

霧雨「あん時は彼奴が居なかったら今頃私達はこの

   世には居なかったかもな……」

 

と、感謝をしてはいるようだが表情はうつ向いたままだった。

 

蓮 「無理に言わなくてもいいからね?」

 

霊夢「えぇ…そうするわ……」

 

霧雨「……助かるぜ………」

 

と、話が進んでいるが蓮は元の話にするように、

 

蓮 「それでその怪しい人もそうだけど魔理沙が

   言う確か眼鏡をかけていて細目の執事だっ

   たよね?」

 

霧雨「あぁそいつに服をボロボロにされて酷い目

   にあったぜ……」

 

パチ「ねぇ魔理沙その執事何か言ってたかしら?」

 

パチュリーはその執事について知るためにその執事がどんか会話をしていたのかを聞くと魔理沙は考えながら、

 

霧雨「え~と確か「主の元まで急いでいるんだ」

   的な事を言ってたかな?」

 

それを聞いた蓮はそれら全てまとめて、

 

蓮 「つまりこの異変において僕達の異変解決組

   次にレミリアさんの所の異変を起こした側

   最後にフランちゃんと魔理沙が言った怪し

   い人と眼鏡の執事の第三勢力の3つがいた

   って事だよね?」

 

霊夢「恐らくそうなるわね‥‥ただその黒フードと

   魔理沙の言う執事とは無関係で下手したら

   第四勢力何てのも出来ているかもしれない

   わよ?」

 

霧雨「あぁ~~!!謎が深まるばかりだ~~!!」

 

魔理沙は頭をかきむしりながら夕焼け空で大きく叫んだ。

 

蓮 「……う~ん仕方ないか難しい話はここまでに

   しよう折角の宴会なんだからさ♪」

 

霊夢「確かにそうね……危うく忘れる所だったわ」

 

霧雨「だな今は忘れようぜ♪」

 

レミ「呑気ねでもそれはそれでありね♪」

 

フラ「よぉ~し皆でパァ~と飲もう♪」

 

こうして蓮の歓迎会も含めた異変解決後の宴会は夜遅くまで続き皆は楽しく酒に酔いしれるのだった。そして蓮は少し遠くまで行って夜風に当たっていると、

 

狗神「ふぅ~久々の酒は美味なものだな♪」

 

狗神が蓮の元へとやって来る。すると蓮は狗神に、

 

蓮 「狗神‥‥君は僕が憎い?」

 

狗神「そうだな……‥正直言ってさっさと貴様を食い

   殺したいぐらいにな…だが……」

 

蓮 「だが?」

 

狗神「我が本来憎いと思ったのはこの世で2人だけ

   だ1人お前の先祖安倍晴明そして2人目は我

   を造った呪術士だ……」

 

「呪術士」という言葉を蓮は聞き慣れないため狗神にそれを訪ねる。

 

蓮 「呪術士って何なの狗神?」

 

狗神「呪術士というのは我みたいな呪いを専門に扱

   う連中だ昔に我を造った奴は安倍晴明をそう

   とう恨んでいたらしくてなそれで我が送り込

   まれたが……」

 

蓮 「見事に返り討ちにされて封印って事かい?」

 

狗神は悔しそうな顔をしながら頷いて、

 

狗神「それで我は晴明が憎いし我を妖怪へと変化さ

   せた呪術士も憎いのだ」

 

蓮 「えっそれじゃ僕は?」

 

狗神「お前は霊力に限っては晴明に似ているが彼奴

   とは大違いだだから精々イラつく程度だから

   安心しろ」

 

蓮 「いやそれ安心出来ないよ……」

 

と、蓮が冗談抜きでそう言うと夜風が吹く。

 

狗神「おい小僧そろそろ宴会にまじれお前の歓迎会

   も入ってるんだろ」

 

蓮 「そうだね♪」

 

そうして蓮と狗神は宴会へと戻っていきまた皆と笑いあって宴会を楽しむのだった。

 




怠惰「はい今回見て思った読者様もいる筈です。
   怠惰さんはあえて言いませんがおそらく
   もう1つの小説を見ていけば分かると思い
   ますよ♪ 」

~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

怠惰「ん?……スマホがなってる……」

ピッ!

怠惰「はいもしもし……あっ!えっ明日帰るの!?
   うん分かった…いや土産とかどうでも
   いいよ…うんそれじゃ明日ね♪」

ピッ!

怠惰「おっと失礼しました少し知人と会話をして
   いたもので…コホン!それでは読者様
   今回もありがとうございました前回にも
   言いましたがしばらくはこちらはお休み
   ですがもう1つの小説をあげますので
   よければ見てくれると幸いですそれでは
   読者様さようなら!これだけを見ている
   方は次回の投稿まで!」

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