血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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お久々な方はお久々そうでない方はこんにちは
怠惰のクソ悪魔です。軽く日常篇やったら
異変と言う感じでやっていきますので
ご了承ください。それでは本編へどうぞ……
なお今回から知っている方なら知っている感じの
後書きになります……


第18話 清く正しい?

宴会が終わったその翌日、まだ異変の騒動があってか寺子屋は休みとなり蓮は霊夢と共に縁側でお茶を飲んでいた。

 

蓮 「ズズ……お茶は美味しいな♪」

 

霊夢「天気の良い日はお茶を飲みつつ日向ごっこ

   これに限るわね……ズズ……」

 

蓮と霊夢は平和に過ごしていたが波乱とは平和の一時に限って何時もやって来るもの……蓮と霊夢の前に黒い影が通りすぎ目の前で着地した所を蓮は見ると霊夢達と同じ少女だったが人間にはない黒い翼が生えていた事から蓮は妖怪だと推測した。そして目の前の少女は笑顔で、

 

? 「こんにちは清く正しい射命丸文です♪」

 

と、その少女は元気になおかつ笑顔で挨拶をすると霊夢はため息み吐いて文に、

 

霊夢「はぁ…文…あんたまた来たの?」

 

文 「勿論♪新聞を届けるのが仕事ですので♪

   それと今回は外来人でありながらここ最近

   人里でチンピラを撃退しなおかつ異変解決に

   も乗り出している葛ノ葉蓮さんに取材ようと

   思いまして♪」

 

蓮 「えっ僕!?」

 

文 「はい♪是非とも取材を!」

 

文が蓮に迫ると霊夢は蓮にやれやれといった感じで忠告をする。

 

霊夢「蓮、止めておきなさい文の作る記事の

   9割は捏造だから」

 

蓮 「えっ!?」

 

それを聞いた文は霊夢をじと目でみながら反論をした。

 

文 「失礼ですね言うなら7割捏造って言って

   下さいよ!」

 

蓮 「捏造は認めるの!?」

 

蓮の言葉を聞いた文はニコニコと笑いながら蓮に、

 

文 「新聞ってのは面白書かなくちゃダメなん

   ですよ?多少面白くするなら少しは捏造

   でもしないと♪」

 

蓮 (いやダメだと思うよ……)

 

蓮は心の中で反対するがそれは聞こえる筈もない。そしてまた文は蓮に詰めよって、

 

文 「お願いしますよ~取材させてください!」

 

蓮 「アハハ……捏造しないならいいけど……

   捏造されるならちょっとね?」(;^∀^)

 

文 「分かりました捏造は無しにしますから!」

 

文が必死に蓮に取材を申し込むと優しすぎる蓮はまいったなといった感じで、

 

蓮 「う~んなら……」

 

蓮が言いかけたその時だった。隣でお茶を飲んでいる霊夢が、

 

霊夢「本当は?」(¬_¬)

 

と、言うと文は笑いながら、

 

文 「捏造しまくります♪……えっちょ!!」

 

蓮 「やっぱり断りますね……」

 

やはり文の言葉が嘘だったため蓮は断ることにした。だが文もただでは折れないのか、

 

文 「お願いしますって!良い記事が書けそう

   なんですよ!蓮さんがどど~んと表紙を

   飾りますから!」

 

蓮 「いやでも捏造するんでしょう?」

 

文 「いやそのあのしませ……」

 

文が喋ろうとした時また霊夢が口を開いて、

 

霊夢「本当は?」

 

文 「します♪……ってだから止めてくださいよ

   霊夢さん!」

 

蓮 「文さん……ごめんなさい……」

 

と、蓮は告白をされた時の振り方のように言うと文は、

 

文 「何か振られた気分!?くっ……仕方ありま

   せんね……」

 

そう言うと文は残念そうにそこから飛び去っていった。

 

霊夢「まったく文にも困ったものね……」

 

蓮 「まぁでも霊夢のおかげで助かった……

   のかな?」

 

霊夢「ふん……そういえばそろそろ醤油が切れ

   そうだったわね……」

 

蓮 「なら買ってこようか?」

 

蓮の言葉を聞いた霊夢は背筋を伸ばして、

 

霊夢「いえいいわ私も行くから……」

 

それを聞いた蓮は若干驚いた。基本は神社の中でだらだらするのが好きな霊夢がまさか一緒に人里に行くなんて言葉を滅多になかったからだ。

 

蓮 「………今日は雪でも降るのかな?」

 

霊夢「蓮それはどういう意味かしら?」

 

蓮 「いや何でもないです霊夢様!」

 

霊夢「まぁ良いわ行きましょう♪」

 

そうして2人は共に人里へと出掛けるのだったが……

 

文 「ふっふっふっ……ただでは折れないそれが

   ジャーナリズムですよ♪」

 

木の影から文がそれらを覗きシャッターをきっていた。そして文は写真をきると同時に出てきた写真を取りそれを手帳に挟むと霊夢達の後を追うのだった。

蓮と霊夢は人里へと降りるとそれぞれ必要な物を買っていくがやはり荷物持ちは蓮だった。

 

蓮 「……………………重い……」

 

霊夢「本当に蓮が来てからこっちも楽できるし

   良いことづくめね♪」

 

蓮 「それはどうも……」

 

そんな2人を他所に後ろでは……

 

カシャ!

 

文 「特集 博麗の巫女に彼氏!お相手は外来人

   の青年、今も仲良く買い物中これで決まり

   ですね♪」

 

文がそう言っているとターゲットの蓮と霊夢は道を曲がっていったのに気づき文は尾行をした。そして蓮と霊夢がもう一度道を曲がると文はついていくが……

 

文 「あれ?行き止まり?」

 

そこは行き止まりだった。蓮と霊夢は何処に行ったのかと思っていると後ろから……

 

霊夢「ほら言った通りやっぱり付いてきてた」

 

蓮 「霊夢の勘って当たるよね……」

 

文 「げぇっ!」Σ(`Д´ )

 

どうやら文は罠に嵌められたようだ。これは先程2回、道を曲がる前に戻る。

 

蓮 「霊夢、他に買うものってある?」

 

蓮が霊夢に言葉をかけると霊夢は小さな声で、

 

霊夢「………蓮…誰かが私達を尾行してるわ」

 

蓮 「えっ?」

 

霊夢「良い蓮?然り気無く普通を偽りなさいよ」

 

蓮 「うっうん分かった……」

 

蓮は霊夢の行く道へとついていき最後の曲がり道の時に、

 

霊夢「こっち」

 

蓮 「うん……」

 

霊夢に言われるがまま付いていき近くにある箱の影に身を隠すとその後ろから文が付いてきた。これが先程までの流れだ。

 

文 「私としたことが嵌められるとは……」

 

霊夢「文……今日撮った写真全て出しなさい……

   じゃないとあんたを退治するわよ!」

 

文 「こうなれば逃げるが勝ち!」

 

そう言い文は物凄い速度で空へと飛んでいった。それを霊夢間近で見ていた霊夢も空へと飛び文を追いかける。蓮は茫然としていて出遅れた。

 

蓮 「俺も行かないと変な事を記事にされる!」

 

蓮は飛んで追いかけようと思ったがそれだと文には追い付けないなは明確だ。そしてそんな蓮に1つ閃きが頭を照らした。

 

蓮 「来い狗神!」

 

蓮は狗神を召喚すると狗神に、

 

蓮 「あの黒い翼の女性を追ってくれ!」

 

狗神「ちっ……分かった!!」

 

狗神は全速力で空を駆ける。だがこれで人里では少しパニックになったが今の蓮達には関係ない。

 

霊夢「すばしっこいわね相変わらず!」

 

霊夢が愚痴を溢すと後ろから……

 

蓮 「霊夢!!」

 

霊夢「えっ?……蓮!?」

 

狗神の空を駆ける速度が予想以上に速かったため霊夢は驚いたが蓮は霊夢に

 

蓮 「乗って!!」

 

霊夢「分かったわ!!」

 

蓮は霊夢に手を差し出すと霊夢はそれを掴み蓮の後ろに座る。

 

蓮 「頼む狗神!」

 

狗神「分かってる!!」

 

霊夢「はっ速い!」

 

霊夢は蓮にしがみつき景色を見るとこれまでとはうって変わって景色がどんどん変わっていくのが分かった。

 

蓮 「霊夢あれ!」

 

蓮が指差す方向には逃げ出した射命丸文が飛んでいた。

 

霊夢「私があいつを撃ち落とすから蓮は狗神に

   指示を出して」

 

蓮 「合点!」

 

そう言い2人と1匹は文へとぐんぐん近づいていく。そして文は違和感を覚えて後ろを振り向くと……

 

文 「ん?……げぇっ!もうここまで!」

 

霊夢「逃がさないわよ文!!」

 

文 「ヤバイ!!」

 

文は必死に逃げるが霊夢は御札型段幕を撃ち文へと襲いかかる。

 

文 「ちょっ!そんなんずるいですって!!」

 

霊夢「変な事を記事にされるよりはましよ!」

 

文 「何としてもジャーナリズムにかけて

   逃げ……」

 

文のその言葉はフラグとなった……そしてフラグは回収されることとなる。

 

霊夢「霊符 夢想封印!!」

 

霊夢のその言葉によって巨大な4つの弾幕が文へと襲いかかっていく。

 

文 「あっあややややややややや!!!」

 

ピチューーン!

 

文 「そん…な……」

 

文は落ちていき木の枝へと引っ掛かり目を回しながら気絶した。

 

霊夢「よし仕留めたわ」

 

蓮 「文さんの所に降ろすよ」

 

2人は文のところまで行くと狗神から降りて文の手帳を漁り出した。すると今日撮った写真が何枚も出てきた。

 

霊夢「これね……はぁまったく……」

 

霊夢はその写真を全てポケットにしまい手帳を文のポケットに返した。

 

蓮 「写真も取ったし早く帰ろうか?」

 

霊夢「そうね……それじゃ帰りましょうか……」

 

そうして蓮と霊夢は博麗神社へと帰るのだった。そしてその後、

 

文 「まんまとしてやられました……」

 

? 「文先輩も懲りませんね……」

 

文 「大体式神使うなんて反則なんですよ!

   椛も思いませんか!」

 

椛と言われた女性は苦笑いを浮かべながら、

 

椛 「文先輩は少しそういうところを直し

   ましょうよ……」(;^∀^)

 

文 「あぁ~あ……昔は楽しかったな~…………

   もう理久兎さんが死んでから何年経った

   のかな……」

 

椛 「そういえば、お父様やお母様それに文

   先輩やはたて先輩それに天魔様は昔に

   会ったことがあったんですよね?」

 

それを聞いた文は懐かしみながら、

 

文 「えぇ……昔ね理久兎さんが…「文ちゃんの

   新聞出来たら読んでいいかな?」なんて

   言ってくれた時は嬉しかったんですよ」

 

椛 「でもそれって……」

 

文 「えぇ見る前に死んじゃったけどね……」

 

椛 「会えるなら会いたいですか?」

 

椛は文に聞くと文は儚げな表情をして、

 

文 「会えるなら会いたいですね……会って

   理久兎さんに笑って貰いたいですね♪」

 

椛 「そうですか……」

 

その後も文とその部下である椛は静かに酒を飲みながら文は昔話を続けるのだった。




狗神「うぅん……ここは?…………お前は誰だ?」

怠惰「やっと来たね♪新しい後書き担当が♪」

狗神「いやだからお前の名前はなんだ……」

怠惰「俺の名前は怠惰のクソ悪魔♪友人達は
   親しみを込めて怠惰さんって呼んでる
   からそう呼んでくれて構わないよ♪」

狗神「変な名前の奴がいるんだな……」

怠惰「ハハハまぁそう言うこった…それで狗神
   さん早速なんだけど……」

狗神「何だ?」

怠惰「俺と契約して魔h…ゲフン!ゲフン!
   後書き担当になってよ♪」

狗神「それは断r……」

怠惰「勿論ここにある酒やら何やらは勝手に
   飲んでくれても構わないから♪」

狗神「よしやらう!」

怠惰「それならよろしくね♪」

狗神「だが我にそんな会話なんてあまり出来ない
   がいいのか?」

怠惰「大丈夫♪大丈夫♪大抵は俺の言うことに
   相づちやらうってくれればいいから♪」

狗神「と、言われてもなぁ……」

怠惰「そうだな……狗神さんって雌だったんだね♪
   てっきり雄かと思ったよ♪」

狗神「……てめぇ殺るぞ」

怠惰「そうそう♪そんな感じで良いってこと
   だよ♪」

狗神「まぁ大方は分かった……」

怠惰「とりあえずもう時間だから今回はここ
   までね♪」

狗神「…………誰に何を言っているだ?」

怠惰「それでは読者様また次回!」

狗神「おいだから誰に話して……」

怠惰「それではバイバイ♪」

狗神「いやだから誰に!?」

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