血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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お久々です読者様そして待たせたな!
怠惰のクソ悪魔です。
1週間ぶり?まぁそんな小さなことは
置いておいてまた投稿を再開するので
よろしくお願いします
それでは久々の本編へどうぞ……


第35話 何があった……

チュンチュンチュンチュン……

 

朝を告げる音、鳥のさえずり声が聞こえる。そのさえずり声で霊夢は起床した。

 

霊夢「うぅん……ふわぁ~……」

 

昨日は宴会といっても萃香の起こした3日おき百鬼夜行を終わらせての宴会だったが萃香に飲まされたのか目覚めが最悪だった。

 

霊夢「……眠いわ……ってここ私の部屋じゃない?」

 

だが霊夢は気がついた。ここは自室ではない事に……故に霊夢の隣では布団が膨らんでいた。

 

霊夢「…………」

 

ガバッ!

 

霊夢は嫌な予感がしたため掛け布団をめくるとそこに寝ていたのは……

 

蓮 「ZZz……ZZZ」

 

蓮が気持ち良さそうに寝ていた。そうここは霊夢の部屋ではなく蓮の部屋だったのだ……

 

霊夢「へっ!?」

 

最早霊夢は驚きの言葉しかでなかった……そして一気に顔は赤面して頭からは煙が吹き出した。

 

霊夢「とっととととりあえずでっ出ないと!」

 

そう言って霊夢は布団からそっと出てそそくさと部屋から出ていった。その数分後……

 

蓮 「うぅん……」

 

蓮は起きた。まだ体がダルく珍しく気持ちの良くない朝だった……

 

蓮 「……仕事…って今日は休みか…境内の掃除」

 

そう寝ぼけたような声で言うと布団から出て部屋を後にした。

 

蓮 「…………ふぁ~~……」

 

あくびをしながら蓮は居間へと入るとそこにはちゃぶ台で両肘をついている霊夢がいた。髪の毛やらを見るとまだ起きたばかりなのだろう。

 

蓮 「おはよう霊夢……」

 

蓮は霊夢に挨拶をすると霊夢は体をビクッと震わせて蓮の方に顔を向けると、

 

霊夢「おっおはよう…れっ蓮……」

 

蓮 (・_・?)

 

何故か顔は少し紅くなおかつ言葉がはっきりとしていないそんな感じだった。だが何故そんな状態なのか蓮にはさっぱりと分からなかった。

 

蓮 「どうしたのそんなにおどおどして?」

 

霊夢「なっ何でもないわよ!」

 

蓮 「そう?ならいいんだけど…それでまだ起きた

   ばかりなの?」

 

霊夢「えっえぇ起きたばかりね……」

 

蓮から見ていると本当に何時もとは違い落ち着きがなく何か知らないが霊夢はそわそわしているというか蓮から時々視線をずらしている。

 

蓮 「本当にどうしたの?何時もと違う気がする

   けど?」

 

霊夢「…………ねぇ蓮、貴方昨日の記憶はある?」

 

と、突然の質問だっが蓮はそれについて答えた。

 

蓮 「えっと…萃香さんの起こした異変を僕らは

   解決して宴会したよね?」

 

霊夢「そこじゃなくて宴会の後の記憶よ」

 

蓮 「えっと確か……」

 

蓮は昨日の宴会後の記憶を辿る。そして蓮はそれに答えた。

 

蓮 「確か…全員帰って珍しく霊夢が酔いつぶれ

   てたから部屋で寝かせて1人で出来るだけ

   外を片付けて寝たかな?」

 

霊夢「……えっ」

 

霊夢は思った。なら何故自分はあそこで寝ていたのかと……蓮は嘘をつく人間ではないため言っていることは事実なのだろう。それなら夜に何があったのか……

 

蓮 「それじゃ僕は境内の掃除してくるね♪

   まだ残ってる所があるから♪」

 

そう言い蓮から縁側へと出て竹箒を持って掃除をしに行くのだった。

 

霊夢「…………昨日、何があったのよ……」

 

霊夢は頭を押さえてただ考えるしかなかったが蓮が掃除をしている間に朝食を作ろうと考え台所へと向かった。

 

蓮 「~♪~♪~♪」

 

数分後、鼻唄を歌いながら蓮はリズムに合わせて箒をはいていく。するとそこに1人の幼い外見をした少女もとい萃香が現れる。

 

萃香「よっ蓮おはよう♪」

 

蓮 「おはよう萃香♪早速来たんだ♪」

 

萃香「うん♪私は縁側で一杯やらせて貰うよ♪」

 

蓮 「どうぞ♪」

 

萃香は縁側へと向かいちょこんと座ると蓮の掃除風景を見ながら瓢箪に入っている酒を飲む。すると蓮は萃香にある質問をした。

 

蓮 「萃香さん」

 

萃香「おや?どうした?」

 

蓮 「萃香さんがこれまで生きてきた中で萃香さん

   が憧れるような妖怪っていましたか?」

 

蓮が質問した理由は単純に強い者である強者達は憧れるような人物がいるのかと気になったためそんな質問をした。萃香は若干悩んで、

 

萃香「うぅ~ん……私にもいるよ♪私の母である

   鬼子母神様とかがそうだね~後は理久兎

   かな?」

 

蓮 「確か鬼達は理久兎に絶大な信頼をしていた

   って聞いたことはあるんですが本当ですか?」

 

萃香「うん♪お互いに信頼をしてたし何よりも

   鬼子母神様と同じで仲間を裏切らないし

   何よりも私達鬼を理解してくれる数少

   ない友だったね♪」

 

蓮 「へぇ~そうなんですか……」

 

と、言っていると襖が開いて霊夢が顔を出した。

 

霊夢「蓮、朝食が出来た……ってあれ?萃香

   じゃない」

 

萃香「来ていいって言われたから来たよ♪」

 

霊夢「ふぅ~んまぁ良いわそれよりもあんた

   飯食ったの?」

 

萃香は霊夢に朝飯を食べたのかと聞かれ少し考えて、

 

萃香「今日は何にも食べてないね♪」

 

霊夢「なら丁度良いわあんたも食べてきなさい」

 

萃香「ならお言葉に甘えるよ♪」

 

そうして萃香は居間へと入っていき蓮も竹箒を置いて居間へと向かい朝食をとるのだった……

 

 

 

 

 

 

ここからは深夜に何があったのかをお教えしましょう……

蓮が部屋に入って寝てから数時間後に霊夢は起き出した。

 

霊夢「うぅ…気持ち悪い……」

 

霊夢は寝ぼけた常態で起きて厠から帰っている途中だった。萃香に飲め飲めと薦められるがままに酒を飲み続けて限度を超えてしまい気持ち悪いとしか霊夢は思ってなかった。故に厠で出すものは出して帰っている途中だった、

 

霊夢「早く寝よう…」

 

スゥー……

 

霊夢は襖を開けて部屋へと入り布団へと籠るがその部屋は御察しの通り霊夢の部屋ではなく蓮の部屋だ。そうただたんに霊夢は酒を飲んでの気持ち悪さと寝ぼけで部屋を間違えたのだ。そうして入った布団では、

 

霊夢「うぅ~ん暖かくて良い匂い♪」

 

ギュッ

 

蓮 「うぅん……」

 

隣で眠る蓮の腕に抱きつきながらゆっくりと眠りについていったのだった。これが深夜に起きた真実であるが霊夢はそれを知るよしもなかった。




怠惰「ヤッホー狗神ちゃん♪」

狗神「……誰だお前?」

怠惰「えっ……」( ´゚д゚)

狗神「冗談だ久しいな1週間ぶり?だな……」

怠惰「えぇそうですね♪1週間ぶりかもしれ
   ないですね♪それと次回はもう1つの
   小説を投稿するからまたしばらくは
   お休みだよ♪」

狗神「まぁ都合があるからしょうがないか……」

怠惰「てな訳で帰ってきて早々gdgdだけど
   今回はここまで!」

狗神「次回は何時になるか分からないがまた
   よろしくな……」

怠惰「それでは読者様!」

狗神「じゃーな……」

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