今回の注意事項は以下の通りです。
「ブラッディフェチ」「雑魚は生け贄」「死兆星」
「陰陽術(物理)」「胴体を裂く蹴り」
以上です。よろしいですね?では本編へどうぞ。
の都に不気味に光輝く羅生門の前で茨木華扇と共に妖怪達と対峙していた。
妖怪「ぐへっ!!」
華扇「その程度で私に挑むなどと百年早いです」
悪鬼「茨木童子の首はもらうがや!!」
鋭利な爪で華扇へと斬りかかるが、
晴明「結界陣!」
ガキンッ!!
鋭利な爪は華扇に当たることはなく数十センチで止まった。更に、
鈴蘭「どっせい!!」
悪鬼「がふっ!!」
鈴蘭の蹴りが悪鬼の顔面にモロに決まった。悪鬼の鼻は血を流しながらねじ曲がった。
華扇「ありがとうございます」
鈴蘭「今はお礼は無しだよ!」
晴明「えぇそうですよ!」
と、言っていると上空から火緑魔が飛来して襲いかかってくる。
火魔「まずは陰陽師!貴女の血を貰うわ!」
獰猛な笑みを浮かべ襲いかかるが、
華扇「させません!!」
火魔「なっ!!」
華扇の右腕の包帯が火緑魔の足に絡み付くと包帯を手に持って、
華扇「貴方は彼らの血を飲んでなさい!」
火魔「がぁっ!!」
グジュッ!!
餓鬼「ギャーーーーーーーーー!!」
火緑魔の牙は餓鬼に向けられた。そしてジャストに首筋に牙をたてられた餓鬼は叫んだが何という事だろうか。牙を首筋にたてられ血を吸われた餓鬼は灰となった。
火魔「……まっず!ペッ!ペッ!こんな低級共の
血なんて不味くて飲めたもんじゃないわ!」
だがその光景を見ていた晴明の顔は青くなる。今回は雑魚妖怪が生け贄となったがもし自分の血が吸われていたならあんな未来になっていたのかもしれないからだ。
晴明「あっありがとうございます……華扇さん」
歌扇「それはまた後で受けとります」
包帯を戻しそう言っていると周りの妖怪達が弱気になっていた。
餓鬼「あっあの女にはついてけねぇよ」
悪鬼「茨木童子がいるなら俺は帰るぞ!!」
火魔「お前ら!」
妖怪達は来た門に入って足早に消えていった。ただでさ平安京の安倍晴明に鬼のトップの1人、茨木童子こと茨木華扇がいるだけでも戦うことに抵抗を抱いていたが先程の血を吸って灰にした妖怪を見て怖くなったのか逃げ出した。
火魔「ちっ使えないわね……まぁいいわ私1人
でも貴女達ぐらい潰せるもの!!」
そう言い真っ黒な翼を広げ腰にぶら下げている和傘を構えて殴りかかってくる。
鈴蘭「させるか!」
ドゴンッ!!
火魔「こいつ!私の傘を抑えるだと!」
傘の一撃を蹴りで受け止め弾き飛ばしたが、
鈴「っ!」
やはり一撃が重かったためか鈴蘭の足から血が流れている。
晴明「いける?」
鈴蘭「私にかかれば問題ないよ……」
羽を動かして鱗粉を出して怪我をした足に塗る。すると怪我した打撲傷が消えていき元の華奢の足に戻る。
茨木「再生能力が鬼と同等レベルで高いわね…」
鈴蘭「それが私の専売能力です」( ・`д・´)
キリッと表情をしてそう言う。だが火緑魔はこれにはイラッとしたようだ。
火魔「良いわ貴女から殺してあげましょうか!」
翼を広げ上空へと上がると滑空をして傘を槍のように構えて襲いかかる。だが晴明は向かってくる火緑魔に無数のお札を投げつける。
火魔「聞かないはそんなもの!!」
向かってくるお札を飛びながら回避するがそれはあくまでも避けられると想定して投げたものに過ぎない。
晴明「悪鬼束縛!」
火魔「がぁっ!」
避けたお札から無数の糸が現れ火緑魔に絡み付く。
晴明「華扇さんお願いします!鈴蘭は準備!」
鈴蘭「オッケー!華扇ちゃん上空に打ち上げて!」
華扇「まったく失敗は許しませんよ!」
そう言うと鈴蘭は遥か上空へと飛び立つ。そして華扇は包帯で巻かれた右腕に力を溜めて、
華扇「ドラゴンズグロウル!!」
包帯が解かれ右腕が龍の頭のように変形する。そして変形した龍頭は大きく口を開けると動けない火緑魔に向かって妖力で出来た巨大弾をゼロ距離で直撃させた。
火魔「ガハッ!!」
遥か上空まで吹っ飛ぶと先程からスタンバっていた鈴蘭の右足が白く光出す。
鈴蘭「行くよ!!」
此方へと吹っ飛んでくる火緑魔まで一気に間合いを詰める。
火魔「まだ!まだ私は!!」
鈴蘭「見える?あの星の輝きがあれが貴女の
死兆星よ!!」
火魔「まだわたしのあのお方に!!」
鈴蘭「陰陽一閃蹴り!」
一閃の速度の蹴りが火緑魔の胴体を引き裂いた。
火魔「ぐ……申し訳ございません鷺麿様……」
と、呟くと同時に黒い塵となって消滅した。そしてそれを地上でも見えていた。
晴明「終わったわね……」
何とか戦いを退いたためホッと一息ついていると鈴蘭が降りてくる。
鈴蘭「久々に決まったよ♪」
久々に決まったためか結構喜んでいると、
華扇「一息ついていないであれを止めますよ!」
晴明「えっそ、そうね!!」
恥ずかしいことに忘れかけていたため焦ってしまったがすぐに調べることにした。
晴明「ここはこうなってるから……ふぅ……解!」
霊力を込めて解呪の呪文を唱える。すると……
バキッ!バキバキ!バキンッ!!
異世を繋ぐ扉にヒビが入っていきやがてその扉は粉々になって破壊された。
晴明「これで一件落着ね」
鈴蘭「ところで理久兔の仲間である貴女が何で
都に?」
華扇が何故ここに来たのか分からないため聞くと、
華扇「ここ最近、妖怪達が神隠しにあって消える
という事件が多発していてそれで調査に出
ていたのよ」
晴明「神隠し?」
華扇「えぇそれで探していたら門があったから
入ってみたら……」
晴明「平安京の羅生門の前にたどり着いたって
訳ね……」
どうやら妖怪達にもやはり被害はあるようだ。しかし晴明は先程の門を見ていて、
晴明「恐らく今回の事件は誰かが裏で糸を引い
てるわね死んだ道満の紋様が使われてい
た時点で恐らく呪術士の誰かがこんな事
を明白だけど……」
鈴蘭「ねぇさっき火緑魔が気になることを言っ
たんだけど」
華扇「何て言ったの?」
鈴蘭「鷺麿って言ってたけど……誰だろう?」
晴明「多分恐らくそいつが犯人ね…調査をする
必要がありそうね」
鷺麿という名は聞いたことがなかった。そのため調査が必要と考えた。
晴明「華扇さんはどうするんですか?」
華扇「えっ?私ですか…」
ここの都は妖怪と聞けば陰陽師総出で倒すという絶対正義を掲げている。そのため妖怪には厳しい。それは晴明も勿論だが理久兔の仲間となれば話は別だ。
晴明「良ければ家にしばらくいますか?」
華扇「えっいっいいんですか?」
晴明「えぇ1人、2人増えたところで変わりま
せんよそれに帰るとして遠いでしょう?」
それを言われ華扇はうっと苦しい顔になった。理久兔達の住んでいる総本山、妖怪の山はここから何百キロと遠すぎる。そのため飛べるといえど帰るのは大変だ。
華扇「………なら晴明さん今回の事件に私も協力を
させてもらいます私の友人達が巻き込めれ
るのは嫌なんで」
晴明「良いですよ華仙さんならそこいらの陰陽師
よりも信用できそうですし♪」
そう言うと手を差し出す。それに華扇は手をだして握手をした。奇妙な共闘をするという協定が出来上がった。そして晴明は、
晴明「とりあえず帰りましょう案内しますよ」
華扇「お願いするわ……」
鈴蘭「あっ待ってよ!」
そうして晴明に鈴蘭は華扇を家へと案内しながら帰るが、
晴明「そういえば華扇さん理久兔さんは元気です
か?」
華扇「えっどうしてですか?」
華扇は少し暗い表情になった。だが晴明はそんなの知らんこっちゃないと言わんばかりに楽しそうに、
晴明「また理久兔さん会いたいなって♪」
華扇「……………………………」
晴明の言葉を聞いた華扇は少し黙る。
晴明「華扇さん?」
華扇「晴明さんよく聞いてください…総大将いえ
理久兔さんは……もうこの世にはいません」
晴明「え………?」
鈴蘭「嘘でしょ!?」
鈴蘭も驚いてそう言ってしまうが華扇は真剣の首を横に振り、
華扇「今から3、4年前に亡くなりました」
突然の告白に晴明は黙ってしまうのだった。
鈴蘭「今回もありがとうね♪」
神楽「ありがとうございました♪」
狗神「なぁよこの第零章のラスボスって……」
怠惰「はい彼奴ですよ散々調子乗って呆気なく
やられた彼奴ですよ」
鈴蘭「もうそういう運命なんだろうね……」
神楽「何か悲惨ですね」
狗神「少し悲しくなってきたな彼奴はどんな
終わり方をするんだろうな……」
怠惰「まぁ晴明や鈴蘭がこれからどう活躍する
のかを知っているのは鈴蘭だけだからね」
鈴蘭「私の活躍にこうご期待!」
怠惰「ははっ♪とりあえず今回はここまで」
狗神「また次回も頼むな」
鈴蘭「それじゃ読者様♪」
神楽「またのお越しを心からお待ちしており
ます」m(_ _)m