少し寝るという変な癖がつき始めている
怠惰のクソ悪魔です。
こんな話しても仕方ないので本編へどうぞ
第30話 不思議?
宴会……それは楽しいものだ。特にここ幻想郷では人と妖怪や魔法使いはたまた八百万の神々等が集まり種族隔たりなく酒に会話を楽しめる。だがここ最近の宴会は違っていたが……
春雪異変の影響で短かった春が終わりもうじき夏に近づいてきた幻想郷そんな中、蓮と霊夢は宴会を開こうと準備をしていた。
霊夢「蓮~そっちの御座とか持ってって……」
蓮 「分かった~!」
蓮が贈ったネックレスを霊夢は今も着けていたがそれよりも変わった事はあった。ここ最近蓮ばかりに仕事をさせていた霊夢が時々だが蓮の手伝いをしたりしている。その他にも前より会話を多くするようになったのは言うまでもない。
蓮 「ふぅ~……よっこらせ……」
蓮は御座を外へと持って行きそれを全て引き終える。すると霊夢がやって来る。
蓮 「なぁ霊夢こんな感じで大丈夫だろ?」
霊夢「えぇ……それよりも蓮、貴方に聞きたい
事があるんだけど……」
蓮 「えっ?」
霊夢「貴方、お酒飲んだ?」
突然訳の分からない事を聞かれた蓮だが蓮の答えは、
蓮 「いや僕は飲まないよ?だってまだ未成年
だし」
霊夢「う~んそうよね……」
蓮 「まさかお酒がないの?」
霊夢「えぇ昨日ぐらいに紫から貰った筈なの
におかしいのよね……」
博麗神社はこの時期になると八雲紫が大量に仕入れそれを博麗神社に届けるのだがまさかその酒がそろそろ無くなると聞いて霊夢は不思議に思っていた。だが蓮も気になることはあった。
蓮 「そういえば僕も気になることが幾つか
あるんだよね……」
霊夢「どうしたの?」
蓮 「緑茶の茶葉が無くなってるんだよね……
昨日買った筈なのに?」
蓮は買ってまもない筈の茶葉がそろそろ無くなると言うと霊夢は、
霊夢「いやそれ普通にすぐになくなるでしょ」
蓮 「そうなのかな?」
と、言っていると空から黒い翼を背中に生やしてカメラを持った少女こと射命丸 文が飛来した。
文 「こんにちは~k……」
霊夢「ゲスイ……」
文 「たd……」
蓮 「間違えてる……」
文 「射命丸で~す♪…………って!ちょっと!!
何で人の紹介に茶々を入れるんですか!」
いつの間にやら蓮までもが茶々を入れていた。そして文がツッコミをすると蓮と霊夢は、
蓮 「だって捏造しまくりの記事じゃ……」
霊夢「それでいて盗撮ばかりしてるでしょ……」
文 「おっ御二方は言いたいことをしっかりと
言いますよね……」(;^∀^)
文は眉間にシワが寄せながら苦笑いをした。
蓮 「捏造しない記事を書くなら僕もそこまで
言いませんよ……」
霊夢「それよりあんたは何しに来たの?」
文 「それは勿論新聞作りのための取材です
よ♪」
それを聞いた霊夢はニコニコしながら文に、
霊夢「そう…なら文、貴方にお願いがあるわ♪」
文 「何ですか?」
霊夢「今、異変が起きているから宴会は中止って
伝えてくれない?」
文 「分かりました……宴会は中止……えっ?」
蓮 「えっ?…………」
蓮&文「「えぇーーーーーーー!!!」」
霊夢の突然の宴会中止宣言それは蓮はともかく度胸が据わりまくってる文ですら驚かせた。
文 「ちょっ!それ本気ですか!?」
霊夢「えぇ本気よ……」
蓮 「いやでも霊夢…流石にすぐ異変と決め
つけるのはどうかと思うけど?」
蓮の言っている事は確かにそうだ。だが霊夢は、
霊夢「確かにそれはそうよ…だけどね……
貯蔵していたお酒が消えてるって事は
何かしらの理由があると思うじゃない」
と、霊夢が言うと蓮は少し顎に手を置いて、
蓮 「それって霊夢の勘も混じってる?」
霊夢「えぇ勿論♪」
霊夢が言った勘という言葉で蓮は納得するには充分だった。
蓮 「…………そっかなら僕もその異変解決
に協力するよ♪」
霊夢「ふっふっ分かってるじゃない♪」
霊夢の勘というのはとても素晴らしい。ちょっと昔に今の幻想郷では分かる筈のない語群問題10問をまさかの勘だけで満点を取る程の持ち主だ。流石のこれには蓮も感服せざる得なかった。そして話は戻り文は少し吟味すると、
文 「はぁ……まぁでも良いスクープですね♪
早速流しますか♪」
そう言うと文は猛スピードで飛んでいった。文が飛び去った後には風が渦巻いたが……
霊夢「彼奴も彼奴で相変わらずね!」
蓮 「それよりまずは魔理沙を訪ねようか?」
霊夢「えぇそうと決まれば行くわよ!」
そうして蓮と霊夢は飛び上がり魔理沙の家がある魔法の森へと向かうのだった。
少年少女移動中……
蓮と霊夢は魔法の森にある魔理沙の家へと訊ねた。霊夢は何回かは来たことがあるらしいが蓮は初めてだ。
蓮 「霧雨魔法店?……」
そこには霧雨魔法店と書かれており近くにある看板には「何でもします」と書かれている。
霊夢「あぁ~そういえば蓮は知らなかったわね
魔理沙は一応店をやってるのよ……」
蓮 「へぇ~……魔法店って事は魔法道具が
売ってるの?」
霊夢「いいえ道具販売と言うよりかは何でも屋ね
正直な話……」
蓮 「…………それで何でもしますか……」
蓮は今の言葉を聞いて看板の意味がようやく理解した。
霊夢「とりあえず入るわよ」
蓮 「あっうん……」
霊夢の後に続き蓮はついていく。そして霊夢は玄関の扉を開けると……
霊夢「魔理沙~入るわよ!」
蓮 「お邪魔し……ます!?」
蓮は驚いてしまった。魔理沙の家の散らかりように‥綺麗好きな蓮からしてみればこれは酷いと言わんばかりに散らかっていた。すると奥から、
霧雨「何だ騒々しいな……って霊夢と蓮か……」
と、若干髪の毛がボサボサになっていた魔理沙がやって来る。
霊夢「魔理沙、異変解決するわよ」
霧雨「異変?その前にお前、宴会の準備どう
したんだよ?」
霊夢「異変のため中止よ」
霧雨「はっ!?おいおいストッパーの役の蓮は
どうなってんだよ……」
魔理沙は蓮を見ると蓮は手がプルプルと震えていた。
霧雨「れっ蓮!?」
蓮 「魔理沙……この異変終わったら片付けに
来るからそのつもりで♪」
蓮は笑顔だったが目は笑ってはいなかった。それほどまでに蓮はこの惨状が我慢が出来ないのだろう……
霧雨「れっ霊夢……お前もそうだが蓮の様子も
おかしくないか!?」
霊夢「あんたが散らかしてたからでしょうが」
蓮 「霊夢……さっさとこの異変を片付けよう♪
そしたらゆっくりと魔理沙の家を片付け
れるから♪」
どうやら魔理沙の家は掃除好きな蓮の心に火を灯す程までに散らかっていたようだ。
霊夢「魔理沙…覚悟を決めた方がいいわよ……
蓮は掃除に関しては鬼そのものだから」
なお霊夢は何故そう言えるかと言うと蔵の掃除で経験済みだからだ。刀を貰い霊夢に贈り物をしたその数日後に蓮が全て片付け整理したため今では色々な物が物が更に収用出来るほどになっていた。
霧雨「げぇ……」
魔理沙の内心はただただこう思っていた。
霧雨(異変が長く続くかもしくは蓮がこれに関して
忘れてほしいぜ……)
内心からも本当にやりたくないことが伝わった。
霊夢「とりあえずまずは何処から手掛かりを
探しましょうか……」
霧雨「なら紅魔館に行くか?レミリア達なら何か
知ってるかもしれないぜ?」
蓮 「魔理沙の意見を尊重しようよ霊夢?」
霊夢「分かったならまずはそこから行きましょう」
そうして蓮、霊夢、魔理沙は手掛かりを見つけるため紅魔館へと向かうのだった……
怠惰「ねぇねぇ永夜沙だと思った?ねぇ思った?
残念~萃夢想だよ~♪」
狗神「うるせぇー!!」
怠惰「すいませんでした……」
狗神「たくっ…それで萃夢想ってのは?」
怠惰「まぁ東方の作品で言うと永夜沙の後に出た
作品だね」
狗神「それって登場順的に不味くないか?」
怠惰「所がギッチョン実は萃夢想ってのは永夜沙
と妖々夢との中間の時系列なんだよ言って
しまうと妖々夢が第7弾、永夜沙が第8弾
その中間って事で第7.5話って事なんだ」
狗神「そっそうなのか?」
怠惰「まぁと言ってもファンの方なら知って
いるだろうから知らない人のために書いた
って感じだからそんな偉そうには言って
ないからね……」
狗神「でも確か妖々夢が第7弾と言ったな?
それで予想だと紅魔郷が第6弾って事
だよな?」
怠惰「あってるよ……」
狗神「ならそれ以前の話が書いていないのは
何故だ?」
怠惰「第1弾~第5弾は確かPC98って
やつで出てるけど紅魔郷から新しく
心機一転されているんだよそれで
紅魔郷以前のやつを皆は旧作と呼んで
いるけどぶっちゃけ古すぎて怠惰さん
の情報不足で書けないと判断したから
書いてない…まぁ気になるなら東方旧作
で検索すれば出るからそこを参照して
くれ……」
狗神「なっ何か色々と凄いな……」
怠惰「しかも旧作当時の霊夢の服装は今みたい
に脇巫女じゃなかったしアリスも当時は
ロリだったしね」
狗神「そうやって今と昔を比べて見ると面白い
ものだな……」
怠惰「おっとこんな長々と話しちゃったけど
今回はここまでね♪」
狗神「てな訳で萃夢想らしいからよろしく」
怠惰「では読者様!」
狗神「また明日な……」