血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、疲れて寝たらもうこんな
時間になっていた怠惰のクソ悪魔です。
そして言葉を少し変えればこんな使い方も
出来るっていうことで本編へどうぞ。


第29話 霊夢への贈り物

日曜日の朝方、蓮は掃除をすぐに終わらせて念願の特訓をしていた。

 

スンッ!スンッ!スンッ!スンッ!

 

蓮 「はぁ……はぁ……」

 

何時もの日課である素振りを蓮は行う。だが振っているのは竹刀ではなく鞘から抜くことの出来ない刀でだ。

 

霊夢「どうその刀は?」

 

霊夢に刀の感想を聞かれた蓮はそれについて汗を拭いながら答える。

 

蓮 「うん中々良いと思うよ?」

 

折れてしまった竹刀の代わりとなるあの刀を渡してから蓮は溜め息をつかなくなりそれどころか毎日嬉んでいた。

 

霊夢「なら良かった……ズズッ……」

 

霊夢のここ最近の日課は蓮の修行風景を眺めながらお茶を飲む。それが蓮が博麗神社に来てからの日課だ。

 

霊夢「でもこうまじまじと見ると彼奴意外に

   体はガッチリしてるのよね……」

 

蓮の肉体はそこまでマッチョではないが腹筋は割れているし腕もそれなりに筋肉は出来ている。流石は元運動部らしい体つきだ。

 

霊夢「ってこれじゃただの変態ね……」

 

苦笑いをしながら呟き霊夢はまたお茶に手をかける。すると蓮は刀を持って霊夢の隣に座る。どうやら今日の修行は終わったようだ。

 

蓮 「ふぅ~久々に振るうと腕が痛くなるな……」

 

霊夢「いや久々ってまだ3日程しか経ってなく

   ない?」

 

蓮 「その3日が大切なんだよ♪」

 

霊夢「ふぅ~ん私には分からないわ……」

 

なお基本修行などをしない霊夢には良くわからない模様。

 

蓮 「まぁそこは人の考え方ってことさ♪」

 

霊夢「…………私には理解しがたいけど……」

 

蓮 「ハハハそうか♪まぁ人それぞれの考え

   っていっぱいあるしね♪」

 

霊夢「蓮…あんた本当に前と比べると変わった

   わね……」

 

蓮がここに来た時はまだまだひよっこのレベルだったが今ではこうして余裕を持てている事を霊夢は見て気づいていた。

 

蓮 「うん♪これもあれも霊夢や魔理沙とかの

   お陰だよ♪」

 

霊夢「そっそう…何かこう改まって言われると

   照れるわね……」

 

蓮 「ハハハ♪そうかな?…………うん♪」

 

霊夢「どうしたのよ?」

 

突然蓮が頷いた事に霊夢はどうしたのかと聞くと蓮は純粋になおかつ正直に答えた。

 

蓮 「やっぱり霊夢は笑っている方が可愛らしい

   ね♪」

 

それを聞いた霊夢は顔を真っ赤になった。しかも頭から煙がでていて恥ずかしそうだった。

 

霊夢「えっえええと……それってどういう……」

 

蓮 「さてと俺は買い物に出るね♪」

 

そう言うと蓮は立ち上がり体を伸ばすと置いてある上着を着て空へ飛んでいった。

 

霊夢「…………彼奴は……」

 

なお霊夢は今も顔は真っ赤だった。霊夢自身は褒められて嬉しかったと思い込んではいるが実際の心情を知るのはまだ当分先の話だ。

 

少年移動中……

 

蓮は買い物を済ませるため人里へと降りると色々な店により始める。基本的に買う物は食べ物が殆どだが時には変わった物を買う時もある。例で言えば灯りのための蝋燭だったり時には酒も買うときもある。蓮は酒を飲むことはないが……

 

蓮 「う~ん本当に幻想郷ってルールなんて

   ないよね……」

 

未成年者では購入できない酒は規制がかかっていない。故に現在16の蓮でも余裕で購入できる。

 

蓮 「まぁ気にしたら負けか……」

 

だが蓮はこの時ある事を考えていた。それは自分の背中に背負う刀についてだ。態々、霊夢が埃を被ってでも蔵から引っ張り出してくれたのだ。それを考えた蓮は御返しがしたいと思っていた。

 

蓮 「……霖之助さんに相談してみようかな?」

 

蓮は幼少の頃から知り合いであろう霖之助に聞こうと考えた。そうと決めたら蓮は香霖堂へと向かうのだった。

 

少年移動中……

 

蓮は人里から飛んで行き魔法の森の入り口付近にある一件の家もとい香霖堂の上へと着くと蓮は香霖堂の前で降りる。

 

蓮 「……よし!」

 

蓮は店の引き戸を開け暖簾を潜り抜けて、

 

蓮 「すいません!」

 

と、言うとかうんたーに座っていた男性、森近霖之助は笑顔で、

 

森近「いらっしゃい……って蓮か♪今日はどう

   したんだい?」

 

霖之助が用件を聞いてくると蓮はそれについて答えた。

 

蓮 「え~と霊夢に贈り物がしたいんですけど

   何を贈れば良いのか分からなくって……

   それで霖之助さんなら何か知ってるかと

   思って……」

 

森近「へぇ~霊夢に贈り物か……どうしてまた

   贈り物を?」

 

蓮 「実はですね霊夢が僕にこの刀を埃まみれ

   になってまで蔵から引っ張り出してくれ

   て……それで御返しにと思いまして……」

 

森近「霊夢が贈り物か……」

  (そうとう蓮の事を認めているんだね……)

 

蓮 「それで何を贈れば良いでしょうか?」

 

森近「そうだな……」

 

霖之助はしばらく腕を組んで考える。そして考え終わったのか腕を組むのを止めると、

 

森近「多分、蓮から贈る物なら何でも喜ぶと

   思うよ?自分が貰って嬉しい物を贈る

   とかかな?」

 

蓮 「…なるほど………」

 

蓮は霖之助の言葉を吟味しながら考える。そして蓮はあることを霖之助に頼む。

 

蓮 「霖之助さん少し商品を見てもよろしい

   ですか?」

 

森近「あぁ構わないよゆっくり見ていくといい♪」

 

蓮 「ありがとうございます」

 

そうして蓮は陳列されている商品を見る。そこには色々な物が陳列してある。今は懐かしき蓄音機やかつて洗濯で用いられていた洗濯板など色々な物だ。すると蓮はある1つの商品に目がいった。

 

蓮 「これは……」

 

それはネックレスケースに納められていた紅い宝石がついたネックレスだ。

 

森近「それが気に入ったかい?」

 

蓮 「…悩み中ですね……」

 

森近「まぁ幻想郷だとあまりネックレスをして

   いる女性はいないからお薦めだよ♪」

 

流石は一応商売人だ。売る時は確実に売る方向へと持っていく。そして蓮は悩みに悩んだ末、

 

蓮 「えっと…霖之助さんこれおいくらですか?」

 

値段について霖之助に聞くと霖之助はそのネックレスのお値段を一瞬で頭で計算して、

 

森近「うん普通は二万円だけど蓮なら一万で

   いいよ♪」

 

蓮 「えっ!一万も安くしてくれるんですか?」

 

森近「あぁ♪こちらも何やかんやで世話になった

   からね♪」

 

蓮 「それなら……」

 

蓮は財布から一万円分のお金を出すとカウンターにいる霖之助に渡す。

 

森近「うん丁度だね♪ありがとう蓮♪」

 

蓮 「いえこちらこそ♪」

 

そう言うと蓮はネックレスが入ったネックレスケースをポケットの中に入れる。

 

蓮 「それじゃ霖之助さんありがとうござい

   ました♪」

 

森近「あぁ♪いつでもまた遊びに来なよ♪」

 

そうして蓮は香霖堂から出ると空へ飛んで博麗神社へと帰っていった。そうして蓮が博麗神社に着くと縁側でお茶を飲んでいる霊夢が目に入った。

 

蓮 「ただいま霊夢♪」

 

霊夢「お帰り…遅かったわね」

 

蓮 「う~んと実はさ……」

 

蓮はポケットから霊夢へと贈り物を出すとそれを霊夢の前に出す。

 

霊夢「それどうしたのよ?」

 

蓮 「僕からの贈り物だよ霊夢♪」

 

霊夢「へっ!?」

 

あまりにも唐突すぎて霊夢は驚いた。何せ蓮が自分のためにプレゼントを贈って貰えるなんて思ってもみなかったからだ。

 

霊夢「……それを私に?」

 

蓮 「うん♪着けてあげようか?」

 

霊夢「お願いするわ……」

 

蓮は霊夢の後ろにまわりケースからネックレスを取り出すとそれを霊夢へと着ける。

 

蓮 「出来たよ♪」

 

霊夢「えっと……似合ってるかしら?」

 

霊夢は恥ずかしそうに聞くと蓮は笑顔で、

 

蓮 「うん♪似合ってるよ♪」

 

霊夢「あっありがとう……」

 

霊夢は嬉しさと恥ずかしさで顔を紅くして頭から煙が出ている。

 

蓮 「どういたしまして♪」

 

蓮はそう言い笑顔で霊夢の隣に座り1日を楽しく過ごすのだった。

 




怠惰「言い忘れた事があったな……」

狗神「何型?」

怠惰「見ていけばいいけど段々と口の中が甘く
   なっていくかもだからコーヒー類を用意
   しておくといいかもね」

狗神「おいおい……」

怠惰「因みにこれを書いてる時、怠惰さんは
   コーヒー飲みながら書いてたよ」

狗神「旨いのか?」

怠惰「うんコーヒーは良いぞ~♪あの苦さが
   癖になるからね♪」

狗神「いつか飲ませてもらうとするか」

怠惰「うんそん時はおごるよ……おっと時間か
   てなわけで今回はここまで」

狗神「次回もよろしくな」

怠惰「では読者様また次回!」
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