とりあえず今回投稿したらこっちは
お休みします。それでは本編へどうぞ……
幽々子と妖夢は異変後すぐに春を地上へと返した。そうして数日後には見事な桜が咲き誇り数週間前から通津いた地獄の銀世界とはしばらくのお別れとなった。そうして今は異変解決を祝うため宴会が開かれていた。酒を飲む者は勿論そうだが、他にも、
文 「いいですね♪題は異変解決、春雪異変
って感じですかね♪」
カメラを片手に写真を撮りまくる文や酒を高く掲げて、
霧雨「さぁ~じゃんじゃん飲もうぜ♪」
魔理沙がご機嫌にそう言うと近くで飲んでいるアリスとパチュリーは、
アリ「まったく……何で私まで来なきゃいけない
のよ……」
パチ「貴女も魔理沙に呼ばれて来た口なのね……」
アリ「えぇまぁそうね……」
パチ「貴方名前は?私はパチュリー・ノーレッジ
魔法使いよ」
アリ「私はアリス・マーガドロイド私も魔法使
いよ…」
パチ「そう…何か貴女に同情したくなるわ」
アリ「貴女の方こそ……」
2人は魔理沙でお互いに苦労かけられていると感じたためか何かが通じあった。すると酒を片手に魔理沙が2人の肩を両脇に挟んで、
霧雨「お前ら飲んでるか~♪」
パチ「ちょっ!離れなさいよ!」
アリ「しかも酒臭いわよ!」
と、言った感じだったが仲良く?飲んでいた。そして霊夢達はと言うと………
霊夢「いや本当に悪かったからね?」
蓮 「いいよ霊夢…気にしてないから……」
紫 「蓮…怒るときは怒りなさい……」
霊夢「紫っ!余計な事は言わなくていいから!」
どうやら冥界の白玉楼での一件について語りながら酒を飲んでいるようだ……
藍 「なら霊夢、橙の慰謝料を貰おうか……」
なお藍に至っては橙をボコボコにされた事はまだ根に持っていたようだ。
霊夢「いや謝るからそれは許してって!!」
橙 「藍しゃまもういいですよ♪」
藍 「橙がそういうならな……感謝しろよ
霊夢……」
霊夢「うぅ……分かったわよ……」
蓮 「ねぇ橙ちゃん♪君が良ければ寺子屋に
来ない?」
蓮は橙に寺子屋を進めてみると橙は少し悩んで、
橙 「う~ん自由参加?」
蓮 「うん♪来るなら来るこないなら来ないで
構わないよ♪」
橙 「考えておきます蓮しゃま♪」
と、そんな提案をしていると刺身の船盛を妖夢が持ってくる。
妖夢「よければ食べませんか?」
霊夢「いただくわ♪」
霊夢が刺身を1切れ取ろうとすると霊夢が取ろうとした1切れが突然消えた。
霊夢「えっ!?」
霊夢は横を見ると口を動かして嬉しそうにしている幽々子の姿があった。
幽 「ふふっ♪妖夢の作るご飯はいつも美味しい
わ♪」
霊夢「くっ仕方ないからもう1切れ……」
霊夢が取ろうとするとまた目の前で刺身が消えていく。勿論犯人は……
幽 「美味しい~♪」
霊夢「ちょっと!私にもちょうだいよ!」
幽 「あらあら♪仕方ないわね♪」
と、そんな和やかに宴会は進んでいく。すると紫は酒を片手に改まって、
紫 「宴会は何時やっても楽しいわね♪お酒も
飲めるし何よりもこうやって皆が笑顔で
種族隔たりなく飲める……最高ね♪」
霊夢「どうしたの紫?あんたにしては珍しく
そんな事言うなんて……」
紫 「あらそうかしら?」
霊夢「えぇ……」
紫 「そうね…西行妖を見たら昔を思い出した
のよ……」
蓮 「昔ですか?」
紫 「えぇ♪」
紫は今から数千年前の出来事を思い出しながら酒を飲む。かつて自分の師である理久兎が自分の友……生前の幽々子を救おうと命を張り西行妖と戦った記憶を思い出していた。そんな昔を懐かしんでいる幽々子を見ていた霊夢は、
霊夢「ふぅ~ん……紫は過去に戻れるなら戻り
たいの?その師匠がいた時代に……」
紫 「いいえ…戻る気はないわ…だって……」
紫は辺りを見渡し妖怪や人間その他の種族それらが酒を飲みながら楽しく語り合っているのを見ると、
紫 「今の生活も楽しいもの♪」
霊夢「そう……」
蓮 「そうですか♪」
紫 「えぇ♪今こうして皆を見ながらお酒を
飲める……それが最高なんじゃない♪」
紫は笑顔でそう語った。蓮も紫のその気持ちは良く分かる。蓮がいた世界でも国外へと行けば人種差別などはやはりある。ましてやここ幻想郷は人間外の妖怪、魔法使い、八百万の神々だって揃うそんな場所でこうやって楽しく会話をしながら飲めるのは面白いと思える。
霊夢「紫にしては綺麗事過ぎる気がするけど……
まぁいいわ……」
蓮 「紫さん…僕のご先祖様…安倍晴明もこんな
多種多様な宴会に出たことがあるんです
か?」
蓮の問いかけに紫は知っているためその質問について答えた。
紫 「えぇ♪昔に御師匠様の従者が「どうして
も」って言って連れ出されて宴会に出た
事もあるわよ♪その時の人間は晴明だけ
だったけど♪」
蓮 「そうだったんですか……」
紫 「まぁ本人も満更でもなく楽しそうだった
けどね♪」
蓮 「後1つ良いですか?」
紫 「何かしら?」
蓮 「あの空紅……あれって理久兎さんの刀です
よね?何で西行妖に刺さっているんです
か?」
蓮は不思議に思っていた。夢で見た理久兎は自分の先祖である晴明に二刀流で挑んでいた。それなのに何故その1本が彼処にあるのかが気になっていた。紫はほろ酔いの気分でそれに答えた。
紫 「そうね…昔に御師匠様が西行妖が2度と
暴れないように自身の愛刀を媒体に封印
を施した……それで彼処にずっとある
そんな感じね」
霊夢「へぇ……あの桜に自分の大切な物を差し
出したって事ね……」
紫 「えぇただ私にも分からないことは幾つか
存在するわ」
蓮 「分からないこと?」
紫 「御師匠様にはもう1本の愛刀……黒椿
という刀があったのだけどそれの行方
が分からなくなったことそして御師匠様
の従者2人が失踪した理由それが未だに
謎なのよ……」
霊夢「それってその従者達が盗っていったて
事でしょ?」
紫 「あの子達がそんな事するとは思えない
けどそれしか思い付かないのよね……」
と、そんなシリアスムードになって話が進んでいると、
幽 「ねぇ紫♪いっしょに飲みましょう♪」
幽々子がニコニコしながら紫に飲まないかと聞くと、
紫 「そうね♪霊夢、蓮、悪いけど……」
蓮 「お構い無く♪僕は霊夢達と飲んでいる
んで♪」
霊夢「まぁいってらっしゃいな……」
紫 「えぇありがとう♪」
そうして紫は幽々子に連れられて場所を移動した。
霊夢「蓮…あんたここに来て楽しい?」
霊夢が蓮に幻想郷に来て楽しいかとありふれた事を聞くと蓮は霊夢に笑顔で言葉を返した。
蓮 「勿論さ♪こうやって霊夢や魔理沙それに
色んな友達ができたしね♪」
霊夢「そう♪」
そうして蓮と霊夢はこの宴会の騒ぎを楽しみながら蓮は水を霊夢は酒を飲むのだった。
狗神「それで?少しこっちは休むんだろ?」
怠惰「うん♪そのつもりだよ♪そろそろあっち
をやらないと読者様やあっちの後書き担当
が恐いからね……」
狗神「そうか…またこいよ……」
怠惰「もちろんですそれでは読者様今回はここまで」
狗神「次回は…何時か分からんがまたよろしくな」
怠惰「それでは読者様!」
狗神「じゃ~な……」