まぁこんな話もあれですので今回は毎度のように題名どおりです。それでは本編へどうぞ……
蓮、魔理沙、咲夜はプリズムリバー三姉妹を撃退し上空へと広がる穴へと入ると辺り一面は薄暗い場所で石階段が長く続く場所へとたどり着く。
霧雨「ほぇ~何だぜここ……」
咲夜「確かさっきの三姉妹が言ってたわね……」
蓮 「冥界……」
蓮達は階段を歩かずに飛んでその先へと向かう。そうして登って行くと蓮達はあることに気がついた。
咲夜「この冥界に桜が咲いてるって事はどうやら
当たりのようね……」
蓮 「にしても何でまた春なんて……?」
霧雨「とりあえずは異変の元凶を倒さないとな」
会話をしながら進んでいくと石の階段の最終地点が見えてくる。蓮達は階段の道を通りすぎ石の道へと降りる。
蓮 「長い階段だったな……」
霧雨「やっとこさでここまでだからな……」
咲夜「2人共……気を付けなさい……」
咲夜にそう言われた蓮と魔理沙は咲夜の方を向くと1人の少女がこちらに歩いてきた。だがその少女はあり得ない物を背中に2本背負っておりなおかつ何か白く大きいものが少女の周りを浮遊していた。その有り得ない物とは……
蓮 「にっ日本刀……」
そう現代日本では特別な許可証がない限り持つことを許されない日本刀だ。なお許可証がないと銃刀法違反となる。そして魔理沙はその少女の背後で浮遊している白い物を見て疑問に思った。
霧雨「何だあの白いの……」
すると歩いてきた少女は蓮達に、
少女「楽曲隊が来るのが遅いから様子を見に
来てみれば貴方達は誰ですか?」
どうやら先程撃退したプリズムリバー三姉妹の到着が遅かったためか様子を見に来たところに、ここまで辿り着いた蓮達と鉢合わせしてしまったようだ。蓮達は仕方なく自己紹介を始めた。
咲夜「十六夜咲夜と申します……」
霧雨「普通の魔法使い霧雨魔理沙だぜ♪」
蓮 「葛ノ葉 蓮……」
3人は名前を答えると目の前の日本刀を2本携えた少女も名前を答えた。
少女「私は魂魄妖夢ここ冥界の庭師をしている
者であり西行寺幽々子様の従者です……
それで何しにここへ?」
次に妖夢は何しに来たのかと聞くと魔理沙が答えた。
霧雨「お前らだろ下界の春を奪った犯人は!」
それを聞いた妖夢はため息混じりに、
妖夢「まぁそうですね確かに私が春を奪いこう
して冥界で桜が満開になってはいます…」
咲夜「なら貴女が黒幕かしら?」
蓮 「いえ咲夜さん恐らく妖夢さんの主人が
元凶でしょう……」
蓮の言葉を聞いた妖夢は蓮を見つめると、
妖夢「蓮さんですよね?」
蓮 「当ってますよ……それで?」
妖夢「後に背負ってる袋の中身は刀ですか?」
妖夢に刀かと聞かれた蓮は袋から自分の愛刀ともいえる竹刀を取り出して見せる。
蓮 「僕のは妖夢さんの持っている刀とは違って
普通の竹刀ですよ……」
妖夢「そうですか……因に剣術の腕前は?」
蓮 「一応は三段です……」
それを聞いた幼夢は蓮をまじまじと見ながら、
妖夢「年齢は……十六ぐらいですよね?」
蓮 「えぇ…とそうですね……」
なお高校三年間で最大でも三段しか取れないというのは言うまでもないだろう……それ以上いくなら更に修行を積んでその3年後にまた四段を受けれるため現状で蓮は三段までが限界なのだ。
妖夢「その年齢で三段とは……出来ますね……」
蓮 「いやそれほどでもないですよ♪そういう
妖夢さんこそ2本あるってことはまさか
の二刀流ですか?」
妖夢「はい二刀流も扱えますね……」
この時、蓮は思った。
蓮 (確実に僕より上だ……)
剣道をする、しない人でも分かるとおり二刀流とはとても扱いが難しい。もし使うとなると相当な腕の筋肉が必要になる。しかも妖夢に限っては自分の身の丈よりも長い刀と身の丈丁度の刀を所持している事からバランスも悪く扱うのがより難しくなる。かの有名な宮本武蔵ですらも自身の身の丈より短い刀だったというのにだ。だがそれと同時に蓮は、
蓮 (すごくワクワクする……)
久々の刀と刀による試合が出来ると楽しみに思った。
蓮 「魔理沙、咲夜さん2人は先に行っていて
下さい」
霧雨「お前彼奴とやる気か!?」
咲夜「……分かったわ魔理沙行きましょう」
霧雨「まっまぁ蓮がそれでいいなら……」
と、言って妖夢の先へと行こうとすると幼夢は道を開けた。
妖夢「どうぞお通りください……」
咲夜「あら?普通なら通さないっていうのが
当たり前だと思ったんだけど?」
妖夢「えぇ何時もなら…ですが今は目の前にいる
蓮さんと一騎討ちがしたいので……」
どうやら妖夢もやる気満々なのか二刀の内の長い刀を抜いて右手に持つ。
咲夜「良く分からないけど侍魂的な物だと思って
おくわ」
霧雨「蓮!負けるなよ!!」
そう言い魔理沙と咲夜は先へと進んでいった。
蓮 「さてと……妖夢さんお相手お願いします」
妖夢「こちらこそよろしくお願いします」
2人は互いに頭を下げて礼をする。だがお互いに目をそらしてはいない浅い礼だ。そして礼を終えると蓮は竹刀を妖夢は自身の手に持っている刀を構えて、
蓮 「いざ尋常に……」
妖夢「勝負!!」
ガキン!!
蓮は竹刀に霊力をまとわせ竹刀の刀身を強化して妖夢の刀を竹刀で受け止める。だが読者様、忘れてはならないこれは剣道の試合でも刀と刀の真剣勝負でもない。これは弾幕ごっこということをだ。
キンッ!!
蓮と妖夢は刀のぶつかり合いを止めて後ろへと後退して、今度はお互いに弾幕を撃ち始めた。これが本当の剣道と弾幕の融合した剣道弾幕という新たな競技なのかもしれない……
妖夢「すっ!」
スパンっ!!ゴトンッ……
妖夢の一振りを蓮は回避すると後にあった灯籠が切られて上の部分が滑り落ち地面へと落ちる。この事から相当な切れ味だと推測できる。
蓮 「これはどうですか!!」
蓮は跳躍し竹刀を何回も素振りの両様で振って無数の斬劇波を妖夢に向かって放つが妖夢はそれをなんなく回避する。だが美しい石床はボロボロになった。
妖夢「やりますね!!」
そう言うと妖夢は背中に背負っているもう一本の刀を持って二刀流になると、
妖夢「餓王剣 餓鬼十王の報い」
妖夢はスペルを唱えると蓮へと勢いをつけて急襲を仕掛けるが蓮はそれを回避したが妖夢が通った後から無数の弾幕が飛び交った。
蓮 「うぉっ!!」
蓮は驚くがそれを回避しようと体を動かすが突然弾幕すべてが急停止した。
蓮 「おっとと……次は!」
蓮は何とか妖夢のスペルを回避するが回避した所に幼夢の2本の刀が襲いかかるが蓮はそれを竹刀で受け止める。
ガキン!!
妖夢「流石は三段ですね」
蓮 「剣道が好きなだけですよ!!」
妖夢「そうですか!!」
キンッ!!
妖夢は蓮を刀で弾き飛ばすと同時に先程とと同じように刀を構えて、
妖夢「獄神剣 業風神閃斬!!」
妖夢は地面を蹴って空へと飛ぶと多数の大弾幕を蓮に向かって放つ。蓮も地面を蹴って大弾幕を避けて妖夢へと斬りかかるが……突然、大弾幕が止まり大弾幕は無数の弾幕へと変わる。
蓮 「なっ!!……それなら全て斬る!!」
スパンっ!!スパンっ!!スパンっ!!
妖夢「後ろが疎かですよ!!」
妖夢は弾幕を斬っている蓮の後ろへと回り込んで手に持つ二刀で蓮へと再び斬りかかるが蓮はそれに咄嗟に気づき……
スンッ!!
幼夢(急降下した!)
実際は飛ぶのを止めて下へと落ちていっただけだがそれでも妖夢の攻撃を回避した事には変わりはない。そして急降下した蓮はもう一度上空へと飛んで妖夢へと斬りかかった。
キンッ!!
妖夢「ぐっ!!」
だが幼夢は気づいた蓮の左手には札が装備されていることに……
蓮 「式符 狗神の呼応!!」
蓮の言葉と共に『狗神』と書かれた札から巨大でなおかつ凶暴な犬が襲いかかる。妖夢はすぐに蓮を弾き飛ばし襲いかかる狗神から逃げつつ弾幕を放つが狗神はそんな弾幕を消滅させながらその大きな口を開いて妖夢へと襲いかかってくる。
妖夢「何ですか!そのスペルは!」
蓮 「覚悟!!」
妖夢「いつの間に!!」
妖夢の逃げる目の前には蓮がいた。どうやら先程の妖夢と同じように回り込んだのだろう。すると蓮は逃げてくる妖夢に向かって竹刀で斬りかかっていく。
妖夢「ならば此方も!!」
妖夢は二刀流で蓮へと斬りかかっていくが蓮は妖夢へと竹刀を当てる瞬間先程と同じように妖夢の目の前から急降下し視界から消える。
妖夢「なぁ!!」
だが妖夢は蓮との戦いに夢中になりすぎた故に後ろの獣を……狗神の存在を忘れてしまっていた……
狗神「ガァーーーーー!!」
妖夢「しまっ!!」
ピチューーン!!
妖夢は被弾したが狗神の噛みつきを食らうことはなかったため重症はおってはいなかったが狗神のでかい図体で体当たりされて近くに咲いている木へと吹っ飛ぶ木の幹へとぶつかった。
妖夢「うぐっ!!……くっ私が負けるとは……
やはり私はまだ未熟……」
妖夢は自身の弱さに悔やんでいると蓮は妖夢の元へと近づき手をさしのべる。
蓮 「妖夢さんありがとうございました♪」
妖夢「ですがこんなのも悪くはありませんね……」
そうして妖夢は蓮に手を貸してもらってそこから起き上がる。
蓮 「それじゃ妖夢さん僕は勝利したんで妖夢
さんの主の元へt……」
蓮が言い掛けたその時だった。その先の方で無数の弾幕が飛び交っていた。
蓮 「あれは魔理沙達の……」
妖夢「蓮さん私もついていきます幽々子様の
弾幕ごっこ私も見たいので……」
蓮 「なら行きましょうか」
そうして蓮と妖夢はこの異変の元凶の元へと進むのだった。だがこの時は知るよしもなかった。
? 「ギィーーー……」
封印されし凶悪が目覚めようとしていることを……
怠惰「さ~てやって来ますかね~」
狗神「あぁ前回は酷い目にあった……」
怠惰「あぁ~で、どうだった?」
狗神「大丈夫だ問題ない……」
怠惰「なら問題なかいかな?」
狗神「そういえば最後の伏線は何だ?」
怠惰「あれは……うんまぁ大抵の読者様は知っ
ている筈だからあえて言わないでおく」
狗神「おいおい……」
怠惰「言うこともないから今回はここまで」
狗神「こいつは……」
怠惰「では読者様」
狗神「歯は磨いて寝ろよ……」
怠惰(……優しいなおい…………)